2008年06月19日

今日のしんざき 08/06/19

ちょっと気になったURLや話題を色々と。


・学歴がどうとかについて。

『いい学校・いい会社・いい人生』という物語

そういうことは自分がGoogle作ってから言えよバカ。お前の言っていることなんて、単なる自己満足だって見抜かれてんだよ!!

学歴というものが役に立つかどうかは、まあ各論だと思う。学歴は「ある」か「ない」かではなく、「利用出来る」「利用出来ない」の軸で語るべきであって、利用するもしないもまあ人それぞれ。

学歴というのは単なるツールの一つであって、それ以上でも以下でもない。受験というのは「割と役に立つ道具を手に入れる手段の一つ」であって、それ以上でも以下でもない。ここから軸が上にぶれても下にぶれても、話はおかしなことになる。

学歴は人生を解決しないが、使い方によっては色々と得をする。まあそんなもんだと思う。


あと、たまーに議論がごっちゃになっている様に思うのだが、「いい学校にいくこと」と「学歴」は別個の問題なんじゃないかと思う。大学で得られるものは山ほどあるが、それと学歴は直接関係ない。学歴を利用するにせよしないにせよ、大学が「面白い経験が色々出来る場所」の一つであることは確かだ。


・ブックマークが、「その単語を検索したGoogleページ」で埋め尽くされている人を見かけた件。

革新的なやり方の様な、そうでもない様な。

例えば、その人のブックマークにはこんなURLが納められている。

はてなブックマーク-Google検索
スラッシュドット-Google検索

ところが、不可思議なことに「はてなブックマーク」や「スラッシュドット・ジャパン」の各ページは、彼のブックマークに入っていない。意図不明である。

「なんではてブ直接ブックマークしないの?」
「いや。だってそこからいけるじゃん」

意図不明である。

まあ、クリック回数が一回増える代わり、関連ページを一望出来る、URLの変更に強い、と考えれば悪い方法ではない…のか?

ただまあ、流石にこのブックマークを見かけた時はちょっとどうかと思った。

Yahoo! JAPAN - Google検索


それくらい直接ブクマしてあげれ。


・塩野七生の評価について、とか。

先日、大学の頃からの友人何人かと酒を飲んだ。

その中にローマ史をずっと研究し続けているヤツが一人いる。塾講師で金を稼ぎながら、論文をしばしば学会誌に寄稿しながら生活している人である。

彼に、前々から聞きたかった疑問を投げかけてみた。つまり、ローマ史学者は塩野七生をどう評価するのか、と。

こう返ってきた。「徹底的に無視してる人が多い」。

乱暴に要約すると、言いたいことが色々となくはないが、勢力が違い過ぎるので何も言わない、という人が多めらしいのだな。どうなんだろ、言うべきことはちゃんと言った方が、と私なんかは思ったのだが、まあ私が編集者だったとしても売れる本を優先せざるを得ないというのは確かだしな。

ただ、一つ興味深い話を聞いた。塩野氏の講演を一度大学で聴いたところ、どうも研究者を誤解している様なふしがある、というのだな。例えば、「研究者の方は事実しか書かないかも知れませんが…」という様なくだりをよく使っていた、とか。

史学研究者の論文は勿論事実のみで構成されている訳ではなく、確認された事実を下敷きに、新たな推論を積み重ねていくことが彼らの仕事である。どうも若干の偏見が感じられないでもなかったらしい。

この辺の話は割りと面白かったので、また改めて書くかも。

posted by しんざき at 09:44 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
古今東西の歴史好きとしては塩野作品は外せないね。
僕も友人にローマ史を専攻してた人がいるが、
やはり同じようなことを言っていた。
思い込みが激しいおばちゃん、という表現を使ったり。

まぁ、学者ではない僕としては、
事実と推測の違いと、文章の魅力があれば言うことはない。
違いを見抜くのはとても難しいですが。

ハンニバル戦記などは何度も読んだナァ。
Posted by bari at 2008年06月19日 11:02
こんにちは。
>>塩野七生
つまり参考文献一覧に塩野七生の名前と著作を明記しない、本文で参考にしていないローマ史学研究者の論文がたくさんある、ということでしょうか?
大学って社会への自己アピールが上手いとは思えないので遠い存在です。
工学部って企業から共同開発や基礎研究の依頼が来ていてその収入を大学の収入にあげてますが、
文系や芸術系は教授だの助教授だの個人に直接依頼が行って、学部や研究室がかりで実績を上げているところがあるのか、気になってます。
大学のブランド力の一つである“実績”って、まぁ専門家や依頼人だけ知ってればいい面があり、門外漢は知る必要が無いかもしれませんが。
Posted by てんてけ at 2008年06月19日 11:18
>bariさん
>事実と推測の違いと、文章の魅力があれば言うことはない。
違いを見抜くのはとても難しいですが。

そうですなー。読む側としてはそれで十分だし、何より売れるんだよね。

>てんてけさん
>つまり参考文献一覧に塩野七生の名前と著作を明記しない、本文で参考にしていないローマ史学研究者の論文がたくさんある、ということでしょうか?

んー、まあ、ローマ史学の論文は基本的に塩野さんの本を参考文献にはしないんじゃないでしょうか。それについては、日本史学の論文が司馬遼太郎を参考文献にはしないことと同じではないかと。

>文系や芸術系は教授だの助教授だの個人に直接依頼が行って、学部や研究室がかりで実績を上げているところがあるのか、気になってます。

どうなんでしょうね。「実績」の意味にもよりますが。


Posted by しんざき at 2008年06月19日 17:12
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