一日目 神は天地創造のクライアントを作り、提案依頼書を受け取った。
二日目 神は天地創造の提案書を作成し、クライアントに送付した。
三日目 神はクライアントの社内会議の結果待ちをしている間、ソリティアで遊んだ。
四日目 神はクライアントと費用交渉をした。
五日目 神はクライアントとの要件定義会議に臨み、議事録を作成した。
六日目 神はクライアントとの要件定義結果から見積書を作成し、クライアントに送付した。納期の起源である。
七日目 神はクライアントから発注書を受け取り、開発環境の構築が見積から漏れていたことに気付いた。
八日目 神はクライアントと開発環境構築工数の交渉に臨んだが拒否された為、泣く泣く自前で開発環境を構築した。
九日目 神は光を作り、昼と夜が出来た。
十日目 神は空(天)をつくった。
十一日目 神は大地を作り、海が生まれ、地に植物をはえさせた。
十二日目 神は太陽と月と星をつくった。
十三日目 神は魚と鳥をつくった。
十四日目 神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくった。
十五日目 神は結合テストを行い、天地をデバッグした。
十六日目 神はクライアントに受け入れテストを依頼する傍ら、納品物となる外部設計書・詳細設計書を後付けで作り始めた。
十七日目 神はクライアントから追加要件及び要件変更依頼を受け取った。デスマの開始である。
多分この後、要件に対する質問票を作ってクライアントに送ったら「なんかいい感じで」とか帰ってくると思うので、神が最初にクライアントを創造しなかったことは案件的に正しい。
2015年11月03日

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