悲しい…いや、とても良かったんだけど、超良かったんだけど、ゲームが終わってしまったのが悲しい…
ということで、イース8クリアしました。プレイ時間は37.5時間、それなりに色々埋めながらやったので、早い人はもっと早いと思います。
感想を一言で言いますと、めっっっっちゃ面白かったです。いや、私普段、ゲームを終えることに躊躇いを覚えるってことは滅多にないんですが、今回は本当に「先を進めたい」というのと「ゲームを終わらせたくない」というのが拮抗しておりまして、「やりたいんだけどやりたくない」という感情をとても久々に味わいました。
取り敢えずクリアはしたんですが、まだ地図埋めとか釣り埋めとかしてないんで、それは引き続きゆるゆるとやっていこうと思います。暴魚全く釣れてねえ。
一応承前として、ゲームの根本的な面白さについてはこの記事で書きました。
その上で、本記事では、イース8が終わった時点での感想を簡単にまとめてみたいと思います。記事前半は、公式ページで見える範囲以上のネタバレはなしなので、未プレイの方も気軽にどうぞ。ネタバレアリパートの前に断りを入れます。
〇イース8の良かったところ
・プレイをしている時の、問答無用の恐るべき爽快感
・ゴリ押しでバッタバッタ敵を切っているだけでも気持ちいい
・フラッシュガード・フラッシュムーブ(以下フラガ・フラム)がうまく成功した時の、「おっしゃーー!!」という達成感
・特にフラガについては、タイミングがそこそこ難しいだけに出来た時の気持ちよさもひとしおです
・しかも、そのフラガ・フラムが「出来ないと厳しい」難易度になる頃に、程よく腕前が上がっているという絶妙な学習曲線がまた素晴らしい
・ダッシュで非常に軽快な移動が出来、またアイテムでさらにそれがスピードアップしたりするので、その点も気持ちよかった
・今回、スキルそれぞれ使い道が考えられており、7の時程「これさえ使っとけば大丈夫」的なスキルがなかったのも高得点
・EXTRAスキルを使った時の爽快感も健在
・ところでアドルとドギは、そろそろ「オレらって船に乗って移動しない方がいいんじゃないかな…」とか思わないんですか?
・漂流村の、「みんなで力を合わせて生活している」感がとても良い
・皆それぞれ自分の仕事をやっていて有能
・村がだんだん出来ていく時の「施設を充実させてる感」が個人的にとても好き
・地図埋めや島のロケーション集めが楽しい
・特に中盤以降、「見知らぬ地域を探索している」感がとても高まっていて探検もの大好きっ子にはたまらなかった
・序盤はお約束なものの、中盤〜後半のストーリーは怒涛の充実度
・クラフト用の素材がたくさん必要になるのだが、基本的にはサクサク集まるしそんなに困らない
・BGMが全編くまなくめちゃめちゃ良い
・特に名知らず海岸と大渓谷流域の曲がとても好き
・中には若干割を食っているキャラもいるが、全般的にとても好感を持てるキャラばかりであり、村での生活が楽しい
・今回サハドが、いいことも言うしお父さんだし案外臆病なところもあって大変良いキャラでした
・ヒュンメルは天然系キャラでした
・というか女性キャラが全員可愛いんですけどアレはどういうことですか間違いが起きませんか大丈夫ですか
・釣りをする時に「にゃっ!」みたいな感じの掛け声をかけるラクシャさんがあざと可愛い
・ラクシャさんは「にゃーー!!」というひどい悲鳴もあるので間違いなくスタッフは狙っていると思います
・ただリコッタを見ている時は完全に父親視点になっているので、「いいから下になんか着ろ」とずっと考えていました
さて、公平を期するために、そこまでよくなかったところも挙げておきます。VITA版の話ですのでご了承ください。
〇イース8のそこまでよくなかったところ
・プレイする上での自由度はそこまで高くない(今はこっちに行く必要はない、的ルート制限は往々にして出現する)
・VITA版では、場面転換などでそこそこ気になる程度の読み込みが発生する(PS4版だともっと速いのかは知らない)
・大きな地図と小さな地図の対応が若干分かりづらいところがあり、「このイベントマークにはどうやっていくんだ?」みたいなことがたまにあった
・その為、人によっては地図埋めやクエストが煩わしく感じるかも(私はそうでもなかった)
・カボチャが育てられるようになるのがちょっと遅すぎませんか
大体こんなもんだと思います。
勿論好みというものはありますので、例えばストーリーについても好き嫌いとかあるとは思いますが、根底のアクションがめっちゃ気持ちいいので、多少納得いかないところがあっても許してしまうというくらいアクションRPGとして面白いことは保証できます。未プレイの方、いかがですか。ぜひ。
それはそうと、ここから若干ネタバレアリの感想も書きます。一応ストーリーの核心部分は書かないようにしますが、未プレイの方はお気をつけください。
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・今回ダーナさんが滅茶苦茶可愛いし超いいキャラでした
・ヒロインというよりはヒーローというべきか、アドルと並んで「運命に立ち向かうキャラ」なのもすんごく良い
・突っ走る系ヒロインだけど周囲に迷惑をかけないどころか周囲をちゃんと幸せに出来るキャラっていいよね…
・サブタイトル「ラクリモサ・オブ・ダーナ」の意味が分かった時の衝撃
・私は着衣志向原理主義過激派なので、服装については「ちょっと露出度高すぎじゃない?」と思うところもあるのですが、「小さめな胸を強調したい」という開発の意図があまりに明確なので今回は文句を言わないでおきます
・というか今回仲間キャラは全員とてもいいキャラばっかりです
・リコッタも、話し方とか狙いすぎかなーと思わないでもなかったんだけどとても素直でいい子でした
・ヒュンメルが天然系なんだけど仲間もちゃんと天然系として接していてとても面白かったです
・カトリーンさん美人ですよね
・今回のツンデレ大賞は実はエアランなのかも知れない
・ミラルダさんの料理食べたい
・レーヤはもうちょっと活躍のさせ方があるような気がする、というか頭が切れる設定があんまり活きてないような気がする
・ひとり島に行ったときの「お前生きてたのかよ!!!!!」には割と本気でびっくりした
・シスター・ニアのまさかのビジュアルチェンジにも割とびっくりした
・ただ、やはりヒロインはラクシャだなーとは思いました
・ダメージ受けすぎて休憩してる時のポーズはちょっと狙いすぎではないでしょうか
・5部以降は、本当に「いやこれどうなるんだどうなるんだ」と思いながらプレイしていた
・最後の展開にはちょっと思うところもあったけど、最終的には綺麗にまとまってよかったと思いました
・イース1/2をやってる人とやってない人で反応が変わるかも知れない
ぜいぜい。うん、大体言いたいことは言ったぞ。
とにかく一言で総括すると、「死ぬほど良いゲームだった」という他に言うべきことはありません。
取り敢えず、PS4版で追加されたという追加シナリオも是非遊びたいところではあるんですが、PS4を現在所有していないので、ぜひPS4準拠のSwitch版を買いなおさせてくださいお願いします、と考えるばかりです。ファルコムさんよろしくお願いします。
今日書きたいことはそれくらいです。