2013年06月14日

熱血硬派くにおくんすぺしゃるがダウンタウンだったし面白かった

入院中なわけですが、DL販売始まってたので買いました。遊びました。率直に言って、面白かったですし、結構感動しました。

なにこれダウンタウン熱血物語じゃん!みたいな。あのごちゃごちゃしたゲーム作るノウハウまだ残ってたんだ!みたいな。

まだストーリーモード一周クリアして、ミッションモードとバトルロイヤルちょこちょこ遊んでる程度の進行度なんですが、主に「本編」であろうストーリーモードについて思ったことを言うと、

・ゲーム自体は、「ダウンタウン熱血物語版熱血硬派くにおくん」。もうそのまんま
・毎度律儀に襲われていたひろしにちゃんとバックストーリーがついている
・とはいえストーリーはおまけ。基本的には、とにかくくにおがいろんな連中をしばき倒す原作通りの展開
・操作感はちゃんと気持ちいい。レスポンスがよく、ダメージを与えた時の感触が良く、直感的にさくさく動く
・お金を貯めて必殺技を買った時の無双感が非常に良好。マッハキック強い。すくりゅう強い。せんぷうきゃくはもっと強い
・敵の動き方が非常にそれらしい。一人は背後に回ろうとして、他の連中は付かず離れず遠巻き
・その為、囲まれずに戦う方法をちゃんと考えながらプレイしないといけない
・原作通り、どすを食らうと一撃でライフゲージが吹っ飛ぶ
・アイテムが色々あって、アイテムを使うと色んなステータスが上がる
・「ぎんぎんZ」とか「ばんちょうのめいし」とか、アイテムのネーミングもダウンタウン感にあふれている
・アイテムを買い漁るとすぐ金がなくなる
・その為、金を稼ぎたくなるモチベーションが持続する
・秘密の店がちゃんとある。やけになったようにパワーアップするアイテムもある
・ミニゲームもそれなりに面白い

とにかく、かつてのダウンタウン熱血物語がそうだったように、ゲームの中が非常にごちゃごちゃしていて、敵はどれ倒せばいいんだかよくわからん、アイテムもどれ買っていいんだかわけわからん、けど展開ガイドはちゃんとしていてゲームはちゃんと進む、というような絶妙な不親切さがとても素敵だと思うわけです。
勿論欠点もないわけではなく、

・マップ、展開、必殺技、アイテムなど、全般的にややボリューム不足。一直線に展開を追うと、二時間かからずにクリアは出来る(まあストーリーモードだけの話だし、値段を考えればそこまで不足ではないかも知れないが)
・その関係で、多少注意していないとサブイベントを片っ端から見逃す
・時代劇や熱血行進曲程にはアクションのバリエーションやダイナミックさがない
・ダッシュジャンプアッパーしたい
・落ちている武器を他の画面に持ち込めないこともあり、武器の意味や有効性があまり無い
・バトルロイヤルは正直大味で、熱血行進曲の勝ち抜き格闘程の深さはない
・ヒロインはみさこでありはせべが出てこない

最後のは単なる個人的嗜好ですが。「あと一歩」的なところも正直なくはないんですが、手軽にダウンタウン熱血物語のテイストが味わえるという点では、値段分の価値は十分にあると思った次第なわけです。

テクノスジャパンの血脈、みたいなものを味わいたい方にはおすすめです。

ということで、今日はこの辺で。

posted by しんざき at 14:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
「ぎょらい」はありますか?
Posted by クロマル at 2013年06月15日 14:21
じぶんぎょらいはありませんがにんげんぎょらいはあります
Posted by しんざき at 2013年06月16日 01:03
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