2016年11月16日

ゲームって、子どもにとって適度に「悔しさ」を感じるツールとして絶好じゃないかと思うんです

子どもには、適度に「悔しさ」を感じる機会をもってもらいたいなー、と思います。

やはり人間、生きていると上手くいかない時って色々あります。上手くいかないと勿論面白くありませんし、時には落ち込んでしまうこともあるかも知れません。ただ、そこから再び浮き上がる、あるいはやる気を出す引き出しって、なるべく多い方が人生やりやすくなるんじゃないかなー、と。

「うまくいかなかった時」の感情をどう扱うか。それって多分、経験だと思うんですよ。

大人になってくると、「適度な失敗」「適度な敗北」って段々やりにくくなってきます。やってることが大きくなってくるだけに、失敗や敗北によるダメージが大きくなってきちゃうんですね。時には、子どもの頃になんでも上手くやっちゃった人が、大人になって軽い失敗をどう扱っていいかわからずに大ダメージ、みたいなことも発生しちゃいます。敗北から前向きに立ち直ることって、多分そんなに簡単なことじゃない。

だから、なるべく影響が小さい内に、上手いこと「失敗」出来る機会って多ければ多い程いいんじゃないかなあ、と私は思うわけです。

ところで、先日こんな知恵袋を見かけました。

楽しいはずのゲームなのに、ぶつぶつ文句を言い、時には地団駄を踏みながら悔しがる姿などが見受けられます。
今までのゲームでこのようなことはありませんでした。
スプラトゥーンをするとキレやすい子供になるというコメントを見つけ、これだ!という感じでびっくりしています。
子供と話をし、没収することにきめました。

まあ良くある釣り袋のような気もしないではないんですが、丁度いい素材だったので覚えてたんです。

個人的には、「楽しいはずのゲームなのに、ぶつぶつ文句を言い、時には地団駄を踏みながら悔しがる」というのは、実にいいことだなあと思います。真剣に向き合うから、真剣に遊ぶから、地団太を踏むくらい悔しい。素晴らしいことなんじゃないでしょうか。

ゲームに負けても、実際のダメージなんて何にもありゃしません。けれど、負ければ悔しい。悔しいから何とかしたい。実に手軽に、「くやしさ」と「そこからリカバリーする経験」を摂取出来るツールなんじゃないかなあ、と思うんですよ。


「うまくいかない」「悔しい」からのリカバリー。真剣に、楽しくやっているからこそ、負けた時に超悔しい。超悔しいけれど、楽しいからやめたくはない。勿論ゲームばっかになっちゃうとまずいですけれど、適度に遊んでいる限り、こんなに絶妙な精神修養もなかなかないんじゃないかと。

長男も結構スプラトゥーンを遊んでいまして、凄く真剣に試合に臨みますし、負けると地団太踏む時もあります。けれど、それが前向きに「次は勝つ!!」になる限り、全然心配することはないと思いますし、実際私は全然心配していません。悔しさと、上手くいったときの嬉しさをたくさん摂取して、健やかに育ってくれるといいなあと思うばかりです。


だから私は、ゲームが適度に「くやしさ」を感じることが出来る遊びであり続けて欲しいなあ、と思っています。いや、時にはアクアノートの休日もいいですけれど、なんでもかんでも楽ちん、全然つまづく要素がない、みたいなゲームばかりにはなって欲しくないなあ、と、一ゲーマーとして、一ゲーマーの親として考える次第なのです。


今日書きたいことはそれくらいです。




posted by しんざき at 18:19 | Comment(4) | TrackBack(0) | 子育て・子どもたち観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
記事の内容とは全然関係ないんですけど
スプラトゥーンやりながらテレビの前でぶつくさ味方の行動に文句を言う子を知っています
その子は自分の実力に自信があって、味方の非効率的な行動が許せなかったらしいんですね
それで、あまり上手でないと自覚しているその子のきょうだいが(「下手糞はガチ来るな」だとか言った)その子の言葉をひどく気にして
最終的に、居間のテレビでゲームをするその子を避けるため、自室に引きこもってしまったとか
ゲームがどうこうじゃなくて、個人個人が悔しさとどう付き合ったかの問題なので
本当に記事の内容とは全然関係ないんですけど
Posted by at 2016年11月17日 00:39
ゲームにまつわる言動というのは、それはそれで大事なテーマですね。
Posted by しんざき at 2016年11月17日 10:16
記事自体は分かるんですが
我が家は対戦ゲーすると大体その戦法はずるいだとかそうじゃないだとかで
大喧嘩になって親に怒鳴られるまでがテンプレだったので
なんとも言えませんね…
そこまでも含めてのコミュニケーションと言えばそうなんですが
Posted by azurite at 2016年11月17日 19:01
現実逃避でネトゲ始めたやつが負けた腹いせに対戦相手を刺しに行く、なんて例もありますからね。
幼少時代にストレス発散方法を習得できなかった末路として、良いサンプルなのではと思ってます。

(他人に過度な迷惑をかけないなら)熱中出来るものに熱中させるというスタイルは、強く同意したいです。
Posted by at 2016年11月18日 14:34
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