2019年10月10日

物語にカタルシスをどう配置するか、という話

こんな増田を読みました。


「命からがら逃げだす」を落としどころにできない所なんじゃないかと最近思った。
ナルニア国物語とか指輪物語とか、あれ行く先々で中ボス張り倒して回ったりしないだろ。
あさびらき丸のベルン領みたいな例外はあるけど、基本的に、旅の目的が最優先だから、
「やばい奴の縄張りに入ってる事に気づいたら、安全圏まで脱出する」が基本なんだよね。

スレイヤーズとかなろうとかのファンタジーは、何か知らんが、水戸黄門的というか、RPG的というか、ジャンプ的というか、
いちいち事件に首突っ込んで解決するまで先に進まないって、お前はコナン君かって展開ばっかなんだよね。


なろう系のことは良く知らないのでラノベ論に立ち入る気はないんですが、これはジャンルがどうこうというより「カタルシスを得られるスパンをどう設定するか」の話ではないかなあ、と思いました。

物語上で目的達成の効果を考えてみると、それって要は「カタルシスの配置」なんですよね。

目的達成までの間、例えばピンチがあったり、地道な努力や情報収集があったり、それこそ一時的に敵から逃げたりしてストレスがかかる。その上で、それらの努力が実って敵に勝利したり、ゴールにたどり着いたりする。そうすると読者はとても気持ちいい。

「ストレスとカタルシスをどう配置するか」というのは、どんな創作にもついて回る問題です。

基本的に、週刊連載の漫画なんかは、たとえ大目的がどーんとあったとしても、中途中途で細かく「目的達成」のカタルシスを配置する傾向がある、と思います。それはある意味当然で、カタルシスがなかなか得られない漫画だと、読者が読み続けてくれないから。増田上で出てくるコナンでも、短いと1,2話、長くても3〜4話くらいで大体一つの事件は解決しますよね。スポーツ漫画なんかも、例えば「甲子園優勝」みたいな大目的はあっても、中途中途で細かく「練習→試合」の展開を挟みますよね。

そういう点で、「細かくカタルシスを配置する展開」というのはよくあると思います。

一方、「どーんと大目的までの道のりが長く、途中でカタルシスがなかなか得られない」物語も勿論あって、それは長編小説に多いというのも確かだと思います。途中のストレスが長く大きいからこそ、最後にどーんと目的達成して感動する、という傾向もあるかも知れません。指輪物語は確かにそれに該当しそうですね。あとゲド戦記なんかも割とそうかな。

これはどっちがいい・悪いという話ではなく、物語をどう構築するか、誰にどのように訴えるか、という技術論です。細かいカタルシスがないと読んでくれない人もいれば、途中のストレス長めで最後にどーんと大目的がある展開を好む人もいる、ということです。

前者の展開に一点問題があるとすれば、「細かく目的達成のカタルシスを配置していくと、大筋の軸がブレ勝ちになる」ということかも知れません。他のことを色々やってる間に、大目的がほっぽりだしになったり、読者に大目的を忘れられてしまうというリスクです。これによって、肝心の大目的を達成することによるカタルシスが薄れてしまう可能性もあり、中途の展開で上手い感じにカバーすることが求められます。

一方、後者の問題は当然、「ストレスが長すぎると途中で読むのをやめてしまう読者が出る」ということですね。これをカバーし得るのが長編小説な訳ですが、恐らく「連載」という形式だとこれを払拭するのは難しいでしょう。もしライトノベルの展開が前者に偏っているとしたら、そういうことが原因なのかも知れません。(実際には後者の展開のラノベもそこそこありそうな気もしますが)

個人的な所感としては、この「細かい目的達成によるカタルシスと、大目的に対する軸」の描写に物凄く長けている漫画家さんとして藤田和日郎先生が思い浮かぶんですが、まあそれについてはまた別途書きたいと思います。

ということで、今日書きたいことはそれくらいです。



posted by しんざき at 10:51 | Comment(3) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のしんざきのFF14進捗 19/10/10

最近何をやっていたかというと、何を思ったかサブキャラを育て始めていました。

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名前はRumillajta Kjarkas、サーバはIXIONです。Kjarkasは「カルカス」と読むんですが知らないと100%クジャルカスと読むと思うし私も最初はクジャルカスと読みました。もう20年くらい前ですけど。

Rumillajtaは勿論ルミリャフタです。わかりやすいですよね。

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召喚士か学者をやってみたかったので巴術士です。シナリオ自体は、サスタシャとタムタラ終わって、これからカッパーベルって感じです。新生ダンジョンリアルタイムでやるの楽しい。

いや、なんでいきなりサブキャラを始めているのかという話ですが、メインの方が取り敢えずギャザクラも全部80になったし急いで他職を育てなくてもいいかーという感じなので、週次のお得意様とエデンだけ片付けつつ、そういえば昔のシナリオちょっと読み返してみたいなーと。あと女性用装備売るだけなの勿体ないなーと思ったので女性キャラにしてみました。

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で、やっぱ漆黒まで終わらせた上でシナリオやり直してみると色々と新しい発見もありまして、あーこの人こんな序盤から出てたのか!!とか。スタート地点がリムサなので、序盤からヤシュトラさんが出てきてくれて楽しいです。

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ちゃんと麻雀も開放しといた。

まあ、もうすぐ5.1が来るらしいのでそしたら多分片手間になると思うんですが、ゆるゆると進めていこうかと思っている次第です。

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ちなみに本キャラのCalchakisの方は何をやっているかというと、赤魔導士が73、白魔導士が65まで育ちました。漆黒のキャスターとヒーラーのロールクエストやりたい。

あと、蛮族エクストラクエも紅蓮編まだ終わってないので、赤魔を育てつつちょこちょこ進めようとしています。

今日書きたいことは一旦それくらいです。
posted by しんざき at 09:44 | Comment(0) | FF14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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