あんまりブログに書くようなことじゃないんじゃ、とも思ったが、こういうのが可視化されるのも有益かも知れないと思い、今後の為に議事録的なメモ を残しておこうかと思う。
息子さんは基本とても素直に育ってくれていると思うのだが、直近で二つばかり、若干揉めたケースがあって、それについて親としてした対応の評価、 現況、及び親としての今後の方針とか考えてみた。
なお、文中「息子さん」とか「奥様」とか記載してはいるが、当然実際にはそんな呼び方をしていないことはお断りしておく。
以下、一応議事録。
ケース1:息子さんが幼稚園にいくのを嫌がったケース
経緯:五月になって、息子さんが幼稚園に行く日の朝、腹痛を訴えて幼稚園に行くのを嫌がった、ということ が二、三日続いた。
幼稚園に行く前に泣くということはよくあったが、定常的な腹痛というのは初めて。色々他の事情もあって、奥様が二日程は休ませた。
推測:「ストレス性の腹痛だろう」というのは私と奥様の意見一致。ストレス性腹痛はストレスの原因が解決 しないと根本的に解決されないので、ストレスの原因を考えないといけない。
幼稚園が嫌なのか、というと本人曰くそうでもないらしく、ただ「お弁当が多すぎる」ということのみ嫌な点として挙げたとのこと。あちこちから話を聞いている限り、友達との関係も悪くなさそう。
とはいえ、恐らく
・幼稚園で、年中組になって環境が変わったことによるストレス
・双子が産まれて、奥様を独り占めできなくなったことによるストレス
→もしかすると、自分の留守中双子と奥様だけになることへの嫉妬?
が主因なのではないかなー、と、奥様との話し合いでは思った。私の所感としては、前者七割後者三割。
今後の方針:年中組に馴染んで、幼稚園が楽しくなれば原因の大部分は解決するとはおもった。ただ、そもそも腹痛で休んでいては馴染もうにも馴染めない。つまりストレスの原因が解決しない。
その為、奥様と相談して、
・朝お腹が痛くなっても、可能な限り幼稚園に連れていくこと
・その際、なるべくなら無理やりではなく、息子さんの希望や腹痛についてちゃんと聞いた上で、息子さんから「頑張る」という気持ちになるのが望ま しいと思われること
・幼稚園の先生はこういうことの専門家である為、状況を共有して、多少曖昧な聞き方でも「どうすればいいですかね?」的な助言をもらうといいと思 うこと
などを決めた。
成功体験でも失敗体験でも、子供は糧にすることが出来る。ただ、そもそも体験を積む機会がないとどうにもならない。親がするべきなのは、体験を積 む為の環境作り。
とにかく、息子さんの言い分はちゃんと聞こう、というのは前提だと思った。
・現時点での結果:今朝も「お腹が痛い」「幼稚園行けないかも」といい出したが、私が会社から電話して、 「お腹痛いのは大変だけど、それは体さんがまだ年中さんに慣れてないからで、幼稚園にいきさえすれば段々よくなる」という方向で説得。やっぱりだいぶぐずぐずしたが、最後には 「がんばって幼稚園いく」という方向になってくれて、無事通園。
いつも通りなのだが、幼稚園に行った後は元気になってくれたらしい。よく頑張ってくれたと思う。今後もあるかも知れないが、とりあえずひと安心。
双子に対する嫉妬、みたいな要素については、出来る範囲で息子さんをひいきしてあげる、土日は私がたくさん遊ぶ、という点では以前からの方針通り。
ケース2:息子さんがお友達の家に遊びにいくのを嫌がったケース
経緯:奥様が事前に、幼稚園での息子さんお友達の家に遊びに行くと約束していた。
ところが、当日朝になって、「行かない」「パパとプラレールで遊んでたい」と言い出して大泣きした。
親としては、事前に行くと言っていたこと、行くと約束していたことを気分で覆して欲しくはない。一方息子さんとしては、動機は「新しいプラレール を買ったから」「パパがうちにいるから」家で遊びたいということであって、「やくそくしたのはボクじゃない」という点も筋は通っている。
推測:「やくそくしたのはボクじゃない」というところについては、独立心の芽生え、みたいなものはあるの だと思う。ただ、現実問題今はまだ、息子さんは「自分で約束して、自分で遊びにいく」という単独行動は出来ない訳で、お友達と遊ぶ場面のセッティ ングというのは基本母親同士のお話になってしまう。そこはやむを得ない。
独立心の芽生えは歓迎すべきことである。ただ、気分で事前の予定を簡単に覆す、というのは良くない。そこの妥結点を探さなくてはいけない。
対応:まずは息子さんの希望と「何故行きたくないのか」というものを(大泣きの合間に)聞き出し、じゃあ どうすればいいか、というのを(大泣きの合間に)話し合ってみた。
・新しいプラレールで遊びたい→新しく買ったプラレールをお友達の家に持っていって遊べばいいんじゃ?
・パパと遊びたい→そんなに長いことお友達の家で遊んでなくていい、帰ってきたらたくさん遊ぼう
という方針で、特に前者が彼の中では納得の種になったらしく、「京成すかいらいなー(新しく買ったプラレール)じまんしてくる!」といきなり切り 替わった。その後、お友達の家に行ってからは、予想通り楽しく遊べたらしい。帰ってきてからいっしょに銭湯にいった。
・まとめ
・今のところ、息子さんの言い分をきちんと聞き出した上で親との妥協点を探す、という方針はうまくいっていると思う。今後も継続したい。
・とにかく拒絶や頭ごなしは避けたい。
・とはいえ、「泣けば自分の希望が通る」という状況もよくないと思うので、親として譲れない箇所はきちんと保持する。奥様の意見ではあんまり心配 なさそうだけど。
・土日は息子さんとたくさんあそびます。
今日はこれくらいで。
2012年05月07日

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間もなく、さらに難しい年頃になるかと思いますが
息子さんからのサインを見逃さず、良い大人にしてあげてください