溜まってた石突っ込んでみたらセイウンスカイさんがたまたま引けたので遊んでみました。百合でした。
手前みそになるんですが、ちょっと前の記事でこんなこと書いたんですよ。
ちなみに、これら世代全体を通して大変いい味を出しているのがセイウンスカイの存在です。セイウンスカイ自身が飄々としていて実力を見せないキャラなんですが、グラスともエルともキングともちょっとずつ絡んで、随所で結構鋭いことを言っていたりするんですよね。特にキングとの絡みは史実考えても結構ありそうなので、早くセイウンスカイを育成ウマ娘にして欲しい。
グラスワンダーとエルコンドルパサーがシナリオ上でがっつり絡んでいるんで、恐らくセイウンスカイシナリオはキングヘイローの展開を補完するような作りになってるんじゃないかなあ?と期待していたんですが、がっつり期待通り、いや期待以上でした。本当ウマ娘のシナリオは素晴らしい…。あとG1勝った時の、鼻にチョウが止まる勝ちポーズめちゃ好き。
以下、セイウンスカイシナリオのネタバレが入るのでネタバレを避けたい方はブラウザバック推奨です。一応折りたたみます。
いやもーーーーー、キングヘイロー!キングがいい味出してますよね!!セイウンスカイとキングヘイローの色んな場面での会話、読めば読む程超素晴らしい!!!史実を考えると更に倍美味しい!!!
セイウンスカイシナリオのクラシック戦線において、「3強」と呼ばれる3人娘がいます。それがスペシャルウィーク、キングヘイロー、そしてセイウンスカイ。当然この3人は、史実通りクラシックG1でがっつり激突します。史実では皐月賞と菊花賞をセイウンスカイが、ダービーをスペが勝つんですけどね。
必然的に、セイウンスカイシナリオではあちこちでスペとキングが出てきます。特にキング。トレーニングをサボりがちなスカイに対して、ことあるごとに真っすぐな感情をぶつけてくるのがキングなわけです。
で、キングシナリオでも語られているんですけど、この時キングが目指していた道は一度潰えるんですよね。


「この道はここまで」って言葉が本当泣ける。キングヘイローシナリオやってると二倍泣ける。
史実同様、当初はそこまで期待されていなかったセイウンスカイが結果を出す一方、良血の権化とも言えるキングはクラシックで思うように結果を出すことが出来ない。だからキングは、キングシナリオでは菊花賞の後に「母親を目指すのをやめる」という道を選んで高松宮記念に向かうわけなんですが、
セイウンスカイシナリオでは、そのきっかけになるのが「キングの問いに対するセイウンスカイの答え」だった、ってところがまずは熱すぎる。


これが、この一言が「そんな道があるとは思ってもいなかった」キングが新しい道を見出すきっかけになるんですよね。ライバル同士の会話からの、ほんの一言。それが全てをひっくり返すくらいの大きな力を持つ。熱い。
そして、セイウンスカイ自身、そもそもは「持たざるもの」であって、自分でもそのことを熟知していた。持たざるものだからこそ、頭を使って、策略を駆使して結果を出してきた。けれど、際限なく伸び続ける周囲に対して、自分の成長は頭打ちになってしまう。それを誰より自分が理解している。「結局これ以上は進めなかった」という結果に突き当たることに怯えてしまう。

そこで、セイウンスカイが更にその壁を打ち破ろうとするきっかけになるのが、今度はキングの言葉とトレーナーとの日々だった。これがまた滅茶苦茶!!熱い!!!!!!わけなんです。立場を変えて、お互いがお互いの「壁を打ち破るきっかけ」になる。飄々としていてなかなか本音を見せないセイウンスカイと、常に一流を目指して全力投球のキングヘイロー。実はお互いがお互いの一番の理解者だった。
この関係、滅茶苦茶尊くないですか?アグネスデジタルが3人くらい尊死してもおかしくない。

史実を考えると、セイウンスカイって菊花賞の後はG1を取れなかったんですよね。一方キングヘイローは、クラシックでは勝てなかったG1を古馬になってからの短距離戦線でつかみ取った。この点でもスカイとキングは正反対。この二人がここまでがっつり絡むシナリオ、こんなん尊くならないわけがないやん……!!!!!!!と思う他ないわけです。


この辺もですね。なんだかんだで、スカイもキングのことを思いやっているし理解しているし、その上で「キングは自分で自分の道を見つけられる」ということを理解しているんですよね。一方、自分が道を見失った時には決して一人ではなく、それを取り戻す時にはトレーナーが力を貸してくれた、というのが恐ろしく完成度が高いシナリオなわけなんですが。
まあこんなわけで、セイウンスカイシナリオが来たらキングヘイローシナリオが完成する筈だ…!!!と思っていた私の期待は、更に剛速球ストレートで期待を上回られたわけです。いやーウマ娘のシナリオホントいいですね……素晴らしい……。
ちなみにセイウンスカイは全ウマ娘中でもトップクラスじゃねえかってくらい美少女なので、引けたら心してストーリーを読むべきだと思います。
取り敢えず正月イベントでのニシノフラワーとの絡みはあまりにも百合過ぎる。アグネスデジタルの残機が足りない。
当初はゴルシ・ルドルフ・ネイチャの3人でジェミニ杯出るつもりだったんですが、折角スカイが引けたので逃げ長距離にも挑戦してみようかと思いまして、現在試行錯誤中です。間に合う気がしませんが。
取り敢えず、仮で青8URA7のセイウンスカイを代表に置いてますので、もし固有試してみたい方は良かったらどうぞです。またパワー9URA3ネイチャに戻すかもですが。
shinzaki / しんざき
青8 URA7(親URA3)のセイウンスカイが出来たので代表にしてみます。固有が強いとのうわさ。 青因子:パワー2スタミナ6 赤因子:逃げ2逃げ1追込1 よかったらどうぞー トレーナーID:643501339 #ウマ娘… https://t.co/59bYVHT6Wi at 06/11 02:20
取り敢えずそんな感じです。