以下のエントリーは検閲・脚色済みです。
「うーす」
「うーす。久しぶりだけど、相変わらず背景がおどろおどろしいねー」
「このご時勢に花柄でツヤツヤしてる訳ないべー」
「スーツがしわしわしてますけど。相変わらず会議会議?ジャンル開拓?」
「別にそればっかやってる訳じゃないけどね。自分の毒が自分に回ってるって感じ」
「毒?」
「若者に本読ませろ読ませろーーーって。若者が読むジャンルを開拓しろーーーーって。実は読んでんだけど」
「昔煽ってた「若者の活字離れ」とか、偉い人が自分で信じちゃってるんだ」
「そなかじ」
「ケータイ小説はそれか。二匹目のドジョウか」
「ちょっと違うけど。まあ、なんだ、有力かもと思っていたジャンルが瞬間的にぽしゃったから、その代わりというのは正直あるんでないか」
「電車とか浮気とか?」
「えーそーですよそーですよ。どーせ楽ですよあれ系は」
「仕事しろ編集」
「むしろコンテンツを持たせる方が難しいんだよ。供給集中ですぐ鉱脈尽きるんだからあの辺」
「その辺ゲーム業界と似てるな。一発度が違うけど」
「ジャンルを長持ちさせる方法が必要とされているのですよ。絶対業者間の横連携とか出来そうにないし、どこもかしこも後追いの嵐だし」
「ライフハック系や健康系を思い出しますな」
「まだ売れるよ一応。大分ダシガラだけど」
「Webに山ほど転がってるけどな」
「まあ客層違うし」
「でもケータイ小説は結構持つんじゃないの」
「いや、しばらく持ってくれないと困る。割と本気で困る」
「色々煽られてるみたいだけど」
「むしろ自分らで仕込んでる」
「マジスカ」
「正直偉い人受けがいいから、って面もあるんだよねアレ。「若者がどんな形であれ活字を読んでいる、ここを入り口になんとかなるかも」みたいな」
「何故既客離れの方を心配しない」
「言ってやってください」
「文芸どうなの?赤?」
「うちの場合コマあんまり大きくないし赤まではいかないけど、正直義務感で出してる感じ。それより雑誌がやばい」
「S友…(´・ω・`)」
「(´・ω・`)」
「しんみりしますね」
「いや、今会社違うし正直割とどうでもいいけど」
「K社辺りと合併を考えるというのはどうでしょう」
「一言で言うと地獄に落ちろって感じかな」
「結論が出たところで仕事に戻ります」
「はい。お疲れ様でした」
「お疲れ様でした」
2008年10月02日

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一言で言うと、「ケータイ小説なら・・・ケータイ小説ならきっと何とかしてくれる・・・」みたいな状況らしいので、そっと応援しようと思いました。
自分では読まないけど。