「アジアの真実」様より。
暴かれる南京事件
エントリーもさることながら、コメント欄が凄く面白いことになっていて一読の価値がある。管理人さんも笑いが止まらなかったことだろう。
南京事件に関しては、十分な知識を持っていない為コメントを差し控えたい。
ただこれまでは、一方の声が大きすぎてもう一方の意見が完全に封殺されてしまい、検証どころではないという非常に気持ち悪い状況に見えただけに、こういった本が出版され、しかもある程度注目されているというのはまあ望ましい状況なのではないかと思う。議論も検証も、立場が複数ないと始まらない。ある一つの立場しか許されないというのは、それこそある種の人々の口癖になっている民主主義にふさわしくあるまい。
ここ二、三十年、日本では「言論機関自体による言論統制」という不可思議なものがまかり通っていた。言葉で食っている筈の連中自身が、何を勘違いしたのか自分達の言葉のみを世間に押し付けようとしていた時代があった訳だ(今でも続けようとしているが)。その結果、事実がどんなものであったにせよ、一方の意見のみがひたすら取り沙汰され、もう一方の意見は一斉批判で潰される状況が長く続いていた。
今回の展開などを見ていると、その時代がようやく終わりを告げてきたのではないかな、という感がある。最近某新聞などは、今までお得意にしてきた匿名の暴力記事が通用しなくなったということを何度かに分けて思い知らされている様で、そのあたりもこういった事象を象徴している様に思えて非常に喜ばしい。
どちらの立場で物を考えるにせよ、考えるべき材料が増えていくのは良いことだ。議論が活発になるのも良いことだ。取り敢えずは、朝日新聞の華麗なスルーっぷり、及び中国様からの物凄い内容のクレームを予想しつつ、無難かつ何の面白みもない一般論でこのエントリーを閉じたい。
と思ったが、ついでながら幾つか参考URLを載せておこう。うむうむ、考える材料が多いのは良いことだなあ。ネットって楽しいなあ。
日本人は日本から出ていきなさい
やべえ、私は気がつかない内に右傾化していたのか。えらいこっちゃ。っつーかこの人本当に在日なんだろうか。ここまで来るとなんか信用出来ないんだけど。
ちなみに元ページはこちら。ここもなかなか楽しい意見が揃っていて読み甲斐がある。
南京陥落後に撮影された風景
どんなものなんだろうなあ。取り敢えず史料として物凄い量であることは確かだけど。これが全てなのかも知れないし、ごく一部なのかも知れない。
南京大虐殺はなぜあってはならないのか
勿論、こういう立場の人もいる。些か言葉が感情的な気はするが、まあ勢い感情的にならざるを得ない分野なのだろうか。
ところで、Googleで「南京大虐殺」と検索してみると、上位6,7件くらいが軒並み捏造批判ですよ。これはこれでちょっと気持ち悪いな。まあ、ネット以外のメディアがあんなんだからバランスとれてるとは思うんだけど。
--------------------------------------------------------
(02.02 09:22 追記)
文中の「アジアの真実」様へのリンク先が間違っておりましたので、修正しました。大変失礼致しました。
2005年02月02日

この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
・暴かれる南京事件
Excerpt: 「南京大虐殺」流布写真143枚、証拠として通用せず 東中野・亜大教授検証 明らかな合成/日本兵と違う軍服 「南京大虐殺」の証拠として流布する写真の検証作業を続けていた東中野修道・亜細亜..
Weblog: アジアの真実
Tracked: 2005-02-02 16:59