tablog upper universe様より。
まず、前提。ちょっと主題に据えているスキーマが違う様な気がします。私はどちらかというと「ゲーム悪影響論を報道するマスコミ」をテーマにして話していたのですが、tablogさんのテーマは「社会全体にゲーム悪影響論がはびこっている現状」の様に見えます。まあ単純に私のタイトルがまずかったんですが、視点がちょっと違うということが先にあります。
その上で、各論になってしまうんですが、一応触れてくださっていることへの私の視点からのお答えを。
そのような人たちはゲームを買わなくても、親であり先生であったりするわけです。子供達がゲームを買えなくくなります。
さてさて、どんなものでしょう。
「マスコミの報道なんぞなくても、ゲーム悪影響論を頭から信じる様な人は元々ゲームに偏見があるのだから、報道のアリナシはあんまり関係がない」んではないかとは思います。まあ、細かく見ていけば「買わない理由」として報道内容が引かれることは結構あるかも知れませんが。
前回のエントリーではちらっと書きましたが、何故ゲームが悪役にされているのかの理由の一つとして、「視聴者に受け入れられ易いから」ということがあると思う訳です。これはつまり、元々「ゲームは悪い」と考える下地というか、ゲームに対する無理解の下地があると。人間は自分の信じたいことを信じるもんですしね。
その「下地」が何で出来てきたのかというと、多分根っこはまだゲームがマスコミに一顧だにされなかった時代にあると考えます。そういった時代から考えると、今これだけゲームが話題に上るというのは、むしろいいことではないかなーというのも前回のエントリーの意識にありました。
それと同じ様な構図で、
ここ数年でようやくゲームのレーティングが始まり、自主規制が進みつつある所で、行政による規制の動きが出てきました。
こういった規制の動きというのも、そもそも規制したがっている人が色々といる以上、あんまりマスコミの動きとは関係ないかと思います。行政の規制というとその他色々、規制団体などとの利権が絡むことが普通ですから、その点でもマスコミがどれだけ関わってくるか、私としては疑問です。
ただ、マスコミという枠をとっぱらって考えれば、tablogさんのおっしゃることはもっともだと思います。ついでに言うと、近年ゲームに変わる「悪役」も色々と出てきた訳で、上手くするとゲームが悪役の立場から降りることも可能になるかもとも思いますが、まあこれは陰謀論になっちまうかな。
なるほど、マスコミの報道に注目した記事だったわけですね、失礼致しました。最近、自分の読解力の無さに辟易するばかりです……。
さて、それもふまえて付け加える事があるとすると、私はマスコミの報道と規制は無関係ではないと考えます。ここらへんはソースを失念したのでちょっと説得力にかけますが……。
そんなわけで今後ともよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。最初コメントさせて頂こうと思ったんですが、ついつい長文になってしまう性質で、TBで語らせて頂いてしまいました。失礼しました。
内容については、私のタイトルのまずさに殆どの責任があると思います。気にしないで頂ければ。
>私はマスコミの報道と規制は無関係ではないと考えます。
ふむふむ。この辺も掘り下げると面白そうですね。
また、そのテーマでも何か書いて頂けることを期待しております。