2018年05月10日

ゲーム実況動画を楽しめない理由をもうちょっと掘り下げてみる


シロクマ先生から言及頂いていました。


不倒城は基本的にぼっちブログであって、他ブロガーさんと交流させて頂く機会が極めて少ないのですが、お声がけいただけると喜びます。折角なのでお返事を書こうかと思います。

ただ、シロクマ先生もこうおっしゃっている通り、



ここまで書いてみて、ゲームについての一般論をしんざきさんから演繹するのは意味がないような気がしてきた。それよりも、しんざきさんという一人のゲームプレイヤーのゲーム観やゲームモチベーションをもっと伺いたいとか、その異質性の成り立ちを知ってみたい気持ちが湧いてきてしようがない。


おそらく私自身の例はそこそこ特殊例かも知れず、いわゆる「ゲーマー」の中でも一般化しにくいケースかも知れません。それはご承知の上で読んで頂ければと思います。

さて。

前回、この記事では私は、単に「他人のプレイを楽しむというチャネルが自分の中にない」「ゲームは自分にとって「遊び」に近い」「人の遊びを見ても、自分が遊びたくなるだけ」と書きました。これはこれで私の中では正しいのですが、「何故そうなったのか」ということについては、そこまで掘り下げなかったつもりではあります。「楽しめる」理由を掘り下げるのは好きなのですが、「楽しめない」理由を掘り下げてもあまり面白い話にはならなそうな気がした為でもあります。

私には、「自分で遊ぶの楽しいぜ!」「みんなも遊ぼうぜ!」と呼びかける意図はあるのですが、とはいえ「ゲームを観る」楽しさを否定する意図は全くないのです。私に楽しめないとしても、それは飽くまで私だけの話であって、私以外のたくさんの人たちがゲームプレイ動画を楽しむのであれば、それは良いことだと思っています。楽しんでいる人に水をぶっかける意図は全くありません。


その前提の上で敢えて、私個人が「楽しめない理由」を敢えてもうちょっと掘り起こしてみますと、大きく二つの理由があるような気がしてきました。

その内一つは、シロクマ先生もこう書いて頂いている、


 この記事にもあるように、しんざきさんは『ダライアス外伝』に心臓を捧げていた時期があり、ハイスコア目指してPDCAサイクルをガンガン回していたという。その最中において、ゲームは自分でやるもの・自分で戦うものという意識が強まっていたことに疑問はない。

 それでも、『ダライアス外伝』とそこまで向き合う前後の時期に、ゲーセンなり駄菓子屋なりで仲間やプレイを観戦したり、年上のプレイヤーに憧れたりした時期はなかったのだろうか?

まさにこの話に関係しています。

「スパる」っていう言葉、皆さまご存知でしょうか?かつて、ゲーセンではごく一般的な用語だったのですが、最近はあまり聞かなくなっているような気がします。

要は「他人のプレイをこっそりと観察して、稼ぎや攻略テクニックを学習する(=スパイする)こと」なんですけど、スパイなんて言葉が使われてる通り、昔はこれ、「良くないこと」「道義にもとること」として扱われていたんですよ。つまり、他人からテクニックを盗んで、ライバルを出し抜こうとする行為だと思われていたんですね。

恐らく地域差もあれば店舗ごとの意識の差もあったのだろうとは思うのですが、少なくとも私が認識する限り、私が住んでいた地域って、この「スパる」行為についての警戒感、拒否感がかなり強い地域だったんです。

なるべく人が少ない、「スパられる」心配が少ない時間にプレイする、だとか。スパイ防止の為、店員と仲良くなって閉店後にプレイするだとか、仲間に視線を塞ぐ壁になってもらう、ギャラリーを排除してもらうなんて話すら、全然珍しくない文化圏でした。

時には、スパったスパらなかったで喧嘩が起きた、ゲーセン出入り禁止になったなんて話も聞いたことがあります。実際目撃した訳じゃないんで、ホントかどうかは知らないですけどね。

「得点稼ぎくらいでアホらしい」と思う人も、恐らくいるのではないでしょうか?ただ、少なくとも昔のスコアラー界隈では、それは全然アホらしいことでもなんでもない、真剣な、熾烈な情報戦だったんですよ。

当たり前ですが、youtubeもなければ、スーパープレイのビデオが簡単にみられるわけでもなかった時代の話です。

正直に書いてしまえば、私もあの手この手で他人のプレイを「スパった」ことはあります。わざわざ普段とは違うゲーセンに遠征して、見てない振りをしてこっそりと他人のプレイを観察したこともあれば、重要な稼ぎのヒントをその過程で見つけ出したこともありました。

ただ、それは少なくとも私にとっては、どこまでも「後ろめたい」行為であったし、道義にもとることをやっているなーという自覚もあったのです。

それは、何をどうひっくり返しても「楽しい」行為ではなかった。本来ならやってはいけないことを、勝つために必要だから仕方なくやっている。そういう意識でした。

一時期、ダライアス外伝は本当に、私の生活の全てといっても差し支えがないくらいのゲームタイトルでした。ただ、それだけに、この時期ダライアス外伝に絡んでおこなった行為、努力、工夫は、いい面も悪い面も含めて、その後もずっと尾を引くくらいの影響を私の中に残しているようなのです。

あれ以来、「他人のゲームプレイを観る」という行為が「楽しい」カテゴリーから外れてしまった、ある意味では「後ろめたい」行為にすら直結してしまった、という側面は、よくよく考えてみるとそこそこありそうな気がします。少なくとも、スーパープレイの動画を見る時に、私がどこかで「あー昔ダラ外でスパったなー」という記憶を思い出してしまうことは間違いのない事実です。一種のトラウマかも知れません。

もしかすると確かに、スコアのことなど何も気にしなかった子どもの頃、他人のプレイを目を輝かせて見ていた時期が私にもあったかも知れません。ただ、その感覚を塗りつぶすくらい、ダラ外に血道を上げた時期が自分の中で強烈だった、ということも本当なのだろうと思います。

そういう点では、例えば私が子どものゲームプレイを眺めることを「ゲーム観戦というよりは子ども観察」というのも、ある意味では自分をごまかしているのかも知れません。私は長男とゲームの話をするのが好きですし、時には長男のゲームプレイ内容を興味深く追いかけることもありますが、それを「子ども観察」とわざわざ換言するというのは、「ゲーム観戦ということにしたくないから」と無意識で思っているから、という可能性もあります。まあ、自分ではそこまで大げさな話ではないつもりではありますが…


で、シロクマ先生の個別の疑問にお答えすると、


 上掲リンク先を読む限り、しんざきさんが『ダライアス外伝』をやり込んでいたゲーセンは、ハイスコア狙いがそれほど盛んではなかったけれども絶無でもないように読めた。絶無でないなら、ゲーセンで仲間ができた可能性や、巧いプレイヤーのプレイに見惚れる可能性はあったかもしれない。


上記のような次第でして、「ゲーセンにはハイスコア仲間もいればライバルもいたが、お互いのプレイを観るのはマナーとして意図的に避けていた」というのが正解です。お互いのスコアは、ランキング画面でスコアネームだけで確認することが常でした。それはそれで結構楽しい人間関係ではありました。


 それとも、しんざきさんは他者に全く見向きもせず、非常にストイックにゲームをプレイしていたのかもしれないし、そこまでストイックになれなければ、有名店でない場所で『ダライアス外伝』で全一を獲ることなど、不可能だったのだろうか?

他人のプレイには非常に興味がありましたし、情報収集はむしろ積極的に行っていました。有名店でない店で、有名スコアラーに人脈がある訳でもない身としては、そうでもしなければ全一なんて無理だったろうなあ、と思います。



ただ、上記とはまた全然違うレベルの話として、私がただただ単純にゲームが好きであること、そして特に「自分が遊ぶ」ということにこそゲームの楽しさを強く強く見出していること、そこは先日の記事に書いた通りでして、それ以上の話ではありません。私は単に、ゲームを遊ぶのが好きなのです。動画を見る時間があったらゲームを遊びたくなるのです。

シロクマ先生がおっしゃるところの、「ゲームはプレイしてナンボ」精神は今後とも強く強く保持していきたい、出来れば回りにもそれを広めていきたいと。そう考える次第です。

ところで。

上の方で私は、「大きく二つの理由がある」と書きました。これ以降はもう完全に、ゲームすらあんまり関係ない個人的な事情なんですが、私コンテンツとしての「声」が実は苦手なんです。。。

これはなんでなのかよく分からないんですが、動画だろうがテレビ番組だろうがアニメだろうが劇だろうが、「声が出る視聴コンテンツ」ってそれだけでちょっと苦手で、例えばゲームでもオフに出来るボイスは必ずオフにしちゃうんですよ。アニメがあんまり楽しめない理由も大部分がそれです。

得意か苦手かっていうと苦手、っていうだけで、摂取出来ないって程じゃないので、例えば子どもたちを連れてアニメ映画観に行ったりすることもあるんですが。「実況動画」というカテゴリについて言うと多分それも楽しめない原因の一つで、撮影主さんの声が全く入っていないプレイ動画でないとそもそもあんまり観れなかったりします。

この原因は本当に謎なんですが、もしかすると下記のような話が関係してるのかも知れないなーとはなんとなく思います。


ただまあ、これは余談です。

ということで、今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 16:24 | Comment(2) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

しんざき家ゴールデンウィーククライシス・その後のお話 18/05/10


色々ありましたが、ようやく収束してきました。
日記的に、どんなことが起きていたのかをちょっと書き残しておこうかと思います。単なる自分用日記です。

4/30未明:長女嘔吐下痢発生。うおーノロじゃありませんように、と思ったが、特に心当たりのある食事もなく、また前日ちょっと食べ過ぎていたので、この時点では食べ過ぎか食当たりかな?と見当。とはいえノロ用の対策(カビキラー消毒、隔離等)は実施する。ちょこちょこ水分はとらせるが、非常に頻繁に吐く。休日診療所に連れていき、抗生剤を出してもらう。

5/1〜5/2:近所の病院に連れていったところ、脱水症状気味ということで点滴を打ってもらう。多少体調が上向き、夜寝れるようになる。恐らく細菌性の胃腸炎だろうとのこと、まだ頻繁に吐く。5/3から奥様方祖父母と旅行の予定だったのだが、やむを得ず長女奥様は断念。長女まだ固形物食べられず、栄養補給は流動食と経口補水液とヤクルト。お風呂にぬるま湯を張って長女プール気分を味わう。

5/3:長男と次女を祖父母と合流させ、先行して旅行に送りだす。私は営業演奏に行くが、その間なんと、体調は悪くなさそうだった次女が行きの電車で吐いてしまったという連絡。やむを得ず次女は祖母と一緒にとんぼ帰りして自宅療養。ただ、次女は一回吐いただけで、その後は割と元気だった。長男が祖父母と3人だけになってしまいがっかり、奥様と相談し、私が日帰りで弾丸的に追いかけて長男と遊ぶことに。長女はまだ下痢嘔吐が継続している、ほぼ徹夜で看病。長女顔がやつれてしまい見ていて辛い。

5/4:しんざき弾丸ツアー。長男は喜んでいた。長女は少しずつ物が食べられるようになっているがまだ嘔吐が継続、次女は発熱あるが嘔吐下痢はおさまる。夜帰ってきてまた看病。

5/5:長男まで体調を崩して帰ってくる、が嘔吐などはないとのこと。下痢気味。5/6の予定をキャンセルして一日看病体制に。とにかく水分補給だけはまめに行わなくては。

5/6:長女、少しずつ嘔吐がおさまってくる。ただ、「マックが食べたい」と言い出し、まだ無理じゃないかなーまあ食欲出てきた証拠だしハンバーガーのかけらくらいなら、と思って買ってきてみたところ、ちょっと食べただけでまた吐く。長男次女は平気でバクバク食べている。

5/7:行きつけの病院に長女を連れていったところ、まだ吐き気が継続しているのはおかしいということで、近所の大学病院に連れていくことに。大学病院で検査してもらったところ、脳炎併発などはなさそうなものの、体力がかなり落ちており、そのまま入院することに。取りあえずその日は奥様に長女を任せて、長男次女にご飯を食べさせる。こっちの二人の方はほぼ回復しているのがありがたい。夜は奥様、付き添いで病院泊。

5/8:会社午前半休とり、長男次女を学校に送り出してなにやかや家事をする。出社する前に病院に寄ったところ、長女が今日はパパと寝たいとのこと。翌日有給をとって一日付き添うことにする。点滴をしていたが、7日の夜に1回吐いた以降は吐き気がおさまっており、その日の夕飯が半分以上食べられれば点滴が外れるとのこと。奥様祖母が応援にきてくださり、長男次女をみてくださるとのこと。ありがたい。一度帰宅した後準備をして病院へ、奥様と交代で宿泊。

5/9:会社有給。一日長女と付き添う。吐き気はおさまっており、だいぶ体調も回復。顔色もいい。このまま何事もなければ明日朝診察して退院できるとのこと。退屈してDVDを色々とみたがる。しんざき方祖母、奥様祖父母がかわるがわる見舞いにきてくださり、大変助かる。病院泊。

5/10:朝、奥様と交代で出社。10時くらいに奥様から「長女無事退院」との連絡が来る←イマココ!

ということで、長女は足掛け10日は嘔吐と戦っていたことになります。頑張った。超頑張った。奥様や、頑張って次女の面倒を見てくれた長男にも感謝する他ありません。さすがに子ども3人いると体調崩した時が結構大変ですね。

目下長女は「サイゼリヤにいきたい」「プールにいきたい」と言っており、旅行が潰れてしまった分好きなところに連れていってあげると約束しているので、日程空き次第体調見ながら色々企画したいと考えている次第です。

ゴールデンウィークで多くの病院が閉まっていたというのはタイミングが悪いところではあり、休日診療所にはお世話になったもののそこまで専門的には診てもらえないので、打つ手が遅れてしまった感はあります。ただ、水分補給だけはとにかくちょっとずつまめに行ったので、その分なんとか乗り切れたかも知れません。脱水症状ホント怖いですね。

取りあえずそれくらいです。
posted by しんざき at 12:00 | Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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