ちょっと思いついたことのメモ。
二人称って、いつから使う様になるのだろう。
最近の息子さんの言葉を聞いていると、「ぼく」あるいは「○○(自分の名前)くん」という一人称はほぼ完全に使いこなしているように聞こえる。
「パパ」「ママ」「じいじ」「ばあば」などの三人称も問題なく使えているように聞こえる。
さて、ここに「きみ」とか「あなた」みたいな二人称が加わるのは、いつか。
改めて考えてみると、日常生活で「二人称」をわざわざ使う場面って、あんまりない。「パパ」や「ママ」みたいな役割が家庭内で固定している場合、子供は専らそちらを使う。普段の遊びでも、「○○くん」「××ちゃん」といった三人称を使ってお互い会話することが殆どだ。二人称が必要とされる人間関係が構築されるのって、実はかなり後になってからのことなんじゃないだろうか。
二人称が使われる場面というのを考えてみる。ある程度親しい友人との一対一の場面?名前を知らない人との一対一の場面?いずれにしても、「自分」「家族」「他人」とか、そういった枠組みがある程度固まってからのような気がする。小学校くらいだろうか。
ということで、息子さんがいつ二人称を使いはじめるのかを、ちょっと興味深く観察してみたいと思う。
ちなみに息子さんは最近やだやだ期に入った気がします。お風呂や歯磨きの時ににやーっとして「やぁだぁーーっ」。スルーして強制お風呂。よくある。
2009年11月05日

この記事へのトラックバック
それどころか私もめったに使ってないんじゃないか疑惑ですよ。
英語だと二人称使いまくりなのですけどね。
日本語は主語を省略できるとか、そういう話なのでしょうか。
「あなた」や「おまえ」は、親密さも演出すれば牽制も意図できる
言葉だよね。親に向って「あなたは」って言ったりとか。
2人称を必要とする人間関係の構築がまずあって、というよりは、
関係性を(再)構築するための演出ツールとして使う(ような
欲求の現れ)って感じがするかな。
そうじゃない2人称がある気もするけど、まあいいや(笑)
名前の知らない子と遊ぶ時に使ったり使われたりする
幼稚園くらいから使われてた気がする。こどもがうじゃうじゃいると全員を名前では呼ばない。「おめーはあっちだろー」みたいに使う
年上の子が「お前」を使うのを見て学習するのとどっちが時期的に早いか。
うちは子どもが何かやらかしたら「キミィ〜、それはいかんよ〜」とか使ってました。