2015年01月09日

エースコンバットX久々にやったら超面白かったので皆さんにもお勧めする



ところでエースコンバットシリーズは超面白いです。

遠くスカイデストロイヤーやアフターバーナーの時代から、「エースパイロットの気分になれるゲーム」というものは脈々と進化してきましたが、その中の一つの究極の形態が「エースコンバット」シリーズであることは論を俟たないと思います。

そんなエースコンバットシリーズの中で、携帯機であるPSPのソフトとしてリリースされた「エースコンバットX(以下ACX)」を久々に遊んでみたら超楽しかったので、今日はACXについて書いてみたいと思います。

ACE COMBAT X Skies of Deception。2006年10月、PSP用に発売されたタイトルで、日本国内では初の携帯機向けのエースコンバットだった筈です。

主人公は、南半球にあるという設定の架空の国家「オーレリア連邦共和国」のパイロット、グリフィス隊の隊長「グリフィス1」。突如侵攻してきた「レサス民主共和国」に国土の殆どを制圧されているという、圧倒的不利な状況からの逆転の過程として主人公達の活躍が描かれます。

まずは、ストーリー展開を追っかけながら、ゲーム内容について書いていきたいと思います。ちなみに、筆者が遊んでいるACシリーズは「1、2、3、4、5、ZERO、X、X2、3D」というところであって、たとえば6とかXiとかAHとかIFは遊べていないことを予めお断りしておきます。



・「グリフィス1がまたやったぞ!」

上記しましたが、ACXは、エースコンバット歴代シリーズの中でも、かなり極端に「不利な状況からの逆転」がクローズアップされたタイトルです。主人公が属する「グリフィス隊」は、国土の殆どを制圧されたオーレリアにおいて、当初は殆ど唯一の「まともな戦力」として描写されます。

他のエースコンバットシリーズでは、司令官や上官が別にいて、主人公は司令官の指示で動くことが多いのですが、ACXにおいては「主人公の上司」が基本登場しません。オーレリアではまともな指令系統も殆ど壊滅してしまっている為、主人公は部隊の行動について、自分で戦略レベルの判断をすることになります。これは、シリーズ中でもかなり特殊な要素だと思います。

ブリーフィングを担当する「クラックス (Crux)」も、基本的に「隊長、判断をお願いします」と、グリフィス1に作戦指揮をまかせっきりです。まあ、ゲーム中では、次のミッションをどれにするか選択する、という程度の要素ではあるんですが。

どのステージを選択するか、によって、ストーリー展開は結構変わってきます。例えば、攻撃されている地上部隊と、拠点の奪還を狙っている別方面部隊のどっちを優先するか、だとか。ジャマーの撃破と、敵兵器の輸送部隊どちらを先に狙うか、であるとか。自分が考えた優先順位次第では、例えば拠点が一時的に奪還されたり、敵兵器がパワーアップしたり、といった様々なステージの変化が発生することもあるわけです。


辺境での爆撃機部隊の撃退、一軍港の奪還から、主人公とグリフィス隊は各地で転戦と勝利を重ね、やがて味方からは機体のシンボルマークを指して「南十字星」と、敵からは同じものを指して「ネメシス」と呼ばれるに至ります。この辺り、「主人公が徐々に名声を重ね、敵からは恐れられ、味方からは崇敬されるようになる」というのは、2以降のエースコンバットシリーズの一つの醍醐味でもありますが、ACXでもその辺はしっかりと抑えられています。
随所随所で登場する、ケレン味たっぷりの兵器群も、エースコンバットシリーズの定番と言えるでしょう。「透明化機能付きの空中要塞」というとんでもない設定のグレイプニル、中間子ビーム兵器であるメソンカノンを始め、例えばレサスの切り札となる新型戦闘機「フェンリア」なんかは、最後の最後までストーリーの中軸となります。

唯一、個人的に残念な点としては、例えばAC4における黄色中隊や、AC5の8492飛行隊、ACX2のヴィルコラク遊撃隊のような、「敵の名のある強敵」というのが、最後の最後まで出現しないことでしょうか。途中のライバル関係や繰り広げられる激闘、みたいなものがもう少しあれば、ACXのストーリーは「完璧」という他なかったかも知れません。

まあ、ゲーム終盤に出てくる「アレクト隊」は、敵のエース部隊として、展開次第では最後までグリフィス隊にくらいついてくれる訳ですが。


ちなみに、ステージ間のデモシーンで語り部を勤めるのは「アルベール・ジュネット」。私が一番好きなシリーズタイトルである「エースコンバット5」においても、デモシーンの語り部を勤めた新聞記者です。彼の動きによって、AC5のブレイズ達のその後に思いをはせることが出来る、というのもACXの味の一つと言えるでしょう。



・「これまでなのか…我々の未来が、ネメシス1機のために!」

エースコンバットのもう一つの醍醐味は、勿論種々様々な戦闘機の使い分けと、それを用いた空戦や地上攻撃なわけですが、そちらも爽快感たっぷりです。

歴代シリーズの例にもれず、今回も様々な条件で出現する新しい戦闘機を購入して戦っていくわけですが、特殊兵器も戦闘機自体とは別に調達をして、兵器の使い分けが出来るようになっていること、様々な機体(架空機主体ですが)にチューンアップ用のパーツが装備出来ることもあり、「お金をつぎ込んで強くなる」感を十分に楽しむことが出来ます。

主人公が最初に搭乗する機体は、シリーズでもおなじみのF-4E PhantomII。ステージが進むごとに機体の選択肢は増えていき、私お気に入りのF-16C Figting Falcon、地上攻撃番長A-10や、F-5E TigerU、F/A-18E Super Hornet、F-22 Raptorといった戦闘機がガンガン登場していきます。序盤の戦闘機の性能が抑えられているだけに、新しい戦闘機を手に入れた時の「一気に操作感が良くなった感」は実にすばらしく、ついつい序盤の面を後半の戦闘機で遊ぶような「俺TUEEE」プレーをしたくなったりもします。

条件を満たせば、例えばFALKENやX-02 Wyvernのようなお馴染みの架空戦闘機も購入することが出来る他、敵の最強戦闘機「Fenril」なんかも最終的に自機として使えたりします。広範囲の地上敵を一気になぎ倒す、LSWMの威力は一見の価値あり。ガイアスタワー面で使うとメソンカノンが一瞬で消滅して笑えます。

空戦と地上戦のバランスも程良いのですが、対艦隊戦の頻度は割と低いようには感じます。M13辺りではガチの大艦隊戦が楽しめたりもするんですが、AC4やAC5では嫌と言うほどイージス艦と戯れることが出来たので、その辺は若干残念なところ。


また、キャンペーンの全ミッションをクリアすると遊べる隠れミッションでは、架空機と延々ドッグファイトした挙句、最後には「XFA-27 SCARFACE1」と「FALKEN Z.O.E」に同時に襲撃されるハメになる、というこれもかなり気が狂ったミッションです。特に難易度Aceだと非常に楽しいので一度は遊んでみることをお勧めします。TLSをがんがんぶっ放すFALKEN4機の同時攻撃とか笑えてきます。



・定番のトンネルミッションについて

ところで、エースコンバットシリーズというと「音速戦闘機ゲームなのに何故かトンネル抜けミッションが定番になっている」ということで有名です。

初代の最終前ステージで、敵要塞にたどり着く為にトンネルを突破してからこっち、恐らく殆どのエースコンバットシリーズに「戦闘機でトンネルを潜り抜ける」というミッションが存在する筈です。屋根も壁もある空間に戦闘機突っ込ませるとか司令部はどう考えても頭おかしいだろとか、地上軍仕事しろとか思わないでもないのですが、まあ今更なのでおいておきます。

トンネル抜けミッションは、恐らく、元を辿ればスターウォーズジェダイの復讐のデススター突入や、エリア88のオペレーション・タイトロープをイメージして作られたミッションではないかと思いますが、エースコンバットXでも勿論トンネルミッションがあります。

いつものトンネル抜けミッション(M14B)があっさり味なので、あれ、これで今回のトンネル終わり?と思っていたら、ただ一方向に抜けるだけではなく、秘密兵器のフェンリアを相手に、要塞内部で何故か普通にドッグファイトをする羽目になる(しかも画面めっちゃ揺れる)ステージまで用意されている、というなかなかの「気がくるっとる」仕様なので、トンネル好きの皆さまにはご満足いただけること請け合いです。

動画があったのでちょっと挙げてみます。未プレイの方はネタバレにお気を付けください。



ちょっと話が逸れるのですが、エースコンバットの歴代トンネルミッションというと、個人的にはやはり5の、通称「ハミルトンネル」(トンネルを抜けようと必死になってたらなんか背後からめっちゃ攻撃される)の記憶が濃いです。長さでいうと3もかなりのものでした。エースコンバットX2は、スレイマニ戦とか楽しかったんですけど、トンネルが割とあっさり味なのがちょっと残念。

というか、冷静に考えると「戦闘機ゲーなのに何でガチ屋内のトンネルミッションが定番扱いされているのか」と思わないでもないですが気にしたら負けです。




ということで。

長々と書いて参りましたが、最終的に私が言いたいことは二点だけでして、

・エースコンバットXは超楽しいので、未プレイの皆さんは是非買って遊びましょう
・4,5,zeroをPSVITAで出してくださいお願いしますこの通りです(土下座)


という以外に特に言いたいことはない、ということを最後に申し添えておきます。

今日書きたいことはそれくらいです。
posted by しんざき at 13:28 | Comment(2) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
初めてコメント書かせて頂きます。いつも拝見させて頂いております。

エースコンバットXは発売日即購入してぶっ続けでやり通したのですが、どの辺が楽しかったのか具体的なところはイマイチ思い出せずにおりました。記事の刺激で記憶を掘り起こしては頷きつつ、今日も楽しく読ませてもらいました。
VitaでやったらPSPではつらかった地上施設をヨーしながらの精密射撃も快適にできるかしら、とPSストアを覗いたところ2しか無く、意気消沈しているところです。

5はたまにシーンを思い返してニヤニヤできるくらいには記憶が明確ですが、久々にやりたいのは同じく。コレも出来れば携帯機で……
バンナム様に土下座するのでしたら御付き合い致します。させてください。しました。

では、今年のご健康とご多幸を祈りつつ。
Posted by 裏 at 2015年01月09日 20:13
そう!Xは超面白いんですよ!
名高いPS2三部作直後だとか同ハードにネタに溢れすぎているX2が居るとかでエスコンファンの間でも微妙に影が薄いですがXは超面白い!
既存シリーズを携帯機に再設計する上でのデザインの上手さとか、いつもの水準のゲーム性や演出にストーリー、あと曲もいいし、非常にいいですよね
自機収録機数が多くてしかも見た目的な変化の少ないバージョン違いがほぼ無いとか、XFA-27が(チューンで)抜群の性能を引っ提げて復活とか、細かい点でも気が効いていると思います
知ってたら失礼ですが公式サイト行くとクラックス視点の外伝ストーリーや設定資料が読めますよ
ところで難度ACE実在機縛り全S取得プレイが15Bのみ桁違いに難しくて終わりません。たすけて
Posted by at 2015年01月14日 13:37
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