前回の続きです。

あ、その前に、ちょっとTwitterでリクエストを頂いたので、カノンR自体について軽くご説明したいと思います。

基本的なところから。
Civ4における戦闘ユニットは、全て「戦闘力」的な数字を持っていて、その多寡で勝てる確率・負ける確率が決まります。
例えば、一番最初に作れるユニットである「戦士」は戦闘力2。「弓兵」は戦闘力3。「斧兵」のように、戦闘力は5で、白兵ユニットにボーナスを持っている、というようなユニットもいます。

特に高難度において、CPUの生産力や研究力は、多くの場合プレイヤーを大幅に上回っています。それでもプレイヤーには戦争に勝つ余地があります。それは、「進んだユニットを作るための技術を得るために、リソースを集中出来るから」です。


カノンは工業化時代のユニットで、単純な戦闘力だけでも12と、中世ユニットの長弓兵(戦闘力6)や鎚鉾兵(戦闘力8)、古典ユニットの長槍兵(戦闘力6)などを大きく上回っています。それに加えて、攻城兵器であるカノンは、相手の都市の防御力を落としたり、副次攻撃で相手の複数のユニットの体力を削ったりすることが出来ます。

今回、開戦時点でモンテのユニットは長弓兵止まりで、鎚鉾兵すらまだ出ていません。CPUは都市にそこまで多くのユニットを置きませんので、メインスタックを殲滅した時点で、こちら側圧倒的有利な戦争と言っていいでしょう。

ということで。前置きが長くなりましたが、まずはアステカ領の侵攻ルートのおさらいを。
今回、増援含めてユニットの数は十分揃いそうですので、部隊を二つに分けて侵攻速度の向上を図ります。後方都市では、カノンと鎚鉾兵の生産を大体1:1で継続しております。

まずはソチカルコを落として、そこからトラスカラとトラテロルコの二正面作戦ですね。
落とした都市には鎚鉾兵を2体程度残してすぐに次にいきます。

トラテロルコから、更にテオティワカンと、アステカ首都テノチティトランの二正面作戦に移ります。

ま、正直勝ちが見えた戦争ではありますが。

ソチカルコにはそこそこ防衛兵が残っていましたが、それでもせいぜいこんなもんです。
カノンでまとめて都市防御をすっ飛ばして、そこから一体目のカノンでも勝率は7割り越え。2体目以降はまあ負けません。
で、鎚鉾兵の勝率がご覧の通りです。

この要領で、サクサクと落としていきますのでよろしくお願いします。
ちなみに、研究は紙を交換入手して教育にいってます。

というか下手すると自由主義間に合いそうなんですが・・・。

ゆっくり研究していってね!
ということで、戦争中の分際で、199Tに何故か自由主義一番乗り。

ボーナスは活版印刷か経済学というところですが。

了解であります。
途中、生まれた大将軍を騎士にくっつけてスーパー回復騎士を作ったりスーリヤが便乗宣戦してきたりしつつ、
201T、アステカ首都テノチティトラン陥落!

ところでモンテが降伏を受け入れる状態になりました。

では降伏を受け入れます。
ということでターン201、アステカ戦終結。アステカはカルタゴの属国に。

は、了解であり・・・あれっ。

き、気付かないうちにサラディンのアラブとギルガメッシュのシュメールがクメールの属国になっております!!

すいません、戦争中だったんで普通にログを見逃していたようです。仕方ないね。

いやー、言われてみると、スーリヤのスコアが妙に高いなーとはおもっていたんですが。


どうしたものでしょう。ヒンズー三国とは仲良しこよしの状態ではあるのですが。

ちなみにテクノロジーはこんな感じで、アステカ旧領が立ち上がればそのまま技術勝ち出来そうな状況でもあります。

という辺りで次回に続く。