いきなり遊びにいっちまって失礼しやした。知らない人も結構いてびっくりしましたですよ。
チャランゴを馬車馬の様に弾いてきました。っつーか今日街頭では殆どケーナ吹いてない様な気がするんだけど気のせいですかオレ。休憩時間とかに遊んでたけどさ。っつかペーニャもってったからまんま屋外だと割と音が飲まれることを再認識。
他大間でも演奏出来る曲がもーちっと色々欲しいですな。っつーかサヤがやりてえサヤ。やっぱサヤは歌でしょう。皆でFiesta Negrosとかコンドルサヤとか歌って客を引かせようぜ。子供泣きそうだけど。あとモレナーダ。マシスのMorenadasとかどうですか。暗いですか、そうですかダメですか。じゃあいいや別にキルキンチョスとかでも。
それにしても代々木公園は広いですな。あの人数でやっても入り口辺りだと音が届かんよ。フリマの辺りに乱入してすげえ勢いで演奏して嵐の様に去っていきたい願望も少し。
以上、今日の街頭の雑感でした。
2004年12月23日
2004年12月19日
演奏グループ「Iitico」が復活!
かつて大学交流会定期演奏会にて(悪い意味で)伝説を打ち立てたフォルクローレグループ、「Iitico(いいちこ)」が3年越しの復活を遂げる。本日第一回目のグループ練習(出席率50%)。
かつて東大フォルクローレミニコンサートにて、(ノリだけは)凄まじいグループとして華々しくデビューしたIiticoだが、2001年の大学間交流会定期演奏会にて、「Soy caporal」の演奏中に観客を起立させるという暴挙で敬意と話題性と多大なる顰蹙を勝ち取って以来、時折飲み会のリハーサルをするのみの活動に留まっていた。が、来る2005年4月、ついに復活コンサートが開催されるらしい。
練習には全員揃うことが殆どないのに練習後の飲み会には凄まじい出席率を誇るなど、特に打ち上げのテクニックに光るものがあると言われるIiticoであるが、4月のコンサートには一体どの様な演奏をみせてくれるのであろうか。
今回の記事を作成するに当たって、メンバー達に意気込みを聞いてみた。彼らは熱意と意気に目を輝かせながら、よどみのない口調でコンサートへの抱負を語った。
ケーナ吹きのA氏:
「まあ、「誰?」とか言われにいくのもたまにはいいですよね。ほら、俺らもいい加減老害って感じですし」
ギター引きのS氏:
「あの、酒ないんですけど。意味なくねえすかコレ」
女性ボーカルのM氏:
「渋谷って本当に谷だから渋谷なんだ、ってわかったことが今日一番の収穫でした」
サンポーニャ吹きのM氏:
生涯ベスト3に入る大風邪の為欠席(生死不明)
ギター弾きのH氏:
医局の体制的矛盾に違和感を感じつつ欠席
ギター弾きのG氏:
他人の花嫁を略奪する為欠席(逮捕・非逮捕不明)
コンサートへの期待を否応にも高めるこの熱意を、読者諸兄も感じとって頂けるだろうか。本当に4月に開催出来るのか全く分からない点が唯一の不安材料だが、今世紀最初の大型脱力系コンサートとして歴史に残りかねないことが予想される。現在報じられている演奏予定曲は、「Imillitay」「Todos Juntos」「Nostalgia」など(本当に演奏されるか不明)。
ちなみにIiticoは、1999年12月、飲み会席上にて結成。以後、2000年4月、同10月、2001年12月と演奏を続けてきた。女性ボーカルの歌唱力に寄りかかったバランスの悪い演奏と偏った楽器構成、及び過剰な気合と本番だけで練習不足の辻褄を合わせるとてつもない適合力が特徴。グループ名は、練習の度に何故か必ず持ってこられていた焼酎が由来。
以後、コンサートの情報も追加され次第順次報ずる。ご期待頂きたい。
かつて東大フォルクローレミニコンサートにて、(ノリだけは)凄まじいグループとして華々しくデビューしたIiticoだが、2001年の大学間交流会定期演奏会にて、「Soy caporal」の演奏中に観客を起立させるという暴挙で敬意と話題性と多大なる顰蹙を勝ち取って以来、時折飲み会のリハーサルをするのみの活動に留まっていた。が、来る2005年4月、ついに復活コンサートが開催されるらしい。
練習には全員揃うことが殆どないのに練習後の飲み会には凄まじい出席率を誇るなど、特に打ち上げのテクニックに光るものがあると言われるIiticoであるが、4月のコンサートには一体どの様な演奏をみせてくれるのであろうか。
今回の記事を作成するに当たって、メンバー達に意気込みを聞いてみた。彼らは熱意と意気に目を輝かせながら、よどみのない口調でコンサートへの抱負を語った。
ケーナ吹きのA氏:
「まあ、「誰?」とか言われにいくのもたまにはいいですよね。ほら、俺らもいい加減老害って感じですし」
ギター引きのS氏:
「あの、酒ないんですけど。意味なくねえすかコレ」
女性ボーカルのM氏:
「渋谷って本当に谷だから渋谷なんだ、ってわかったことが今日一番の収穫でした」
サンポーニャ吹きのM氏:
生涯ベスト3に入る大風邪の為欠席(生死不明)
ギター弾きのH氏:
医局の体制的矛盾に違和感を感じつつ欠席
ギター弾きのG氏:
他人の花嫁を略奪する為欠席(逮捕・非逮捕不明)
コンサートへの期待を否応にも高めるこの熱意を、読者諸兄も感じとって頂けるだろうか。本当に4月に開催出来るのか全く分からない点が唯一の不安材料だが、今世紀最初の大型脱力系コンサートとして歴史に残りかねないことが予想される。現在報じられている演奏予定曲は、「Imillitay」「Todos Juntos」「Nostalgia」など(本当に演奏されるか不明)。
ちなみにIiticoは、1999年12月、飲み会席上にて結成。以後、2000年4月、同10月、2001年12月と演奏を続けてきた。女性ボーカルの歌唱力に寄りかかったバランスの悪い演奏と偏った楽器構成、及び過剰な気合と本番だけで練習不足の辻褄を合わせるとてつもない適合力が特徴。グループ名は、練習の度に何故か必ず持ってこられていた焼酎が由来。
以後、コンサートの情報も追加され次第順次報ずる。ご期待頂きたい。
2004年12月07日
フォルクローレ今日の一枚 「Alegria」(Los Incas)
インカスはコンドルだけではないのである。
マニアのうざい一人語りであることを承知の上で、一ケーナ吹きとしてわがままな私観を言わせてもらえれば、インカスはコンドルで一面損をしていると思うのだ。
Los Incas。ペルー出身の演奏グループで、世界的なチャランゴ奏者のホルヘ・ミルチベルグをリーダーに、1950年代からヨーロッパにおいて活動している。彼らが得意曲としていた「El Condor pasa(コンドルは飛んでいく)」に「サイモン&ガーファンクル」のポール・サイモンが惚れ込んで、1970年代に歌詞をつけて発売した。このカバー版が徐々に人気を集め始め、最終的に世界的なヒットを得たことが文頭の「「コンドルは飛んでいく」のインカス」という潮流の一面となっている。
「コンドルは飛んでいく」は名曲だ。一般への知名度も非常に高く、例えば街頭演奏でもこれ一曲挟むだけで実に喜ばれる。その為、例えばフォルクローレCD販売でも、この一曲が知らない人への入り口に用いられることは多い。
問題はまさにこれだ。大手CDショップなどで、インカスは「入り口」の扱いしかされていない様に思えるのである。
アマゾンや大きめのCDショップでインカスのCDを探すと、フォルクローレ入門CDの様なものばっかりで、例えば花祭りや「ベスト・オブ・フォルクローレ」、「南米の音楽」といったタイトルのCDのバック専門バンドの様な扱いが随所で見られる。
例えば、一番売れているのがこのCDだ。かく言う私も初めて買ったフォルクローレCDはこれだった。いや、このCDはこのCDで実に味があっていいのだが、これがインカスの代表CDの様な扱いをされてしまうのは個人的にはちょっと残念無念また明日というか、忸怩たる思いを禁じえない。いい曲の基準など人それぞれであることを承知の上で、もっといいCDもあるのに、と思ってしまうのだ。なんだ、ビバフフイやラ・ボリビアーナのこのすげーやる気ない歌い方は。起きぬけのおっちゃんが新聞広げながら歌ってるのかと思ったぞ。グァンタナメラ辺りも、実にそのなんというか、まったりとした感じのハワイアンな演奏である。
まあ元々曲の好みに客観性などないのだ。私の好みをずばっと挙げてしまおう。一枚インカスのCDを挙げるとすれば、私ならこれを選ぶ。
「Aregria」
私の好きなインカスの「味」というのは、以下の二点に集約される。
・特徴的な、かすれた様な音を立てる管楽器を武器にした独特の土臭さ
・繰り返しを主体にしたのどかで味のあるメロディー
例えば標題曲の「Alegria」や「Rio Abierto」など、私にとってはまさに上記の「味」を体現したかの様な名曲だ。「La Chinita」も、明るいパートとゆったりしたパートのメリハリがはっきりしていて、演奏してみても実に気持ちがいい。試聴可能なページを見つけられなかったのが残念だが、「コンドルのインカス」が好きな方にこそ、是非一聴をお勧めしたい。
公式ページらしいものを以下に挙げておく。多分インカスのページだと思うのだが、今日の私はスペイン語を辞書片手に読み解く気力に欠けていた。
http://incas.perucultural.org.pe/
マニアのうざい一人語りであることを承知の上で、一ケーナ吹きとしてわがままな私観を言わせてもらえれば、インカスはコンドルで一面損をしていると思うのだ。
Los Incas。ペルー出身の演奏グループで、世界的なチャランゴ奏者のホルヘ・ミルチベルグをリーダーに、1950年代からヨーロッパにおいて活動している。彼らが得意曲としていた「El Condor pasa(コンドルは飛んでいく)」に「サイモン&ガーファンクル」のポール・サイモンが惚れ込んで、1970年代に歌詞をつけて発売した。このカバー版が徐々に人気を集め始め、最終的に世界的なヒットを得たことが文頭の「「コンドルは飛んでいく」のインカス」という潮流の一面となっている。
「コンドルは飛んでいく」は名曲だ。一般への知名度も非常に高く、例えば街頭演奏でもこれ一曲挟むだけで実に喜ばれる。その為、例えばフォルクローレCD販売でも、この一曲が知らない人への入り口に用いられることは多い。
問題はまさにこれだ。大手CDショップなどで、インカスは「入り口」の扱いしかされていない様に思えるのである。
アマゾンや大きめのCDショップでインカスのCDを探すと、フォルクローレ入門CDの様なものばっかりで、例えば花祭りや「ベスト・オブ・フォルクローレ」、「南米の音楽」といったタイトルのCDのバック専門バンドの様な扱いが随所で見られる。
例えば、一番売れているのがこのCDだ。かく言う私も初めて買ったフォルクローレCDはこれだった。いや、このCDはこのCDで実に味があっていいのだが、これがインカスの代表CDの様な扱いをされてしまうのは個人的にはちょっと残念無念また明日というか、忸怩たる思いを禁じえない。いい曲の基準など人それぞれであることを承知の上で、もっといいCDもあるのに、と思ってしまうのだ。なんだ、ビバフフイやラ・ボリビアーナのこのすげーやる気ない歌い方は。起きぬけのおっちゃんが新聞広げながら歌ってるのかと思ったぞ。グァンタナメラ辺りも、実にそのなんというか、まったりとした感じのハワイアンな演奏である。
まあ元々曲の好みに客観性などないのだ。私の好みをずばっと挙げてしまおう。一枚インカスのCDを挙げるとすれば、私ならこれを選ぶ。
「Aregria」
私の好きなインカスの「味」というのは、以下の二点に集約される。
・特徴的な、かすれた様な音を立てる管楽器を武器にした独特の土臭さ
・繰り返しを主体にしたのどかで味のあるメロディー
例えば標題曲の「Alegria」や「Rio Abierto」など、私にとってはまさに上記の「味」を体現したかの様な名曲だ。「La Chinita」も、明るいパートとゆったりしたパートのメリハリがはっきりしていて、演奏してみても実に気持ちがいい。試聴可能なページを見つけられなかったのが残念だが、「コンドルのインカス」が好きな方にこそ、是非一聴をお勧めしたい。
公式ページらしいものを以下に挙げておく。多分インカスのページだと思うのだが、今日の私はスペイン語を辞書片手に読み解く気力に欠けていた。
http://incas.perucultural.org.pe/
2004年11月26日
フォルクローレ今日の一枚 「CHANTENT L'AME'RIQUE LATINE」(Calchakis)
カルチャキスについて語るのは案外難しい。何しろ40年以上の歴史を持つグループである。メンバーも入れ替わるし、オリジナル曲も山ほどあればカバー曲も山ほどあり、CDもテープもLPもあり、なにより露出情報が少ない。日本にも多くのファンが存在する、と聞いたことがあるのだが、Googleで「カルチャキス」を検索するとどういう訳か私のすげーいい加減なページが最初に引っかかる。こんなんでいいのか、Google。頭悪いぞ。
カルチャキスは1960年、アルゼンチンから留学生として渡仏していたエクトル・ミランダによって結成されたグループである。カルチャキスとはアルゼンチン、サルタ市に程近い山脈の名前で、ケチュア語では「山の父」という意味になるらしい。20世紀中頃というのは南米全体が荒れに荒れた時期であるのだが、アルゼンチンもその例にもれず、1943年、1955年とクーデターが勃発している。その辺りの事情はこちらのページに詳しい。その影響で、ミランダも事実上の亡命中の身であったらしい。フランスで結成されたカルチャキスは、故郷となる南米を主題にした音楽を演奏しながら、主にヨーロッパで活躍することになった。
で、今回のCDの話。私はカルチャキスファンを自認してはいるのだが、その楽曲を追い切れているかというと到底無理である。特にLPに関しては、入手するのも難しければ聴くのも大変難しい。ともあれ、私が聴いた数少ないカルチャキスの中では、このCDは最も気に入っている一枚である。
「CHANTENT L'AME'RIQUE LATINE」
http://www.alapage.com/mx/?tp=F&type=3&DIQ_NUMERO=33443&donnee_appel=GOOGL
フランス語の文字が出ねえ。先に断っておくが、カルチャキスに限らず、フォルクローレグループが他のグループの曲をカバーすることは珍しくない。カルチャキスのオリジナルでない曲も紹介してしまうかも知れないが、私が好きなバージョンということで、ご承知・ご指摘頂けると幸いである。
前置きが長くなった。そのものずばり「南米の歌」というタイトルを持ったこのCDであるが、はっきり言って全曲いい。声を大にして言ってしまおう。カルチャキスの魅力というのは、抑えた曲調とその独特の「間」だと個人的に思っているのだが、渋い歌声と透明な響きを持つケーナを武器に、そういった魅力が存分にあふれている一枚である。
管理人お気に入りの曲を何曲か挙げるとすれば、
・Rostro de Cobre・・・サンポーニャのドブレとケーナ二本の共演。序盤から中盤に至るまでの間の取り方が染みる。
・Tierra Aymara ・・・静溢としたケーナのメロディから始まり、リズムの変動を経て荘厳な歌に至る。カルチャキスの真骨頂。
・Salida al Mar ・・・管理人の周囲では、カルチャキスの中で最も有名だった曲。哀しげな歌もさることながら、出だしのモセーニョが全てを語っていると感じるのは私だけか。
紹介したページで、各曲の試聴をすることが可能である。RealOnePlayerをインストールしている人は一聴をお勧めする。いずれ劣らぬ名曲揃いである。ただ、RealPlayerというのはPCに様々な余計なプロセスを仕込むので、その点に関しては注意が必要だ。
ちなみにカルチャキスのページはこちら。個人的には、未輸入のCDを早いこと入れて欲しいと望むところ切である。
カルチャキスは1960年、アルゼンチンから留学生として渡仏していたエクトル・ミランダによって結成されたグループである。カルチャキスとはアルゼンチン、サルタ市に程近い山脈の名前で、ケチュア語では「山の父」という意味になるらしい。20世紀中頃というのは南米全体が荒れに荒れた時期であるのだが、アルゼンチンもその例にもれず、1943年、1955年とクーデターが勃発している。その辺りの事情はこちらのページに詳しい。その影響で、ミランダも事実上の亡命中の身であったらしい。フランスで結成されたカルチャキスは、故郷となる南米を主題にした音楽を演奏しながら、主にヨーロッパで活躍することになった。
で、今回のCDの話。私はカルチャキスファンを自認してはいるのだが、その楽曲を追い切れているかというと到底無理である。特にLPに関しては、入手するのも難しければ聴くのも大変難しい。ともあれ、私が聴いた数少ないカルチャキスの中では、このCDは最も気に入っている一枚である。
「CHANTENT L'AME'RIQUE LATINE」
http://www.alapage.com/mx/?tp=F&type=3&DIQ_NUMERO=33443&donnee_appel=GOOGL
フランス語の文字が出ねえ。先に断っておくが、カルチャキスに限らず、フォルクローレグループが他のグループの曲をカバーすることは珍しくない。カルチャキスのオリジナルでない曲も紹介してしまうかも知れないが、私が好きなバージョンということで、ご承知・ご指摘頂けると幸いである。
前置きが長くなった。そのものずばり「南米の歌」というタイトルを持ったこのCDであるが、はっきり言って全曲いい。声を大にして言ってしまおう。カルチャキスの魅力というのは、抑えた曲調とその独特の「間」だと個人的に思っているのだが、渋い歌声と透明な響きを持つケーナを武器に、そういった魅力が存分にあふれている一枚である。
管理人お気に入りの曲を何曲か挙げるとすれば、
・Rostro de Cobre・・・サンポーニャのドブレとケーナ二本の共演。序盤から中盤に至るまでの間の取り方が染みる。
・Tierra Aymara ・・・静溢としたケーナのメロディから始まり、リズムの変動を経て荘厳な歌に至る。カルチャキスの真骨頂。
・Salida al Mar ・・・管理人の周囲では、カルチャキスの中で最も有名だった曲。哀しげな歌もさることながら、出だしのモセーニョが全てを語っていると感じるのは私だけか。
紹介したページで、各曲の試聴をすることが可能である。RealOnePlayerをインストールしている人は一聴をお勧めする。いずれ劣らぬ名曲揃いである。ただ、RealPlayerというのはPCに様々な余計なプロセスを仕込むので、その点に関しては注意が必要だ。
ちなみにカルチャキスのページはこちら。個人的には、未輸入のCDを早いこと入れて欲しいと望むところ切である。
2004年11月21日
チュセククナ曲決め。
ということで、昨日はチュセククナの曲決めであった。というか、飲み8割、曲決め2割程度の比率であった様な気もするが、もしかするともうちょっと比率が飲みよりであったかも知れぬ。私はウイスキーを4杯だか5杯だか飲んだ。一人は事前にテキーラをしこたま飲んで酔いつぶれた状態で到着して、後はトイレとお友達になっていた。おでんとまつたけご飯がウマーであった。曲決めの内容としては以上の様な感じである。
参考までに、チュセククナとは管理人がメインで参加しているフォルクローレグループの名前であり、曲決めとは三月に予定されているコンサートで演奏する予定の曲のことである。
チュセククナとは「フクロウ達」という意味である。大学の頃からの付き合いの連中で結成されているグループではあるが、今では社会人も院生もいる。ついでなのでちょっとメンバー紹介でもしておこう。
A:無謀。ケーナ吹き。
G:ギター弾き。旧称ヒゲ。現称元ヒゲ。
N:人妻。ケーナ吹き。
KN:独特のセンスの所持者。サンポーニャ吹き。
KT:微妙なナイスガイ。サンポーニャ吹き。
N:数少ない常識人に見せかけた人。チャランゴ弾き。
T:爆裂OL。チャランゴとか。
こんな感じであるが、なんだか良くわからないので以下省略。
チュセククナ、通称チュセクは今後もブログに出現しそうな予感がするので、お見知りおき頂けると幸いである。
参考までに、チュセククナとは管理人がメインで参加しているフォルクローレグループの名前であり、曲決めとは三月に予定されているコンサートで演奏する予定の曲のことである。
チュセククナとは「フクロウ達」という意味である。大学の頃からの付き合いの連中で結成されているグループではあるが、今では社会人も院生もいる。ついでなのでちょっとメンバー紹介でもしておこう。
A:無謀。ケーナ吹き。
G:ギター弾き。旧称ヒゲ。現称元ヒゲ。
N:人妻。ケーナ吹き。
KN:独特のセンスの所持者。サンポーニャ吹き。
KT:微妙なナイスガイ。サンポーニャ吹き。
N:数少ない常識人に見せかけた人。チャランゴ弾き。
T:爆裂OL。チャランゴとか。
こんな感じであるが、なんだか良くわからないので以下省略。
チュセククナ、通称チュセクは今後もブログに出現しそうな予感がするので、お見知りおき頂けると幸いである。
2004年11月17日
フォルクローレ今日の一枚 「TAKIRIRILLASU」(RUMILLAJTA)
今朝はRUMILLAJTAの「TAKIRIRILLASU」を聴いた。
まず最初に断っておくが、「Rumillajta」というのはグループ名であり、ルミリャフタと読む。言語としてはケチュア語で、日本語にすると「石の町」という意味になる。TAKIRIRILLASUというのはCD名なのだが、意味は私にも良くわからぬ。多分ケチュア語だと思うのだが、アイマラ語だという可能性も否定出来ない。
ことほど左様に、フォルクローレの用語というのは訳がわからない。時代背景の話はいずれする機会もあろうが、南米というのは様々な言語が入り乱れて現在でも通用されている世界であり、CD名もグループ名も曲名も、スペイン語だかケチュア語だかマヤ語だかC言語だか、様々な言葉が使われている。日本語のブログでは紹介しにくいことこの上ない。
で、本題に戻ると、今朝はRUMILLAJTAの「TAKIRIRILLASU」を聴いた。
ルミリャフタというのはボリビア出身の演奏グループで、ヨーロッパやアメリカでも活躍した国際的なユニットである。高度なテクニックと重厚な音声を武器に、特にインスト曲に素晴らしい曲が多い。標題の「TAKIRIRILLASU」も管理人大好物の一枚で、メロディアスなのに血を吐きそうに渋い曲が立ち並び、素晴らしい名盤となっている。管理人の中では、同じくルミリャフタの「Wiracocha」と並ぶ一枚である。「TAKIRIRILLASU」の中では、特に10曲目の「Manzana Pata」(りんごの足?)や、8曲目の「MAMA FLORENCIA」などが個人的にオススメだ。ケーナの音色といい、メロディといい、ルミリャフタの「静」の側面を余すところなく表現している。特にManzanaPataはサンファニートと呼ばれる独特なリズムで演奏されており、繰り返すメロディの中で後半に至る盛り上がり方がすばらしい。強烈に演奏してみたい欲求をそそる。
日本人の一般的なフォルクローレ像である、いわゆる「素朴」に合致するところのある曲も多いので、知らない人にもお勧め出来る一枚といえる。
と、ここまで書いたのだが、実のところここから先が困るところである。本来ならグループ紹介、CD紹介となると、実際にどんな曲なのか紹介してみたくなるのが人情というものだ。
しかし、厳然として版権元が存在する以上、ブログで勝手に音源をアップする訳にもいかない。かと言って版権元に曲紹介の問い合わせをするには、管理人の言語スキルは心もとないことこの上ない。英語やスペイン語ならまだしも、ケチュア語だとしたら正直いってさっぱりである。
仕方ないので、関連HPのアドレスを幾つか上げるまでに留めよう。他の音楽系ブログの方々がこの問題をどう解決しているのか、またRUMI(U.K)というレーベルに問い合わせるにはどうすればいいのか、ご存知の方はご教示ください。
ルミリャフタのCD紹介のページ
http://idd00i1h.eresmas.net/grupos/r/rumill.htm
フォルクローレの曲が試聴出来るっぽい、llaqta.org(ManzanaPataは無いが)
http://www.llajta.org/musica.html
国内のフォルクローレCD通販サイト「マチュピチュ」。ルミリャフタCDを検索すると試聴も可能。残念ながらTAKIRIRILLASUは無い様だが。
http://www.machupicchu.ne.jp/
まず最初に断っておくが、「Rumillajta」というのはグループ名であり、ルミリャフタと読む。言語としてはケチュア語で、日本語にすると「石の町」という意味になる。TAKIRIRILLASUというのはCD名なのだが、意味は私にも良くわからぬ。多分ケチュア語だと思うのだが、アイマラ語だという可能性も否定出来ない。
ことほど左様に、フォルクローレの用語というのは訳がわからない。時代背景の話はいずれする機会もあろうが、南米というのは様々な言語が入り乱れて現在でも通用されている世界であり、CD名もグループ名も曲名も、スペイン語だかケチュア語だかマヤ語だかC言語だか、様々な言葉が使われている。日本語のブログでは紹介しにくいことこの上ない。
で、本題に戻ると、今朝はRUMILLAJTAの「TAKIRIRILLASU」を聴いた。
ルミリャフタというのはボリビア出身の演奏グループで、ヨーロッパやアメリカでも活躍した国際的なユニットである。高度なテクニックと重厚な音声を武器に、特にインスト曲に素晴らしい曲が多い。標題の「TAKIRIRILLASU」も管理人大好物の一枚で、メロディアスなのに血を吐きそうに渋い曲が立ち並び、素晴らしい名盤となっている。管理人の中では、同じくルミリャフタの「Wiracocha」と並ぶ一枚である。「TAKIRIRILLASU」の中では、特に10曲目の「Manzana Pata」(りんごの足?)や、8曲目の「MAMA FLORENCIA」などが個人的にオススメだ。ケーナの音色といい、メロディといい、ルミリャフタの「静」の側面を余すところなく表現している。特にManzanaPataはサンファニートと呼ばれる独特なリズムで演奏されており、繰り返すメロディの中で後半に至る盛り上がり方がすばらしい。強烈に演奏してみたい欲求をそそる。
日本人の一般的なフォルクローレ像である、いわゆる「素朴」に合致するところのある曲も多いので、知らない人にもお勧め出来る一枚といえる。
と、ここまで書いたのだが、実のところここから先が困るところである。本来ならグループ紹介、CD紹介となると、実際にどんな曲なのか紹介してみたくなるのが人情というものだ。
しかし、厳然として版権元が存在する以上、ブログで勝手に音源をアップする訳にもいかない。かと言って版権元に曲紹介の問い合わせをするには、管理人の言語スキルは心もとないことこの上ない。英語やスペイン語ならまだしも、ケチュア語だとしたら正直いってさっぱりである。
仕方ないので、関連HPのアドレスを幾つか上げるまでに留めよう。他の音楽系ブログの方々がこの問題をどう解決しているのか、またRUMI(U.K)というレーベルに問い合わせるにはどうすればいいのか、ご存知の方はご教示ください。
ルミリャフタのCD紹介のページ
http://idd00i1h.eresmas.net/grupos/r/rumill.htm
フォルクローレの曲が試聴出来るっぽい、llaqta.org(ManzanaPataは無いが)
http://www.llajta.org/musica.html
国内のフォルクローレCD通販サイト「マチュピチュ」。ルミリャフタCDを検索すると試聴も可能。残念ながらTAKIRIRILLASUは無い様だが。
http://www.machupicchu.ne.jp/
2004年11月14日
フォルクローレとは何か。
管理人がやっている音楽の話でも。
私のブログは、私自身の趣味の特殊性の為、「知らない人には分からない」話がかなり入り混じってしまいそうである。このフォルクローレの話題もそうで、例えばカルチャキスの話をしてもイリャプーの話をしても、知らない人にはどこか遠い国の不思議なお話をされている様にしか思えまい。実際そうなのだが。
元物書きの端くれの端くれの風下に存在した人間として、なるべくなら誰が読んでも分かる話題を書きたいのだが、限界というものは厳然として存在する。故に、せめて始めに解説を済ませてしまっておこうと想う。要は自分への免罪符である。
で、フォルクローレとは何か。
南米の民族音楽といってしまえばそれまでなのだが、実際のところその形態は驚く程多様で、殆どごった煮と言ってしまってもいい。
フォルクローレの代表曲の様な扱いをされているが実態はそれ程でもない「コンドルは飛んでいく」など、一般的な認識としては「ケーナやサンポーニャを使ってればなんとなくフォルクローレなんじゃないの?」という認識がまかり通っている気がするが、実のところ実態もその通りである。日本で言うと、ソーラン節を頑なにコピーし続けるグループもいれば、尺八でメタルをやる連中もいる。その様な感じの音楽と言えば分かって頂けるかとも思ったが、読み返してみるとさっぱり分からない様な気もする。
プロフィールにある通り、管理人はケーナ吹き(の端くれ)であり、大学入学以来7年ばかり、今でも活動を続けている。故に、これから管理人の音楽活動の話もちょくちょく出てくるかも知れないが、意味が良くわからなくても笑って流して頂けると幸いである。
私のブログは、私自身の趣味の特殊性の為、「知らない人には分からない」話がかなり入り混じってしまいそうである。このフォルクローレの話題もそうで、例えばカルチャキスの話をしてもイリャプーの話をしても、知らない人にはどこか遠い国の不思議なお話をされている様にしか思えまい。実際そうなのだが。
元物書きの端くれの端くれの風下に存在した人間として、なるべくなら誰が読んでも分かる話題を書きたいのだが、限界というものは厳然として存在する。故に、せめて始めに解説を済ませてしまっておこうと想う。要は自分への免罪符である。
で、フォルクローレとは何か。
南米の民族音楽といってしまえばそれまでなのだが、実際のところその形態は驚く程多様で、殆どごった煮と言ってしまってもいい。
フォルクローレの代表曲の様な扱いをされているが実態はそれ程でもない「コンドルは飛んでいく」など、一般的な認識としては「ケーナやサンポーニャを使ってればなんとなくフォルクローレなんじゃないの?」という認識がまかり通っている気がするが、実のところ実態もその通りである。日本で言うと、ソーラン節を頑なにコピーし続けるグループもいれば、尺八でメタルをやる連中もいる。その様な感じの音楽と言えば分かって頂けるかとも思ったが、読み返してみるとさっぱり分からない様な気もする。
プロフィールにある通り、管理人はケーナ吹き(の端くれ)であり、大学入学以来7年ばかり、今でも活動を続けている。故に、これから管理人の音楽活動の話もちょくちょく出てくるかも知れないが、意味が良くわからなくても笑って流して頂けると幸いである。
