2018年08月21日

高知県立大学の件について、気になったところがあったので電話で確認させて頂いた

昨日書いた件の続きです。


大学側のお知らせにおける文章と、高知新聞の報道内容が一部食い違っているように思い、ちょっと詳細を確認したかったので、高知県立大学永国寺キャンパスにお電話させて頂き、お話を伺えました。お忙しい中、大変丁寧にご対応頂きました。

私が確認したかったのは3点、

大学のお知らせでは、図書館は1.5倍程度の広さに拡張され、収蔵能力も同程度と記載されているが、これが高知新聞の報道における「旧館よりも建物が小さいため全ての蔵書を引き継げない」という記載と食い違っている。これについての大学の見解。また、旧/新図書館の収蔵能力はそれぞれどの程度か

・大学のお知らせでは、除却の決定後も「池図書館への配架移転や教員研究室、学生研究室への移管などを行い、大学としての有効活用にも努めて」いると記載されている。この対象は3万8000冊の中に含まれているのか(つまり、3万8000冊が丸々焼却されたわけではないと解釈できるが、その解釈は正しいか)

・除却の際検討した基準は公開されているか

です。

それについて、担当の方から下記のようにご回答いただきました。

・お知らせの記載通り、建物は1.5倍程度に拡張されている。本の収蔵能力について、旧図書館では開架23万冊程度のところ、新図書館では開架22万冊となっており若干減少はしている。しかし、稼働棚を増やすことが出来、大きな本でなければ収蔵冊数の拡張が可能である為、同程度の収蔵能力と記載した。

・除却決定後、各研究室に書籍を引き取ってもらった分等はある。その為、3万8000冊が全て焼却されたわけではないという認識で正しい。ただし、引き取られた書籍の冊数、詳細などは把握していない為、実際に何冊が移管されたかということについては明言出来ない

・除却基準はweb等では公開していない。ただし、破損度合、価値、重複の有無などを、除却業務の範囲内で総合的に検討して判断している

ということで、概ね私の疑問については解消されました。担当の方からのご説明は大変明確で、ちゃんと仕事されているなーというか、業務として整理されているなーという印象を受けました。


以下は全部総合しての私見なのですが、

・高知新聞の記事は飛ばしに近い。少なくとも、図書館移転に伴う通常の除却を大げさに書き立てて煽る意図はあったように思える
・3万8000冊が丸々焼却されたわけではない為、その点も記事の記載に問題がある
・本は除却されるものだし、除却された本を丸々誰かに引き取ってもらえるわけでもないのだから、ある程度焼却されるのは仕方ないし叩くことじゃないんじゃないですか、という意見は変わらず
・ただ、「本が燃やされる」という事象だけを見て感情的に反応してしまう気持ちも多少分からないでもない
・図書館の移転に伴って収蔵能力を向上させるべきだったのではないか、という議論はまあ成立すると思う
・どっちにしても脊髄反射叩きはしない方がいいと思う

これくらいになります。よろしくお願いします。

今日書きたいことはそれくらいです。
posted by しんざき at 07:00 | Comment(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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