2023年02月24日

ウマ娘のミスターシービーの育成シナリオが大変素敵だったので語る

シービーシナリオがひじょーーーーに良かったので、ちょっとそれについて語らせてください。

以下にはウマ娘のシナリオについて若干のネタバレが含まれる可能性がありますので、シービーを引く可能性がある人はシナリオを終わらせてからお読みになることをお勧めします。よろしくお願いします。





いや、シービーって、非常に「自由」「天衣無縫」が前面に押し出されているウマ娘でして、キャラクターとしてもそこがコアになってるところがあったじゃないですか?雨の中で散歩するシービーを訝るルドルフとか、まだ実装される以前から、そこについては明確でしたよね。

ただこれ、シナリオを作る側からすると結構困るっていうか、特にウマ娘って基本的にはスポ魂を下敷きにしているので、その点シービーの育成シナリオって、かなりお話を作りにくい部分があったんじゃないかと想像するんですよね。

何故かというと、シービーには「レースに望む目的」とか、「勝敗に対するこだわり」とか「ファンの声に答えたいという欲求」みたいなものがなくって、ただひたすら「自由に走りたい」ということが動機で、それは本来「勝負」のエッセンスを煮詰めたようなものであるレースの動機としては弱い筈だから。

「勝ちたい」とか、「レースを通じて何かを実現したい」という目的がある、だからトレーナーと二人三脚で頑張る、みたいな王道描写って、恐らくシービーでは難しい筈なんですよ。

例えばスペシャルウィークには「日本一のウマ娘になる」というとても分かりやすい目標がありますし、キングには「一流のウマ娘になる」という分かりやすいこだわりがある。テイオーに代表されるキラキラウマ娘に対するコンプレックスを背景として、「自分もキラキラになりたい」という夢を持つナイスネイチャだって、自分の家に対する使命感をバックボーンにするマックイーンやサトノダイヤモンドだってそこは同じです。

目標やこだわりがあると、「壁」にもぶつかりやすく、そこにドラマが生まれる。

「悩み」「壁に突き当たる」「それを乗り越える為に、ほんの少しのトレーナーの助力が必要とされる」「トレーナーと一緒に壁を乗り越える」って、スポ魂の、あるいはウマ娘のシナリオの一つの王道であって、そこをどう作りこむのかなあ、というのは以前から気になってました。

いやもちろん、そういう文脈に一切乗らないウマ娘もいるんですけどね。ゴルシとか。


で、シービーシナリオの凄いところはどこかというと、シービーの「自由であること」という欲求を真正面からテーマにして、しかもそれをちゃんと育成シナリオとして仕上げているところだと思うんですよね。

「自由でありたい」という欲求自体には何の迷いもないけれど、シービーだって一人のウマ娘であって、時には迷うこともある。その迷いというのは、自分の「欠落」に対する迷い。ルドルフやマルゼンスキーを見ていて思う、「目標を持って、何かを実現する為に走る」という、それを感じられない自分には何かが欠けているんじゃないか?という迷い。

シービー1.png

「こだわりがない」ことへのこだわりというか、自由でありたいからこその不自由さ。そういうところが多分ミスターシービーにはあって、実はすごーーく不器用なウマ娘でもあるんですよね。

そこをきちんと、しかもウマ娘の育成シナリオという文脈で書き切られているのってまず凄いと思うんですよ。シナリオにおけるキャラクターの解像度が尋常ではない。

そしてその上で、

シービー4.png

ただ、「自分に夢を見続けてくれる」というトレーナーが、シービーの背中を押す。

もともと、「何かを望まれる」ということを嫌うシービーが、唯一受け入れたトレーナー。そのたった一言が、何よりもシービーのスタンスを勇気づける存在になるって、この構図美し過ぎじゃありませんか?

他のウマ娘とはちょっと違う形だけど、「ウマ娘が持っていないものを提供できるのがトレーナー」ということを、ここまで綺麗に実現しているシナリオもなかなかないと思うんですよね。これこそ、今まで見せてきた「ミスターシービー」というウマ娘がトレーナーを持つ理由として、これ以上ないくらい納得感がある一節ではないかと。

当初はそれをシービー自身もきちんと認識していなくって、それに気づいた時、シービーが口に出した「約束」という言葉。これがシナリオ上どういう風に帰結するのかって、ぜひぜひ皆さん読んでいただきたいと思う次第なんですよ。

そういう点で、シービーが「トレーナーにレースの景色を見せたいが為に、トレーナーを背負って走る」というシーン、ここも本当良かった。理解出来たと安易には言わないトレーナーの誠実さみたいなものも、このトレーナーだからこそシービーのトレーナーになれるんだよな、みたいな納得感があって大変素敵。

ちなみに、このシナリオ上、シービーと真逆の方向で「こだわり」という名の壁を持ち続けて、しかし他ならぬシービーの手でその壁を乗り越える、という存在がカツラギエースなのもまた熱いなーと思う次第です。

まさにシービーと正反対のこだわりで「壁」としてシービーを捉えるカツラギエース、それに対して「自由にレースを楽しみたいから」こそその目を覚まさせるシービー。シービーのことを「壁ではなく強敵」だとカツラギエースが気づくシーン大変に好き。

いやー、以前からシービー実装は楽しみにしていたんですけど、期待通りでした。引き続きイベント回収に励みたいと思います。



ちなみになんの関係もないんですが、親紹介RTAで言うとシービーも相当早く、フラッシュやファイン程ではないにせよジュニア級の8月というのは十分に展開が速い方だと思うのですが、

自宅訪問RTAでいうと今後シービーを越え得る存在は現れないのではないか(そもそも一人暮らし描写されてるウマ娘がシービーとマルゼンスキーくらいだし)。その辺も大変注目度が高いと考える次第なのです。

今日書きたいことはそれくらいです。


posted by しんざき at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月22日

ソーセージを炙った

ソーセージを炙ったら、光の道が見えて長女次女が大喜びした。

何の話をしているかというと朝ごはんの話で、朝起きて二番目か三番目くらいにやることとして子どもたちの朝食の準備があって、私は子どもたちの為にソーセージを炙っていた。

うちの子どもたち、特に長女と次女はソーセージが好きで、しかも炙り方にこだわりがあるらしい。普通のフライパンで焼くのではなく、わざわざ鉄串に刺して、その鉄串を直接こんろの上にかざす炙り方を求める。これの方がずっと美味しいというのだ。

実際味が変わるかというと難しい問題で、自分でやった限りフライパンを使った場合とそれ程違いはないのだが、とはいえ食べる時に気分の問題というのは重要だ。「焚き火で焼いたワイルド料理」のような感覚があって美味しい、という感じ方は私にも理解出来る。

なんにせよ私は朝ごはんにソーセージを炙って、ちょっと焦げ目をつけて欲しいというリクエストに従って、少々念入りに焼いたら煙が出た。

けむい。朝から失敗したー、換気扇つけないとと思った。

そしたら窓から光の道が見えた。光のカーテンと言うのかも知れない、とにかく差し込んでくる光が可視化されて、まるでそこだけ光が溢れているように見える現象だ。

当然、煙の微粒子が光に照らされて可視化されているからというだけの話なのだが、長女と次女は大喜びした。

「なにあれーーーー!?」
「光ーー!光が見えてるーーー!!」

ときゃっきゃして、全くごはんに手がつかず危うく遅刻しそうな時間になったので、速く食べようとせかす羽目になった。

「ねえなんで!?パパあれなんで!?」

と聞かれた。

こういう時はちゃんと教える主義なのだが、少しだけ迷った。それは、私の感じ方と、長女次女の感じ方に、知識による差を感じたからだ。

私は、光の道の正体が、空気中の微粒子によるものだと知っている。長女次女は知らない。知っている私は、すぐに光の道の存在に納得してしまって、特段驚くということはなかった。知らない長女次女はびっくりして、次いで大喜びした。

これは「知識があることによって感動出来なくなってしまう」という現象ではないか、と一瞬思った。すぐに答えを教えないで、考えてもらった方がいいのかもなあ、とも思った。

けれど、すぐ考え直した。「感動する」ことに、「知っている」「知らない」は必ずしも必要な要件ではない。オーロラの発生機序を知っていても、オーロラの綺麗さに感動することは出来る。そこにあるのはどちらかというと感性の差だ。つまり、子どもたちの感性の方が私よりずっと瑞々しいという、それは当たり前の話だ。

「朝起きたばっかりの時と今で、この部屋に何か違うところがありますー。なんでしょう」

問題を出した。長女次女はうんうん考えた。

「ゴミ捨てた?」
「正解だけど関係ない」
「ベーグルの匂いがする?」
「うーん、ちょっと違うけど関係ある」
「朝ごはん作った?」
「惜しい」
「煙がある!」
「正解―。煙のちっちゃな粒粒が光に照らされて、普段は見えない光がああいう風に見えるんだよ」

そんな感じで説明すると、長女次女はほへーーと感心して光の道を眺めていた。せかしてサラダを食べさせて、ランドセルを背負わせて学校に送りだした。

それから窓を開けて、掃除機をかけて、空気を入れ替えながら、私はもう一度光の道を眺めた。空気の流れでゆらゆら揺らめいて、案外綺麗だな、と思った。








posted by しんざき at 08:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月19日

今日のしんざき 23/02/19

ただの日記です。思考メモ的に。

・ここ最近長女と次女がずっと銭湯に行きたがっていて、今日連れていく予定だったのだけど、次女が頭痛がするということで延期になった
・発熱はない。もしかすると低気圧のせいなのかも知れない
・その為、今日はしばらく振りに寝付くまで添い寝していた
・長女と次女にロフトベッドを買ったのと、防音室を買ったのが昨年の二大デカい買い物だったと思うのだが、長女と次女は今でもまだ雑魚寝したがるというか、私や妻と一緒に寝たがる
・長男もかなり長いこと一緒に寝ていたので、子どもたちの特性なのかも知れない
・まあ甘えたい内に甘えられるのはいいことだと思う、どうせもう少し大きくなったら自分の意志で親と距離を置くと思うので
・とか言って中三の長男は今でもあまり親から距離をとるという感じではなく、色々遊びたがってくれるのはそれはそれで大変嬉しいことだ
・それはそうと、「お気に入りの銭湯」がある、というのもちょっと面白いというか珍しい話かもしれない
・たまに銭湯いくと温泉気分に浸れていいですよね
・ただ、どちらかというとお風呂からあがった後のコーヒー牛乳が好きらしい
・夕飯前に銭湯いくとコーヒー牛乳でお腹が膨れがちなのが重要な問題

・そういえば4/1にゆるドミやります


・アナログゲーム好きな方はぜひどうぞ
・関係ないけどウマ娘とアークナイツは相変わらずぼちぼち続けている
・アークナイツはロイとモニークのエピソードが大変良かった
・モニークの感情クソでかそうで好き
・わざわざ嫌いなもので「ロイ」とか書いてるのちょっと感情がデカ過ぎるだろうそれで仮面夫婦になってるのいいですよね
・ウマ娘は次女もちょびっとだけやっていて、ログインボーナスを溜めて10連を引いたりしている
・今日は10連で夏服メジロドーベルとトーセンジョーダンを同時に引き当てたらしく、「きゃーーーーーーーーーーー!!!」と奇声をあげていた
・ただ本人はセイウンスカイが欲しいらしい

一旦それくらいです。
posted by しんざき at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月18日

はじめてのお使い・人生で初めてコーヒー豆買ったらKALDIの店員さんが超丁寧にお勧めしてくれた話

人生で初めて自分でコーヒー豆を買いました。KALDIの店員さんが非常に親切にヒアリングとお勧めをしてくれまして、いざ淹れてみたら大変美味しくって飲み過ぎに気を付けないとなーと思っています。

ということで、大した話ではないんですが、何歳になっても新しい経験ということは出来るんだなーと思ったので書いておきます。
私は色々と常識がない上に人生経験も妙なところが欠けている方でして、コーヒーのドリッパーというものを先日まで知りませんでした。


その後、コーヒードリッパーを入手して楽しくコーヒーを淹れる生活を送っていたのですが、先日もらい物のコーヒー粉が切れましたので、「そうだ、買いに行こう」と思い立ちました。
とはいえもちろんコーヒーの銘柄についてなど何もかも分からず、せいぜいキリマンジャロとモカってのは聞いたことがあるな、という程度の知識です。近所のカルディに行ってみまして、ちょうどお客さんがあまりいないタイミングがあったので、手が空いていそうな店員さんに「コーヒー豆ってどういう基準で選べばいいんでしょう?」と聞いてみました。

すると、非常に整理された感じで、私のコーヒーの好みまでヒアリングしながらコーヒーのレコメンドをしてくれました。

・基本的には、苦み/酸味、すっきり/コクがある、深煎り/浅煎りの3つの基準がある
・普段コーヒーを飲み慣れていない人には、各基準で中間的なマイルドカルディをお勧めしている
・普段コーヒーは飲んでいるか?
→インスタント、缶コーヒーを中心に飲んでいるとお伝え
・酸味、苦みでお好みはあるか?
→酸っぱめよりは苦めのコーヒーの方が好きだとお伝え
・インスタントコーヒーでお好きな銘柄は?
→ネスカフェのゴールドブレンドやブラックローストはよく飲んでいたとお伝え
・飲み口のお好みは?
→軽い、コクがあるといった好みはあまり意識したことがないとお伝え

という感じでお話したところ、「イタリアンロースト」か「モーニングブレンド」をお勧めされました。

そこでイタリアンローストを挽いてもらって家で淹れてみたところ、これがまた大変美味しい。

・買った時点から既に香りがいい
・袋を開けてみると更にめちゃ香りがいい
・味わいは苦みが強くって好みにすげーフィットしている
・コクというのは相変わらずいまいち分からないが、飲んだ後の味というか、香りの残り方というのはだいぶ強いような気がする

こんな感じで、カフェインの過剰摂取防止の為に普段は一日一杯にしているのに、昨日は三杯も飲んでしまいました。飲みすぎに注意しないといけない。

軽くびっくりしたのが、店員さんの対応の手慣れ方で、何を参照する様子もないのにお店のメニューに関する理解度が凄いなっていうのと、中間的・外さない銘柄を提示した上で尖った好みがあるかどうかをヒアリングしてくれたところで、「専門店の店員さんってすげー」となりました。

飲んでみて、味音痴に近いと思っていた自分が結構はっきりインスタントとの違いが分かるもんだなあと(まあ心理的な要素もあるのかも知れないが)発見したのと、改めて「飲むときの香り」というものが私がコーヒーを美味いと感じる一番の基準だということも分かったので、また色々と別の銘柄も試してみたいと思った所存です。

一旦それくらいです。










posted by しんざき at 17:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月23日

「超人ロック」のボードゲームを遊ばせてもらって、「手探りで面白さを見出していく」楽しさを思い出した

おくべさん(twitterID)という方が主催しているアナログゲーム会にお邪魔してきました。

「子連れで参加できるアナログゲーム会」というコンセプトで、今回で参加は二度目です。以前長女次女を連れてお邪魔した時には、次女が「バトルライン」というゲームにすっかりハマりまして、今回も長女次女そろってバトルラインを遊ばせていただいていました。あとキャット&チョコレート学園編とかゴキブリポーカーとかneuとか、うさぎを脱出させるボードゲーム(名前失念)とか、色々と面白いゲームを遊ばせていただいていまして、口々に「楽しかった!」とか「また来たい!」とか喜んでいました。

さて、そんな中、「超人ロック」のボードゲームを遊ばせていただきました。

もちろん「超人ロック」は先日亡くなった聖悠紀先生の代表作、凄まじいスケールのSF超能力漫画なわけですが、その超人ロックが1984年に黒田幸弘氏の手でボードゲーム化されて以降、様々な人たちの手で様々なアレンジを施され、「超人ロック」のボードゲーム自体幾つかの系統に分かれて発展し続けているとのこと。今回遊ばせていただいたのは、大学のサークルで連綿とアレンジされてきたバージョンとのことでした。

この手作り感が本当に素晴らしい。

すごーーく基本的には、「「Good/Evil/Special」の三陣営に分かれて、敵の正体を探りながら戦うゲーム」であり、例えば2005年に発売された「シャドウハンターズ」なんかにも色濃く通じるところがあると思うのですが、とにかく「超人ロック」の物語のスケールに合わせるかのように凄まじい拡張を繰り返されており、自分が演じることになるキャラクター数、正体探りの要素、基地探索の要素、TRPG風味もある戦闘に種々の成功判定のダイスロール、特殊能力の選択肢や戦闘の展開のバリエーション等等等、軽いインストだけでも軽く数十分かかってしまうボリュームについては、聴いているだけでわくわくしてしまいました。

で、遊ばせていただいたのですが、最初に引いたのが「ジェシカ・オーリン」というちょっと特殊なキャラで、「他者とコンビを組んで生き残るのが目的」「通常戦闘ではほぼ何もできないが、他者から攻撃されるとそれを逆用することが出来る」(シャドハンで言うとアリー)というなかなか玄人好みのムーブを求められるキャラ。はじめっからなかなか遊び甲斐があるキャラを引かせていただいて、楽しませていただきました。

・基礎的なシステムから拡張部分まで含めて、「どうにか世界を再現してやる」という情熱が溢れている
・これだけシステムを全部盛りにすればどこかしら破綻して当然な筈が、ちゃんとゲームとして成立しており、各パート各パート「遊んでいて楽しい」という要素が担保されている
・陣営やキャラクターによって全然動きが変わってくるので、慣れれば慣れる程「正体の探り合い」をちゃんと楽しめるようになる

この辺は遊んでいて感じました。まあ、さすがに初回プレイで右も左も分からず、駆け引きや探り合いの部分については楽しむところまでたどり着けなかった感はあるのですが、まさにそこが「手探りで面白さポイントを見つけ出していく」要素にもなりまして、「あーこれこれ!」ってなりました。知らないシステムのTRPGとか遊ぶ時の感覚が超懐かしかった。

ぜひまた遊びたいと思う次第です。

あとこれ遊ぶなら超人ロックちゃんと読んでおくべきなんだろうなー。一応ところどころ拾い読みはしていたのですが、作品規模もすさまじくって、正直まるで把握出来ていません……普通に「一巻から読め」とかそういうノリでいいものなんでしょうか。

なにはともあれ、非常に楽しい体験をさせていただきました。

ところで4/1にゆるドミやるかもしれませんのでよろしくお願いします。(本確定したら告知します)








posted by しんざき at 10:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月31日

年末のしんざき 2022/12/31

うわもう12月31日とかマジか?

今年2022年はほんっとーーーに色々ありまして、なかなか本人的には頑張った感があります。
その主軸は「10年以上振りに転職した」ということでして、9月から新しい会社で働いているのですが、だいぶ色々落ち着きましたし色々ペースも見えてきたので、これについてはその内独立記事で何か書きたいと思います。

それとは別に、今年はとにかくインフラ整備の年でもありまして、家具やらパソコンやら、色んなものを買いました。

中でも一番生活に影響がでかく、かつ買ってよかったなーというのは防音室。正直滅茶苦茶有用でした。


単純に「音がでかい作業や演奏を周囲を気にせず出来るようになった」ということももちろんあるのですが、単純に滅茶苦茶集中出来るスペースが一部屋増えたということも非常に大きく、長女や次女の宿題スペース、妻の仕事や朗読のスペース、私がリハ前に音とりをするスペースまで、本当に多機能な使い方が出来ています。「買っても言う程使うかな……?」とかためらっていたのが馬鹿らしいくらい。ここまで使うとは思わなかった。

あと、長女次女にロフトベッドを買ったのも大きかった。これによって、長女次女の部屋が完全に独立して、二人で普段の生活が送れるようになりました。


まあ、長女次女かなり甘えん坊で、今でもちょこちょこ私や妻と寝てるんだけどまあそれは気にしないことにします。

ゲームとしては「OuterWildsの年」と言ってしまっていいくらい、OuterWildsの印象がデカかったですね……DLCまだ途中で詰まってるんだけど。

まあ、本年もかなりいい感じのいい加減さでゆるゆるとやってこれたと思いますので、来年も引き続き適当に運営していこうと思います。よろしくお願いします。

皆さんよいお年を。


posted by しんざき at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月30日

直近で演奏してみたいゲーム音楽・2022年末版

自分用のメモです。よろしくお願いします。

FF14
灼熱の地へ(ザナラーンフィールドBGM)

鬨の声(紅蓮ボスBGM)

ラ・ムラーナ
Grand History(巨人霊廟のBGM)

オクトパストラベラー
クリフランド

Deemo
Wings of piano

Sakura iro no yume

ガンフロンティア
ユンファオ/砂漠の山嵐

ヴィオラ―トのアトリエ
にんじん村一番娘

アンリミテッド・サガ
天翔ける翼

ロイヤルブラッド(ファミコン版)
オープニング

ダイナソア  
フィールドBGM

十三騎兵防衛圏
In the Doldrums

ジョイメカファイト
ホウオウ戦BGM

カエン・ハンゾー戦

SFC版ドラゴンスレイヤー英雄伝説
アグニ―ジャ戦

大航海時代オンライン
アムステルダムBGM

2022年11月19日

今日のしんざきのOuterWildsプレイメモ 22/11/19 (DLC攻略中) (ネタバレ注意)

転職前後の数か月ちょっと、仕事がエラい状況になっていたのでちょっと脳のリソースが割けず、プレイも止まってしまっていたんですが、今日から再開しました。ちょっとずつ進んでいます。

思考のメモと疑問点の整理の為、DLC攻略日記も再開しようと思います。引き続き、ネタバレ含まれるので折り畳みます。













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posted by しんざき at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月04日

ここ最近クリアした謎解きとそれぞれの簡単な感想 22/11/04

ここ最近も、ちょくちょく長男と一緒に謎解きをしています。ここコロナ禍もあってオンライン謎解きが多かったのですが、直近では久々にリアル謎解き、実際に出かけて情報を集めながら謎を解くタイプの謎解きもやってきました。

私と長男は、もう7,8年前から、「親子謎解き探検隊」を結成して、リアル謎解きやら脱出ゲームやらを一緒に遊んでいます。もう中三にもなったらそんなに父親と一緒に遊んでもくれないのかなーと思ってもいたのですが、本人的には特段父を忌避するような感情もないらしく、長男の側から「これ面白そうだからやろうよ」と誘ってくれます。よいことですね。

で、ここ最近遊んだ三つの謎解きについて、ネタバレなしで軽くレビューしてみたいと思います。


〇封鎖された殺人マンションからの脱出

SCRAPさんの脱出ゲームで、ページはこちら。


ここ最近の謎解きでは、一番謎解きの手ごたえがあった上、展開されるストーリーも面白かったです。完全オンラインで、マンション住人とのオンライン会議で情報を集め、推理を進め、マンション内で起きた殺人事件の犯人を捜すという形式。

とにかく、「オンライン会議」という形式と、それによって集まる情報が色んなインフラを使い切りつつよく考えられていまして、謎が解けていく過程の「これこんな使い方するのか!」という感覚が滅茶苦茶気持ちいいです。難度もほどほどに手ごたえがあり、結構考えなくてはいけない問題、ひらめきを必要とする問題もありつつ、きちんと謎解きに納得感がある作り。

シナリオも最初から最後までブラックユーモアに溢れていて、ちょっとダークな人間関係がお好きな人なら確実に楽しめるだろう、コミカルさとシリアルさを融合したものになっています。まだ遊んでいない人にはお勧めの一作。


〇リアル脱出ゲーム × ゆるキャン△ なぞときキャンプ場からの脱出

こちらは、皆さんご存じ「ゆるキャン△」と脱出ゲームのコラボです。ページはこちら。


謎解きは基本オンラインですが、事前購入で手元にキットが届いて、そのキットを使いながら謎解きを進めていくというスタイル。キャンプ場で謎を解くことになったなでしこ達と、LINEっぽいチャットでやり取りしながらゲームを進めていく感じ。動画もありました。


こちらはとにかく、「キットが凝っている」というのと、「とにかく「ゆるキャン△」の雰囲気を再現していることに特化している」というのが特徴。ゲーム中でもしょっちゅうなでしこ達と会話したり、あるいは野クルメンバーのやり取りを眺めることになるので、ゆるキャンファンならまず楽しめる出来。一方、謎解き自体の難易度はそこまで高くはなく、謎解きに不慣れな人でも楽しく遊べるんじゃないかと思う内容です。

とにかく、「ゆるキャンでしか出来ない」「ゆるキャンだからこそ」という展開、謎解きであることは保証出来る作りで、こちらもファンならお勧めの一作。一方、ガチな謎解きファンの人なら難易度は若干物足りないかもしれません。でも雰囲気はすごーく好き。


〇鉄道探偵と0.3カラットの分岐点

こちらは「タカラッシュ!」さんの恒例の謎解き、コロナ禍を経て2年ぶりの復活です。ページはこちら。


「電車に乗りながら謎を解いていく」という形式の、いわゆる鉄道型の謎解きなのですが、これは京王線と都営地下鉄を巡って解いていくタイプ。

どちらかというと「電車に乗る」「駅で手がかりを集める」ということが主眼になっている謎解きであって、毎回謎解き自体の難易度はそこまで高くないのですが、今回もわりとマイルドだなーと感じました。もうちょっと難しくてもいいかなーとは思いつつ、一方電車好きのお子さんも含めた家族連れならかなりいい感じに楽しめるのではないかなーとも思います。ただし移動距離はそこそこ長いので注意。

電車に乗る謎解きは手ぶらでも解けるんですが、そのあとのエキストラ問題でハサミを必要とする(キットにも書いてある)ので、全部出先で解きたい方はボールペンとハサミを携帯すること推奨です。

うちの長男は「電車にたくさん乗れれば乗れる程楽しい」という乗り鉄なので、今回も電車に乗り倒せて楽しかった模様。謎解きの歯ごたえも素晴らしい「地下謎への招待状」もそろそろやりたい。


ということで三つご紹介。これで、これまで遊んだ謎解きは以下のような感じになりました。


小田急道中謎栗毛・鎌倉江の島編

いやー随分遊びましたね。謎解きは頭の体操にもなるし、街歩き系なら相当歩いていい運動にもなるので、趣味としても大変お勧めです。

今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 12:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月31日

防音室を買いました

で、今日届きまして、設置も完了しました。

購入したのはカワイ楽器さんの「ナサール」です。


いや、私も妻も音楽人なので、「防音室欲しいねー」という話は以前からしていたんですよ。とはいえ場所もとるし予算的にも結構なお値段するので、演奏の為だけに買うのもなーとちょっと見合わせていたのですが、最近演奏以外に奥様の仕事や次女の声優活動なんかでも使うようになりまして、

・私のケーナ練習
・妻のお仕事、リモートワーク、朗読など
・次女の活動

これだけ必要性がそろえばさすがに買うしかないだろう、ということになりまして、一念発起して部屋の片づけをして、防音室を導入したわけです。

事前に川崎ルフロンの島村楽器でサイズや防音性は確認していたんですが、当初は1.2畳を想定していたんですが、これ一度に一人しか入らないなら0.8畳でも意外と大丈夫そうだなーと判断。遮音性能はDr-35にしてみました。

で、今日の午前いっぱいで組み立てをしていただきまして、実際にケーナを吹いてみたんですが、

防音の感じは完全にイメージ通りで、ちょっとした時間の隙間にケーナの練習が出来るのでとてもいい感じです。今までは個人練にもわざわざカラオケ使ったりしてたので、家で気楽に出来るの大変すばらしい。夜でもそれ程気にせずにケーナが吹けます。

組み立てたばかりの時は新品の家具の匂いが結構キツかったんですが、半日ドアを開けておいたらだいぶ匂いも減りました。これから小さめの机と椅子を入れて、奥様が仕事も出来る環境に修正予定。充実した防音室ライフが送れそうです。

ということで、事前練も入念に出来るようになると思いますので、皆さん良かったら一緒に演奏してやってください。


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