いや、私、岩明ヒロインって全般的にすげー可愛いと思っている派閥なんですが、その中でもトップなのが内膳奥さんなのではないか、という意見の持ち主でございまして。
「雪の峠、剣の舞」については以前も書きました。私自身はこの作品を、岩明先生の短中編の中でも、いや日本の一巻完結型の短中編全部を見渡してもトップクラスに面白い一作だと考えております。
以前書いたエントリーは↓です。
以下、一応画像が多いので折りたたみます。
で、この中でも佐竹家を舞台とする「雪の峠」の主人公が渋江内膳なわけですが。
内膳さんです。一見おっとりしているように見えますし、普段の所作は確かにおっとり気味なんですが、実は切れ者というのもこの作品の味です。
で、内膳さんの奥さんがこちらの方です。
いやめっちゃ美人じゃありませんか?そう思いませんか?
いや繰り返しになりますがめっちゃ美人じゃないですか?
「そうでしたっけ…」とかいいながらちょっととぼけた表情をしているところも非常に可愛い。自分のほっぺたに指を当ててるところなんかも、非常に男心をわきまえていてポイント高いですね。左下のコマでこっちを向いてるところもすげー美人。
しかも、「偉くなってもいばっちゃダメですよ」とか内膳をたしなめたりもするんですよこの奥さん。内膳がねたまれてるかどうか心配したりとか。しかも実際ねたまれてるわけです。鋭い。美人だし可愛いし旦那思いだし鋭い。凄い。凄いパーフェクト感。完璧超人か。いやパーフェクトオリジンか。完璧拾壱式か。
あくびしてるーーー!!あくびしてて舌っ足らずな口調になってるーーー!!!この辺も実に愛嬌があって素晴らしいですね。
この右下のコマなんかも、ちょっと影のある表情が出てすげー美人だと思うんですが、史実を知っていると色々と複雑な思いになります。。。
ご存知の方も多かろうと思うんですが、内膳こと渋江 政光はこの10年程後、大阪冬の陣で戦死することになるんですよね。その時の内膳奥様の心境を考えると切ない。せつなすぎます。
実際のところ、「雪の峠」の中でも内膳奥様が出てくる頻度はそこまで高くないんですが、そのわずかな場面でもこの存在感。圧はんぱねえな。後藤か。
というわけで、
渋江内膳の奥様は岩明ヒロインの中でもトップクラスに美人の完璧ヒロインである
ということだけを主張したいエントリーでした。
まだ読んでない人は読みましょう。「雪の峠、剣の舞」。面白さは保証します。
今日書きたいことはそれくらい。
良かった良かった
但し老生の二次元異性観は頑是無き頃刷り込まれた石森章太郎の竜神沼他の少女漫画、長じての009ノ1、千の目先生抔で歪んで居るのは付言し度か無ければ成りませんが。