2016年01月24日

器の話「ばっかり」だと、中身の話はいつ始まるのかなあ、とか思ってしまう


酒瓶についてあーだこーだ話すのも嫌いじゃないんですが、やっぱり酒が飲みたいなあ、などと思ってしまうわけでして。

この記事で書きたいことは三つだけです。


1.ブログってただの箱じゃないのかなあ。どっちかというと、私は箱よりも中身の方に興味あります。
2.ただ、ブログをただの箱として認識しない層、というのも増えてるのかも知れないですね。そこを狙うなら戦略としてはありかも知れないですが。
3.けど、箱論って短いスパンでネタが尽きがちなんでそれは気をつけた方がいいんじゃないかと。


順番にいきます。


1.ブログってただの箱じゃないのかなあ。どっちかというと、私は箱よりも中身の方に興味あります。

ここ最近はダラバーCSやら長男とのリアル謎解きやらで、あんまりネット界隈の話題を観測してなかったんですが、なんだかブログ論っぽいものがあちこちで盛り上がっていたみたいですね。

しんざきは、ブログ論というものは勿論嫌いではないんですが、ブログそれ自体の話とか、ブログ関連のノウハウの話「ばっかり」だとあんまり面白くないなあ、と感じてしまいます。

ブログを大きくするのはゲームとして面白いですし、ブログそれ自体についてあーだこーだ議論を戦わせるのも、ブログに興味を持っている人間としては嫌いではないです。事実、今もこうやってブログについてあーだこーだ話している訳ですし。

ただ、現実問題として「ブログでPVを稼ぐコツ」だとか、「人目に触れやすいタイトル」だとか、「ブログを書く際のスタンス」だとか、アフィリエイトを絡めた運営方法だとか、おススメ記事にそういうタイトルばっかり並んでいるのを観ると、いまひとつ、こうなんというか、首を45度くらい傾けてモニターを見てしまいます。


何故かというに、ブログというものそれ自体は単なる入れ物であって、ソフト無しのハードが単なる箱であるのと同様、そこに入れる物無しではただの箱に過ぎないと、少なくとも私は認識しているから。

ブログが入れ物だとすれば、メインになってくるのはその中身です。で、そこに何を入れるの?という。私個人は、どちらかというとそっちに興味があります。



2.ただ、ブログをただの箱として認識しない層、というのも増えてるのかも知れないですね。そこを狙うなら戦略としてはありかも知れないですが。

勿論、「ブログそれ自体」の話に強く興味を持つ層、というのもあって。言うまでもないブロガー、つまりブログを運営している人たち。更に言えば、「ブログで何か書く」という表現ツールではなく、例えば影響力を高める為の、あるいは利益や収益を生むツールとしてブログを捉えている人たちが、そこに該当するように思います。目的が具体的であれば、その目的を達成する為の手段に関心が引かれるのは当然です。

ここ最近、一部のブロガーさんたちは、ブログを運営することによるメリットを強調して、上記のような「表現手段としてというより利益を生むためのツールとしてブログを捉えている人たち」を増やし、その人たちを自分の客層として取り込むという、言ってみれば表現とマーケティングを同時に実行する人が若干数いらっしゃるように見受けられます。

ノウハウを表現するのと同時に、そのノウハウに興味をもつ層を増やす、という戦略ですね。これ、実に巧みにやってらっしゃる人もいるんですよ。

その運営方針自体は、戦略としてうまいなーと素直に感心します。最初から「ブログなんてただの箱」と捉えている層には「はてな?」と思われるかも知れませんが、ネットにもそういう層ばっかりじゃありませんものね。


ブログを「表現するための箱」として捉えている層と、「何らかの利益を産む為のツール」として捉えている層の軋轢。そういうものが、ここしばらく結構な頻度で可視化されているように思います。どっちがいい、どっちが悪いって話じゃないんですけどね。魅力を感じるゾーンの違い、くらいの話です。



3.けど、箱論って短いスパンでネタが尽きがちなんでそれは気をつけた方がいいんじゃないかと。

タコが自分の足を食うというとちょっと言いすぎかも知れないですが、一点心配するとすれば、ブログ運営のノウハウなんてそんなにバラエティ豊富なもんじゃないので昔からの話題の再生産になりがちで、その分話題のホットさが維持出来る期間が短いんじゃないかという点ですね。数年前のはてブをさかのぼってみるだけでも、今盛んに話に上がっている内容と大体同じような内容が観測出来ますし。

プレイヤーは盛んに入れ替わるけど結局やってることは同じ、というのも、あまり面白い話ではありません。水戸黄門はある種の伝統芸能ですが、流石にもうちょっと入れ替わるスパンが長いですし。プレイヤーから見ても、入れ替わり入れ替わり、3年後に生き残っている面子はほんの一握り、というのは結構しんどい話だと思います。

勿論、こんなことは外野から見た余計な心配であって、実際には「ブログそれ自体」についての話にもどんどんブレイクスルーが起きていく可能性も否定はしません。


ただ、やはり個人的には「その箱には何が入ってるの?」という、箱を開けたときのわくわく感がなんといっても大好きなので、「箱の中に色んな面白いものが詰まっている」ブログが、引き続き増え続けていくことを願ってやみません。


願わくは、皆様の入れ物が、今後もずっと長く、素敵な中身でいっぱいになっていきますように。ブログ界隈の一層の発展を祈念しております。


今日書きたいことはそれくらい。
posted by しんざき at 23:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | ネットの話やブログ論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
箱がこれまで包んで来た総量が大きければ仕方なくもあるのかなと
Posted by at 2016年01月26日 18:48
Posted by ある at 2016年01月26日 18:48
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