この前職場のビルのエレベーターに乗ったら、こんなユニット配置に遭遇しました。

真ん中が私です。「私」と書いてあるので分かりやすいですね。
で、エレベーターの四隅にそれぞれスーツ姿の壮年男性が配置されているのですが、これが別に赤の他人というわけではなく、どうも全員同僚。しかも仲悪そうということもなく全然仲良さそう。超フレンドリーな空気。いや、そこそこデカいエレベーターなんですよ?
で、この人たち、なんか会話し始めるんですよね。エレベーターの四隅で。お互いに。私の頭越しに。

こんな感じ。ギャルゲーの人間関係で言うと、「気になる」とか「友人」とか「相思相愛」とか「両片思い」とかなってるアレです。全員壮年男性ですけど。
「台風大丈夫でした?」
「いやーあとちょっとで浸水するところだったよー」
「アンテナ折れてさあ」
「避難する荷物作ってる間に台風どっかいった」
「それ荷物作るの遅すぎやん?」
みたいな軽妙なトークが繰り広げられているわけです。私の頭越しに。
いいか?エレベーターの中で会話するなとは言わん。会話していい。どんどんコミュニケーションを取るがいい。同僚同士の親睦を深めるがいいさ。それは素晴らしいことだ。
だが、それなら何故、お前らはもう少し近付いて立たないのか?何故四隅に立って真ん中に配置する私を会話ビームによって貫通しまくりやがるのか?あれか、キャプテン翼で翼を苦しめた鳥かご殺法か?
いやまあ、分かりますよ?隅っこが落ち着くのは分かる。壁際なら壁の方向から攻撃される心配ないもんな。空いてる二方向にだけ注意を払えばいい。その戦術上のメリットは実によくわかります。
ただ、そこまでエレベーターの東西南北を固く守られると、「お前ら蒼龍白虎玄武朱雀か?」としか思えない訳です。GB版魔界塔士 Sa・Gaみたいな。ああいうやつ。
それはあたかも、冒険途中で主人公を苦しめた四天王の復活。FF4みたいなアレ。ただ、そこには私を回復してくれるルビカンテはいなかったという、ただそれだけの違い。あとバルバリシアもいなかった。強いて言うと全員カイナッツォだった。
実はこれ別に初めてのことではなく、同じビル、同じエレベーター、かつ違う四天王による同じ状況に、私が遭遇するのもうこれが三度目くらいなんですけど。ちょっと四天王の復活回数多過ぎじゃありません?これ実は非常に一般的な状況なのか、それとも私がやたら四天王誘因力高いのかはちょっと分からないんですけど。
とにかく、「仲いいならもうちょっと近寄って喋れ」と強く主張したいのでよろしくお願いします。
今日書きたことはそれくらいです。