ご存じの方も多いかも知れないですが、新潮社さんの「階段島」シリーズのことです。
ちょっと、備忘的に走り書き。
長男が学校の図書館から「いなくなれ、群青」と続編である「その白さえ嘘だとしても」を借りてきて、「面白かったから読んでみたら?」と私にもお勧めしてくれました。
で、「いなくなれ、群青」から読んでみたらめちゃ面白くって、その勢いで「その白さえ嘘だとしても」も読んじゃいました。「いなくなれ、群青」の時点ですげーーー面白くって、しかも綺麗に終わってたのでこれ続編どういう展開にすんだと思ったんですが、続編も続編でとても綺麗だった。
・ややこしい主人公と真っすぐ過ぎるヒロインの対比
・きちんとつくられた謎要素
・回収の丁寧さと、回収された瞬間のカタルシス
・話は多層的で追いにくそうなものなのに読みやすくてすらすら頭に入ってくる
・堀さんがかわいい
大体これくらいのことを感じました。もうちょっとちゃんとした感想は残りの巻も読んでから書こうかなー。
なにはともあれ「ちょっと手に取ってめくってみたら面白そうだった」というだけでこういうシリーズを引き当てる、長男の見る目がしっかりしてるなーとは思いました。身内褒めで恐縮です。
一旦それくらいです。