というか、インフラ的に対応すれば一発で解決するので、もうインフラ的に対応しちゃえばいいんじゃないかと思います。
こんな記事を読みました。
エスカレーターに乗っている最中に転倒する事故を減らそうと千葉市は、エスカレーターでは歩いたり走ったりせず、立ち止まって乗るよう呼びかける取り組みを始めました。市によりますとエスカレーターは、立ち止まって乗ることを前提に設計されていますが、急いでいて歩くなどしている人のために片側を空ける習慣が定着しています。千葉市内では、おととし、エスカレーターで転ぶなどして30人余りが救急搬送されたということです。
なにせ問題が「片側を開ける」という誤ったマナーの定着と同調圧力なので、呼びかけだけで改善するのはかなり困難、ないし時間がかかると思います。「エスカレーターで右側に立っていた為に、後ろから歩いていた客とトラブルに」みたいな話もしばしば挙がります。なんだかんだで私自身、自分が右側に立って後ろに人が大量に並んでいれば、恐らく落ち着かないと思います。
とはいえ、エスカレーターでの片側寄りや歩行が事故の一因となるのはおそらく事実のようで、日本エレベーター協会さんのFAQでも「走ったり歩いたりしてはいけない」と明記されております。
「本来であれば歩行するようには作られていない」インフラに対して、「歩行しやすいように片側を開ける」ということがマナーとして定着しているというのは、冷静に考えると異常な状態です。また、「片側は空いているけれど誰も空いた側を歩いていない」という状況もよく見る話で、純粋にエスカレーターの輸送可能人員が半分になってしまって非常に効率が良くない。
ちなみに、「エスカレーターで片側を空けていると、荷重が片方に寄って故障の原因に」という話も読んだのですが、こちらは明確なソースが見当たりませんでした。実際に荷重による偏摩耗が故障の原因になった例ってあるんでしょうか?どなたかご存知だったら教えてください。
ともあれ、単純に「歩けないようにする」というだけであればインフラで解決すれば一発なわけで、幾つか方策を考えてみました。
○エスカレーター乗機位置の前方・後方に柵を設ける
横から見るとこんな感じです。
つまり、前に行く際に柵があって、そこを越えるのにコストを必要とすれば良い。前方・後方に柵状のものがせり出すような作りにしてやれば、「エスカレーターを歩く」こと自体が困難になり、エスカレーターを歩く人は消滅。必然的に片側寄りのマナーも消滅する筈です。
○段差の高低差を広げる
同じく障害的なアプローチ。
単純に段差を高くしてやれば、段差を乗り越えてまでエスカレーターを歩こうとするチャレンジングスピリッツな人の数は逓減し、結果的に片側寄りのマナーも消滅する筈です。ただコレ、後方に足を踏み外した時にかなり危ないので、結局柵的なアプローチは必要かも知れないですが。手すりを掴めばまあ大丈夫かも知れん。
○手すりと手すりの間に棒を渡す
考え方としては柵と同様。
ただ、「下からせり出す」のではなく、「左右の手すりを渡っている」というのがポイント。結果的には籠のような形になり、同じくエスカレーターを歩くことは困難になる筈です。え?絵の意味が分からない?考えるな、感じるんだ。
恐らくどのアプローチも技術上はシンプルかと思うのですが、実施に至るコストについては全く考えておりません。
ご検討の程よろしくお願い致します。
子供から老人まで利用するのだから安全性は最も重要だろうし
今よりも安全性が低くなっては本末転倒だからなぁ
こうなると今のエスカレーター自体に手を加えるよりは
今までの常識に囚われず、一旦「階段のような形」から
完全に抜け出して別の形を考えなければならない気がする
空いてないから歩いたり走ったりできません。
「歩かない、走らない」よりもむしろ「片側を空けない」をルールにするとか…
いや一人で乗る時わざわざ真ん中にいるのも面倒か
観覧車みたいな状態にするのはどうだろうか。
駆動鎖が切れるケースはあります、偏摩耗との因果関係はなかったと思います。
エスカレーターは構造的にどちらかによって人が乗るのを前提をしているので、一般的な人間の重量であれば、何万回乗ったとしても動作に影響が及ぶような問題は出にくいと考えられます。
私は地元にいた時は片側を開けるという習慣は知らなくて(空いててもエスカレーターを歩く人は少数)、福岡に出てきて初めて知りました。
田舎か都会かでも温度差がありそうな気がしますね
輸送量に不安があるなら並列に2本設置で。急ぐ人は右のエスカレーターみたいな。
関西はキホン左を開ける習慣ですが、旅行者の多い新大阪、京都はカオスです。
その際、大人と手をつないで乗っていたのですが、巻き込まれる形で転倒したので、柵とか段差とか考えても、色々難しいかと…。
いっそ走った場合、その振動で止まるようなシステムとかどうでしょうか。笑
ちなみに仙台だと特にどっち側って決まってなくて、前の人の乗ってる方に寄って空けますし、混んでない時は普通に2人並んで乗ってますね。
普通に一人幅のエスカレーターにすればいいだけじゃないの??
左手が不自由な人は右手でベルトに捕まりたい(逆は逆)んで、片側空け自体困難という話も
しかし事実上無理があると思うのです。
1人用のスペースにした場合、災害時や救出時にも不便ですし、お相撲さんですら困るわけです。
この事からも、エスカレーターの改良は困難だと考えられます。
駅に貼り紙でエスカレーター歩行禁止を警告してても、減る事はなく増える一方です。
自分は急いでるから(法律違反じゃない)
当たってしまっても仕方ない(法律違反じゃない)
ぼさっと突っ立ってる方が邪魔(急いでるから許される)
と思ってる人達が多いわけです。
駅員を配備しても、無駄だと思います。
中国では、人が多いのでエスカレーター歩行はしないそうです。
東京駅では、エスカレーター歩行が多い。
上野駅でも、後楽園でも、ハンズですらエスカレーター歩行者が多いです。
モラルとかじゃなくて、忙しいとかじゃなくて、昭和のシートベルト問題や一時停止無視の問題と同じく、育ちの違いでしょう。
私は、階段かエレベーターを使います。
巻き込まれたくないんで
もういっそ、エスカレータを全面廃止してエレベータか階段だけにしてしまえばいいのではとちょっとだけ思いましたw