2004年12月24日

詐欺話雑感。

この前、久々に縁者に電話をかけた時の会話。

私 :「うっす、おひさー。しんざきだけど、元気スか」
叔父:「何だと貴様。オレオレ詐欺ではないという証拠を見せろ(実際にこういう話し方をする人なのである)」
私 :「・・・は?」
叔父:「本物のしんざきならこの問題に答えられる筈です。ファミコン史上初めてボイスサンプリングで声を出したゲームは?」
私 :「え、えーと、ゾンビハンター。いやちょっと待て、待ってください。誰も金の無心なんかしとらんがな」
叔父:「やかましい、詐欺事件は日々進歩し続けているのだ!第二問、ロボット三原則を提唱したSF小説作家、フルネームで!」

こんな感じのネタ(7割くらい原文のまま)に付き合わされて昼間からどっと脱力した訳ですが、それにしても最近オレオレ詐欺、いや振り込め詐欺になったんだっけ?関係の話をあちらこちらで耳にする。

丁度、Yahooで詐欺事件の手口を見かけた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000005-yom-soci

大体の概要を紹介すると、いわゆる「振り込め詐欺」の新手(といっても結構前から言われていた気もするが)で、詐欺業者側が裁判所に「顧客が料金を払ってくれないのだが(勿論嘘な訳だが)」という申し立てを行って、簡易裁判所から正式な支払督促を出してもらう。これを顧客側が通例通りシカトすると、実際に法的な強制執行が生じる恐れがある、という様な手口だ。日本ではタダでさえ弁護士とか警察といったものに不慣れな人が多いため、そこをついての手口なのだろう。

いまいち腑に落ちないのだが、この「強制執行権」が業者側に得られたとして、その執行自体は誰が行うんだろう。業者側は名前を出す訳にはいかんだろうから、誰か代理取立て業者でも立てるんだろうか。

後これ、裁判所側に顧客が問い合わせると業者側は慌てて申し立てを取り下げるらしいのだが、この取り下げって被告の同意もいる筈だし、逆提訴とか出来ないのかなーとか思っていると、実際に逆提訴をやっている人がいるらしい。業者側は尻尾巻いてガン逃げの様だが。下記が経過のURL。

http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20040930A/index.htm

まあ簡易裁判所を絡ませるというこの手口自体は多分あまりうまくいっていないのではないかと思うのだが、肝心の電話をかけてくる詐欺に関しては、手口の巧妙化から被害は増える一方の様だ。実際、普段警戒心の強い人でもころっとだまされてしまう程に、裏方から仕掛けからものすごいことになっている。

こちらのページで、実際にオレオレ詐欺に遭遇された経過を記しておられる。
http://junsui.txt-nifty.com/filtration/2004/08/post_22.html
一読の価値がある。巧妙も巧妙というべきで、ここまでやられたらかなり事情に通じている人でもだまされてしまう恐れがあるだろう。
実際にオレオレ詐欺を担当しておられる弁護士の方の日記を見つけた。
オレオレ詐欺被害者の訴状却下
このあたり、法律の方が現状に追いついていない印象があるのだがどんなものだろう。

ものがものだけに柔軟に対応という訳にもなかなかいかないであろうが、詐欺業者に儲けさせるのも癪にさわる。皆様詐欺には気をつけましょう。後、本人確認にネタを使うのは程ほどにしましょう。
posted by しんざき at 13:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
 なにー、あの叔父さんはそんなお茶目で素敵な叔父様だったのかー(爆笑
いやはや最近の悪徳業者は手が込んでるよね。 実は昨日から二日連続であきらかに営業口調の勧誘電話が来てなぁ、しきりにキャンペーンだの家の主人はいつかえってくるだのしつこいので、即電話切ったらその後五分も電話かけてきやがった_| ̄|○
最近の勧誘電話は普通に断るだけではこりない業者が多い模様。 みんな気をつけようナ!
初売りで非通知拒否機能付き電話買ってきます。
_| ̄|○
Posted by ガイア at 2004年12月25日 07:19
おお、みゃあさんも何か悪質営業電話の被害にあっておるのかね。電話の途中で強盗団の襲撃か何かがあった様な感じの音声を流してみるのはどうだろう。

「○○様ですね、私共はこの度・・・(云々)」
「(どんどんどんどんっ、がちゃ・・・っ)う、うわ、な、何だ君たちはっ。ひ、人の家に土足でっ」
「・・・え?」
「ひ、ひぃいっ。た、助けてく(がちゃ)」つー、つー、つー。

意外に効果的かも知れない。
Posted by しんざき at 2004年12月25日 13:35
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