子育てをしている。
子育ては、母親と父親どちらが主役というものではなく、多分「どちらも主役」としてやるべきものだと思う。勿論奥様にしか出来ないこともあるが、私にしか出来ないこともある。だから私は、「子育てを手伝っている」とは思っていない。
私も、父親として、子育てをしている。そのつもりでいる。
奥様程の時間は息子さんと一緒にいることが出来ないけれど、家庭にいられる時間の限りは、全力で息子さんと関わっているつもりである。それで、少なくとも今までは、息子さんともいい関係が築けてきている、と思う。叱るし、褒めるし、笑い合う。息子さんは私と遊びたがってくれるし、遊べる時は日がな一日遊ぶ。
ところで先日、出産前のご夫婦が集まる会合に行ってきた。
ちょっと思ったのが、自己紹介の際、「育児の手伝いを頑張るつもりです」という言葉を使う旦那さんが非常に多かったことだ。10組くらいご夫婦がいたが、心構えについて言及した旦那さんについては、100%そういう言い方をされていたのではないかと思う。
言葉だけの話かも知れないが、私の個人的な感覚は冒頭に書いたようなことなので、「手伝う」というのは、私の感覚と違う。脇役、ではないのだ。主役、なのだ。父親にしか出来ないことは、父親がしなくてはいけないのだ。
「手伝う」だけでは、父親は父親になれないのではないか。多くの父親は、どこかでそれに気づくのではないか。それに気付けなかった父親が、後々家庭内での居場所をなくしてしまうのではないか、とか、私はそんな風に思っている。
まあ、夫婦間の協力あっての子育てである。私の心構えは心構えとして、「外で働いてきてくれてるんだからそんな気負わなくてもー」と言ってくれる奥様の存在はつくづくありがたい。協力して頑張らないとなあ、と思う。
今日はそれくらいで。
2011年11月21日

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お父さんらしいお父さんが減っている気がします
Excerpt: こんにちは、かれこれもう9ヶ月も遠ざかっていました。本当に申し訳ない限りです。理由はいろいろあって、1つはもちろん(?)東日本大震災。4日ほど水が止まったり、実家が液状化の ...
Weblog: おや、3人目ですか - 兼業主夫の子育て日記
Tracked: 2011-11-25 16:43
でも僕が下の子の育児休業を取るとき、一方で迷いがあったのも事実。
まだまだです。
1か月しか取れなかったし(金銭的にも)。