2008年07月30日

「昔のゲーム」「最近のゲーム」に関する妄想がひどすぐる件

はい「昔に比べて今は」ネタ入りまーす。

【トレビアンGAME】最近のゲーマーは最後までクリアーできない! 途中で挫折した理由は!?
言いたいことを一言で言うと、「最近のゲームをくさす為のネタに、レトロゲームを使うんじゃねえ」と。

そもそもこの記事、統計が皆無な上言いたいことがまとまってないから言及もしにくいんだけど、一つ一つの項目をとってみれば、シャボン玉よりも儚い説得力しかないテキストの寄せ集めの様に思う。
ほかにも「買っただけで満足してしまった」「次々と遊ぶゲームがでて処理しきれない」「ゲーム以外に楽しいことが増えた」「クリアーまで長くて複雑」などの声があがっている。確かに最近のゲームはグラフィックの向上やシステムの複雑化が進みすぎてライトユーザーのみならずゲーマーまでも投げ出してしまうことが多いようだ。

HAHAHAHAHA。ここに上がってる理由なんて、全部が全部ファミコン時代の頃から珍しくもない理由ばっかじゃないか。しかも、挙げた四点の理由とグラフィック志向批判が全然繋がってない。用意した材料と導きたい結論が微妙に食い違っているから、記事の焦点全般がぼやける。

昔のゲーム = シンプル、最近のゲーム = 複雑、などという絶望的な類型思考が基底にあることが、どうしようもなく論旨を狂わせてしまっているといっていいだろう。86年後半から、87年末までのFCゲータイトル一覧を見てみるがいい。ブリーダーの、クレオパトラの魔宝の、大魔司教ガリウスの、ドラキュラIIの、一体どこがシンプルだったと言うのだ。「システムの複雑化」という相対評価に限っていえば、当時の方が遥かに「複雑化具合」は大きいし、それによって挫折してしまった人だってごろごろいた。「次々と遊ぶゲームが出て」いたのだって、それ故に「買った時点である程度満足してしまう」ゲームが出てしまっていたことだって、ファミコン時代から存在する現象じゃないか。

「投げ出した理由調査」ってなんのテンプレですかこれは。多分筆者の妄想ネタだと思うんだけど、幾らなんでも緩過ぎる。そっくりそのままFCタイトルをいくらでも当てはめられるじゃないですか。
ゲーム …… ヘラクレスの栄光(FC)
理由 …… いつまでたってもレベルがあがらず「井の中のヘラクレス」どまりだったから。
ゲーム …… スウィートホーム(FC)
理由 …… 夜にやって途中で怖くて泣いた。
ゲーム …… バンゲリングベイ(FC)
理由 ……シーアパッチを思い通りに動かせないのと、新鮮味が感じられなくてどうなるのか先が楽しみじゃなくなった。あと、放置していたら物語(説明書に書いてあったヤツ)とか忘れてしまってた。
ゲーム …… ドラゴンクエスト II(FC)
理由 …… 難しすぎる。その言葉に尽きる。特にロンダルキアの洞窟はひどいくらい難しい。いやほんと難しい。

珍しくもなんともないってば。いや、一応念のため断っておくと、私自身は上記理由で挫折はしておらんが。
昔はどんなゲームでも何回も繰り返し遊んだものだが……。

挙句の果てにこの妄想か。繰り返し遊ぶゲームも、繰り返し遊ぶには厳しくて途中で挫折し易いゲームも、昔から現在に至るまで幾らでもあったっつーの。ディスガイアも世界樹も売れてるだろーよ。アップルタウン物語を何回も繰り返し遊んだ人が、当時どれくらいいたというのだ。


ということで、上記記事を一言で概括すると「笑わせんな」ということになるんじゃないかとなんとなく思いました。


いつの時代も、面白いゲームは面白いし、あんまり面白くないゲームは面白くない、と。遊びやすいゲームは遊びやすいし、難しいゲームや複雑なゲームは途中で投げ出すヤツもいる、と。それを何で、時流の問題やハードの問題に落とし込もうとするのかな。懐古厨としても憤りを禁じえない。


取り敢えずこの記事の筆者は、コンボイとドラゴンズレアとディスク版レリクスしかない部屋で二ヶ月くらい暮らすべきだと思う。マジで。


posted by しんざき at 00:59 | Comment(56) | TrackBack(2) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
逆に昔のゲームにはあって最近のゲームには無い挫折理由なら瞬時に1コ思いつきました。
--復活の呪文を間違えたから--
最近のゲームにはまず無いですよね。
Posted by napo at 2008年07月30日 01:31
これ私も読んだけど、アンケートしている世代が分からないのですよ。それだけでもうダメすぎる。

私が思うに、我々が小学生の頃はゲームソフトはそうそう買ってもらえるものじゃなかったからどんなに難しいゲームでも繰り返しやるしかなかった。
ファミコン世代の人間が大人になって資金力持ったので、次々と出るゲームに目移りしながら摘むだけしてそう言っているんじゃないのかな。
名前のところが君やちゃんじゃなく、さんというところでふとそう思った。
Posted by GOTY at 2008年07月30日 03:04
もう一度読み返すと、「周りの人に」って書いていることに気づいた。やはり調査対象は大人のような気がした。
Posted by GOTY at 2008年07月30日 03:10
うんうん。。。
GOTYさんと同じ意見。。。
世代書いてないのアレだし、おそらく結構大人な世代だよねぇ…w

資金力を持って自由に買えるようになったから目移りしているのに加えて、今まで色々なゲームをやってきた分ゲームそのものに新鮮味が無くなって飽きが来ているのもあると思います。
Posted by hiro_s at 2008年07月30日 11:40
> また、社会人は遊ぶ時間が減ってきているというのも挫折要因なのだろう。

要はこれでは?
Posted by ぽ。 at 2008年07月30日 11:43
そうそう、昔のゲームの方が理不尽な難易度でクリアせずに投げ出した率高かったよ!
今のゲームの方がクリア率って高いんじゃないんだろうか。
Posted by たっち at 2008年07月30日 14:29
同感です。
昔のゲームの方だって投げ出される率は高かったですよね。

私もそこそこやってますが、
十王剣の謎、コンボイの謎、マイティボンジャック、ソロモンの鍵etc...
投げ出したゲームは多いです。

よくよく思い返せば、当時のアクションゲームなんぞクリア出来たゲームの方が少ないかも。
Posted by hasegawa at 2008年07月30日 18:44
この記者せいぜいSFC世代くらい
FCを知らない世代ではないのか
Posted by めあ2 at 2008年07月30日 19:02
はじめまして。
いつも熱い分析に感心しつつ、熱く読ませてもらってます。

「昔に比べて今は」ってのがただの妄想だったとしても、
そういう妄想が多くの人にはびこってるなら、
それも真実じゃないのかなぁ、って思います。
現実はしんざきさんの言うとおりだったとしても
そう感じてる人が多いなら「そうなのかなぁ」と。
(皮膚感覚として、そう感じてる人は周りに多いです。)

言ってることは間違いないと思うのですが、
イメージ的には「本来、この言葉はそんな意味じゃないんだ!」
みたいなことで怒ってる言語学者みたいな印象がちょっぴりあります。
ホントのことを知ってる人が減ってるなら、
もうそれは「そう」じゃないのかな、っていうか。
(うまく言えないんですけど)

しんざきさんは自ら「懐古厨」と言ってますが
そもそもその言葉自体「昔より今は」の体現者じゃないんでしょーか。
どうして「レトロ」なままなのかな、とか素朴に疑問に思って。

なんだか偉そうにすみません^^;
ちょっと引っかかっちゃったもので。
Posted by みときち at 2008年07月30日 21:31
>みときち さん

わたしも一読者ですが、異なる意見を持っています。

言葉(国語)の問題なら、「そう感じる人が多数なら、嘘でも真実になる(=意味の方が変わっていく)」ものだと、私も思います。よく誤用される言い回しとかは実際そうですよね。

でも、ゲームって、エンジニアリングに基づいて作成される製品ですし、できあがったものを定数化して検証を行うことが可能ですから、現代のゲームと比べることも比較的たやすい性質のものです。

それをよく知らない、あるいは印象のままで語ってしまったなら、反証(事実)を突きつけられて「笑わせんな」と一蹴されるのは覚悟すべきだし、どんなに多数の人が思い込んでいても、違うものは違うでしょう。

何が言いたいかというと、「多数決で決まることはあるにはあるけど、今回のエントリに適用できるようなご指摘じゃないんじゃないですか」ということです。

ひとつの意見として、ご参考まで。
Posted by いつでもどこでも名無しさん at 2008年07月31日 00:53
たびたびすみません、ちょっと補足というか。

元の記事で挙げられれてるようなタイトルで比べないと
なんか若干フェアじゃないかな、と。

ドラクエにしてもFFにしてもゼルダにしても、
(ここには出てないけどマリオにしても)
「昔だったらこんな理由で投げ出さなかったんじゃね?」
って人が多かったっていうか。

3Dになったりできる操作が増えたりしたのが
「めんどくさい」「買っただけで満足」
につながってるって話は
そんなに不思議じゃないのかなぁ、と。
(実際、ドラクエ2はクリアしたのに、
それよりもヌルい8はクリアできませんでした^^;)

元記事を見てみると「どんなゲームでも」って部分とか
「何でも知ってるような口きくんじゃねー」って感じなんですけど、
「遊びにくいゲームはいつの時代もできませんが、
遊びやすかったはずのゲームすら最近の人たちはできません」
ってことじゃないのかなぁ、などと思ったり。
Posted by みときち at 2008年07月31日 10:42
えーと、なんか凄い勢いでコメントをもらっていますが、順番に。

>napoさん
>--復活の呪文を間違えたから--

あー。ドラクエIIではよくやりました。あれの破壊力は凄いですね。

>GOTYさん
>私が思うに、我々が小学生の頃はゲームソフトはそうそう買ってもらえるものじゃなかったからどんなに難しいゲームでも繰り返しやるしかなかった。

当時子供だった人はそうでしょうね。ただ、勿論当時も子供だけがファミコンを遊んでいた訳ではないので、上の記事では論点から外しましたが。

>hiro_sさん
>世代書いてないのアレだし、おそらく結構大人な世代だよねぇ…w

そもそもこれ、アンケが実在したのかどうかを私は疑ってるんですが。

>ぽ。さん
現記事で対象を明らかにしてないし、あんま一概には言えないと思いますよー。
まあ、私は社会人の癖に山の様にゲームやってるけどな!

>たっちさん
>今のゲームの方がクリア率って高いんじゃないんだろうか。
間口が広いゲームは増えてる気がしますね。というか、そうでないと売れないんじゃないでしょうか。


Posted by しんざき at 2008年07月31日 12:06
>hasegawaさん
> 十王剣の謎、コンボイの謎、マイティボンジャック、ソロモンの鍵etc...十王剣懐かしいですねー。考えてみれば、当時どうやってクリアしたんだろアレ。

>めあ2さん
そうかも。まあ、SFC時代にも複雑なゲームは山ほどありましたけど。

>みときちさん
>そういう妄想が多くの人にはびこってるなら、
タマゴニワトリかも知れないですが、妄想を元にした記事をWeb上のメディアが堂々と挙げているのはあまりよろしくないと思うので、衝動の赴くままにDISっています。個人が書いた記事なら別にいいんですけどね。

>イメージ的には「本来、この言葉はそんな意味じゃないんだ!」
>みたいなことで怒ってる言語学者みたいな印象がちょっぴりあります。
上で書いた通り、メディアが堂々と無根拠なことを書くのは良くないと私は思ったので、それに基づいて文句をつけています。

>そもそもその言葉自体「昔より今は」の体現者じゃないんでしょーか。
ああ、懐古厨というのは単なる自己卑下の表現であって、実際には私はレトロゲームを「懐古」とは思ってないですよ。私にとっては、レトロゲームというのは今のゲームと変わらない1ジャンルなのです。


>いつでもどこでも名無しさん
>何が言いたいかというと、「多数決で決まることはあるにはあるけど、今回のエントリに適用できるようなご指摘じゃないんじゃないですか」ということです。

同感です。

>みときちさん
>「昔だったらこんな理由で投げ出さなかったんじゃね?」
どうなんでしょうね。多分なんですが、投げ出さなかった人もいれば、投げ出した人もいると思いますよ。

>「遊びにくいゲームはいつの時代もできませんが、
遊びやすかったはずのゲームすら最近の人たちはできません」
その「最近の人たちは」という言葉を、私はうさんくさく感じてしまうのです。
Posted by しんざき at 2008年07月31日 12:21
昔ゲームが大好きだった人は今でもゲームが好きだと思っているので、もう自分がゲーム自体に飽きているという事に気付かない(気付きたくない)
飽きてはいるがゲーム(シリーズ)は好きなので新しく買ってくる
自分はゲームが好きだったはずなのに何故こんなにつまらなく感じるのだろう
よくわからないが最近のゲームのせいだ!

という流れも少なからずあるようです
自分はまだここまでいってませんが、姉はまさにこの状態
完全に惰性でゲームを続けていているのに、飽きたとは思いたくない様子

最近のゲームは〜と言っている人たちは、自分がまだゲームを本当に楽しんでいるのかを考えてみたほうがいいかもしれませんね
Posted by at 2008年07月31日 14:00
>3Dになったりできる操作が増えたりしたのが
そりゃハードの進化で3Dにもなるでしょうし
コントローラーのキー数増加で割り当ても増えるものでしょう
昔の感覚で今のゲームを比較するのもどうかと思いますよ

てかトレビも実に微妙ですね
・アンリミテッドサガ
→説明書を見ても操作方法分からず投げ出す
・SIREN
→仕掛けの解き方で数時間悩むも分からず、積む
・斑鳩
→難しい、とにかく難しい、それに尽きる

ぐらいなら個人的に大納得ですが
どう考えても調査対象ゲームが一般・ライト層向けですし
投げ出す理由もゲーム以前の問題なものばかり
これ、本当に「げいまあ」と呼ばれる方達なんですか?と
まぁ色々突っ込みどころが多いですね
Posted by さわしろ at 2008年07月31日 14:28
「最近のゲームは」みたいな論調ってPS時代の頃からずっと目にしてる気がします
きっと自分が知らないだけでSFCが発売された頃にもそんな批判があったんでしょうね

要するに「最近の若者は」と同じたぐいのものなんでしょう
Posted by at 2008年07月31日 18:37
レリクス、かなり遊んだんですが・・・。
何度もクリアー(色んな機種で)したし。主にPC版ですけどね。
世界観も好きなんですが・・。

ディスク版レリクスってそんなクソゲーなんですか?FCのディスクシステム版って事ですよね。

ちなみに私は、ファミコン持ってませんでした。
AppleIIとか海外のPCゲームに憧れてアキバや渋谷に入り浸って、店頭デモでゲームしてた小学生でした。
Posted by toru at 2008年07月31日 20:45
>名無しさん
>完全に惰性でゲームを続けていているのに、飽きたとは思いたくない様子
うーん。飽きたなら飽きたでいいんじゃないか、とは思うんですけどね。

ゲームが面白くないのが個人の問題だったとしても、それじゃ話が広がらないから、という向きもあるのかも知れないですね。

>さわしろさん
>コントローラーのキー数増加で割り当ても増えるものでしょう
私実は、コントローラーのキー数増加が一概にゲームの複雑化に直結するのかどうか、ちょっと懐疑的なんですが。格ゲーとかジャンルにもよりますけれど、場合によってはキー数増加ってむしろ操作性向上に結びつく気が。

敷居を上げる意味での「複雑化」って、多分もうちょっと別の原因があるんじゃないかって気がします。

>ぐらいなら個人的に大納得ですが
いやもうおっしゃる通りでございます。
というか、多分引用元、そもそもアンケートなんてとってないんじゃないかって疑念が。

>名無しさん
>要するに「最近の若者は」と同じたぐいのものなんでしょう
多分そうなんでしょうね。


>toruさん
>レリクス、かなり遊んだんですが・・・。
>何度もクリアー(色んな機種で)したし。主にPC版ですけどね。
PC版レリクスは名作だと思いますよー。あの独特の世界観は凄くいい味だしてましたよね。

ただ、アレです。世の中には、残念ながら「移植してみたら別物でした」っていうタイトルが実にたくさんあるんです。
Posted by しんざき at 2008年07月31日 21:14
複雑なのと不親切なのは違うんじゃないでしょーか
Posted by at 2008年08月01日 00:42
そもそも論をいうと・・・

livedoorの記事に突っ込むところが間違えているかと。
janjanとオーマイニュースとlivedoorニュースの三つはネタとして楽しむところで、まともな記事には向かないかと。

(J-CASTは2ちゃんのまとめサイトと同レベル)

一言突っ込むとすれば、昔ならゲームを触りもしなかった人達が遊んでいるわけだから・・・ま、微妙ですわな
Posted by 十六夜達也 at 2008年08月01日 22:22
始めまして。最近ブログを始めたとおりすがりのものです。たまたま自分が書いたエントリにつながる部分があるかと思いコメントさせていただきました。

引用されてる記事が「昔はよかったけど今はダメ」的な根拠のうすい記事であることは間違いないと思います。

ただ、昔と比べて最近は「クリアする」ということ自体に遊び手も作り手もそんなに重きを置いていない、もしくはハードルをすごくあげちゃってることが多いと思います。

引用元の記事が悪いのは

『逆にクリアできたゲームを聞くと、『メイド・イン・ワリオ』シリーズ、『マリオカート』シリーズなど比較的短時間で遊べるものが挙げられている。』

って、そういうゲームあんまり「クリア」の概念ないじゃん!って突っ込みが入るところです。

レトロゲームは、ロムの容量なんかの関係で、やっぱり終わりをそんな遠くない地点に設定しなきゃいけなかった。
今はでかいし繰り返し遊べるのが正義みたいなところがあるので、作り手がそういう意味でレトロゲームを見直さなきゃいけないのかなと思っています。

駄文失礼しました。
Posted by NPC15 at 2008年08月02日 00:09
引用元もこっちも目くそ鼻くそと言わざるを得ないな
互いに単なる主観を書いてて同意する人としない人がいるだけだ

とりあえず「いつの時代も、面白いゲームは面白いし、あんまり面白くないゲームは面白くない」ってのは駄目すぎだろ
「日本でも犯罪者はいるし、ヨハネスブルグにも犯罪しない奴はいる」っていう結論が治安を議論する際に無意味なのと一緒で

あとは「ゲームが面白くなくなった」を考える際には、「ゲーム自体が面白くなくなった」だけでなく「環境の変化によりゲームが楽しめなくなった」といった要因も存在する
俺は後者の要因が強いと予想しているがなー
ドルアーガなんてインターネッツがある現代でやっても糞つまんねーだろうし
プレイ動画が溢れてる時代にはアクションをやるモチベーションもなぁ
Posted by at 2008年08月02日 11:34
飽きた。の一言でしょうね。僕の周りにもいます。
でも「飽きたんでしょ?」って言うと必ず「昔は違った!」って反論されます。
僕はそういう時↓の様に説明します。参考(何の?)までにどうぞ。


そもそもゲームって下の繰り返しだと思う
思考+操作のインプット⇒音+絵+状況+シナリオのアウトプット


インプット側はゲームにもユーザーにも影響されるので「最近は」「昔は」なんていえない。複雑な思考や操作を楽しむゲームもある。

アウトプットの内、状況・シナリオもソフトに依存する。状況を楽しむメタル・ギアとか、シナリオが良いFF3とか。今も昔もたくさんある。

アウトプットの内、絵・音は凄く進化してる。
FCの中でもマリオとマリオ3じゃ全然違う。

だから最近のゲームが悪いと思うのはアウトプットの状況、シナリオとインプットの思考の問題に行き着く。
でもこれらの問題ってゲームに限らず、経験するとドンドン新しいものを求めるように出来てる。
つまり自分の経験より早いペースで斬新なものが提供されないと新しさを感じ無くなる。

新しさを感じなくなることがゲームに対して飽きるってことだと思う。
Posted by m at 2008年08月04日 07:45
音楽も同じように言われるね。
「昔はいい曲が多かった」「今の音楽はすぐ飽きる」とか。
でも、昔っから箸にも棒にもひっかからない曲はごまんとあって、その中でいいものだけが現在に残ってるだけで、良い時代だと錯覚してるだけだ、と山下達郎が言ってた。
Posted by at 2008年08月04日 09:33
>音楽も同じように言われるね。
ゲームも文化として育ってきたのかな
Posted by at 2008年08月04日 11:06
コアやヘビーだけでなく、にわかもライトもやっぱりゲーマーですよ。
若葉マークもペーパーもドライバーであるようにね。

昔の事をよく思い返してみると、全てのゲームをやり込むタイプの子供と、
一部のゲームのみをやり込むタイプの子供が居ませんでしたか?

顔を合わせてゲーム対決でもすれば、寧ろ後者の子の方が上手いし、深くやり込んでいる事も多く、
前者タイプの僕なんかは勝手に彼らを「仲間」だとか、もっと言えば「上級者」だとか誤解してた節がありました。

中学にあがってからですかね…。
実は自分が「ゲーム博士」で彼らが「一般ピープル」だと気付いたのは…シクシク
Posted by at 2008年08月04日 16:27
ところでシナリオ面について考えてみるとどうだろう。
これも懐古補正は免れないが、一つの目安には……ならないか。うん、ならんわ

やっぱり大事なのは、「劣化したかどうか」ではなく「何故劣化したように感じるのか」だよなぁ
Posted by at 2008年08月04日 21:52
変わったのは“ゲーム”なのか“自分”なのか。
・・・違うかw
Posted by   at 2008年08月04日 22:10
昔は良かったと思い込んでいる面も有るだろうけど
明らかに劣化したのはロード時間と
これは人の好みによるけど挿入ムービーによってテンポが悪くなったって所かな
Posted by    at 2008年08月05日 10:55
ゲームは暇つぶしだろ
そんな必死になってやんなよ
Posted by at 2008年08月05日 12:35
昔のゲームってクリアできたほうが少なかったような
Posted by at 2008年08月05日 15:29
昔のゲームの方が面白いって言うのはいわゆる思い出補正がかかっちゃうんですよね。
「最近の若いもんは〜」とか「あのころはよかった」って言ってるのと同じですよ
Posted by at 2008年08月06日 09:00
ある程度以上昔全体の中から良い物だけを抜き出し
さらに思い出で補正されればそりゃ今の物が何しても叶わない夢のような名作が並ぶよなって感じが…昔は〜と言われてもその期間は何年もあるわけで。

それだけゲームにも歴史という物が出来てきたんだなぁと実感させられる。
Posted by at 2008年08月06日 12:09
俺みたいなのはあんまり操作が複雑になるとできなくなっちゃうんだよな
スト2はそこそこできたけどギルティとかはさっぱりだし
Posted by demo at 2008年08月06日 18:33
朝目からきました。

>取り敢えずこの記事の筆者は、コンボイとドラゴンズレアとディスク版レリクスしかない部屋で二ヶ月くらい暮らすべきだと思う。マジで。

個人的には「いきなりミュージシャン」と「花のスター街道」で閉じ込めてもらってもいいかと(笑)。
いきなりミュージシャンよりひどいソフトは未だかつて見たことがありません。

昔はきれいだと思っていた画面も、今やってみるとしょぼかったりするんですよね。
アニメもそうなんですけど。

個人的には、FFはPSからイマイチです。
たぶん、作り手の求めるものと私の求めるものが違ってしまったんでしょうね。。。
ちなみに、父親は「見づらい」の一言でFFVIIを5分で放棄しました。
Posted by Juno at 2008年08月07日 00:03
長くてもここ数年を指す最近と範囲無制限の昔を比べたらそりゃ昔のほうが名作多いだろうよ
あともうひとつ、仮に年1つ名作が生まれるとしても長い間ゲームをしてたら名作が減ったように感じるのは当たり前
過去のゲームはできるが未来のゲームはできないんだし(図説しないとわかりずらいかも)


この辺りの計算は漫画でもアニメでもゲームでも音楽でも同じ
ここらへんと飽きを省いて今と昔を比べるなんて不可能
Posted by at 2008年08月07日 01:37
ネタ記事に対する反論だとしても杜撰すぎますね。
ゲームバランスとシステムの複雑さを混同している。

例えばキャラクターの移動という部分を切り取って考えても、
3Dが主流となった今は移動+視点操作という
2本のレバーを使うんですよ。
この時点で2D時代の倍の複雑さがあります。

さらにアクションゲーム等で
以外の動作が加わるとなると(攻撃・ジャンプ)
距離感のつかみにくい3D視点だと、
頻繁な視点切り替え等で、さらに複雑な操作を要求されます。

上記の点だけで議論しても、
難易度やゲームバランスは変わらずとも、
複雑さは増していると思いますよ。

>とりあえず「いつの時代も、面白いゲームは面白いし、あんまり面白くないゲームは面白くない」ってのは駄目すぎだろ
>「日本でも犯罪者はいるし、ヨハネスブルグにも犯罪しない奴はいる」っていう結論が治安を議論する際に無意味なのと一緒で

ここは同感。
トートロジー
Posted by heto at 2008年08月09日 10:44
>また、社会人は遊ぶ時間が減ってきているというのも挫折要因なのだろう。

元記事こちらが主題なんじゃ?

500本近く積んでる
(300本以上未開封)俺はおかしい
というか逆にストレスになってるな
Posted by   at 2008年08月09日 10:49
クリアしたら二度と起動しないゲームや
クリアするのすら面倒になるゲームは増えた

無駄に長すぎるんだよね
ボリューム不足という表現を好むゲーム雑誌やユーザは
単に長時間遊べれば満足なの?
Posted by at 2008年08月09日 19:39
この記事80%位合ってると思うけど?
ケチを付けてるあんたの方がおかしいよ。
Posted by ならせ at 2008年08月09日 20:01
記事をどう思うかは個人の勝手だからどうでもいいけどここ5年くらいやりたいと思うゲームが無いっていうのは個人的な感想
最近はスルメ的なゲームが無いよ
これもインベーダー世代の個人的な感想だからどうでもいいと思ってくれて結構
Posted by at 2008年08月09日 22:02
誰かが書いているとおもいますが、「今のゲームが本当に魅力が無いのか」、「昔はやることが無くて仕方なく繰り返し遊んだだけではないのか?」というようなことを検証しないと、この論議も半ば意味が無いかと。

あと「シンプルと複雑」という視点をどこにあわすかでも話が変わりますしねぇー。
「操作性」なのか?
「ゲームシステム(ルール)」なのか?
「ストーリー」なのか?

そこら辺を包括して多角的に分析した記事はいまだ(商業、個人を含めて)お目にかかったことが無いのですが、そこのところはどうおもわれます?
Posted by at 2008年08月10日 04:58
解釈の仕方1つでどうとでも変わる。元記事も感想ブログも同レベルだな。
少なからず同意できたのはhetoさんの意見。

違和感を感じたのは……
「相対評価として当時の方が複雑化具合が大きい」
ないわ。元記事と同じく単なる主観。
Posted by   at 2008年08月10日 05:12
ドラクエUのロンダルキアの洞窟程度で難しいって、だいぶヌルい印象を受けましたが・・・。
その後のロンダルキアの大地でのゲームバランスが悪すぎるっつーなら納得しますけど。。。

シューティングは昔の方が(というかある時期より前の方が)楽だったと思いますけど。
Posted by Y at 2008年08月10日 08:30
逆に考えるんだ
今のゲームは途中で止めても満足できる
そう考えるんだ
Posted by   at 2008年08月10日 08:39
SaGaだったら50週はやったぞ、SaGa2も20週はしたな
3はクソゲーすぎて1回しかやらなかったがw
Posted by at 2008年08月11日 02:46
3Dゲーは慣れてない人には操作が難しい→思うように動かせん→ミス連発→ツマラン
って人が多い気がする
昔の2Dゲーも操作は簡単だけどタイミングがシビアなゲームが多かったから、正直あまり難易度は違ってないと思う。
まぁゲームの歴史が個々の平均点を上げたって事じゃないっすかね?
Posted by A at 2008年08月11日 02:52
>とりあえず「いつの時代も、面白いゲームは面白いし、あんまり面白くないゲームは面白くない」ってのは駄目すぎだろ
>「日本でも犯罪者はいるし、ヨハネスブルグにも犯罪しない奴はいる」っていう結論が治安を議論する際に無意味なのと一緒で

いやいや元記事の論拠自体には「いつの時代も、面白いゲームは〜」としか反論できない気がします。治安は確固たるデータがでているものであって、ここでは比喩としては不適切ではないかと。
Posted by さめぐい at 2008年08月22日 10:01
ファミコン時代と今の時代のどちらが複雑で敬遠するようなゲームが多く目につきやすいかの『傾向』について反論出来てないじゃん。3つか4つ挙げるだけで。

昔は知らんけど、取り敢えず最近のゲームは3Dだったり長かったり操作ボタン多かったり萌えキャラだったりで、ライト層が一目で逃げ出しそうな感じ多いと思う
ファミコンはほとんど2Dでボタン操作もシンプルだと思う
Posted by にゃあ at 2011年06月10日 05:25
ゲームに飽きただけだろ
いい加減に卒業すりゃあいいのに
「それでいいのか?」とか言い訳せずに
Posted by at 2011年08月18日 19:38
飽きたというのと、つまらないとは違う
つまらない=面白いものを期待している
飽きていたら気体てしない

期待しているそれを作る側が再現できない、またはそうなった

Posted by at 2013年03月27日 01:12
つまらないと言うのはゲームと言うものの作り方に問題があるのではないかと思う

もともとゲームと言うのは主体性はプレイヤーにある
プレイヤーが自分の意思で選択や決断をして、その結果を見て楽しむものをゲームと言う
ポーカーのようなものでも一緒
どのカードを残しどのカードを切るか自分で選択し、その結果を楽しむ

それが主体性がゲーム側にあるとプレイヤーは自分の行動とその結果を楽しむと言う行為が出来ていない
ポーカーで言うなら、プレイヤーがストレートフラッシュで勝つと言う筋書きが既に決まっているから残すカードと切るカードの選択権はプレイヤーには無い、プレイヤーがやるのは筋書き通りの役割をこなす事

見た目は勝ちも負けもするもともとのゲームに比べて、必ず劇的にストーリーが仕込んであるのできれいで鮮やかな見た目になった
けれど、自分でその筋書きを選んでいる訳じゃない
指示通りにやれば最後にストレートフラッシュで勝てるゲーム

もともとのポーカーはプレイヤーがした選択に対してルールで結果を返すだけ

プレイヤーの行動に結果をつけるのがもともとあったゲームの役割
それがだんだん、ゲーム側の注文にプレイヤーが応えると言うものに変化していった

そんな感じがする


仮にゲーム側の注文の追従も必要にしてもプレイヤーが自分から選択しているかのように作っていたものが、だんだんプレイヤーを縛りだした
右に進みたいプレイヤーに左に進めという
今まで右に進みたいプレイヤーを左に進みたいと思ってしまうように受身にうまい事プレイヤーを操って来たものが
プレイヤーを縛る事でしか操る事が出来ない様になった

具体的には、例えば魔王を倒す事が目的のゲームだったら
プレイヤーは当然魔王を倒す事を前提に行動する
だからゲーム側はこう用意する
魔王を倒す事が目的→その目的のためには何々が必要→その目的のためには何々が必要→その目的のためには何々が必要

だからプレイヤーはゲームに指示されているだけでも自分の目的のために動いている事になる
この場合目的があってやっているのだから途中でやめる事が出来ない

それがプレイヤーにとって最終目的が曖昧でそのつど
何々が必要だからやれ→何々が必要だからやれ→何々が必要だからやれ→魔王を倒しなさい
と言えばプレイヤーはただ命じられているだけになる

やってる側に自分から達成しなきゃいけないと思っている目的があるならどんなに難しかろうとやめられない
でも目的が無いなら命令を受けるのが億劫

昔のゲームにあって今のゲームに無いものは最終目的ではないかと
やってる側にとって理解しやすい最終目的
それを目的にプレイヤーはゲームをする

逆にそれがないと続かない
目の前にゾンビや怪物がいる、プレイヤー自身には目的は無いが目の前にいるゾンビを撃て、次はボスを撃て、次はトラップ
それではただ命じているだけ
プレイヤーは召使じゃない

でも、この町はゾンビだらけだ、この町から脱出しなければいけない、そのためにはこれが必要、そのためにはこれが必要
と考えるとやめられないゲームになる



仮に全てのゲームに目的なるものがあったとしてもそれをやる相手に伝えきれないならそれは作り手の力量不足
Posted by at 2013年03月27日 01:59
STGとかディスガイアとか世界樹とか
しんざきさんと趣味似てて勝手に親近感感じてます
Posted by at 2013年04月27日 01:32
昔はゲームを開発しやすく、コストも安かった。
今は膨大な開発コストに起因するゲーム内容と直接関係ない処理によって純粋な「作品」創りが出来てない。

洋ゲーに良作が多いのはそういった馬鹿みたいな雑務に邪魔されず、制作者の思い通りに作れるから。
Posted by at 2013年06月27日 03:02
3DとかCGとか、そういう面を取り払ってみたら違いが分かるのでは?
全てをただの記号だけの表現に置き換えてみる

今のゲームを置き換えると
実際の内容はただ道なりに沿って進むだけになる

昔のゲームは、作品によっては特定の場所でとどまって迷ったり、作品によっては同じ場所を何度も行ったり来たりする

開始地点〜ゴール地点までをたどってみると
今のゲームはただ一本道を進み、その場の仕掛けを作動し続けるだけだったりする


昔のゲームは、考えないといけなかったりする
開始地点とゴール地点を線で結んで
その途中の障害物、分かれ道、行き止まり
さて、どれを選べば無事ゴールにつけるでしょうか?
という子供が喜びそうなお遊びが基礎になっている

または、ゴール地点を魔王の城と仮定すると
魔王の城まで進むための迷路
こっちは関所で通れないよ、こっちに行けば侵入はできても敵が強すぎるし行ってもまだその先には進めないよ
こっちは門番がいて通れないよ
でも、この洞窟には入れるよ
洞窟に入って特定の作業をして帰って来れば
今度は、王様のお招きで門番に通してもらえるよ
王様に、会えれば関所を通れる手形をもらえるよ
関所を通れば新しい土地へ
魔王の城へも一歩前進

こうやって点順を書いてるだけでも楽しい

今のゲームの、つまらなさっていうのはそういう
人間の出す子供との遊び的な「さてどうすればいいでしょう?」が一切ない事

単に道なりに沿って予定調和的に前進し続けるから
もちろん各場所に行き止まりで仕掛けを解いて進むってなっているけど、自分のちょっとした探検心での究明とは全然違うもの
直進すると必ずぶち当たって単にとかなきゃいけないただの作業


Posted by at 2016年12月05日 08:45
この記事の初出が8年前でその間ずっと巷にもコメント欄にも同じような発言が見受けられるあたり、本当に普遍的な状況なのだなと納得できる。
Posted by 伽羅 at 2016年12月08日 10:49
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