どうも、しんざきです。リボルトは先日ようやく3回目のスタッフロールを観まして、今はサブクエストを埋めながらカード集めをしたり、たまにネット対戦に遊びにいったりしているところです。
以前から書いている通り、カルドセプトリボルトには、大雑把に
・バラ撒きに適したクリーチャー
・侵略に適したクリーチャー
・拠点を守るのに適したクリーチャー
・秘術など、その他の用途に適したクリーチャー
の4つのカテゴリーがあります。
勿論、これらがお互いに互換性がない訳ではないのですが、用途をざっくりでも決めておくと、ブック構築の参考になるのではないかと思いました。
全部のクリーチャーを網羅する訳にもいかないので、私がよく使うクリーチャーだけですが、なんとなく属性別に私感を書いていってみたいと思います。
まずは風属性から。
○風属性のばら撒き向けクリーチャー
・コーンフォーク
コスト70、ST30/HP40、レア度N、アイテム制限なし、配置制限なし
【自破壊時またはスペルで破壊された場合、使用者はG200を得る】
今回も登場した、風属性最強のばら撒きクリーチャーです。
コストこそ若干高めですが、破壊時に配置時以上の魔力が戻ってくるので、相対的なコストパフォーマンスは非常に高い。風属性以外の地形にも気軽に置いていけます。
また、アイテム制限が一切ないので、侵略や防衛もある程度こなすことが出来ます。積んで損はありません。
・スペクター
コスト30、ST0/HP30、レア度N、アイテム制限なし、配置制限なし
【戦闘中、ST&HP=(10〜70のランダムな値)】
コーンフォークと双璧をなす、風の二大ばらまきクリーチャー。
なんといっても能力の「ステータスランダム」が非常に強い。使用者にも相手にも予想がつかないステータスなのですが、「確定しない」ということは侵略側から見れば攻め辛いし、横づけされたら非常にプレッシャーになります。コストも安いのでお手軽においていけます。飽くまで上限は70なのでそこには注意。
・ブリーズスピリット
コスト50、ST20/HP30、レア度S、アイテム制限なし、配置制限:火
【離れた風か水空地にも移動できる】
新登場のクリーチャー。ワイバーン先輩に続いて、風の空き地を確保する能力に長けています。水風ブックとの相性も良し。
1週目で自属性が取れず、属性コスト持ちのクリーチャーを置けない、という問題をある程度抑制してくれます。横づけからの巻物侵略という絡め手もあり。
アイテム制限がないとはいえ、防衛には全く向いていないのでその点は注意です。
○風属性の侵略向けクリーチャー
・グレムリン
コスト60、ST20/HP30、レア度S、アイテム制限:巻物、配置制限なし
【戦闘開始時、戦闘相手の使用したアイテムを破壊する】
なんといっても能力が強烈。特に援護クリーチャーに対して、暴力的な侵略力を発揮します。
このゲームにおいて、「相手のアイテムの存在を気にしなくていい」というのは超強力なアドバンテージです。ドリルランスを持てばMHP40の敵を確殺。クレイモアやチェーンソーを持たせれば、より大型のクリーチャーを侵略することも可能です。
当然、相手の武器無効を活かして拠点を任せることも出来るのですが、素ステが低いのでアイテムなしの攻撃力もインフレしている今作では、シャイニングガイザー一発で落ちることもあり、ファットボディをお供にしたいところかもしれません。天敵はパイロマンサーとファイアービーク。
・ナイト
コスト90、ST50/HP40、レア度N、アイテム制限なし、配置制限なし
【強打[MHP50以上]】
なんだかんだでST50で条件付き強打は強いです。今作で増えた大型クリーチャーに、素で75のダメージを与えることが出来ます。プラックソードを持たせたら条件外でもダメージ135。クレイモアなら150。拠点落としの切り札になり得るでしょう。
HPがSTに比して低いので先制拠点は苦手。その為ガーゴイルには手も足も出なかったりします。
・エアロダッチェス
コスト60+風風、ST50/HP50、レア度R、アイテム制限なし、配置制限なし
【先制;巻物強打[全];秘術[G50・対象敵クリーチャーのMHP-10]】
ニンジャの例を見るまでもなく、先制巻物強打が強烈なのは証明済。事前に秘術でMHPを削って落としやすくすることも可能です。
ST50という強みを生かして、侵略時には是非巻物と武器での二択をしかけたいところ。領地奪取後は、秘術を活かして他クリーチャーの侵略サポートに回るのも一手です。
当然拠点を守ることも出来ます。
・サムハイン
コスト50+1カード、ST20/HP40、レア度R、アイテム制限なし、配置制限なし
【合成[呪いスペル・ST+20];戦闘終了時、戦闘相手のMHP-(これの基本ST)】
なんか複雑な能力ですが、要は「戦闘後、相手のHPを地形無視して削ることが出来るよ」という能力。合成すれば、MHP40までの敵拠点を確殺することが出来ます。
グレムリンと並ぶ援護拠点殺し。風被りで育ちに育ったガルーダ拠点を沈めることも出来ます。
・ケンタウロス
コスト80、ST30/HP40、レア度N、アイテム制限なし、配置制限なし
【先制;使用したアイテムは復帰[ブック]の能力を得る】
荒らしの達人。素STが低いので大型拠点攻略は苦手ですが、アイテムを使いまわせるので、プラックソード一本持って敵連鎖を移動侵略で荒らすことに長けています。
・サンダースポーン
コスト50+風、ST30/HP40、レア度R、アイテム制:巻物、配置制限なし
【戦闘中、ST+(水自領地数x10);離れた、配置クリーチャーと属性の違う敵領地にも移動できる】
離れた敵領地を強襲することが出来る能力を持ったクリーチャー。水領地の数でパワーアップする割にコストに風領地が必要と、扱いが難しい部分もありますが、水風ブックでは採用を検討する価値があります。高額領地を攻め取った相手へのカウンターが一番の活躍どころでしょうか。
・ダンピール
コスト60+風、ST40/HP40、レア度R、アイテム制限なし、配置制限なし
【無効化[地]:即死[地;60%]】
対地属性のエキスパート。地属性が強力であれば強力である程活躍の場が増える。前作では猛威を振るいました。
一番輝くのは、やはり地拠点に横付けで配置出来た時で、移動侵略を1,2回されたら相手は悶絶必至です。
・テトラーム
コスト50+風、ST20/HP30、レア度R、アイテム制限なし、配置制限なし
【攻撃を2回行う】
素ステこそ低いものの、2回攻撃は当然強烈。巻物を2回読めるのも非常に強力。
風領地を複数溜めた上でのチリングブラスト2連射に耐えられる敵は滅多にいない筈です。ドリルランスを持たせるのも面白そう。
・テュポーン
コスト110+風風、ST60/HP60、レア度R、アイテム制なし、配置制限なし
【先制;強打[火地];敵破壊時、戦闘地を風に変える】
風属性最強の侵略のエース。でかいコストに、それに見合った盛りだくさんの侵略能力。しかも、高レベル領地を侵略して即拠点に出来ます。
ドリルランスを持たせたら、HP増加アイテムごと敵拠点をぶち抜くことが可能。クレイモアが通れば、ST110 * 1.5で、HP165までの大型拠点を灰に出来ます。
火地ブックに対しては切り札になるでしょう。
・ルフ
コスト60+風、ST40/HP50、レア度S、アイテム制限:巻物、配置制限なし
【感応[水・ST+30]】
水クリーチャーが1体でもいれば、70/50という強力なスペックの侵略クリーチャーになります。
武器制限もないので、是非ドリルランスやムラマサを持たせて敵拠点に侵攻させたいところ。
○風属性の拠点向けクリーチャー
・グリフォン
コスト80、ST50/HP50、レア度N、アイテム制限:巻物、配置制限:地
風属性拠点の基準。HP50は、拠点候補としてのボーダーラインをクリアしています。武器、防具に制限がないことも頼もしいところ。
援護の餌としても使うことが出来ます。
・クー・シー
コスト70、ST40/HP30、レア度S、アイテム制限なし、配置制限なし
【感応[水・ST+10,HP+20];防魔】
素ステは頼りないようですが、水クリーチャーが一体でもいれば50/50防魔という非常に頼もしい拠点になってくれます。
「シャイニングガイザーで落ちない」というのは拠点の一つの必要要件ですので、その点防魔は十分。バーニングヘイルはリフォームしましょう。
・ソードプリンセス
コスト70+風、ST40/HP30、レア度R、アイテム制限なし、配置制限なし
【先制;HPとMHPはスペルの効果を受けない:秘術[G60・”アームドプリンセス”に変身]】
先制お姫様。姫という割に露出は激しいです。ヒュプノよりマシですが。
今作の風拠点期待の星。ファンタズム内蔵で先制というスペックはいうまでもなく優秀です。焼きブックも怖くない。
変身後は、「40/40 防魔先制援護[水風]」という、これまた非常に強力なクリーチャーになります。
・ガルーダ
コスト40+風風、ST0/HP40、レア度R、アイテム制限なし、配置制限:地
【戦闘中、ST&HP=(配置風クリーチャー数×10)】
説明不要の風のエースです。風クリーチャーが多ければ多い程強くなる。風使いが被れば、風クリが10体くらい並ぶのはそんなに珍しいことではありません。
シルフの秘術でも登場するようになりました。
拠点もこなせますが、当然侵略も出来ます。ムラサメがあれば無効化もぶち抜きます。
素HPは飽くまで40なので、拠点時のシャイニングガイザーはやはり怖い。拠点化する場合は、出来れば防魔をつけたいところです。
・キリン
コスト80、ST20/HP40、レア度R、アイテム制限なし、配置制限なし
【先制;感応[水・ST&HP+20]】
クー・シーと並ぶ感応拠点。こちらは、水クリーチャーが1体でもいれば40/60という強力なステータスになります。
先制を持つ分、素の侵略耐性はクー・シーに一歩勝ります。とはいえ攻撃スペル対策はしたいところ。防魔かファンタズムが欲しいです。
○風属性のその他・秘術クリーチャーなど
・ホーリーラマ
コスト60、ST20/HP40、レア度S、アイテム制限:巻物、配置制限なし
【先制;感応[水・ST&HP+20]】
前作よりは若干弱体化されたものの、領地コマンドの仕様変更で利便性はむしろ上がっているんじゃないかという感がある、ホリワ6内蔵のラマさん。
相変わらず、単純移動に領地避けに領地確保にと大活躍してくれます。
自分にかけられた呪いを解除できる、というのは必ず覚えておくべきキーポイント。
・パトロナス
コスト30+風、ST30/HP20、レア度S、アイテム制限なし、配置制限なし
【防魔;秘術[G50・対象セプターに呪い効果 ”防魔”をつける]】
バリア―をばらまいてくれる、風版のドモビーさんのような人。セプター呪いを事実上無効化出来るところは強力かもしれません。
・ウィッチ
コスト55、ST20/HP30、レア度R、アイテム制限:武器、配置制限なし
【巻物強打[全];秘術[G30・使用者は対象敵セプターから、その手札のスペルカードの数×G40を奪う]】
いやがらせ枠。スペルカード限定とはいえ、魔力をドレインする効果は強力です。
スペルブックがいたらいの一番に攻撃スペルの対象にされることは間違いありません。さり気に巻物強打持ちなので、侵略も出来ないことはない。
・エルフアーチャー
コスト70+風、ST40/HP40、レア度S、アイテム制限なし、配置制限なし
【先制;秘術[G20・対象敵クリーチャーのHP-10]】
敵のHPをちまちま削る秘術持ち。デコイに対しては天敵かも知れません。今回あんまりデコイ見ないけど。
侵略のサポートに使っていくと有用かも。ST40先制なので、侵略も出来ないことはありません。
使い倒すならハイパーアクティブが欲しいかも。
・スレイプニル
コスト70 ST30/HP40、レア度S、アイテム制限:巻物、配置制限なし
【秘術[G60・対象自クリーチャーを1〜2マス移動させる]】
相変わらずの可用性。移動侵略でクリーチャーを何度も使いまわすことも可能です。
移動侵略が強いクリーチャーと組み合わせて使いたいところ。
・マッドハーレクイン
コスト50、ST20/HP40、レア度S、アイテム制限:巻物、配置制限:地
【応援[自クリーチャー・ST&HP+(戦闘地に隣接する自領地数×20)];不屈】
応援枠。自クリーチャーだけを強力にバフしてくれる、使いようによっては非常に強力な応援効果を内蔵しています。
領地を連続させることをそこまで意識しなくても十分強い。さりげなくついている不屈も強力です。風ブックなら是非積みたいところ。
と、まだ全風クリーチャーを紹介したわけでは全然ないのですが、長くなりすぎたのでこれくらいにしておきます。
次回は他属性について書くかも。