2018年05月01日

メタルマックスゼノを一周クリアして大体面白さの正体が分かったので全力で面白さを語る

大体理解出来た気がするんですが、ゼノは恐ろしい程の「特化ゲー」でした。


つまり、全てが「戦車戦」「戦車強化」「キャラ強化」の為、本当にただその為だけにあるという、まさに「キャタピラになら轢かれて死んでもいいわ!!」というメタルマックスだったのです。

際限なく強くなっていく敵群、そして際限なく強くなっていく自キャラと戦車たち。その間で発生する凄まじい砲撃とダメージ乱れ飛び。本当に、こと戦車戦闘、および戦車の強化、改造、育成という側面で言えば、歴代のメタルマックス全てを見渡しても、ここまで充実したタイトルはなかったのではないでしょうか。

これは断言するのですが、

・戦車が好き
・戦車を改造して強化していくのが好き
・パーツの吟味やレアアイテム集めが好き

という方であれば、メタルマックスゼノは恐らく魔的な魅力を発揮して、その人を数週間から数か月、ことによってはそれ以上の期間捕らえて離さないでしょう。逆に、「ストーリー展開」「小粋な会話」みたいなものに重きを置く人だと、やや物足りなく感じてしまうかも知れません。ただしトニはエロいです。

ポイントは大体下記のようなところです。

・戦闘にストレスが殆どなく、大砲やSEをどっかんどっかんぶちこむ爽快感が存分に味わえる
・フィールドでの射撃戦の工夫がすごい。雑魚戦とか本当に一瞬で終わる
・補給もアイアンベースにトラベルして一瞬で全て完了
・戦闘結果が都度完全に可視化されて、目標を設定しやすいし成長を実感しやすい
・スゴ腕チャレンジを通じて、戦闘の結果がキャラクターの成長に直結する
・敵の強さは結構遠慮なくインフレする
・一方、味方の強さも割と際限なくインフレする
・戦車の改造、兵装や武器の吟味、スゴ腕ポイント、特技や特性などなど、自分たちを強化する手段や方向性が滅茶苦茶バラエティ豊か
・その為、「敵に対する倒し方をあれこれ考えて実行する」とか「圧倒的な強さの敵に対して、これまた圧倒的に強い味方で圧勝する」といった楽しみが超充実している
・獲物のにおいやモンスターリストで、モンスターが落とすアイテムが未取得のもの含めて全て確認出来るので、レアアイテムハントが捗りまくる
・周回で敵が落とすアイテムがどんどん変化・強化していく。フィールドの宝箱の中身も変わる
・その為、周回すればするほど強力な装備の選択肢が広がっていき、周回が超楽しい
・ただし★を吟味するのは相変わらず超大変
・当然のことながら、人間戦もどんどん育成して強くしていくことが出来、なんなら戦車以上に強く出来る
・好みが分かれるストーリーも、二周目以降のハンターモードでは完全に切り捨て可能
・賞金首も二周目以降更に追加されていく
・戦車が超絶にかっこいい
・というか砂漠に戦車がものすごい映える。戦車は砂漠を走るための乗り物だったんだ!!!!

大体上記のようなことは断言できると思うわけです。

以下は補足です。


〇ゼノの楽しさが丸ごとつまった「戦闘」という要素

私、以前の記事でゼノのことを「これ戦車版のWizardryかも」と言ったんですが、結構当たっているような気がします。

Wizardryの楽しさの中核は、戦闘と、キャラの育成と、レアアイテム集めです。
メタルマックスゼノの楽しさの中核も、戦闘と、キャラの育成と、レアアイテム集めです。

とにかくゼノの戦闘のバランスは中盤以降結構絶妙でして、「敵が滅茶苦茶強い」「普通にやってると勝てない」「なので攻略法を考える」「考え始めると滅茶苦茶色んな手段があることに気づく」「実際やってみて、上手くいかなかったら改善」「上手くいったら圧勝出来て滅茶苦茶気持ちいい」というようなサイクルが回りまくるのです。

例えば、この敵は電気のシールドがあるから電気系SEを積んでシールドブレイクを狙おう、とか。
空中の敵だから対空能力チップを手に入れて付与しよう、とか。迎撃でダメージが通りにくいから迎撃されない弾種の武器を積もう、とか。
継戦能力が足りないから弾数重視の装備にしようとか、ほんっとーーに様々な攻略手段であふれているんです。

で、これがまた、戦闘は(Cモードなら)スムーズでストレスが少ないし、なんならフィールド上の射撃戦で雑魚相手なら1秒で終わってしまったりする。一方、表示される情報も色んなことがよく考えてあって、突き詰め甲斐がありまくるわけなんです。

たとえばこれが戦闘後のResultの画像です。

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最大PDPTっていうのは1ターンあたりに与えた総ダメージでして。最初の内はせいぜい数百、数千といった値だったものが、だんだんと数万、数十万というレートになっていく。しかもそれが、「スゴ腕チャレンジ」によって全部可視化されて、全部スゴ腕ポイントに変換されて、キャラの成長に直結する。

すっごい良循環だと思うんですよ。

更に、モンスターの情報も、例えばモンスターリストや獲物のにおいから参照することが出来て、

2018-05-01-225830.jpg

弱点からドロップアイテム、フレーバーまで全部見える。「お、こいつはいいもの落とすからちょっと粘ろう」みたいな判断が捗りまくるんですよね。

で、いざ戦闘になれば、キャノンラッシュや電光石火で、ド派手な攻撃がドカドカ敵も味方も飛びまくるわけです。中にはテンポ悪い武器もあったりするんですが、それも武器の性能の内。

とにかく、「戦闘に係るストレスは可能な限り減らそう」という開発者サイドの固い意志が随所随所に見えまくって、これについては本当に好感度激高なわけです。

当然のことながら、戦車自体もいじり甲斐はありまくります。

2018-04-30-104239.jpg

これ戦車の性能画面なんですが、取り敢えず滅茶苦茶かっこよくないですか?もうこの雰囲気自体が相当な勝利感を漂わせている。

これは近年のメタルマックスの伝統ですが、シャシーのパターン改造や穴の変更は死ぬほどバリエーション豊富。パーツ生産やレアパーツ、超改造なども含めて、戦車の性能は本当に天井知らずで上げていくことが出来ます。スタイルにこだわるのも、瞬間最大ダメージにこだわるのもプレイヤー次第。

まずはこの「戦闘へのこだわり」というものは、メタルマックスゼノの非常に大きな評価点の一つだと思うんですよ。

あと、「砂漠に戦車」というのは本当に本当にかっこいい。砂漠を疾走する戦車というモチーフがここまでかっこいいものだったとは、と戦慄すること請け合いです。


〇演出やストーリー面では不満点もないではない

これは好みの問題だとは思うんですが、キャラクターの中にはいい味出してる人たちも複数いるとはいえ、シナリオは正直ちょっと好みに合わなかった部分もあります。特にこの3人のごたごた。

2018-04-30-104210.jpg

いやトニさんは可愛いとは思うんですけどね。ただ、この世紀末世界観で、ああいうちょっとウェットな恋愛ドタバタみたいなものされてもちょっとなあ、みたいなのはありました。

ただ、終盤のカタストロプス関連のイベントはなんだかんだで燃えましたし、中原中也にハマるポMさんは可愛い。あとマリアさんの格好が控え目にいって痴女。あと、なんだかんだで最終的にはそれなりに仲良い感じになっているディランとミサキは微笑ましかったです。

その分ハンターモードではストーリー的な部分全部飛ばして戦闘と育成に集中できるんでそれはそれで楽しいわけですが。レアアイテム集めが超捗る。

あと、当初は「街がないの残念だなあ」とちょっと思ったんですが、「戦車版Wizardry」という結論が自分の中で出た後は殆ど気にならなくなりました。アイアンベースはリルガミンだったんだよ!!! けどまた今までみたいなモブあり街ありなメタルマックスもやりたいですが、ゼノはゼノで良し。


取り急ぎ、「一周クリアしてみたらメタルマックスゼノ超楽しかった」ということが分かりましたので記事にしてみた次第です。味が出てくるまでは正直ちょっとかかりますが、味が出てきた後のハマリ度数はかなりのものです。よろしくお願いします。

今日書きたいことはそれくらいです。

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posted by しんざき at 23:25 | Comment(3) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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