2019年03月18日

現代日本は純塩味ポップコーン派にとって生きにく過ぎる社会なのではないだろうか

先に言っておかないといけないのですが、私は「塩味ポップコーン嗜好原理主義過激派」という派閥に所属しておりまして、純塩味以外のポップコーンを忌避しております。勿論、それ以外のポップコーンをお好きな人たちの好みに文句をつける気はありませんが、純粋に私だけの話であれば、バターしょうゆ味のポップコーンとかこの世から消滅していいと思っておりますし、単にバターフレーバーを付加するだけであっても超絶余計なお世話だと思っています。

いや、だって、ポップコーンという軽い食べ口、口に入れた時のほろっとともさくっとともとれるあの食感、あの体験は、シンプルな味付けでこそ生きると思いませんか?物事はシンプルであればある程純粋になる。口にポップコーンをほおばった時のあの香ばしさ、ポップコーン自体で既に十分な香味がある以上、そこにそれ以上のフレーバーはもはや不要ではないかと思うのです。

塩味。ただこのシンプルな味付けこそが、ポップコーンの究極形にして到達点なのです。お分かりいただけるでしょうか。

ところで、昨日、しんざき家でしんざき映画館やったんですよ。

何を言っているかというと、やること自体は「TSUTAYAでアニメ映画のDVDを借りてきて、部屋をちょっと暗くしてカーテン閉めて、映画館みたいな体でアニメ映画を流す」というただそれだけのイベントなんですけど、子どもってめっちゃ好きじゃないですか、この手のイベント。割と安上がりに子どもが大喜びしてくれるので、たまにはいいですよね。

普段はテレビがあるリビングではお菓子やジュースは飲み食いしちゃダメだよーってことになってるんですが、この時はその制限も解除されまして、DVD見ながらジュースとか飲んでもいいんで、その点も子どもたち的に特別感があっていいんだと思うんですけど。


当初「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」を観る予定だったんですが、色々紆余曲折の末「クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ」になりまして。子どもたちは超楽しかったらしいんですが、私の方にはやや釈然としない思いが残りまして。

何かっつーと、売ってないんですよ、ポップコーン。塩味のポップコーンが。今。マジで。

映画館と言えばポップコーンなんで、当然ポップコーンを用意してあげる訳でして、私が塩味原理主義である関係上、私が買いに行く場合は必然的に塩味のポップコーン狙いになるわけなんです。

で、私の行動範囲内で確認した限り、

駅前のファミリーマート:バターしょうゆ味のポップコーンのみ
そのちょっと近くのファミリーマート:上記と同じ
商店街のセブンイレブン:しおバター味のポップコーンのみ
大通りを挟んだセブンイレブン:そもそもポップコーン自体がない
商店街のスーパー:そもそもポップコーン自体がない
近所のYAMAYA:バターしょうゆ味のポップコーンのみ
東急ストア:バターしょうゆ味のポップコーンのみ

なに!!!これは!!!!!7店回って全滅!?純塩味のポップコーンが!!??本当にない!!????

もうなんつーか「どういうことなの」以外の言葉がないんですが、観測範囲内だけの話とはいえ、「ヒット率0%」というのは予想だにしませんでした。勿論、恐らく行動範囲を更に広げれば、自前で作るポップコーン種やら純塩味のポップコーンやらが手に入る可能性はあったんですが、流石にそれ以上時間をかけるのも何だった為、100万歩譲って塩バター味のポップコーンを買って帰りました。


ここで私は危機感を覚えるわけです。日本は、ここまで「塩味のポップコーン」に厳しい社会だったのか?と。

以前は「純塩味のポップコーン」ってまだ結構みたよな?

ファミリーマートのなんかあの量販のパッケージでも塩味ポップコーンあったし。

伯方の塩のポップコーンとかも前あったし。

それが何故、ここまでバターしょうゆだの塩バターだの、乳製品に侵食されてしまう世の中になってしまったのでしょう。要らないから!余計なフレーバー!!塩味だけでもうポップコーンは完全に完結しているから!!!!!!!

いや、勿論、最近カールが販売されなくなったのは記憶に新しいことですし、私は個人的に「キャベツ太郎の知名度を上げてをみんなで食べようキャンペーン」を展開してキャベツ太郎販売数の維持に公私ともに尽力している立場ではありますが、「塩味のポップコーン」が丸ごと観測出来なくなるってそれとはまた違った重みがある話ですからね。一商品ではない。これはまさに一つの食品、一つの文化が世の中から排斥されようとしていることに他ならないのです。地球ヤバい。

この危急の事態において私に何が出来るのかというと、勿論自分でも塩味ポップコーンを購入し続けるというのも当然のことですが、塩味ポップコーンの重要性、完成度、美味しさというものを改めて広く世間に指摘していくことも必要であろうと考え、このような記事を書いたわけです。

皆さん塩味のポップコーン買いましょう。



お菓子メーカー、コンビニ等量販店の皆様には、引き続きの「純塩味のポップコーン」の生産及び入荷の励行を平にお願いしたい次第なのです。

今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 07:00 | Comment(5) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
 自分も、ポップコーンは塩味派なので、気持ちはよく分かります。
 近くのファミリーマートには、まだ塩味のポップコーンはあったと思うのですが。
 地域によって違うのでしょうか
Posted by 海棠 at 2019年03月18日 20:10
私もファミマには塩味のポップコーンがあったと記憶していたのですが、近所には置いてありませんでした。。。
Posted by at 2019年03月19日 06:46
Big-Aってスーパーの
PBで塩味のポップコーン
売ってますよ。
都内にあるかどうか知りませんが。

埼玉千葉にはあります。
Posted by カラマーゾフの兄弟 at 2019年03月19日 19:39
よーし!
それじゃあポップコーンマシーンを借りて純塩味を作ろうぜ!
Posted by かおの人 at 2019年03月22日 11:54
7月末にマツコデラックスの番組でポップコーンが特集されました。
近年はフレーバーがある(さらに加える)のが至極当然のように話が進んでいましたね。
途中で「味付いてないのおいしいわー」とも言っていましたが。
Posted by まもちゃ at 2019年08月09日 00:34
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