2012年02月09日

メタルマックス2:リローデッドが余りにも面白いのでベタ褒めする

最高だと言わざるを得ない。

メタルマックス2:リローデッド

メタルマックス2: リローテッド(特典なし) -
メタルマックス2: リローテッド(特典なし) -

メタルマックスは、戦車に乗って、戦車を改造して、大砲を撃ったり機銃を撃ったりして敵と戦うRPGである。

メタルマックス2:リローデッドの凄いところは二つある。

リメイクものなのに原作と同等以上に面白いことと、リメイクものなのに新作としても面白いこと、だ。

以下、個人的にMM2Rの凄いと思うところを書き連ねてみたいと思う。


・メタルマックス2の殺伐としたテイストが完全に、全く欠けるところなく再現されている
・ゲームシステムは、メタルマックス3を下敷きに、しかしメタルマックス3より遥かに遊びやすくなっている
・当然MM2よりも断然遊びやすくなっている
・装備からイベントからシナリオから何から、原作MM2より超絶増量されている
・リメイクものRPGにはよくある「ヌル化」がない。むしろ部分的には原作より厳しくなってすらいる
・しかし、楽をする為の方法もたくさん用意されており、それでいてゲームとして破綻していない
・時間とお金を使えば、戦車を想像を絶する程強化することが出来る
・ダブルストライクやエンジンボーナスなど、戦車関係、改造関係の要素が大幅パワーアップしており、戦車をいじるのが超楽しい
・戦車のシャシーも、レンタルタンクを含めて色々増えており改造し甲斐がありまくる
・ちなみに、人間もヘタすると戦車以上に強くしたりすることが出来る
・人間についても、MM3に引き続き職業が追加されており、サブジョブと組み合わせて色々試行錯誤出来る
・ドット絵がきっちりと動きまくる
・デスクルスイベントが全然手加減されていない
・☆3を狙い始めるとドラム缶を押している時と全く同じ気分が味わえる
・原作で未消化だった要素が山ほど解消されている
・イリットが可愛い
・ちなみにイリット以外にも嫁候補がいる
・ちなみに主人公が女性でも全く情け容赦なくイリットや他嫁候補と結婚する
・金輪際ホテルはどう考えても嫌がらせとしか思えない
・何か知らないけれどカリョストロさんやブルフロッグやきゃたつラーが超強化されている
・テッド様が何の問題もなくテッド様のままである、というかむしろ強化されている
・スクラヴードゥーは誰か何とかしろ



うむ。大体言いたいことは言ったぞ。

かつて私は、メタルマックス3で「メタルマックスの味」がきちんと生きていたことに感動したが、本作の味はそれを通り越している。これは復活ではない、進化だ。黒幕の超強化だ。倒したと思っていたラスボスがハイパー強化されまくって再び我々の前に現れた、そういう感覚だ。メタルマックス3は、実はMM2Rを作る為に開発されたのではないか、と思える程だ。

とにかく、シナリオから何からちゃんとメタルマックス2であり、あの死体まる見えーの、罵倒でまくりーの超絶殺伐感が全く誤魔化されていない。それでいて、ゲームとしては凄い遊びやすい。ヘルプとかもう超親切。インターフェースは直感的であり、レスポンスは速く、斜め移動は動かしやすく、ゲームシステムはかゆいところに手が届く。これ以上一体何を望めというのか。

メタルマックスがメタルマックスである所以、戦車の存在と戦車の改造も、もう物凄い勢いで強化されている。組み合わせによってエンジン馬力が増量するエンジンボーナス。攻撃回数が増えるダブルストライク。山のようにある大砲、機銃、SE。組み合わせを吟味し、資金と手間をかければ、天井知らずに上がっていく戦車の性能。このいじり甲斐は、原作すら遥かに越えている。

しかし、「プレイヤーに出来ることが増えた」時ありがちな、「ゲーム難易度のヌル化」はそこにはない。存在しない。サイゴンは原作感覚でのほほんとしている古参プレイヤーを瞬殺してのけるし、四天王はどいつもこいつもすげー強化されているし、外道販売機やきゃたつラーのような人間戦闘にもイヤという程強敵があふれているし、ポチはポチタンク装備でもなんだかんだでよく死ぬし、その上でどれも「綿密な準備と作戦」できっちり倒せるように作られている。このバランスは一種のオーパーツとすらいえるのではないだろうか。


まあ他にも面白い要素は山のようにあるし、ベタ褒めしても全然褒め切れないところでもあるのだが。とにかく、メタルマックス2:リローデッドがリメイクゲーム史上に残る良リメイク作品であることだけは疑い無い、と断言しよう。


一言でまとめると、「今の時代にこのゲームが発売されたことは奇跡」だと私は思うのです。

今後も、こういう面白いゲームに出会えることを願ってやまない。ホントに。
posted by しんざき at 23:13 | Comment(13) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ついにポチりました。
良い感じとは聞いていましたが、
3以上とまでは思ってませんでした。
Posted by 木戸孝紀 at 2012年02月10日 00:06
>メタルマックス3は、実はMM2Rを作る為に開発されたのではないか、と思える程だ。

凄い分かります。買う前は正直これほどとは全く思っていませんでした。
言い方悪いですが、「とりあえず買っとくか」で買ってから、
今も睡眠時間を奪い続けておりますww

リメイクでこういう作品を作れるスタッフに、1MMファンとして、本当に感謝の念が絶えません。



つかゲパルト強すぎww
Posted by Tat at 2012年02月10日 02:17
FC時代からのゲーマーでしたが、この記事を見て、生まれて初めてMMに手を出してしまいました。

今朝方サイゴンにぼてくり回され、2度目の全滅を経験して参りました。
迷彩かけててもサイゴン避けれないじゃないですかぁ〜w

いやー、面白いです。女神転生SJ以来の面白いRPGに出会わせて頂きました。しんざきさんに感謝。
Posted by hs at 2012年02月10日 10:12
MM2R良いですよね、久しぶりの大当たりです。
勿論旧作は全部やってるんですけど「でもリメイクだろ?」みたいな感じで敬遠してたんですが、
友人から「なんかスゲー良い出来らしいぞ」みたいな話を聞いて購入。

現在3週目難易度スーパー、戦車の超強化中です。ゲパルトが恐ろしく強い。
何すか迎撃機能有りの4連射機銃って。
何すか弾数無限の電撃2回攻撃S−Eって。
ダブルエンジン/ダブルCユニットのどちらも選択可能なので弄り甲斐が有ります。


後、3以前の賞金首の何体かが一般雑魚化してるんですが、こいつらがまた良いモノドロップするんですよね。
主にベヒムースのバイオエンジンとかバイオエンジンとかバイオエンジンとか……、まあドロップ率は激悪ですが。特に★3品とか。
囮寄せ→LOVEマシンでキラ化→超強化ゲパルトで駆逐……をタイシャー目の前で延々と繰り返し中。
Posted by crow at 2012年02月18日 08:13
テレビで、震災被災地の避難民の映像を観ると、頭の中で、ながれもののうたが流れ、涙を誘う。
Posted by ぬめぬめ細胞X at 2012年04月05日 07:59
いやー・・・このゲームは自分てきに
ど真ん中ストライクです。嬉しいね。
久しぶりにこんなにいいゲームに出会えて。
アリガトウ。
Posted by at 2012年04月07日 17:22
Posted by アト at 2012年05月28日 20:42
これまでに無数のRPGをプレイしてきたが、本作ほどユニークで面白かったものは数えるほどしかない。
Posted by at 2012年06月03日 17:50
MMファンが何度となく味わって来た、苦汁の年月…
やっと報われたって感じですよ(涙)
後はキャラデザが山本先生でさえあれば完璧だったけど
Posted by ねえさんのタオル at 2012年07月04日 07:36
原作1からのファンですが、ここまでリメイクがすごいとは思いませんでした。
早速購入してきます。
ありがとうございました。
Posted by カトール at 2013年01月23日 20:29
よくコマンド間違えて死、くろいアリにあい、仲間をよばれ、死、などなど
だがそこがおもしろい
Posted by きんたろう at 2013年04月27日 12:09
【ガム屋などが消滅してしまい、雰囲気再現がやや不十分】、
【崩壊世界なのに、追加要素の半数は不似合いすぎるほどに近代的で小奇麗】、
【大砲系がセメント弾発射用武器でしかない】、
【2周目以降は戦車系が二軍行き(ゲパルトは除く)、最終的にはバイク系しか実用に耐えられない】、
【LOVEマシンによるキラ化で敵は際限なく強くなれるのに、こちらの戦闘力強化には限りがある上にターン制限があるので、撃破不能になる場合がしばしばある】。

不満点はこのくらいかな。
費用対効果が抜群に良いゲームで長く楽しめた。
何でこのような良作の中古価格がこれほどまでに下落してるのか、
ホント理解に苦しむところ。

発売元のエンターブレインはゲーム雑誌の出版社でもあるんだから、
【1周目・通信無しでタイムアタック】とか
【ミニゲームのスコアアタック】みたいな企画を
雑誌上でやっていたらもっと知名度は上がっていたように思える。
Posted by 布教砲Mk-2 at 2014年09月13日 02:42
で、これだけベタ褒めできる出来なのに
現在の市場価格も安いことも利点に上げたいのですが

つまらないゲームと判断されたゲーム等が
安くなる傾向にあるため
値段の安さでつまらないゲームと判断されかねないのが
欠点と言えば欠点なのかもしれません。
Posted by at 2015年07月03日 18:02
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