2011年11月21日

子育てにまつわる父親の感覚について思ったこと

子育てをしている。

子育ては、母親と父親どちらが主役というものではなく、多分「どちらも主役」としてやるべきものだと思う。勿論奥様にしか出来ないこともあるが、私にしか出来ないこともある。だから私は、「子育てを手伝っている」とは思っていない。

私も、父親として、子育てをしている。そのつもりでいる。

奥様程の時間は息子さんと一緒にいることが出来ないけれど、家庭にいられる時間の限りは、全力で息子さんと関わっているつもりである。それで、少なくとも今までは、息子さんともいい関係が築けてきている、と思う。叱るし、褒めるし、笑い合う。息子さんは私と遊びたがってくれるし、遊べる時は日がな一日遊ぶ。


ところで先日、出産前のご夫婦が集まる会合に行ってきた。


ちょっと思ったのが、自己紹介の際、「育児の手伝いを頑張るつもりです」という言葉を使う旦那さんが非常に多かったことだ。10組くらいご夫婦がいたが、心構えについて言及した旦那さんについては、100%そういう言い方をされていたのではないかと思う。


言葉だけの話かも知れないが、私の個人的な感覚は冒頭に書いたようなことなので、「手伝う」というのは、私の感覚と違う。脇役、ではないのだ。主役、なのだ。父親にしか出来ないことは、父親がしなくてはいけないのだ。

「手伝う」だけでは、父親は父親になれないのではないか。多くの父親は、どこかでそれに気づくのではないか。それに気付けなかった父親が、後々家庭内での居場所をなくしてしまうのではないか、とか、私はそんな風に思っている。


まあ、夫婦間の協力あっての子育てである。私の心構えは心構えとして、「外で働いてきてくれてるんだからそんな気負わなくてもー」と言ってくれる奥様の存在はつくづくありがたい。協力して頑張らないとなあ、と思う。


今日はそれくらいで。
posted by しんざき at 22:27 | Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
同感。

でも僕が下の子の育児休業を取るとき、一方で迷いがあったのも事実。
まだまだです。
1か月しか取れなかったし(金銭的にも)。
Posted by bari at 2011年11月21日 23:17
子育ては子供が主役でしょう
Posted by   at 2011年11月22日 17:33
子育ては子供が主役でしょう
Posted by at 2011年11月22日 17:35
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