2015年07月27日

漫画だろうが絵本だろうが制限しないで、本を読みやすい環境さえ整えておけば、子どもは勝手に本好きになるような気がします

漫画だって絵本だって立派な読書だ、と私は思うわけなんですよ。

という話を以前していたら、「子どもが漫画ばっか読むようになりそうで心配」といわれまして。勿論人それぞれだろうとは思うんですが、

・色んな本に触れることの出来る環境だけ用意しておいてあげる
・親が「そんな本読むな」「こういう本読め」という制限や押し付けをしない


この二つにだけ気をつけておいてあげれば、知識欲の趣くままに、子どもは勝手に色んなもの読むようになる、ような気がします。


まず先に、しんざき家の家族構成を明示しておきます。しんざき、しんざき奥様はいずれも30代中盤。長男は8歳、小学二年生。長女・次女は3歳の双子。絶賛おしゃべり期で、ここ最近は豚が石鹸食う絵本がお気に入り。


これはある程度一般化出来ると思うんですが、子どもって基本的には「知りたがり」なんですよね。とにかく色んな知識や情報に触れたがる。別に新しいものでなくても、何度か触れた情報であっても関係なく。だから、手に届くところに本があれば、読む。

しんざき家長男の場合。1〜3歳くらいの頃には、子どものおねだりに応じてなるべくたくさん絵本を読み聞かせしてました。あと、寝物語にてきとーなお話をでっちあげて聞かせてたりもしました。

その後、字が読めるようになった長男は、まずコミック版の「ドラえもん」にハマりました。暫く「ドラえもん」ばっかり読んでいて、少し前からは自宅にあった「テルマエ・ロマエ」とか、よつばととか、聖おにいさんとか、その辺の漫画も喜んで読むようになりました。

で、特に何の制限もしないでいたら、「かいけつゾロリ」とかトムとジェリーの迷路絵本なんかを経て、ここ最近「はれときどきぶた」や「トム・ソーヤーの冒険」や「長くつ下のピッピ」なんか読んでるなーと思っていたら、ついには児童用の「ロミオとジュリエット」を読み始めました。いきなり方向性がすごいと思います。


まあ、なんというんでしょう。私はそもそも、「漫画よりも字がたくさんの本を読んで欲しい」とすら思っていないんですが、子どもは勝手に色んな本に手を出し始めるもんなんだなあ、と。漫画ばっかならそれはそれで別にいいと思ってたんですが、そうでもないもんだなあ、と。

しんざき家でやっていることは、基本的には、多分たった二つだけです。

・一〜二週に一回、図書館につれていって、何でも好きな本を借りておいで、と言っている(目黒区だと一度に二十冊借りられる)
・子どもが何を借りてきて何を読んでいても(読まなくても)文句を言わない


この二点だけ。

これについてはしんざき奥様の働きが大きいと思うんですが、奥様、たとえ借りてきた本をほったらかしにしてても「折角借りてきたんだから読みなさい」とすら言わないんですよね。基本、一度読めるようになりさえすれば、あとは全部子ども任せ。だから、子どもは読みたい時に、読みたい本だけ読む。

こういう風にしてれば、読書嫌いになんかなりようがないと思うんですよ。

(親に限らず)大人が「こんなものばっかり読むな!」とか、「もっとこういう本読め!」とか言う。そうして押し付けられた本って、子どもにしてみれば、正直あんまり読む気になって読んでないんですよね。だからあんまり身にならない。ソースは私です。

一方、「読みたくて読む」本であれば、それが漫画だろうと絵本だろうと、子どもにとっては大切な読書体験になるんですよ。で、一度「本を読む」ことが好きにさえなれば、あとは何でも読むようになる、と思うんです。


ちなみに、しんざきは今でこそどちらかというと濫読家寄りな方だと思いますが、小学生時代の愛読書はファミリーコンピューターマガジンで、中高の頃はゲーメストでした。お蔭様で、あまり子どもの読書傾向を心配せずに済んでいます(心配する権利がない、とも言う)


まあ、多少「おススメ」の方向性くらいは出してもいいと思うんですが。正直小学二年生男子が「ロミオとジュリエット」を読んで面白いかどうかには若干懸念があるので、「十五少年漂流記面白いよー」とかさりげなくおススメしたりもしているんですが・・・まあ、面白くなかったら読むのやめるだろうから別にいいか。

あと、全然関係ないんですが、夜寝る前の絵本読みの時間に、ためしにBGMで「遠い音楽(zabadak)」を流してみたら、なんかぐりとぐらがすっげえ壮大な感じのお話になりました。長女次女はどうでもよさそうでしたが、親的には楽しいのでちょっとおススメです。

まあ、なにはともあれ、親は「本をたくさん読む経路がある環境」だけ整えておけば、あとは「漫画ばっかり読んで!」とかそんなに気をもまなくてもいいんじゃないかなあ、とか、そんなお話でした。

今日書きたいことはそれくらい。
posted by しんざき at 23:03 | Comment(3) | TrackBack(1) | 子育て・子どもたち観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>奥様、たとえ借りてきた本をほったらかしにしてても「折角借りてきたんだから読みなさい」とすら言わないんですよね。
漫画等を読ませないようにするといった制限を設けないというのは子供がいないなりにもまぁそうだろうなと思うのですが、
借りてきた図書館の本を読むノルマにしないというのは眼から鱗でした。
自分は他の読みたい子のために必要な本だけを借りるのがマナーだという認識でしたが、
結果的に読まなかったとしても(目黒区では)20冊以内だったらマナー違反ではないわけですもんね
Posted by at 2015年07月30日 00:38
書痴の友人達が結婚を機に蔵書を泣く泣く処分し電子書籍ばかりになっていく様子を見ていると、こういう家の中に何時でも手に取れる形で本がある形はやっぱりいいよなぁ、と思うのです。
Posted by 児斗玉文章 at 2015年07月31日 18:29
高校生の息子を持つ親です
逆に子供に教わる事もありますよね
息子が小学生の頃学校から借りてきた本に、息子より自分が夢中で読んでいた事がありました。(理由は読書感想文とやら)
子供と親も双方が感想文を書くものでした(苦笑)息子はその時途中で読むのを諦めたようでした。
読み聞かせもしましたが、幼少期の頃は、黙って座っている事が苦手な子でしたので、「なんでうちの子は黙って聴けないんだろう」と悲しい思いもしてました。本なら幾らでも買ってあげるからなんでも興味が沸いたら読みなさいと言い続けてたところ、今では何も言わなくても、小説から漫画、色々読んでいるようで嬉しいかぎりです(^^)
まとまりない文章で申し訳ありません。(^_^;)
Posted by 通りがかりのおばさん at 2016年05月31日 23:02
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