ぼちぼちコミケの時期が近づいてきまして、今年も色々とアレな人達が観測出来るようになってきています。twitterで、徹夜行為を呼びかけるばかりか、サークルチケットを餌にして整理券取得の参加を募るとかいう、どこをどう間違えたらこういう阿保な発想が出来る脳になるんだろう、という感じの話を観測しました。
shinzaki / しんざき
RT @kiriki_haruomi: 堂々とTwitterで運営の禁止する徹夜行為を行い、そればかりか「有償で」整理券を配るなどの行為をしている。
これが転売屋同様害悪の一つです。参加費の高騰を招き運営の負担を増やす。皆さんは真似しないでください。ルールは守りましよう。 #コ… at 11/08 12:22
ちょっと、改めて当たり前のことを書くんですが。
コミケにおける徹夜参加者問題というのは、ずっと以前から問題として継続している、極めて厄介な問題です。どうもやっている本人たちは自分が悪いことをしていると思っていない、ただ「なんかうるさく言っている連中がいる」程度にしか認識していないっぽいという点で、逆に問題は深刻です。
コミケ準備会は、コミケの前日から来場して会場周辺でたむろっている迷惑参加者のことを、「徹夜組」と呼称してはいません。「列内で仮眠したから徹夜ではない」とかいう屁理屈を防止する為に、「深夜来場者」と呼んでいます。
そして、深夜来場は別に黙認されている訳でも風物詩として定着している訳でもなんでもなく、厳然とした「禁止行為」であり、「ルール違反」であり、一歩間違えれば一撃でコミケを廃止に追い込む爆弾でもあります。
どうも、コミケってその余りの大規模さから勘違いされている節があるような気がするんですが、その立て付けは飽くまで「コミックマーケット準備会という民間団体が主催する、単なる民間イベント」であって、有限会社コミケットが準備会を支援する構成になってはいるものの、その開催基盤は開催規模に比べて信じられない程脆弱であるということは、少なくともコミケ参加者は当然の前提として認知していなくてはいけないと思うんですよ。有限会社コミケットって、社員10名以下ですよ。
私、以前から、コミケに参加する人は一度はこのページじっくり読んでみるべきだなーと思ってるんですけど。
確かにコミケ参加者は物凄い人数ですし、準備会を支援する人たちはボランティアスタッフを始めとしてたくさん存在しますが、別に国の支援がある訳でもないし、大企業が運営団体に名を連ねているわけでもない。堅牢なバックボーンに守られているイベントってわけじゃないんです。
つまり、警察やら消防から「やめなさい」と言われればコミケは一発で開催出来なくなるし、ビッグサイトやら会場側から「もううちで開催しないでください」と言われれば一発で路頭に迷う、という話なんです。実際、今までも何度もコミケは開催の危機を迎えていますし、現時点でも2019年や2020年にコミケ本当に開催できるのか、って未解決問題が発生してますしね。
で、上のWikipediaの記載から引用してみるんですけど。
「徹夜組」の中にはかなりの少年が含まれており、東京都青少年の健全な育成に関する条例により深夜徘徊とされ補導対象になる。周辺の不良や暴走族、あるいは手癖の悪い徹夜参加者による窃盗・恐喝などの「徹夜組」を標的にした犯罪がたびたび発生しており、警察からも毎回厳重な注意を受けている[45][46]。深夜の周辺の建物・敷地への進入、芝生や看板などの設置物の破壊、ゴミの散乱について各所からクレームを受けている[45]。コミックマーケット71では、会場近隣のホテルテナントの案内看板を深夜来場者が損壊させる事件が発生した[46]。
これですね、「今までは運が良かった」という訳でもなんでもなく、現在は閾値に向けてどんどん危機ゲージが上がってきている状態でしかなく、閾値を越えたら一発で赤信号がつく、って認識するべき状態だと思うんです。例えば大規模な補導があったり、犯罪がエスカレートして傷害や殺人に発展でもしたら、現時点でも一撃レッドカードだと思いますよ。
正直、コミケに対する徹夜参加を誇らしげに話してる連中に対しては、「お前らはコミケの参加者面するな」としか思いませんし、徹夜自体がコミケ開催に対するテロ行為であるということは、参加者全員が認識しておくべきだと思うんです。
ご存知の通り、コミケは「参加者全員が作るイベント」です。主催団体があって、その主催団体が用意してくれるイベントにお客様として参加出来るイベントではない。であれば、コミケの運営の障害になる問題は、参加者自身が「自分たちの問題」として認識するべき問題であって、解決する為にはどうすればいいのかなーと考えるべきなんじゃないかと。私自身は、せめてもの草の根活動としてこういう記事書いてるわけなんですけど。
特にここ2,3年は、オリンピックを間近に控えてコミケ自体「これからどうすんの」という話が極めて深刻性をもって継続されていますし、以前以上にデリケートな状況だと思います。とすれば、効果があろうがなかろうが、徹夜をやっている連中に対してやめろこのバカと声をかけていくことは継続して必要な作業なんじゃないのかなあと。
3日目終了時の、「ただいまをもって、コミックマーケット〇〇の日程を全て終了いたします!」というアナウンスと拍手を、今後も聞き続けられますように。深夜来場以外の参加者の皆さんには、実り多い参加であることをお祈り申し上げる次第です。
今日書きたいことはそれくらいです。
別にコミケがなくなってもやる気があるサークルなら別のイベントで本を出すだろうし、コミケがつぶれても別に困らん
コミケさえ存在しなければ徹夜組が現れることもありません。
コミケこそが諸悪の根源なのです。
我々はコミケを滅ぼさなければなりません。
結局他の大人数の徹夜組が徹夜し続ける限りコミケ終了のリスクは変わらないんだよなぁ
それこそ商売目的で徹夜してるような転売屋は絶対に徹夜を辞めないだろうから、その辺の徹夜組が一人徹夜を辞める意味はまるで無い。
コミケが終るリスクはそのままに本は買えないっていう最悪の状態になる。
それなら「どうやったって終わる時はどうせ終わる」と割り切って徹夜した方がマシかもね
俺は家で寝とくけど。さみーし。
誰がなんと言おうが現状一定数は参加者ではなく客もしくは転売屋であって、
彼らは読みたい・転売で儲けたいという利益を得るために必要な行動をしているだけ。
転売屋がコミケなんて場の存続に積極的に協力したいと思うと考えられますか?
客からしたら場がなくなって全部通販で買えた方が都合がいい可能性すらあります。
現実と向き合っていない徹夜組批判を何年言い続けても改善なんてされるわけがないのです。
客と転売屋が存在することを認識した上での対策が必要不可欠です。
辞めもしなければ解決に本腰をいれることもないんでしょうね
そのときにはもう遅いってこともわからないんでしょう
規制やらでなくなって無闇に正義の口実を与える流れになってはいけない
運営がうんぬん、って言うけど、これの上がりも含めてパナマ文書並みに金の流れが謎だし。ボランティアというテイの良い奴隷が可哀想だw