2016年05月19日

【Civ4プレイレポート】ハンニバル先生と目指す皇帝卒業 その5

前回の続きです。


ハンニバル_s.png「いよいよアステカ領に侵攻するところだな」

あ、その前に、ちょっとTwitterでリクエストを頂いたので、カノンR自体について軽くご説明したいと思います。

ハンニバル_s.png「ふむ。基本を確認しておくのは良いことだ」

基本的なところから。

Civ4における戦闘ユニットは、全て「戦闘力」的な数字を持っていて、その多寡で勝てる確率・負ける確率が決まります。
例えば、一番最初に作れるユニットである「戦士」は戦闘力2。「弓兵」は戦闘力3。「斧兵」のように、戦闘力は5で、白兵ユニットにボーナスを持っている、というようなユニットもいます。

ハンニバル_s.png「戦争の基本は、「相手のユニットよりも強い/進んだユニットで戦う」ということだ。相手は中世のユニットで守っているところ、ルネサンス時代や工業化時代のユニットで攻め込めば勝ちやすいのは当たり前のことだな」

特に高難度において、CPUの生産力や研究力は、多くの場合プレイヤーを大幅に上回っています。それでもプレイヤーには戦争に勝つ余地があります。それは、「進んだユニットを作るための技術を得るために、リソースを集中出来るから」です。

ハンニバル_s.png「「選択と集中」のお手本だな。CPU指導者は、多くの場合そこまで尖った研究をとることがない。一方プレイヤーは、やろうと思えば進んだユニットの解禁の為の技術を得るために文明の全てのリソースをつっ込むことが出来る。ここにリードを取るチャンスが生まれるわけだ」

cannon.jpg

カノンは工業化時代のユニットで、単純な戦闘力だけでも12と、中世ユニットの長弓兵(戦闘力6)や鎚鉾兵(戦闘力8)、古典ユニットの長槍兵(戦闘力6)などを大きく上回っています。それに加えて、攻城兵器であるカノンは、相手の都市の防御力を落としたり、副次攻撃で相手の複数のユニットの体力を削ったりすることが出来ます。

ハンニバル_s.png「まあ、攻城兵器だけでは相手のユニットにとどめをさせないから、とどめをさせるユニットを随伴させる必要があるが。今回の場合は鎚鉾兵だな」

今回、開戦時点でモンテのユニットは長弓兵止まりで、鎚鉾兵すらまだ出ていません。CPUは都市にそこまで多くのユニットを置きませんので、メインスタックを殲滅した時点で、こちら側圧倒的有利な戦争と言っていいでしょう。

ハンニバル_s.png「中盤のカノンラッシュ、ライフル兵ラッシュ、騎兵隊ラッシュ辺りが、技術優位をとっての工業化時代戦争の代表的なところだな。飛行船・歩兵ラッシュや長距離砲ラッシュなんてのもあるか。序盤の斧兵ラッシュやカタパルトラッシュは軍量でリードをとるラッシュで、中盤のラッシュとはまた性格が異なる」


ということで。前置きが長くなりましたが、まずはアステカ領の侵攻ルートのおさらいを。


今回、増援含めてユニットの数は十分揃いそうですので、部隊を二つに分けて侵攻速度の向上を図ります。後方都市では、カノンと鎚鉾兵の生産を大体1:1で継続しております。

ハンニバル_s.png「第一目標はソチカルコだな」

侵攻ルートその1.JPG

まずはソチカルコを落として、そこからトラスカラとトラテロルコの二正面作戦ですね。
落とした都市には鎚鉾兵を2体程度残してすぐに次にいきます。

ハンニバル_s.png「まあ遊撃部隊は殆ど残っていないはずだからな」

トラテロルコから、更にテオティワカンと、アステカ首都テノチティトランの二正面作戦に移ります。

侵攻ルートその2.JPG


ハンニバル_s.png「よろしい、ならば作戦開始だ。アステカ侵攻部隊、出撃!」

ま、正直勝ちが見えた戦争ではありますが。

ハンニバル_s.png「そこはテンション上げてけよー」


ソチカルコ.JPG


ソチカルコにはそこそこ防衛兵が残っていましたが、それでもせいぜいこんなもんです。
カノンでまとめて都市防御をすっ飛ばして、そこから一体目のカノンでも勝率は7割り越え。2体目以降はまあ負けません。


Civ4ScreenShot0024.JPG

で、鎚鉾兵の勝率がご覧の通りです。

ハンニバル_s.png「カノンの副次攻撃恐るべしだな」

この要領で、サクサクと落としていきますのでよろしくお願いします。
ちなみに、研究は紙を交換入手して教育にいってます。

ハンニバル_s.png「ビーカー落としきってないのか」

というか下手すると自由主義間に合いそうなんですが・・・。

Civ4ScreenShot0025.JPG

ハンニバル_s.png「まだだれも教育をとってないのか!?」

ゆっくり研究していってね!

ということで、戦争中の分際で、199Tに何故か自由主義一番乗り。

Civ4ScreenShot0026.JPG

ハンニバル_s.png「指導者の面子にもだいぶ救われたな。マンサとまでは言わんが、金融指導者の2,3人もいればこうはいかん」

ボーナスは活版印刷か経済学というところですが。

ハンニバル_s.png「経済学でよかろう。大商人が手に入って戦費にもなるし、交換材料としても優れている。それに活版印刷で一気に経済力が増す程小屋を建てておらん」

了解であります。

途中、生まれた大将軍を騎士にくっつけてスーパー回復騎士を作ったりスーリヤが便乗宣戦してきたりしつつ、

Civ4ScreenShot0027.JPG

201T、アステカ首都テノチティトラン陥落!


Civ4ScreenShot0028.JPG


ハンニバル_s.png「仏教の聖都も建っているし、麦・トウモロコシ・金という資源も申し分ない。ハンマーも高いし、そのまま戦力になりそうだな」

ところでモンテが降伏を受け入れる状態になりました。


Civ4ScreenShot0029.JPG

ハンニバル_s.png「ま、いいのではないか。旧シャルル領まで全て飲み込もうとするとさすがに面倒だ。次はサラディン辺りに矛先を変えるにもいい潮時だしな」

では降伏を受け入れます。

ということでターン201、アステカ戦終結。アステカはカルタゴの属国に。

ハンニバル_s.png「残存兵力も十分だし、技術リードが十分ある内に二国目を落としていこう」

は、了解であり・・・あれっ。

ハンニバル_s.png「どうした?」

き、気付かないうちにサラディンのアラブとギルガメッシュのシュメールがクメールの属国になっております!!

Civ4ScreenShot0030.JPG

ハンニバル_s.png「なにーーーーー!?」

すいません、戦争中だったんで普通にログを見逃していたようです。仕方ないね。

ハンニバル_s.png「仕方ないねで済ませるな!!」

いやー、言われてみると、スーリヤのスコアが妙に高いなーとはおもっていたんですが。

スコア.png

ハンニバル_s.png「やれやれ、戦争中に外交がおろそかになるのはある程度不可抗力とはいえ・・・」


Civ4ScreenShot0035.JPG


どうしたものでしょう。ヒンズー三国とは仲良しこよしの状態ではあるのですが。

ハンニバル_s.png「制覇するにはスーリヤを叩かないわけにはいかん。とはいえ、三正面の戦争になるのはさすがに面倒だな・・・」


Civ4ScreenShot0037.JPG

ちなみにテクノロジーはこんな感じで、アステカ旧領が立ち上がればそのまま技術勝ち出来そうな状況でもあります。


ハンニバル_s.png「戦争か宇宙か、といったところか」

という辺りで次回に続く。





posted by しんざき at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | Civ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック