2012年05月17日

シューティングゲーム的コミュニケーションとは何か

・基本的に四方八方から言葉が投げつけられる
・相手の言葉、相手の言い分は基本スルーすることに終始する
・弾除けが下手だと死にまくる
・パターンを確立すると攻略が楽になる
・自分は自分で必要に応じて言葉を連射する
・状況次第だが、自分の言葉が相手に刺さっているかどうかを確認する余裕はあまり無い
・基本的に自分の言葉を発すれば発する程ランクが上がり、敵からの言葉がますます増える
・撃墜されるとランクが下がる


ということで、ブログやTwitterで炎上した時とか大体の場合シューティングゲーム的な状況になると思う。


これはその他色々なゲームジャンルで応用が利き、例えば落ち物パズル的コミュニケーションとは、「上から投げかけられる断片的な情報を必死に繋ぎ合わせて消していくコミュニケーション」であり、ろくに仕様書を作っていなかった先輩エンジニアから仕様を口頭でインタビューする際のコミュニケーションはほぼ確実にこれに該当する。

例えば格闘ゲーム的コミュニケーションとは「一対一でひたすら言葉を投げつけあうコミュニケーション」であり、待ち、コンボ、キャンセル、ハメなどを駆使する場合もあることを考えると、給与の査定を行う上司との一対一面談などは大体の場合これに当てはまると考えていいだろう。

例えばディスク版レリクス暗黒要塞的コミュニケーションとは、「こちらから何か一つ言葉を投げかける度にエラい時間待たされ、しかもその内容が適切であるとは必ずしも限らない為、その言葉通りの挙動を実施する度にまた長大な待ち時間が発生する」コミュニケーションなのであり、例えば海外版ステーションの海外コールセンターによる海外サポートなどはかなりの割合でこれに海外該当するであろう。神罰を下すべきではないだろうか。


ことほど左様に、日常生活のどこでどうゲーム的コミュニケーションが出てくるか分かったものではないわけで、みなさん一度はディスク版レリクス暗黒要塞をやるべきだと思う。原作は名作です。

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関連:「キャッチボール型」以外の会話について色々と考えてみた。
posted by しんざき at 21:31 | Comment(3) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
弾にかするという行為もまた、相手にとって「俺の発言は相手方向に的確だった」と思わせる効果的な手段だと思います。大きく三角避けしていると、俺の発言スルーされてね? と思われかねませんし。

なるほど、シューティング的コミュニケーションとはうまく表現したものです。
私も一対多になった時は脳裏に弾幕を思い描いてみようと思います。
Posted by とおりすがり at 2012年05月17日 22:32
レリクスw
ディスクじゃなければもっと評価高かっただろうに。
Posted by mm at 2012年05月18日 10:10
MSXテープ版とどちらがましでしょうか...
Posted by At.N. at 2012年05月20日 00:50
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