ライブドア・PJニュースに対する、どうしようもない違和感。
実に分かり易い、メディアリテラシーの例題。
引用元はこちら。
まあ実際、「タモリが辞めるんなら買収やめろやコラ」とも書けないのだろう。ということは当然、この「パブリックジャーナリスト」という代物には、なんらかの形での偏向がかかっていると見てとることが出来る。
私としては、どっちかとゆーとこの「偏向」の方に興味がある。この堀口さんという方が個人的に持っている偏向なのか、あるいは「PJ」という枠組みにある人が全体的に受けている偏向なのか、あるいは「PJ」という枠組みの中にPublicではない人が混じっているのか。多分というか間違いなく三つ目だろうとは思うが。
まあこの場合、著者の方の印象操作の技術が単に甘いだけ、ということもあるのだろう。大体が、
しかし、別に大したことではない。代わりの人がたくさんいるのではないだろうか。もし嫌なのなら彼らは辞めるべきだ。
こんなことを書いてしまう時点で既に甘い。甘すぎる。露骨な「自分のごひいき意見」は印象操作においてはタブーである。それがネガティブな方向のものだったらなおさらだ。
まあここまで露骨ではないにせよ、実のところどこの新聞も同じ様なことは普通にやっている。この前の某新聞とか某協会とかのやりあいとか。逆算すると、そう主張せざるを得ない事情というものも浮かび上がってくる。
じゃあ今回の場合、「上手くやる」為にはどう書けばよかったのか。まず目的をはっきりさせないといけない。意見の偏向はばれず、でもなるべくライブドアの印象がいい様に、更にはニッポン放送の番組からの客離れを防ぐ、というところだろうか。
そうだな、例えばこんな感じではどうだ。
彼らが辞めてしまうのは重大な問題だ。今回の「騒動」が巻き起こした惨禍の大きさというものを、ライブドアは厳粛に受け止めなくてはならない。だが、だからこそ、新しく作られる組織を以前以上に魅力的なものにし、たくさんの新たな人材が力を発揮出来る場所に変える責任がライブドアにはある。
おー。自画自賛になるが、意外にいい感じでどこぞの新聞の社説っぽいものが書けている気がする(効果の程はともかく)。私にも、某社の社説子のゴーストライターくらい出来るだろうか。電波度がもうちょっと必要か。
しかし周囲の報道を見てみると、「ライブドアの次なる一手は?」みたいなものばっかりだな。なんか、もうどちらも大慌てで店じまいをして、手打ちも済んで矛先を収め終わっている様に見えるのは私だけなんだろうか。
昔からライブドアは嫌いです。
なぜなら裏ニュース!読者だったからです。
このように書かれていれば、僕がしたような低レベルの突っ込みも防げるんでしょうがね〜
そこらへんの研修などは行なわれていないのかしら。
>なぜなら裏ニュース!読者だったからです。
むう?裏ニュース!についてよく知らないのですが、何かライブドアと絡みがあったんですか?
聞き覚えがある様な気もするな。
>ある編集者さん
コメントありがとうございます。しょーもないネタでTBしてすいません。
>このように書かれていれば、
むう。もうちょっとこう、ちょっと頭がほんわかした感じで書こうと思ったんですが、上手くいきませんでしたね。
>そこらへんの研修などは行なわれていないのかしら。
制度がどーゆーものなのか良く知らないんですが、そこまでみっちりとした研修は行われていない様な気配は感じられます。
今、連邦、というサイトを主催している吉野健太郎氏がやってたんだが、彼の怪しげな文体が好きだったのですよ。
この裏ニュース、なかなかおもろい形態でして、表向きはブロジーの部長職にあった吉野氏の個人テキスト・ツール紹介サイト。
その実ブロジー製品のさりげない宣伝サイトだったのさ。
サーバはプロジー社にあったし、ドメインもそうでした。
で、ブロジーが当時のオン・ザ・エッジに食われちゃって、それを嫌った社員が何人もやめた。
吉野氏もそれでやめて、起業したんです。
まぁ今も連邦ってサイトやってるけど、あの頃ほどの面白さはないからねぇ。
ってなわけです。
おおっ。情報ありがとーございます。なるほど、今回の買収と同じよーなことがあったんですな。そーゆーことでは結構恨み買ってそうだなああの会社。