2018年12月26日

人狼を始めたばかりで「何話せばいいの?」となっている人に例示したい話し合いテーマのサンプル


ここ数年、人狼ゲームの知名度が上がっているようで、「アナログゲーム全然知らないけど人狼だけは知ってる」という人が増えてきた印象があります。

その関係で、例えば「人狼やってみたい」という人に出会ったり、「人狼やってみます?」と声をかけると乗ってくれる人がわらわらと集まる、といった機会が頻繁になりました。

しんざきはちょくちょくタブラの人狼をやっていたので、タブラルールならその場でカード用意したりインストしたり出来ます。その為、その場で人を集めて即興メンバーでGMやるのが結構楽しかったりするのですが、人狼を初めてやる方から必ず、例外なく聞くのが「何を話せばいいか分からない」「何も話せない」という言葉です。

これ本当に勿体ないと思っていまして、「人狼は皆が話せば話す程楽しいのに、何も話せないでいると楽しさの10分の1も味わえない」と思うわけなんですよ。

ゲーム的な話をしても、人狼陣営は「必ずどこかで嘘をつかないと勝てない」ようになっておりまして、話させれば話させる程ボロが出やすくなってくるところを、周りの人が話さないと「黙っていても周囲に紛れることが出来る」わけで大変人狼有利になってしまう訳でして、黙っている怪しいヤツをあぶりだす為にも村側の人はガンガン話すべきなのです。話さないと材料が出てこない。話すことこそが村人の仕事なのです。

勿論のこと、人狼にはそもそも「正解」というものはありませんし、セオリー通りにやるのが正しいゲームという訳でもありません。なので、その場その場でどう振る舞うかは自分で考えるべきなのですが、「そもそも何を話せばいいのか」という点については、「例えばこういうテーマがありますよ」ということを幾つか例示してみたくなりました。

以下は、一般的なタブラの人狼ルールを前提にした話ですので、そこだけご了承ください。ざっくりとこんな感じです。


・役職は人狼、占い師(予言者)、霊能者、狩人(ボディガード)、人数によって狂人、共有者、(ハムスター)
・昼ターンと夜ターンが交互に進む。昼ターンは話し合い、夜ターンは全員顔を伏せて役職者だけがGMの呼びかけに答えて顔を上げる
・1日一回、誰かひとりが処刑されてゲームから除外される
・人狼は夜ターンに誰かひとりを襲撃することができ、襲撃された人はゲームから除外される
・最終的に、人狼が人間の数と同じかそれ以上になると人狼の勝利、人狼を全員処刑出来た場合村の勝利
・占い師は毎夜ターンに誰かひとりを占い、その人が「人狼かそれ以外か」をGMから教えてもらえる
・霊能者は前日処刑された人が「人狼かそれ以外か」をGMから教えてもらえる
・狩人は毎夜ターンに誰かひとりを人狼の襲撃から護衛することが出来る。何度でも同じ人を護衛出来る
・狩人が護衛をしている人を人狼が襲撃した場合、翌朝ターンに「今日は襲撃はありませんでした」とGMが発表する
・狩人は自分を護衛することは出来ない
・狂人は特に能力を持たないが、人狼が勝利すると同時に勝利する
・共有者は村側役職で、お互いがお互いを確認出来る


ハムスターは入れるとちょっとややこしくなるので一旦置いておきます。まあ、それなりに一般的なルールだと思います。

さて。上記を前提として、「村人が話し合いで話せる典型的なテーマ」というものを考えてみましょう。これは飽くまで、「こういうテーマがあり得るよ」という話であって、「こういうことを話すべきだよ」ということではないので、その点ご了承ください。

・発言が不自然だと思った人はいないか。話題の出し方が不自然だと思った人はいないか。矛盾していると思った発言はないか。

・逆に、村のことをちゃんと考えて発言している、怪しくないと思える人は誰か。
・占い師に出てきて欲しいか、出てきて欲しくないか。それは何故か。
・占い師が複数出てきた場合、誰が本物で誰が偽物だと思うか。
・占い師に誰を占って欲しいか。また、複数占い師が出てきた場合、どういう方針で占い先を決めるべきか。各々の占い師に任せるか、占い先を統一するか。
・霊能者に出てきて欲しいか、出てきて欲しくないか。それは何故か。
・霊能判定から考えられる、過去の発言振り返り。処刑された人が人間だったら、その人を疑っていた人は怪しいか。処刑された人が狼だったら、その人を疑った人は怪しくないか。
・その他の役職者の扱い。役職者には出て欲しいか。出て欲しくないか。出るとしたら、どんなタイミングで出て欲しいか。
・投票先の振り返り。狼だった人に投票した人は誰か。狼じゃなかった人に投票した人は誰か。
・襲撃先から推測出来る狼の考え。狼は何故そこを襲撃したのか。何が邪魔だったのか。
・まとめ役をどうするか。作らないか、白確定の人にまとめ役をやってもらうか。
・今まで話してきたことを総合して、誰が怪しいと思うか、その印象。その理由。

盛りだくさんですよね。これらの中には、初日、まだ何も材料が出ていない状態で話せることもたくさんあると思います。

やっぱり、話すテーマで重要になってくるのは「役職者の扱い」でして、ここが一番個人差が出るところです。例えば、人狼の襲撃可能性を減らす為に、役職者をなるべく伏せて進めたい人もいれば、可能な限りオープンにして、狩人と人狼の読み合いに持ち込みたい人もいます。「役職者をどうしたいのか」「役職者に何をしてもらいたいのか」というところは、その人の村へのスタンスを図る上での一番基本的なところでもあります。

要するに、話すべきことは「自分は、どうやって狼を見つけたいと思っているのか」「自分は誰を怪しいと思っているのか」です。これを可能な限り話すべきです。

ゲームが進むごとに、状況は変わっていきます。さっきまで話していたAさんが、翌日人狼に食べられているかも知れません。ということは、Aさんは人狼ではなかったということが分かります。Aさんが疑っていた人は誰でしょう?Aさんを疑っていた人は誰でしょう?

昨日処刑されたBさんが、霊能者の判定で人狼だったことが分かりました。ということは、Bさんに投票していた人は、人狼の仲間ではなかったのかも知れません。あるいは仲間切りの人狼だったのかも知れません。

昨日処刑されたCさんが、霊能者の判定で人狼ではなかったことが分かりました。ということは、Cさんに投票していた人の中に人狼がいたかも知れません。Cさんを疑っていた人の中に人狼がいるかも知れません。

日付が進むごとに、情報は増えていきます。この時、「この人は、さっき何と話していたか」が物凄く重要な材料になります。その為に、「後々の為に、今自分に見えている光景、今の自分の考えを話しておく」ことが、狼に対する一番の攻撃になるのです。

なぜなら、「狼に見えている光景」を、狼は絶対にそのまま話すことは出来ないから。狼は、必ず嘘をつかなくてはいけないから。そして、どんなに人狼が上手い人であっても、「完璧な嘘」をつくことは容易ではないから。

大事なのは、「別に狼を当てなくてもいい」ということです。人狼は「狼当てゲーム」ではありません。自分が誰を疑っているか、誰を信頼しているか。ただ、自分に見える光景をきちんと話しておきさえすれば、その情報は終盤になってちゃんと生きてくるのです。

狼に材料を吐き出させる為に、可能な限りのことを話しましょう。それだけで、あなたはちゃんと村に貢献することが出来ます。

付け加えなのですが、自分が処刑対象になった時、あるいは処刑対象になりそうな時、簡単に「村人なので吊ってもいいです」と言ってしまう人がいますが、あまり推奨出来ません。村人が吊られるというのは、「村が一歩負けに近づく」という意味であって、結構ピンチなのです。最悪吊られるのは仕方ないとはいえ、可能な限り情報を残したいところです。役職者であったならなおさらであって、可能な限り吊りには抵抗しなくてはいけません。

・自分に投票した人は、何を疑ったと思うか?
・それに対する自分の言い分、説明
・翌日霊能判定が出た後の村の動き方に対する提案

こういった情報を残しておくことが、後々村の重要な勝因になるかも知れません。黙って吊られるのは避けましょう!あと、人狼は所詮ゲームなんで、吊られてもなるべくめげないでください!次貢献すればいいや!

ということで、ざーーっと書いて参りました。

私が言いたいことを簡単にまとめると、

・人狼楽しいですよ
・人狼は話せば話す程楽しいですよ
・可能な限り話そう!!的外れでも構わない!!
・村人ならいいやと思って黙って吊られるな
・吊られてもめげるな
・オカルトマニア?知らない子ですね…。

ということだけであって、他に言いたいことは特にありません。よろしくお願いします。

今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 07:00 | Comment(0) | 人狼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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