ふと思ったのだが、この世に生きるありとあらゆる人々は、モテエリートの系譜に属しているんではあるまいか。
以下、遺伝学って何ですか食べ物ですか、的な思考法で話を進める。
考えてもみよ。我々の両親を始め、我々直系のご先祖様は一人残らず、遺伝子競争に打ち勝って子孫を残すことに成功した人々ばかりなのである。これ、改めて考えると結構凄いことなんじゃないだろうか。100%ですよ、100%。一件の漏れもなく。
普通の統計なら、「90%」とか言われると「超高い」って印象がある。「95%」とか言われると「全部じゃん」とすら思う。それが100%て。おかしい。統計的に何か騙されている気がする。誰かズルしてるんじゃないだろうか。
ここまで「遺伝子競争勝者」の血というものが凝縮されていると、生き残った人々の潜在的モテ力(もてぢから)というものは実は凄いんじゃないだろうか。なにしろ、「子作り競争に勝利して子孫を残した人100%」という血統が保証されている。もう超エリート。
周り中エリートしかいないから現代ではあんまり目立たないけど、多分石器時代とか、もうちょっと人間生まれたてーの頃とかにタイムスリップしたら、周りとの格差は物凄いことになるに違いない。なにしろ周りの連中毛だらけ。手先も不器用で石器しか使えない。現代人超モテるんじゃね?
なにしろヤツら、会話も素で「ウホ」とか「ホヒー」言ってるんですよ多分。求愛の台詞が「モヘフー」とかだったりするんですよ多分。どうですかコレ。いやイメージだけど。小粋な会話とか、空気読むとかそんなレベルの問題じゃない。
すげーモテなそう。現代人の自称非モテとか、一体どの口で言ってるんですかってくらいモテなそう。技術力の無さに裏打ちされた、圧倒的非モテ小宇宙。むしろ現代の自称非モテの人は、石器時代の人類、特に当時モテなかった非モテサピエンスの人々に対して「調子に乗ってすみませんでした」と頭を下げるべき。
それはそうと、ちょっと思考を進めてみる。全体としての潜在的モテ力が継続して上昇し続けている、しかもそれは今後とも100%というレートを保ち続けるということは、2000年後とか更によりいっそう恋愛競争社会って熾烈なものになってるんじゃね?
もしかすると、今から1万年くらい後には、その時代の「非モテ」でさえ、現代社会から見ればガイアに輝けと囁かかれてるくらいの圧倒的モテ力(もてぢから)を有しているかも知れない。これはヤバい。何しろ1万年差だ、ドラえもんと現代の技術力の差、なんて生易しいものじゃない。1万年間、恋愛勝者の血を100%という純度で凝縮し続けた非モテ。一体どれ程スーパーサイヤ人なのか想像もつかない。
彼らにしてみれば、現在の我々なんて石器時代の人類程度のモテ力しか持っていないのだ。彼らとの格差は想像するしかないが、もしかすると小指をちょいと振るだけでモテてしまう程のモテ力なのかも知れない。髪の毛一本ふっとふくと床から勝手に子供が生まれてしまうくらいの遺伝能力なのかも知れない。超ヤバい。神様、モテ遺伝子の歴史は人類を孫悟空にしてしまいました。
そんな彼らが万一現代社会にきたりしたら、もう市場寡占状態は確定的である。現代社会は1万年後のモテ遺伝子に席巻されてしまうのだ。どうするんだよ一体。絶対的モテの前には、人類は等しく相対的非モテである。
ということで、やっぱタイムマシンは開発されない方が世の中平和だよね、という話でした。
今タイムマシンを開発してる人は断念すべき。マジで。遍くモテ・非モテの為に。





