単なる感想なんですが。
こんな記事を拝読しました。
いくらライターが腕利きであっても、十分な広告収入を確保できず、原稿料を支払うための原資が得られなければ、攻略記事の仕事は当然なくなってしまう。しかも、攻略記事の需要自体はあるにもかかわらず、攻略サイトの運営によって広告収入を継続的に稼ぎ、収益化するための難易度が、ネット広告の構造上とても高い。近年の攻略サイトが激減した理由は、まさにここにあるのだ。
これですね。なんというか、読んでいるだけで色々と言いたいことが出てきたんですが、既にwebでは何度も繰り返し語られてきたテーマであることも間違いない為、参考になる記事をいくつか引用させて頂きたいと思います。
基本的なサイト運営として、企業運営のゲーム攻略サイトは、安価で大量のライターを雇い、書いた分量やPV数に応じて報酬を払うという形式を取っている。即ち、安価なライターを用いた人海戦術こそ、「企業型」最大の強みだ。ライターに支払われる報酬は、先述したとおり「分量orPV数」で基本的に決まるため、記事はとにかく「早く」「多く」という点のみ追求される。一方、GoogleのSEO(最適化)及び、クローラーの精度にはサイトの信頼性も当然含まれており、「空白」も「パクリ」も「誤謬」といった弊害はもちろん信頼性を下げる理由になるのだが、それを補って余りある質量によって、こうした問題を誤魔化している。
核心になってきますが、もはや、初めはフレームワークだけ作って、中身は調査中にして、その中身を「何らかの形で」埋めていくことを継続的にかつ組織的に実施しているということになります。「何らかの形で」というボカした表現をしていますが、そこにパクリや無断転載、裏のない情報などが紛れ込むことに対して、対策を取っているかということになると思います。そして、取っていないと、紛れ込んだ記事に対して指摘されているということになると思います。
GameWithが菱沼さんに説明した内容によると、マップ画像についてはトレースを認め、他の記事についてもヘイグを参照し作成していたことを認めたとのこと。中でも菱沼さんが悪質だと感じたのは記事作成の手順で、GameWith側の説明によれば、「まずはヘイグで記事を確認し、それを元にGameWithのライターが記事を作成 → 事実確認や検証は公開後に行う」という手順で作成していたそうです。つまり公開当初の段階では完全に「ヘイグの記事内容をリライトしただけ」であり、事実確認も検証もせずに攻略を書いていたということになります。
別に、冒頭の記事を書いたSqool.netさんが悪いとは言いませんし、そう思ってもいません。
ただ、何故そもそも「ゲーム攻略記事」の話なのに、「収益性」とか「PV数」の話しか出てこないのか、と。いつの間にそれが不可分になってしまったのかと。ナイーブな感想なのは承知で言うんですが、なにより「攻略記事ってそういうもんだっけ…?」と。
そして、総体としての「企業によるゲーム攻略サイト」の話として考えれば、
「そもそも、以前は有志やら個人が収益あまり関係なく運営していた攻略wikiやら攻略記事やらを駆逐したのは、あなた方企業運営の、大量ライターによる攻略サイトでしょ…?」
というのは、かつて自分自身攻略wikiに攻略情報を寄せ続け、一方「オレらがやってること、企業サイトに餌を提供してるだけだよな…」となってサイトが閉じられたのを幾度も経験した身としては、一言いっておきたいなあと思ったんです。
「個人や有志の遊び場が、金になると分かって寄ってきた企業に潰される」なんて事案は、どんな業界でも数限りなく発生してきたことではありますが、「ゲーム攻略」という分野においては、それが物凄いハイスピードで進行したなあ、という思いはあります。かつてはタイトルごとに存在した、有志による「攻略まとめwiki」、今では殆ど企業サイトに駆逐され尽くしていますよね。あれ、色んな情報集めて更新していくのすげー楽しいんですけど、一方物凄い手間も時間もかかるので、「(パクったかどうかはともかく)あとから現れた同一内容の企業サイト」に軽々と検索順位が追い抜かれてしまうのを見て、更新する気力が萎えてしまうのもよくわかるんですよ。
そういう事情を全部無視して「近年の攻略サイトが激減した理由は、まさにここにあるのだ」とか言われてしまうと、流石にちょっと待ってくれよと思います。そもそも個人や有志が収益無視で攻略サイトやってた時代のことは全無視ですか。視野にすら入りませんか。
今更言ってもどうしようもないことではあるのですが、「seoとPVによる収益」っていうシステムが齎したものって、益よりも害の方が大きかったんじゃねえかと思うことはあります。言ってしまえばGoogleが悪いってことにはなるのですが、「たくさんの人に見られれば見られる程お金になる」というのが、勿論ポジティブな要素もあるとはいえ、ネガティブな要素もたくさん運んできたなあ、と。ゲーム系迷惑まとめブログなんてその最たるものですが、「とにかく人を引っ張ってきた方が勝ち」になれば、そりゃevilな手段に手を染める人も増えるよなあとは思うんですよ。
せめて、今でも個人レベルで頑張っているサイト、個人のゲーム記事、ゲーム日記みたいなものは、今後も頑張って欲しいなあと思って頑張ってアクセスを送ると共に、私自身ゲーム好きの一人として、出来る範囲でゲーム記事を書いていこうと。
そんな風に考える次第なのです。
今日書きたいことはそれくらいです。
激減し始めた頃にはスルーなのに、いざ無くなってから考察してる感じ
要するに餌の調達場が無くなって困ってるんだろうな……乱獲したのに気付いてないのは滑稽だけど
情報を持ち寄って埋めて満足するというような牧歌的な信用に基づいた環境ではもう無いということなのでしょう。
まとめサイトとその利用者についてもそうですが、皆が簡単に発信できるとその影響も逆に嫌でも皆に侵食してきてしまうものなんですよね…
モールが近所にできてスーパーが潰れた。ネットショップでモールが潰れた。
1ユーザーとしては、便利で安いほうを買うだけです。
「いまさらどうしようもない」し「言ってしまえば」Googleが悪いの件も同じように思ってます。
でも、リンク先の記事の内容は「なぜあのスカスカサイト成り立ってるの」→「ソシャゲバブルによる宣伝費で稼げてた。今は苦しい」だったので
ただ嬉しいだけの記事でした。
あんなスカスカなぺージを作るだけでも会社は金掛けてるんですよ。それが丸々赤字なら今後は減っていくでしょう。
1ユーザーとやらの口に入る源泉がなくなるんやで
ウナギの大量消費を脳みそ空っぽのままうまいうまいと食う手合いには通じない話だな
1ユーザーとして不満に思っています。
https://wiki3.jp/guide/page/105
昔の個人攻略サイトはそもそも金取ってない趣味の領域だったので
その趣味を根こそぎ盗作しスーパー経営した奴が、勝手にモールというカテゴリにしただけ
ベクトルが違い過ぎる
有志によるWikiの存在のおかげで
ウチのお気に入りのゲームでは他の攻略サイトが付け入る隙も無いくらいの牙城になりましたわ
結局最後にモノをいうのは、ユーザーの熱意じゃよ
あんなものが上位にくる時点で何よりgoogleのアルゴリズムに穴があるよね、ビビるくらいつかえねぇんだもんクソエントリ
Googleが悪いがSqool.netの記事よんでも企業サイトも許されるとは到底思えない
ユーザーを餌にしてただけだし
個人レベルで頑張ってたサイトを潰してただけなんよな
そもそも「無いものは検索できない」に尽きるわけで
つくづく被害者意識しかないのだなぁと
ちゃんとした情報は淘汰される環境だけど、Google様を擁護するため、ひいては企業サイトを維持するためにおまえがちゃんとしたページ用意してくださいよ!と言い出したら、
頭大丈夫かとしか思えないしね
もしくはコストに見合わないタイプのゲームだと絶対に企業系(笑)wikiは作らないからな
ソシャゲwikiが乱立する理由だし
格ゲーみたいな面倒くさいジャンルだと乱立されない