人狼オフレポに続いて、久しぶりに人狼話など。
先日久しぶりに対面人狼を遊んで、ちょっと目標意識が不足しているなーというか、若干「慣れ」で遊んでしまっている部分があるなあ、と思った。
それがどんなものであれ、上達する為には目標が必要だ。ゴールが見えていれば足取りは早まる。ゲームも同じで、単に惰性で遊ぶのと、「○○を達成する」「××が出来るようになる」という目標があるのでは、気合やプレイの締まりが全く違う。そういう意味だと、ちょっと前回の人狼会では、私には「ゴール」の設定が欠けていたと思う。
で、対面人狼でどんな目標を掲げるかなあ、と考えると、勿論私は大して上手くない訳なので、「もっと上手くなりたい」になるんじゃないかとは思うのだが。ふと、「人狼ゲームにおける上手さ」とは何か、という問題に突き当たった。
人狼ゲームの上手さにも色々ある、と思う。「周囲の状況を把握出来る」とか「自分に見える状況を自分の言葉で表現出来る」「自分の役職に期待される役目を遂行出来る」というのが、多分上手さの第一段階だ。
で、その先は。一般的に考えれば「自分の陣営を勝利に導くこと」が上手さの基準なんだろうけど、それでも「勝利への導き方」は色々あるし、それによって「上手さ」の種類にも色々あると思う。
・その場の議論をリードして、自分の考える方向に誘導する「リーダー」的上手さ
・考察や状況分析を精密に行って有益な情報を周囲に提供する「参謀」「名占い師」的上手さ
・手数計算や状況整理をして、周囲の議論をサポートする「書記」的上手さ
・白くもなく黒くもなく、巧みに周囲の視線から逃れて生き残る「潜伏狼」「ハムスター」的上手さ
・周囲を時には混乱させ、時には停滞させて、仲間狼の潜伏を助ける「狂人」的上手さ
・狼の行動を先読みして、普段は抑止力になり、クリティカルなところで狼の襲撃から役職者を守る「狩人」的上手さ
勿論、自分が引いた役職や状況に合わせて色んな「上手さ」を使い分けられるのが一番いいんだろうし、どの役職を引いても強い、という人も実際いると思うけれど。凡プレイヤーとしては、取り敢えず何か一つ、「この要素で上手くなる!」という目標を決めてかかれば、ゲームに臨む姿勢もより締まるんじゃないかと思ったものだ。
まあ、人狼ゲームの難しいところは、「周囲からの印象によって難易度が変わる」という点であって、私は人狼会では「妙に頻繁に襲撃される」という属性もちなので、向いている役職と向いていない役職はあるだろうけれど。それでも、目的意識はきちんと持って遊びたいなー、と考えている。次回人狼会では、何かしらの「目標」を事前に決めてゲームに臨みたいと思う。
それ以上に。私の中では人狼は「勝ち負けとは関係なく、楽しい、ドキドキする時間を皆と共有するゲーム」だと思うので、何よりも「真剣に遊んで、人狼というゲームをとことん楽しむ」上手さというものは、今後とも身につけていきたいなあと思った次第である。
2011年02月16日
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