・「最新のシステム」と「最新の(面白そうな)技術」はイコールではないから
・「最新のシステム」とやらには恐らくドキュメントも技術情報も殆ど蓄積されていなさそうで、技術調査が死ぬほど大変だから
・「最新のシステム」とやらは恐らく全く技術的に枯れておらず、バグやら不具合やらAPI不備やらがわんさか発見されそうな予感がするから
・というか「最新のシステム」という言葉自体が意味不明正体不明であって、それがパッケージソフトなのか開発プラットフォームなのかwebフレームワークなのかさっぱり分からないから
・そういうさっぱり分からない言葉の使い方はまともなIT技術者ならまずしないから
・「最新のシステム」とやらをお題目に仕事をとってきた営業は、おそらく技術的な知識がろくになく、技術者がコミットしていない場所で要らん約束やら要らん仕様追加やらをわんさかとってきそうな予感がするから
・「最新のシステム」という言葉だけでクライアントの期待が無駄に膨らんで、実際の技術要件とは全くかけ離れた地点で無意味にハードルが上がりそうな予感がするから
・「最新のシステム」とやらいう正体不明な言葉につられるクライアントの業務要件は恐らくろくに整理されておらず、「何か魔法のような技術で我々の抱えているなんだかよくわからない課題が魔法のように解決されないか」といった妄想を抱いている可能性が高いから
・必然的に、後から後から整理されていない要件が無作為に追加されていくアリ地獄プロジェクトになることが容易に予想されるから
・必然的に、開発案件のリスクがバカ高になりそうだから
・というか最新の興味深い技術をいじりたいのであれば出来あいのシステムをもってくるのではなく自分で一から色々作りたいから
・というか技術の興味深さと「新しい」「古い」はあまり関係がなく、単に新しい技術だからといってエンジニアが飛びつくとは限らないから
ぱっと思いついた理由はこれくらいです。