2007年08月03日

半端なシステム用語に秘められた謎。

すいません、今回の話、知らない人には意味分からないと思います。私自身未だによく分かってないけど。


会社の会議で、良く分からないタイミングで不可思議な技術用語を使う人を見かけた。場面は会社の会議室、プレゼン上の話である。

件の人は30台後半の協業他社さんで、システムの人間ではなくどちらかというと営業担当の人である。私とはそれ程面識がない。

大体こんな文脈だった。

「結局現在のボトルネックはどこかといいますと(中略)、両組織間の作業スケジュールをデプロイすることが必要であろうと思う訳です」


・・・・・・・・・・・・デプロイ?(ここでボールペンを取り落とす)

流石の私も意表をつかれた。最近大抵のオトナ語には免疫が出来たし、「カンファ」だの「アジェンダ」だのという言葉が頻出しても眉一つ動かさない様になったつもりなのだが、昨今はWebサービスのシステム用語まで会議に、しかも一応責任者が居並ぶ戦略会議に大氾濫しておるのか。

というか、このヒトはデプロイを一体どんな意味で使ってるのだろうか。

知っている人には自明だと思うが、デプロイとはアプリケーションの配置・実行準備のことであって、一般的には「インストール」と似た様な文脈で使われることが多いんではなかろうかと思う。参照:デプロイ


しかるに、作業スケジュールをデプロイするとは一体何事だ。スケジューラでもインストールするつもりだろうか。あるいは、まさかとは思うが、スケジュールの再調整とかすり合わせという意味でデプロイという言葉を使っているのか?「システム用語を強引に解釈するスレ」でも立ててみるべきなのか、あるいは私が知らないだけで本当にそんな意味があるのか。


などと私がメダパニっている間に、なおもプレゼンターは喋り続ける。時折思い出した様に「デプロイ」という言葉を混ぜながら。聞いていると、必ず「スケジュールの」という頭言葉がつく文脈である。となると、やはり「再考」とか「すり合わせ」なんだろうか?


横でさかんに首を捻っていた他の部署のおっちゃん(リアクションが激しい人なのである)が、私に「デプロイって何?」などと書いた紙をこっそり押し付けてきやがった。うるせえ俺にも意味わかんねえよググれ、とか思ったので、「フッ素樹脂加工の名前です」と書いて差し戻したらますます首を捻っていた。この場合プレゼンターが悪いのは自明なので、私は反省してない。


と、この辺で私が若干油断していたことは否めない。この数瞬後に、同レベルで強烈なヤツが来た。


「という様な状況ですので、対面主導体制にAvastすることが必須な訳です」


一体いつの間にウィルス対策ソフトの話になった。

この用語も三回ばかり立て続けに出たので、横のおっちゃんがまたしても私に紙を回してきやがった。うるせえググれ。

「あばすとって何?」
「アジャストの言い間違いじゃないかと思います」

おっちゃんのリアクションが激しいことを忘れていた。紙を差し戻した瞬間、おっちゃんは「ああ」とばかりに頷きながらデカい音で手を叩きやがった。席上の視線が一斉におっちゃんに向いたので、私は関係ないことをアピールしつつ視線の付和雷同を行うのに苦心する羽目になった。次からググれおっちゃん。


ということで、一応今回の結論。


・響きが良い言葉を使いたくなったら、まずググろう。
・会議中にデカい音を立てるのは避けよう。


なんかおっちゃん副社長に怒られてたけど別に俺のせいじゃないよね?
(´・ω・`)←こんな顔してた。
posted by しんざき at 13:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする