具体的にどの案件がどうのと申し上げるつもりはございませんが、最近のTogetterなど眺めるに、聊か案件の消費ペースが速すぎるのではないか、と思ったりする訳なのです。
あ、以下、ヲチという言葉の意味やニュアンスが分からない方には一切理解出来ない文脈で話が進みますのでご了承ください。ヘルプなどという便利なものは存在しません。
一般的なヲチ案件というものは、ざっくり下記のような流れで進むと思います。
1.ユニークな人登場
2.ユニークな人が誰かに絡んだりユニークな考えを周囲に披露したりする
3.周囲からあまりポジティブではない感想、リプライなどが戻ってくる
4.ユニークな人、更にエキサイトする
5.周囲を巻き込んで大炎上
6.鎮静化
細かい流れは色々ですし、最終的に6.鎮静化に至るパターンも色々ですが、大筋では上記パターンが多くのケースに当てはまると思います。
で、勿論この際、もっとも重要なメインステージといいますか、コース料理でいうとメインディッシュ、STGでいうとボス戦、ダラ外でいうとMゾーンにあたるのが
4.ユニークな人、更にエキサイトする
5.周囲を巻き込んで大炎上
であることは皆様よくご存じかと思うのですが。
最近、折角ユニークな人が現れても
3.周囲からあまりポジティブではない感想、リプライなどが戻ってくる
の部分が激烈になり過ぎて、折角のユニークな人が委縮、垢消し、mixiページ削除などの早期撤退に至ってしまい、メインステージがしょぼーんな感じになってしまうことが多くなっているように思うのです。
元来、ユニークな人の中には、自意識をこじらせた結果ユニークな思考を保持するに至った方が一定数いらっしゃいます。
そういった方は、実際ご自分で認識されている以上に反応を気にされることが専らですので、一度に凄い量の「あまりポジティブではない反応」が戻ってきたりするとびっくり仰天、あっさり二画面分くらいバックダッシュしてしまうことも多いわけです。
野生生物の観察のようなもので、その辺をうまいこと調整し、メインステージでの実りを多くする、というのがこの界隈の作法というべきだと思うのです。ユニークな人がThat's Exciting!出来る程度の反応に留めるのが作法というべきだ、と思うのです。
この辺で、言ってみればユニークな人をモアユニークな人に育てられるかどうか、ということこそ、ヲチ界隈共通の最重要課題だったと私は認識しております。それが昨今、いまひとつ共有されていないように思います。
勿論、これが単に、環境とインフラの変化による現象に過ぎないということはよく分かっております。「昔は良かった」などというつもりはありません。TwitterやTogetterやfacebookなど、凄い勢いで情報が拡散し、かつ情報元に対してお手軽にアクセス出来る環境が存在するのですから、反応が激烈にならない訳はありません。それは分かります。
ただ、本来「温い目で見守る」というのがこの界隈の作法であることは変わりないと、少なくとも私は思っておりますし、ごく一部の強大な戦闘力をもったスーパーユニーク人しか生き残れないような殺伐としたドラゴンボールワールドというのも色々とアレかとは思いますので、最近の特攻精神あふれる特攻野郎Aチームな皆様には、多少でもご配慮頂けないものかと、大変僭越ながら苦言を申し上げる次第なのでございます。皆様よろしくお願い申し上げます。
言いたいことは以上です。
2012年04月26日
この記事へのトラックバック
> 垢消し、mixiページ削除
に相当する行為ができなかったからなあ。
> 垢消し、mixiページ削除
に相当する行為ができなかったからなあ。
削除逃げする人は
早期段階で行動を起こしてました