教科書問題には結構注目してはいるんだが、なんかだんだん追っかけるのがアホらしくなってきた。取り敢えず、朝日と産経の社説での言い合いは、これ一体どーよという感じだ。ちょっと社説のリンクを張りなおしてみよう。
朝日6日の社説「こんな教科書でいいのか」
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産経7日の社説「教科書問題 驚かされた朝日新聞社説」
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朝日8日の社説「こちらこそ驚いた」
なんつーか。漫才ですか。検定自体は別に全然大した問題ではないのであって、よっぽどの内容でない限り通るもんは通る。朝日の言い分が正しければ、検定に通った教科書全部の視点が一貫していないとおかしい。検定に焦点を当てるのは割と的外れだ。だから産経も、それ突っ込みどころ違うでしょ、という感はある。そして朝日も、勿論産経の質問には答えない。いつも通り。
お隣の国と違って、一種類しか教科書がない訳じゃねえんだし、問題は採択と実際の教育現場がどうなるかなのだが。教科書が変わるだけで即教育が変わるもんでは全然ない。
どーもそういう問題はシカトして、わざわざ目につく方向で報道しようとしている様に見える。
採択に関しては、これまたお隣の国が息巻いているらしい。
扶桑社版不採択へ圧力 韓国、左派勢力を通じ介入か
ソースが明示されてないな、この記事。まあ、朝鮮日報にも似た様な記事があるから、外してはいないんだろう。他国の教科書の採択率0%を政府方針で目指すって時点で異常も異常ではあるんだが、まあ取り敢えずそれはいいや。今更だし。私が気になってるのはメディアだ。
で、ここも韓国メディアなのだが。
「出版社が独自に決定したとの説明は、日本の各メディアの報道とも異なるもの。政府は、それを非常に深刻に受けとめている。
この「各メディア」とかねえ。どうもねえ。某国内新聞が、お隣の国に外交カードを必死に提供している構図は久々に見る気がするが、なんかそんな感じだ。
膿が出終わる前の最後の一騒動なのかなあ、という気もする。こーゆー情報の流れが、ちょっと検索するだけでぽろぽろと眼前に現れるという点では、実に実にいい時代になった。それだけに、いつまでも一部メディアがこんな感じなのはそろそろどうにかならんかな、という感じだ。
取り敢えずここまで。