2017年11月01日

基礎からのSteam版大航海時代II講座 第六回 海戦の基礎

ということで、ここ最近は私自身大航海時代IIを遊び倒していたわけなんですが、エルネスト先生でのプレイを終えて、今取りあえずジョアンで海賊し倒して公爵になったところです。そろそろ冒険しようかしら。(まだアフリカにも行ってない)

ということで、「基礎からのSteam版大航海時代II講座」最後は、三本柱の最後の1本、海戦についてのTIPSをつらつらと書かせて頂こうと思います。皆さんが着いてきているかどうかは気にしません。皆さんも気にしないでください。


〇海戦の歩き方・準備編

海戦をする時の準備は、大体こんな感じです。

・海戦に向いた船を用意する
・装備を用意する
・戦う相手を大体決めておく
・仲間の人数をそろえておく

順番に見ていってみましょう。


・海戦に向いた船を用意する

海戦に向いた船というのは、あなたが「どんな戦い方をしたいか」ということで若干変わってくるのですが、基本「水夫がたくさん乗れる船」というのが正しいです。

大航海時代IIにおける海戦は、大きく分けて「砲撃戦」「白兵戦」「一騎打ち狙い」の3つに分けることが出来ます。とはいえ、どれをやるにも水夫数は必須です。白兵をするなら言わずもがな、水夫数は攻撃力・防御力に直結します。一騎打ちも、水夫数が少ないと相手の水夫に一騎打ちを邪魔されてしまうケースがあります。砲撃をする場合だって、甲板に配置している水夫が相手の斬り込みで減ってしまうと、砲撃の威力がガンガン落ちてしまう訳です。

最低でも、甲板に100〜150人以上の水夫を配置できない船では、そもそも海戦は苦しいと言わざるを得ないでしょう。

そこから考えると、序盤から現実的に手に入る船舶で海戦向きの船というのは、

・フランダースガレー
・ジーベック
・ラ・レアル
・ベネツィアン・ガレアス
・ガレオン

これくらいになってきます。

この中でも、特にバランスがとれているのがジーベックであるということは論を俟たないでしょう。最大水夫数300は、最強の白兵戦ベネツィアン・ガレアスにも一騎打ちで対抗し得るスペックです。船速が速いことも◎。

フランダース・ガレーも、特に序盤、海戦に慣れる為に使う船としては大いにお勧めできます。ガレー船なので風を選ばず、商船隊狙いなら大抵の船に優位を取ることが出来ます。

ラ・レアルは、言うまでもなくその船足が最大の武器。最大水夫数が250なので、甲板に200人以上を配置すれば、商船隊やガレオンであれば十分白兵で圧倒することが出来ます。

そして、こと海戦という点から言えば、上記の船全ての上に君臨するベネツィアン・ガレアス。水夫数400人はやはり圧倒的で、白兵や一騎打ちをする限り、この船に勝る船はごく一部の隠し船舶しかありません。ある程度航海術や航海レベルが高くないと、戦闘時の機動力が下がってしまうことが唯一の悩みの種。

最後にガレオンはというと。この船の最大の強みは、「70門もの大砲を積めること」であって、砲戦でカノン砲をぶっ放すことが存在意義だとは思うのですが、大航海時代IIではそもそも砲撃戦がしんどいという大きすぎる問題点があります。

・甲板の人数が大砲の数を下回ってしまうと砲撃の威力が落ちる
・しかし、敵はすぐ懐によってきて斬り込みを行ってくるので甲板の人数維持が難しい
・砲撃自体、色んな条件を整えないと思ったよりダメージが出ない

という感じで、正直序盤は砲撃戦自体をお勧め出来ません。。。一部の隠し船舶に、某隠し大砲をどかーんと載せたりしたらかなり強くなるんですが。

ということで、序盤はどちらかというと白兵戦、ないし一騎打ちを狙うことをお勧めします。

一騎打ちは、「装備さえ整っていれば、格上の相手を狙うことも出来る」「旗艦だけ狙えばいいので楽」といったメリットがありますが、一方入る経験値は限定されてしまいます。

白兵戦は、「ガレアスなど、水夫数が十分な敵を狙うことは難しい」というデメリットがありますが、「白兵で相手の水夫をゼロにすれば経験が美味しい」というメリットもあります。

基本的には、一騎打ちをメインに、食えそうなら相手の船を白兵で食っていく、というのが一番お勧めの戦い方です。

なにをするにせよ、乗組員割合で「甲板」に人数を割り振るのを忘れずに!!


・装備を用意する

こちらから一騎打ちを狙うにせよ狙わないにせよ、ある程度強い「武器」と「防具」は整えておきたいところです。出来れば、「クレイモア」や「バスタードソード」など、威力A以上の装備が欲しい。

防御Aの鎧「プレイトメイル」はコペンハーゲンで普通に買えるのですが、特に武器では強い装備がなかなか手に入らない…

そうお悩みの方には、こっそり「闇アイテム」の存在をお知らせします。

港が寝静まった午前2時〜午前3時のタイミングでアイテムショップに入ると、何と通常では購入出来ないアイテムを買うことが出来るのです。そのラインナップは、服飾品や各国の免税証、私掠許可証まで多岐に渡ります。

そんな中、一部の店では強力な武器・防具を購入することが出来ます。それなりに値段も張りますが、入手出来れば一気に一騎打ちが楽になること請け合い。リューベックやブリストルにいけば、ランクAの武器を手に入れることも出来ます。

お金は非常にかかりますが、ナポリやトンブクトゥに行ってみると…?

ちなみに、闇アイテムの時間は結構狙いにくいですが、「海上で待機して、日付が変わった瞬間に入港」というタイミングで比較的簡単に当該時間を迎えることが出来ます。一度お試しあれ。


・戦う相手を大体決めておく

海戦で勝利すると、その勝利艦隊の国籍との貢献度が下がってしまうという問題があります。貢献度のマイナスが大きくなってくると、その国所属の港やその国の同盟港で逮捕される恐れが出てきたり、戦闘艦隊に狙われたりといったデメリットが。

敵対する国をある程度絞っておくと、貢献度がマイナスになってもそこまで気にせず航海をすることが出来ます。最初の内は、同盟港が少ないイタリアやオランダを狙うといいかも知れません。


・仲間の人数をそろえておく

海戦に勝つと、相手の船舶を奪い取ることが出来ます。奪い取った船を売り払うと大きな収入が入りますので、是非積極的に奪っていきたいところ。

dkwar_1.png

ただこの時、奪える船の数は仲間の数が上限になるということを覚えておきましょう。船長になれるヤツがいないと奪えない、ということですね。海賊行為でお金を稼ぐなら、ある程度仲間の人数は揃えておいた方がいいということです。


〇海戦の歩き方・実践編

さて、まずは商船隊など、比較的弱そうな相手から襲ってみましょう。船通りが多い海域で待っていると、適当な船が通りかかる筈。「監視」で中身を確認して、「お、こいつはカモに出来そう」と思ったら近寄っていって「戦闘」です。夜間は開戦出来ませんので、明るい時に狙いましょう!

dkwar_2.png

するとこんな画面になります。

あなたが艦隊を組んでいるなら、まずは「信号」や「作戦」で仲間の船に指示を出しておきましょう。信号はまとめて、作戦は個別に指示を出すことが出来ます。補給船なんかは、「作戦」で退避するよう言っておいた方がいいでしょう。

dkwar_3.png

次に、「移動」で敵船を求めて移動を開始します。この時、移動出来る範囲は、風向き、その船の操船難度、航海術や航海レベルで決まってきます。余りにも移動出来る範囲が狭いようなら、「この船はちょっとまだ扱い切れてないかな…」ということで、航海レベルを上げるか、違う船を調達することをお勧めします。

画面右の方に戦場のマップがありまして、この時白い点が味方、赤い点が敵ということになります。

戦闘は旗艦を倒せば勝ちなので、旗艦がどれなのかは読んで行動したいところ。基本、一番最初に動いているヤツが旗艦になる筈です。特に一騎打ち狙いの時は、敵の動きを見定めつつ、一気に相手の旗艦に近づく動きを狙いましょう。旗艦の水夫数を0にする、あるいは耐久を0にすれば戦闘は勝ちです。

この時、なるべく風上をとることを意識して動くと、相手の旗艦を狙いやすくなるかも知れません。

dkwar_4.png

首尾よく敵を視界に納めたら、近づいて攻撃コマンドを選択することが出来ます。この時、普通の斬り込みだけではなく、敵の旗艦に直接接触した状態なら、「一騎打ち」を狙うことが出来ます。

一騎打ちは、敵の水夫数の方が多いと通りにくく、「敵兵に邪魔されてしまいました」と出てしまったりすることもあります。ガレアス以外なら甲板に200もいれば大抵通るので、なるべく水夫数が多い状態で狙いたいところ。


dkwar_5.png

一騎打ちはこんな感じで、簡単なジャンケンになっています。「斬る」は「よける」に強く、「突く」は「受ける」に強く、「強打」は「払う」に強い。とはいえ、ダメ―ジは戦闘LV、剣術、なにより装備によってかなり大きな修正を受けるので、まずはいい装備を整えるのが最重要。装備さえよければ、相当格上の相手にも勝てたりします。


一騎打ちで相手を倒して、大量の船を一気に捕獲した時なんかは、本当に脳汁が出るくらい気持ちよいので、みなさんもぜひ海賊ライフを満喫していただければ!!!!



と、いうことで。6回にわたって、まだ大航海時代IIをしたことがない人の為に、簡単な大航海時代IIのTIPSを書いて参りました。

取りあえず大航海時代IIが超名作であることは保証しますので、これら記事を読んで「面白そうだなー」と感じて頂ければ、是非購入をご検討頂ければ!!!!



ということで、今日書きたいことはそれくらいです。
posted by しんざき at 07:22 | Comment(0) | レトロゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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