2011年11月16日

大学では、社会に出てから本当に役に立つことは学べないとかいうが

そんなこたぁねえよな。(人や環境にもよるのだろうが)

以下、私にとっての話を思い出して書いてみた。


○専門や概論などの知識以外で、大学で経験出来た役に立つこと

・授業を受ける為に必要な、タイムマネジメントの方法
・自分で自分に必要な知識を取捨選択する、という経験
・上記から得られる、「自分にはどんな知識が必要なのか?」ということを考える経験
・その知識は実際に必要だったか?という、短い期間のフィードバック
・レポート・論文を書く際の文章構成力、論旨整理力、語彙力
・論文を書く際の、資料の検索の経験
・論文を書く際の、「出典を明示する」経験、引用・出典の重要性
・論文を書く為に人が書いた論文を読む、という経験
・書籍のタイトルから、自分の必要としていそうな内容を適当に推理する技術
・上記に由来する、難解な文章から必要な情報だけを短時間で引っ張り出す技術
・レポートを書く際、「教授は学生に何を書かせることを望んでいるのか?」という、相手の意図を読み解く経験
・「更にその上を行く為にはどうすればいいか?」という、相手の隠れた希求を推理する経験
・評価基準が明確でない中での、自分の評価を高くする為にはどうするべきか、ということを推測する経験
・評価を得やすい講義はどれか?といった情報を得る為の、情報探索・情報取得の経験
・場合によっては、上記から得られる人間関係・ネットワーク構成の経験
・有用なノート・メモの取り方(別に中高でも可)
・「持ち込みアリ」の試験に臨む際の、有用な資料を用意するという技術
・質問を通じて自分をプレゼンする、という経験
・その他豊富なプレゼン及び議論の経験(受ける授業にもよる)


ぱっと思いついた分だけでもこれだけある。多分もっと色々あると思う。

勿論、これらは必ずしも「大学でしか経験出来ないこと」ではない。

ただ、「大学で経験しやすく、かつ社会に出てからも超役に立つこと」であることは間違いない。

結局、学びの大切さというのはそれがどこであろうと同じなんだろうと思うし、「ここで学ぶことは役に立つのか?」なんてことを考える前に、「学べることを手当たり次第に学んで、将来役に立ちそうな時にしっかり生かす」ことを考えた方が有益なんじゃないかなー、とも思った次第。


今日はこの辺で。
posted by しんざき at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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