2023年04月02日

何十回目かよくわからないゆるドミを3年ぶりに開催しました

めちゃくちゃ面白かったんだが???



ということで、コロナ禍でしばらく開催出来てなかったゆるドミを開催してきました。最終的には、お子さんも入れると40人くらいご参加いただいたみたいです。

皆さん、重たいアナログゲームを持ってきてくださったり、ガンガン卓を立てていただいたり、片づけを迅速過ぎるだろってくらい迅速に実施くださってありがとうございます!本当、ベテラン勢が手慣れていることもさることながら、初心者の方・初参加の方も積極的に参加くださって、主催としてもめちゃ楽しませていただいてしまいました。

本人の希望により長男と次女を連れていったのですが、長男は初めてのカタンにどっぷりハマってしまったらしく、最後まで「カタンしよう!」「カタン卓たてよう!」ってカタンを遊び倒してました。上記えいべさんの画像は長男の人生初カタン、の筈。麦が出なさ過ぎて住民が一生土と木食わされそうな島なんだが大丈夫なのか?

次女の方はというと、ドミニオンやったりゴキブリポーカーやったりゴブレットゴブラーズやったりバトルラインを遊ばせてもらったりと、これまた大変きゃっきゃ遊ばせてもらっていました。お子様連れの家庭もあったので子ども同士遊べて良かった。

私の方はというと、今回初めて遊ばせていただいた「ミクロマクロ:クライムシティ」がすげーー面白かったです。

ミクロマクロ.jpg

こんな感じの(この4倍くらい広いです)びっくりするくらい書き込まれた地図の中で、「発生した事件」の手がかりを探していくゲーム。早い話が「ウォーリーを探せ」をアナログゲームにした感じなんですが、ちゃんと推理要素もあったり、事件に沿って色んな場所で色々探し回ったり、一方「分かるか!!!!」みたいな謎もあり、最後までハマりまくってしまいました。

きっちり片付け終わった二次会でも、ビール飲みながら色んな人とお話させていただけ、なんかガープスの話とかエースコンバットの話とかセガの話とかこれまたいろいろできて超楽しかったです。

ただ、今回ドミニオンのスイスドローが開催出来なくって、何故かって拡張多すぎるし初版二版に分かれていたりもするんでセットが統一された形でそろわなかったからなんですが、これは行き当たりばったり開催だとさすがに駄目ですね。次回はちゃんと事前調整してご相談させていただきます、というのが反省点です。

皆さん本当ありがとうございました。また遊んでください!!
次回はまだ未定ですが季節ごとくらいにはやりたい。

posted by しんざき at 09:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月23日

「超人ロック」のボードゲームを遊ばせてもらって、「手探りで面白さを見出していく」楽しさを思い出した

おくべさん(twitterID)という方が主催しているアナログゲーム会にお邪魔してきました。

「子連れで参加できるアナログゲーム会」というコンセプトで、今回で参加は二度目です。以前長女次女を連れてお邪魔した時には、次女が「バトルライン」というゲームにすっかりハマりまして、今回も長女次女そろってバトルラインを遊ばせていただいていました。あとキャット&チョコレート学園編とかゴキブリポーカーとかneuとか、うさぎを脱出させるボードゲーム(名前失念)とか、色々と面白いゲームを遊ばせていただいていまして、口々に「楽しかった!」とか「また来たい!」とか喜んでいました。

さて、そんな中、「超人ロック」のボードゲームを遊ばせていただきました。

もちろん「超人ロック」は先日亡くなった聖悠紀先生の代表作、凄まじいスケールのSF超能力漫画なわけですが、その超人ロックが1984年に黒田幸弘氏の手でボードゲーム化されて以降、様々な人たちの手で様々なアレンジを施され、「超人ロック」のボードゲーム自体幾つかの系統に分かれて発展し続けているとのこと。今回遊ばせていただいたのは、大学のサークルで連綿とアレンジされてきたバージョンとのことでした。

この手作り感が本当に素晴らしい。

すごーーく基本的には、「「Good/Evil/Special」の三陣営に分かれて、敵の正体を探りながら戦うゲーム」であり、例えば2005年に発売された「シャドウハンターズ」なんかにも色濃く通じるところがあると思うのですが、とにかく「超人ロック」の物語のスケールに合わせるかのように凄まじい拡張を繰り返されており、自分が演じることになるキャラクター数、正体探りの要素、基地探索の要素、TRPG風味もある戦闘に種々の成功判定のダイスロール、特殊能力の選択肢や戦闘の展開のバリエーション等等等、軽いインストだけでも軽く数十分かかってしまうボリュームについては、聴いているだけでわくわくしてしまいました。

で、遊ばせていただいたのですが、最初に引いたのが「ジェシカ・オーリン」というちょっと特殊なキャラで、「他者とコンビを組んで生き残るのが目的」「通常戦闘ではほぼ何もできないが、他者から攻撃されるとそれを逆用することが出来る」(シャドハンで言うとアリー)というなかなか玄人好みのムーブを求められるキャラ。はじめっからなかなか遊び甲斐があるキャラを引かせていただいて、楽しませていただきました。

・基礎的なシステムから拡張部分まで含めて、「どうにか世界を再現してやる」という情熱が溢れている
・これだけシステムを全部盛りにすればどこかしら破綻して当然な筈が、ちゃんとゲームとして成立しており、各パート各パート「遊んでいて楽しい」という要素が担保されている
・陣営やキャラクターによって全然動きが変わってくるので、慣れれば慣れる程「正体の探り合い」をちゃんと楽しめるようになる

この辺は遊んでいて感じました。まあ、さすがに初回プレイで右も左も分からず、駆け引きや探り合いの部分については楽しむところまでたどり着けなかった感はあるのですが、まさにそこが「手探りで面白さポイントを見つけ出していく」要素にもなりまして、「あーこれこれ!」ってなりました。知らないシステムのTRPGとか遊ぶ時の感覚が超懐かしかった。

ぜひまた遊びたいと思う次第です。

あとこれ遊ぶなら超人ロックちゃんと読んでおくべきなんだろうなー。一応ところどころ拾い読みはしていたのですが、作品規模もすさまじくって、正直まるで把握出来ていません……普通に「一巻から読め」とかそういうノリでいいものなんでしょうか。

なにはともあれ、非常に楽しい体験をさせていただきました。

ところで4/1にゆるドミやるかもしれませんのでよろしくお願いします。(本確定したら告知します)








posted by しんざき at 10:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月23日

アナログゲーム会にお邪魔した話と、子どもたちがバトルラインにこぞってハマった話

Twitterでお世話になっている方(@o_kubeさん)に、子連れ可のゲーム会に誘っていただきまして。

長女と次女(いずれも小五)に聞いてみたら「行きたい!!」と言うので(長男は定期試験直前の為不参加)、一緒にお邪魔させていただきました。久々のアナログゲーム会、めちゃ楽しかったです。ゆるドミもぼちぼちやりたいやるやらねば。

遊んで&遊ばせていただいたゲームは、neu、コヨーテ、犯人は踊る、スカルキング、くるりんパニック、レシピ、ゴキブリポーカー辺り、今回は基本定番ゲームが多かった(あと、長女が「ウミガメのスープ」の本に夢中になっていた)んですが、その中でとあるゲームを遊ばせていただいた次女がドハマりしていました。

そう、「バトルライン」です。あまりにハマり過ぎて、「これうちでも遊びたい!!買って!!ねえ買って!!」と全力おねだりされまして、面白そうだったんでついつい購入してしまいました。


このゲーム、以前からゆるドミやらで遊んでいる方の姿はちょこちょこ見ていまして、興味はあったんですが、私も今回初めて遊びました。

ゲーム紹介についてはすごろくやさんのページをご参照いただければと思いまして、すごく単純に言ってしまうと「2人用の、列ごとに役の強さを競うポーカー」みたいなゲームなんですが、

・列ごとに勝敗の判定を行い、他のカードの状況などから、「この列は勝敗が決まったね」という時点で勝敗の「確定」が行われる(例えば、青の8が出てしまったのでもう青の8,9,10のストレートフラッシュは作れないね、だからこの列は10が3枚の同数字の方が強いね、など)

・「確定」してしまった列にはもうカードを置けないので、段々カードを置ける場所が制限されていく

・なので、カードの状況や相手の狙いをよく見て、「確定させるかさせないか」「この列では真剣に勝負するか、それともブラフを張るか、あるいはカードの捨て場所として扱うか」といった駆け引きを行わなくてはならない

・状況によっては、「自分が勝利を狙う」よりも「相手を動きにくくする」ということを考えた方がいい場合もある

といった、滅茶苦茶奥が深い駆け引きを楽しめます。単に数字カードで勝負をするだけではなく、「戦術カード」という色んな効果がある特殊カードもあり、ドローターンで「数字カードと戦術カードのどちらを引くか」といった判断があるのもポイント。

めったやたらとカードを置くのではなく、時には「どうやってカードを置かないで済ませるか」という判断が求められることもあり、勝負の奥がとにかく深いです。思考沼です。

で、しんざき家、次女を起点にして長男、長女までバトルラインにハマりだしまして、

子ども同士でも遊び始めました。今まで、アナログゲーム遊ぶ時って大体パパも引っ張りだされまして、うまく遊べない長女次女のフォローをパパがする、ということが多かったんですが、次女ばかりか長女までサポート無しで遊べるようになるとは予想外。

頭の体操にもなるいいゲームですので、楽しんでくれるのは良いことだなーと思いつつ、いきなり長男に一敗してしまって悔しかったりしました。戦術カードをもうちょっと把握しなくては。

取り敢えず、さすがにそろそろゆるドミやってもいいだろうという地合いになりつつあるので、今度ゆるドミやりましょう。誰かバトルライン遊んでください(ドミニオンを遊ぶ会とは)

一旦それくらいです。

posted by しんざき at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月02日

ここ最近のしんざき家がマジでアナログゲーム三昧である件 20/05/02

子どもたちがマジですっげえ楽しんでます。

最近通販で買ったアナログゲームは、「コヨーテ」「ピクテル」「もじぴったん」の3本。更にそれに加え、暗黒時代が導入された「ドミニオン」以前書いた「スカルキング」、あと長女次女奥様にルールを教えた定番の「ブラフ」辺りでローテーションしてます。毎日がぷちドミって感じでとても楽しい。

〇コヨーテ

何故かパパにコヨーテで一騎討ちを挑んできた次女

インディアンポーカーとブラフを組み合わせたようなゲーム。数字が書かれたカードを掲げ合って、「その場には何体のコヨーテがいるか」という数を推理して段々と釣り上げていき、「そんなにいねーよ」となった時点で「コヨーテ!」と言ってカードオープン。宣言した数よりコヨーテの数が大きかったらコヨーテを宣言した方の負け、小さかったら宣言された方の負け。

この、「自分の数が分からない」というのがとてもわくわくするらしく、長女次女がドハマリしました。何かと言うとやりたがるゲーム筆頭。一応二けたの足し算は理解出来ている必要がある為、小2くらいからならかなりいい感じに遊べるのではないかと。算数の勉強にもなると思います。


〇もじぴったん

しんざき家もじぴったん大会

ナムコから出た定番ゲームのアナログゲーム版。「スクラブル」の日本語版と言った方が通りがいいかも知れません。最初に2枚配置されている文字に、くっつくように単語を作っていき、最初にカードがなくなった人の勝ち、というゲーム。

さすがに語彙量の差がダイレクトに出るとはいえ、子どももかなり楽しんで遊べます。しかも語彙の勉強になって至れり尽くせり。大人にはハンデとして、枚数を増やしたり一度クリアした後再度5枚引き直したりするといい塩梅。

ただ、本当に唯一の難点として、最初からカードが入ってる容器がふにゃっふにゃで、収納がとてもやりにくい…これ絶対アナログゲーム普段遊んでない人が作ったパッケージだと思う。仕方ないんで容器だけDIYしました。



〇ピクテル

しんざき家ピクテル大会

これも最強の子どもドはまりゲーム。非公開で設定されたテーマを、様々な図柄が描かれたカードを組み合わせて表現して、「なんのテーマを表現した絵か」ということを周囲の人が当てる、というルール。これまた子どもがめっちゃはまります。写真は「ジョーカー」だけど私と奥様と長男にしか分からず。

大人と子どもの腕の差が出にくいのも特徴で、

「あつ森」っていうテーマでこれをつくったら家族に一斉に「これのどこがあつ森じゃーー!」って突っ込まれた

これ私が作った「あつまれどうぶつの森」なんですけど、「…これの一体どこがどうぶつの森なのか…?」と全員から総ツッコミを受けました。どうぶつもいるし海もあるし金のなる木もあるやん!!!!!!

次女出題の「ナイチンゲール」

ちなみにこれは次女が作った「ナイチンゲール」。むずかしい…。


〇ドミニオン

1日最低3回はやってるドミニオン。最近ついに暗黒時代が導入されて、長男がはりきりまくってます。

しんざき家夜のドミニオン大会サプライ

というか長男、既に私とあんまり変わらない腕前くらいにはなってまして、勝率も6:4から5.5:4.5くらいになってるかも知れない…。長女次女はまだまだコツのつかみ中という感じなんですが、暗黒時代の2回目プレイの時に、建て直しの強さにただ一人気付いた長女が勝ってたのがとても偉い。リビルドつえーな。

ドミニオンも、長男はなんだかんだ5歳くらいからやってるんですが、小学生なら問題なく楽しめるんじゃないかなーと。唯一の問題点、日本語版がなんかやたら高い。アレなんでこんなに高いの?



〇ブラフ

しんざき家初ブラフ

同じく定番中の定番。みんなでサイコロを振って、「その場に、どの目のサイコロが何個あるのか」というのを賭けていくゲームです。

ただ、ゆるドミの時もそうなんですが、私が参加するといささか確率が歪む傾向がありまして、

次女の初ブラフです

次女のブラフ初プレイ時の最初の出目。次女、この時はなんかダイスの出目が神がかってまして、鬼神のような強さで周囲全員をノーダメージでなぎ倒してました。きゃっきゃ楽しそうだった。

確率について学ぶと同時に、「確率は長いことやってるとだんだん収束していくものであって、短いスパンでは幾らでも偏る、その為試行回数が少ない状態で確率について語っても無意味」ということを学ぶ教材としても有用な気がしました。



まあなにはともあれアナログゲーム超楽しいから皆遊びましょうという話です。

今日書きたいことはそれくらいです。
posted by しんざき at 19:38 | Comment(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月17日

しんざき家でスカルキングを遊ぶようになった経緯と感想 2020/03/17

スカルキング超面白いですよね。


あ、スカルキングっていうのはカードゲームでして、簡単に言うと

・各プレイヤーがカードを順番に出していく(これを「トリック」と呼ぶ)
・一定のルールに則って出したカードの勝敗を決める
・「自分が何回勝てるか」を賭けて、その回数が当たればボーナス点、当たらなかったらマイナス点
・何度か繰り返して、一番点数が高かった人が勝ち

というルールです。

しんざき家では、以前から長男は「ドミニオン」をはじめとした色んなアナログゲームを遊びこんでいたんですが、最近は長女や次女も本格的にドミニオンを始め、各種アナログゲームに大いに興味を示しております。

で、最近西荻ゲームパワーというゲームミュージックイベントでスカルキングを知りまして、面白かったんで買ってみたらこれが家庭内で大好評。しんざき奥様も加えて、しんざき・しんざき奥様・長男長女次女の5人でしょっちゅう遊んでいる、という話なのです。

しんざき家夜のスカルキング大会

スカルキングは、通常版と拡張版がありまして、現在のしんざき家では「拡張版の難しいところは一旦無視して、いいとこ取りだけする」というような遊び方をしています。

ブログ用

カードの見た目。上段左からスカルキング、マーメイド、海賊、ティグレス、白旗。下段は各色の数字カードです。あとクラーケンっていうカードがあります。

カードの勝敗は、基本的には

「絵札は数字カードより強い」
「スカルキングは海賊に勝つ」
「マーメイドはスカルキングに勝つ」
「海賊はマーメイドに勝つ」
「白旗は基本的に負け」
「ティグレスは白旗か海賊かを選択出来る」
「数字カードは、基本的には数字がでかい方が強い」
「最初のプレイヤーがどれかの色の数字カードを出したら、あとのプレイヤーはその色の数字カードがあればその色の数字カードを出さないといけない(マストフォロー、色縛り)」
「色縛りを守れなかった場合、他の色の数字は元の色に勝てない」
「ただし、色縛りを守れなかった場合でも、黒は他の色より強い」
「クラーケンを出すと全員負け」

というようなルールになっています。で、一回一回のトリックごとに勝敗を決めていって、最終的に誰が何勝出来たかが決める。

この時のポイントが、「カードを配られた時点で、自分が何勝出来るかを予想(ビッド)して、その予想を達成しないと得点がもらえない。予想を外すとマイナスポイント」ということです。勝てばいいってわけじゃないんですよね。予想した数だけ勝たないといけないし、なんなら相手の予想を覆す為に意図的に相手を勝たせないといけない。

この、「ビッドを当てないといけない」というのが本当に絶妙で、状況によっては「この人は敢えて負けに来る」「この人はここでは勝ちに来る」というのが分かるので、それと呼吸を合わせたり、あるいは呼吸を外したりっていう駆け引きが発生するんです。これがめちゃ面白い。

特に熱いのが「0勝」を予想した時の駆け引き。0勝にビッドしたからには全トリック負けないといけないんですが、これが案外難しいんです。思いもよらないカードで勝ってしまったりとか、逆に0勝を予想した相手を上手く勝たせたりとか。その駆け引きがまた熱い。

当初はまだ8歳の長女次女には難しいかなーと思ったんですが、これが意外とそうでもなかったらしくあっという間に順応しまして、昨日の勝負では長女がトップでした。次女はまだいまいち勝ち負けの予想が苦手で、ついつい多めの数字をビッドしてしまったりするんですがそれはそれで楽しそう。最近寝る前にスカルキング遊びたがるんで、寝る時間のコントロールが大変です。

アナログゲームって趣味としても大変楽しいですし頭も使うんで、子どもたちには是非是非楽しんでもらえればなーと思う次第なんです。今ちょうどなかなか出かけられないですしね。

今はまだ、レジェンド拡張の特殊ルールを(マーメイドの導入以外は)使ってないんですが、もうちょっと慣れてきたら拡張ルールも導入してみようかなーと思う次第です。

何はともあれスカルキングすげー楽しいし子どもにも超お勧めなんで良かったらどうぞ、って話でした。

あと、関係ないけど子どもたち3人の時はラブレターをすげー遊んでる。ラブレターも楽しいですよね。1回の勝負あっという間につくし。


ということで、今日書きたいことはそれくらいです。






posted by しんざき at 08:41 | Comment(1) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

育児に「リアル宝探し」が非常にお勧めであるという話

日曜、しんざき一家と、長男が仲良しでよく一緒に遊んでもらっている友達のご家族とで「こどもの国」に行ってきました。


もう何回目になるかよく覚えていないんですが、こどもの国にはちょくちょく遊びにいっておりまして、まあ毎度子どもたちと一緒に遊び倒しているんです。

ちょっと歩いていると大き目の公園かってくらいの遊び場がそこら中に配置されているし、ボートはあるしプールはあるし水遊び場はあるし、牧場もあれば遊園地っぽいスペースもあると、なんかもういたれり尽くせり子ども遊びのフルコースって感じで、長男も長女次女も散々遊びまわりまして、帰りの電車では一瞬で電池切れになっていたわけですが。

勿論そういった遊びも重要な要素ではあるんですが、実は今回の最大の目的は別にありました。そう、長女次女にほぼ初めての「リアル宝探し」をさせてあげようと思ったんです。


「トレジャーキングダム」はタカラッシュ謹製のリアル宝探しでして、所定のスタート地点で「宝の地図」を購入して、そこに書いてある謎を解きながら宝箱とその中のキーワードを探していく、というシステムの遊びです。

昔、長男と私が初めてやった宝探しがこのトレジャーキングダムで、それ依頼長男もめっきりリアル宝探し、ないしリアル謎解きにハマったんですよ。

トレジャーキングダムは初級・中級・上級に分かれていて、初級は小学校低学年でもちょっと頑張れば自分たちで解ける程度の低難度である一方、上級は捜索範囲も相当に広く、謎解きの内容は大人でもそこそこマジにならないといけないような難度です。

今回は、長女と次女がまだ6歳ということもあって初級だけにしておいたんですが、それでも真剣な顔で地図とにらめっこして、二人で議論しては「あれかも!!」と走り回って、最後に宝箱を見つけた時は大はしゃぎ、大変に楽しめたようで良かったです。

で、勿論家庭によって、子どもによって向き不向き、好みはあると思うんですが、私自身はこの「リアル宝探し」ってゲーム、育児にすげー向いてるんじゃないかなーと思っておりまして。

・単純に頭の体操になる
・大抵の場合めっちゃ歩くので運動にもなる
・謎が解けた時の達成感を親子で共有出来る
・親や兄弟と話し合いながら解いていくとコミュニケーションの題材にもなる
・共通の趣味になれば一緒に遊びに行く時のテーマにもなる

これ凄いいい趣味じゃないかなーと考える次第なんですよ。勿論「解けなかったときはめっちゃ悔しい」とかそういうのもあるんですが…

長男は小5になりまして、当然同年代の友人たちとそれぞれの人間関係を築いているんですが、今でも「お父さんと謎解き」というのは彼の重要な楽しみの一つになってくれているようでして、ちょくちょく一緒に謎解き旅に行っています。泊まりで相模湖プレジャーフォレストに行ったこともありますし、来月は地下謎2018が始まるので今から張り切っています。

「子どもとの共通の趣味」というのは親にとっては凄く貴重でして、段々親離れをしていく時期でも、親子というよりは一人の趣味仲間として、適度な距離感でのコミュニケーションを継続出来るんですよね。

勿論、コミュニケーションを抜きにしても、単純に私も謎解きが好きですし、近しい仲間と一緒に手がかりを探して、うんうん考えて謎を解くのはとても楽しいです。

そういう意味で、今後とも長男とは色んな謎を解いてみたいですし、長女や次女も謎解きを一つの趣味として楽しんでくれると嬉しいなあと思っているわけなんです。

ちなみに、トレジャーキングダムは、難易度的には小学校低学年の子の「謎解きの入り口」にぴったりだと思いますし、それ以外でも子どもの国で遊び倒せるので大変お勧めです。


長男とは来月地下謎2018をやるとして、長女次女は次に浅草花やしきの謎解きにつれていってあげようかなーと思う次第です。


今日書きたいことはそれくらいです。







posted by しんざき at 07:01 | Comment(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

小学一年女児に「アルゴ」と「ゴキブリポーカー」を教えたら超はまった

どっちもすげえ喜んで遊んでたんですが、ゴキポは1ゲーム辺りの時間がちょっと長かった為か、アルゴの方がより好印象な感じでした。写真撮っとけば良かった。

土曜の夜、次女がピアノ椅子に足をぶつけたか何かで怪我をしてしまいまして、日曜はお出かけせずに家で遊ぶことになりました。そこに、近所で仲良しのSちゃんが遊びに来まして、長男は目下イース8にハマっているので、じゃあパパなんかゲームして遊ぼう、ということに。

最近結構、私と長男がドミニオンを遊んでいると自分も遊びたがるので、そろそろアナログゲームを教えてもいいころ合いかと判断。それじゃあ、ということで、「ゴキブリポーカー」と「アルゴ」の二つを教えてみました。

「ゴキブリポーカー」は言わずと知れたブラフゲーム。8種類の害虫を本当・嘘取り混ぜた宣言をしつつ相手に押し付けるゲームです。ブラフを見抜くか、他の人にまわすかという判断が一つのポイント。


4人で遊んだところ、Sちゃん含めた全員が大ハマリしました。カードの見分けはすぐにつきまして、「嘘か本当か」を見抜く、見抜かれる、という駆け引きがとにかく面白かった由。ルールは割とすぐに理解できたのですが、全員カードの扱いがまだ苦手で、自分の手札がすぐ周囲に見えてしまったりするフォローがちょっとだけ大変でした。こればっかりは、まだ手が小さいうちはしょうがないですね。手札を全部配らずストックしておいて、重要な手札が見えてしまった場合は山札と交換する、という制度で乗り切りました。

このゲーム、経験上、嘘をつくのが苦手で本当のことばかり言ってしまう子とかたまにいるんですけど、今回の長女、次女、Sちゃんはそうでもなく、ちゃんと嘘と本当を取り混ぜることが出来ていました。カードを渡した後、「当てられませんように当てられませんように」と手を合わせてお祈りするというジェスチャーが流行り、かわいかったです。当たった外れたで大盛り上がりしていたので、やはりゲーム上で「嘘をつく」「それを見抜く」というのは楽しいんだなーと感心しました。

負けず嫌いの次女が負けてしまってぎゃん泣きしてましたがこればかりは仕方ない。。。


一方の「アルゴ」は、Sちゃんは見ているだけで、長女・次女と私が基本的に一対一でプレイ。


こちらも有名ゲームなのでご存じの方が多いと思うんですが、黒・白それぞれ0から11の数字カードが1枚ずつあり、伏せた相手の数字カードがなんの数字か、というのを推理して当てていくゲーム。運も絡むのですが、後半はほぼ理詰めのゲームになるので、頭の体操としても非常に良質です。

長女、次女は小学一年生ですが、20までの数字はすでにほぼ把握しています。数字の大小さえわかれば最低限遊べるのがアルゴの良いところです。

最初、「左が小さい数字、右が大きい数字に並べる」「同じ数字のカードは黒、白それぞれ1枚ずつしかないので、見えてきたカードから伏せられたカードが推理できる」というのを飲み込むのにちょっと時間がかかったのですが、そこは何度か繰り返し教えてあげて、分かってからは面白くなってきたみたいです。伏せられたカードを前に、2,3分うんうん唸って考えることもありました。

今回はチュートリアルなので、最初は勝たせてあげようと思って手加減目にプレイして、長女次女とも一回ずつ私に勝ったんですが、「パパに勝てた」というのがやたら強烈な成功体験だった由。その後は勝ったり負けたりだったのですが、何度もプレイをせがまれました。こういうのは、「2,3回に1回勝てる」くらいが子どもとしては一番いいバランスっぽいですね。

まあなんにせよ、カードゲームは頭の体操にもなるし、目も悪くならないしとてもいい趣味なので、今後も色々教えたり付き合ってあげたりしようと思う次第です。次はブラフやらせてみようかしら。

一旦それくらいです。









posted by しんざき at 07:00 | Comment(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月07日

今日のしんざきがゆるドミに行ってきたんですが「文絵のために」がやたら面白かったです 18/01/07

皆さんお疲れ様でした。


いやー今回も楽しかったですね。

今回はがっつり朝開催だったので、一日楽しくドミったり色々他のゲームをやらせて頂いたりしたわけでして、スイスドローの結果についてはまた改めてゆるドミ告知ブログの方でも書こうと思うわけなんですが。

一点、今回プレイさせていただいた「文絵のために」がやたら面白かった、というかシステムのすばらしさに軽く感動したのでちょっと紹介してみます。



いやこれですね、ゲーム開始当初は全く勝利条件も分からないし敗北条件も分からないんです。

「文絵のために」は二人でプレイする協力ゲームでして、三つのシナリオがあります。第一のシナリオ「文絵のために」はヒロインの文絵の死を避けるために主人公が奔走するループもの、という程度の事前知識はあったんですが、どんなゲームなのかはよくわかりませんでした。

で、このゲーム、プレイする二人がお互いに「相手の手札」をもって、その手札を順番に渡していくんですね。で、その手札を使用するか、それとも裏向きにして握りつぶすかは各々のプレイヤーの判断に任される。この時、カードの中身や使用判断については、お互い話し合ってはいけないんです。

で、上で書いた通り、ゲーム開始当初は何をすればいいかよくわからない。色んなカードを使うと何が起きるかを確認しながら、本当に二人で手探りで、ゲームの敗北条件、勝利条件を推理していかなくてはいけないんです。

文絵のためにすげえ面白かった

この加減が本当にものすっごい。「ループものアドベンチャーゲームのプレイ感」みたいなものが完全再現されてまして、一つ一つ、「これはフラグなのか?」「このフラグを立てるとどうなるんだ?」「このフラグは立てていいのか?」みたいなことを推理していくんです。

で、一回で文絵を助けられることってのはまずなくって、最初の内は大体失敗する。1ゲームは短くって、慣れるとせいぜい10~20分くらいで終わります。何度も失敗しながら、少しずつゲームの勝利条件を手探りしていく感覚が、まさにループものアドベンチャーゲーム。

ループものをアナログゲームで再現したゲームっていうと、他に「惨劇ルーパー」が思いつきますが、「文絵のために」はルール的にはずっとシンプルです。その代わり、一通りフラグの正体が分かってしまうと若干感動が薄れてしまう、という問題はあります。とはいえシナリオは三つありますし、何よりこれだけシンプルなルールでループAVGが再現できるのか…という感動がすごいので、これは一度味わってみられても良いのではないかと思います。

とにかく、ゲームを進めていくうちに分かっていく「そういうことだったのか!」感、また色んなループAVGのお約束をきちんと押さえている「分かっている感」は一見の価値あり。協力ゲーなんで、対戦ゲーが苦手な方にもおすすめ出来るかも知れません。ただ、アドベンチャーゲームについての最低限の経験はあった方が楽しめるかも。


その他、今回もしんざき長男が混ぜて頂いて色々遊んでいたんですが、なんか「テストプレイなんてしてないよ!」がやたら気に入ったようで、プレイしながらぴょんぴょんはしゃいでました。


ただこっちは私自分でプレイしてないんでちょっとコメントできません…横で見ている限りでは理不尽ゲーのような気がしたんですが、パーティゲーム的に盛り上がるゲームなんでしょうか。


まあなにはともあれ、今回も楽しかったですしまたやると思いますので、皆さんまた遊んでください。

今日書きたいことはそれくらいです。





posted by しんざき at 23:46 | Comment(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

第27回ゆるドミニオン会を開催してきました 17/07/17

大変楽しかったです。皆さんありがとうございましたー。

スイスドロー大会の結果発表はこちら。


上記リンク先でも書いてるんですが、今回「会場を押さえてみたら日程がドミニオン日本選手権とダダ被りした」という、割と日程的には過去最大に近い大チョンボをやらかしまして(一応日程発表はこちらが会場おさえた後だった、らしいが私が気づいたのは更にずっと後)、開催出来るんかいなとかちょっと思ったんですが、皆様のおかげをもちましてなんとか無事にゆるドミらせていただくことが出来ました。ありがとうございますございます。

で、今回は折角なので初心者さんにも入っていただいて、怖い人含有率少な目スイスドロー大会などやってみました。運営にも余裕があったので私自身出場してみることにしまして、数年ぶりのスイスドロー参加。しんざき長男(10歳)も一緒に出たりしまして、なんと三戦目の決勝卓ではしんざきとしんざき長男が一位卓で同卓するというとんでもない状況になりました。サプライは一戦目と二戦目がどこかで見たサプライ、三戦目は完全ランダムです。

●一戦目

原住民の村、執事、民兵、鉱山の村、橋、海の妖婆、海賊船、宝の地図、書庫、改良

普通にいけば執事で圧縮しつつ原住民書庫が強い感じですかねー、妖婆と海賊船に行く人の人数次第かなあ、と思ったんですが、初手で海賊船にいく方が見えたのでちょっと原住民橋っぽくデッキを構築してみようと決定。民兵は誰もとらなかったような記憶があります。

途中までは割といいペースで属州集められてたんですが、途中3回程盛大に事故って、多分最終ターンでまくられてギリギリの二位。

●二戦目

抑留、村、改築、金貸し、銅細工師、共謀者、偵察員、策士、探検家、貴族

改築入れつつ策士ループを狙うのがいいのかしら。と思ったので初手は金貸し・銅貨を選択、2ターンで策士をおさえる。
2-5スタートの方が一人いたのだが、策士抑留かと思いきや探検家を買いつつ銀貨に抑留をおかれたので、頑張って共謀者を押さえる。しかし3人策士にいったので3枚しかとれない!がっでむ!
ということで金貸しと共謀者3枚でスレスレの策士ループ。後半うまく回ってなんとか1位。

ちなみにこの時、しんざき長男は二位卓で銅細工師ステロをやっていたらしく、どう抑留トークンがおかれたのか不明ですが1位をとったとのこと。すごいすごい。

●三戦目

真珠とり、秘密の部屋、倉庫、木こり、漁村、密偵、交易場、改良、破壊工作員、船着き場

ランダムサプライ。メンバーはしんざき、しんざき長男、ばふぁりんくん、yzxさん。これ5-2引いた人が勝つゲームやん、と思ったら、サプライを見て何故か目をキラキラさせていたしんざき長男が、一人だけ5-2スタートを引いた上、船着き場をガン無視して破壊工作員とりやがった。この子ーーー!ちょっとこの子ーーーーー!!!

一人が初手破壊工作員に行った以上工作員は無視できるカードではなく、ばふぁりんくんとyzxさんも適宜破壊工作員を入れていく。そんな中、3人破壊にいったなら私はガン無視でいいや、となんとか漁村と密偵回しつつ点数確保した私がかろうじての1位。

勿論子どもは親の予想や期待などガン無視で自分の行きたい方向に飛び立っていくべきであって、そういう意味でしんざき長男の初手破壊工作員は痛快ではありました。けどそれとは関係なく破壊工作員場勘弁してください。


●決勝戦

不正利得、品評会、詐欺師、香具師、石工、労働者の村、変容、城、封土、山守

うん全然わかんねえ!!!城?イベント?ランドマーク?なにそれ。

そんな状況で、ブランク長いらしい@kamome77さんはまだしも、@y9271さんや@dawn_harborさんと勝負になるわけもなく、ワンチャン詐欺師で呪い撒き勝ちを狙うも、三山切れもうまく狙えず終わってみれば順当な3位。ですよねー。中途半端に詐欺師になんかいかずに、銀銀で入って不正利得ガン狙いの方が良かったんだろうか。


ということで、予選は出来過ぎとは思いながらも、個人的には大変楽しいスイスドローでした。今回大会的なものが初めてという方も結構いらしたようで、今後とも気軽に大会やっていきたいですね!

あと、これは身内褒めで申し訳ないんですが、長男が予選7位とったのは頑張ったと思います。ちゃんと考えてプレイしてた。えらい。ただ破壊(以下略

●それ以外のゆるドミ

以前ブログで紹介させていただいた、「ワード人狼」をやってみました。


少数派多数派を自分で区別できない、というのは突き詰めるともうちょっと面白くなりそうとはいえ、出てくる情報の制御が出来な過ぎて推理を働かせるのは結構しんどい感じ。けどパーティゲーム的には大変面白かったです。

多弁人狼プレイヤーを集めて4〜5人くらいの制限でちょっと突き詰めてみたい、という気分。ワードを考えてまた準備してみます。

また、今回くるりんパニック日本選手権大会の第4回と第5回が開催されまして、それぞれ優勝者は@SAN_Morishiさんと@buffarin さんでした。おめでとうございます!!!!(もりしさんのチャンピオン防衛期間約3分)


あと、長男は5・7・5・7・7のランダムワードで短歌を作る、「ミソヒトサジ」というゲームをやらせて頂いて大変楽しかったみたいです。長男を迎えにきてくれた私の奥様も途中参加していた由。「超楽しかった!!!」と長男喜んでいたので良かったです。


ということで、今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月24日

「ワード人狼」というゲームが大変面白そうなので紹介してみる

Twitterでフォローさせて頂いている、熟練人狼勢の@silver_25_さんが面白い遊びについてツイートされていましたので、許可いただいて引用させて頂きます。

なにこれすげー面白そう。

まずは上記ツイートを参照して頂ければと思うんですが。人狼ゲームとこの「ワード人狼」という遊びは微妙に違ってまして、ワード人狼は陣営戦ではなく、「誰が仲間外れかを推理するゲーム」「仲間外れが見抜かれると仲間外れの負け、見抜かれなければ仲間外れの勝ち」という、言ってみれば情報推理ゲームです。


このゲームの流れは、大体こんな風になると思います。

・ゲームマスターが、テーマと、そのテーマに沿ったワードを「多数派用」のワード1と「少数派用」のワード2の二種類用意
・ワード1は複数枚、ワード2は1枚だけ用意して、周囲には非公開の状態でプレイヤーに配る。プレイヤーは、自分が多数派か少数派か自分ではわからない
・自分が配られたワードについて、周囲と会話。この時、簡単に特定されないよう情報を小出しにしつつ、周囲のワードは何なのかを推理しないといけない
最後に誰が少数派かを皆で投票する。当たれば多数派の勝ち、外れれば少数派の勝ち


これ、「自分が多数派か少数派か、自分ではわからない」というのが本当に絶妙でして、これがあるから「自分の単語は悟らせないようにしつつ、相手の単語を推理する」「けど、あまり情報を隠していると少数派だと思われてしまう」という、微妙なつばぜり合いのようなバランスが実現出来ているんですよね。

例えば、ワード1が「ハンバーガー」で、ワード2が「フライドチキン」だったとします。フライドチキンが仲間外れです。

この時、例えばワード2の人が「ケンタで食べるよね」とか言ってしまうと、ワード1の人にとっては一瞬で「あ、こいつ俺と違うこと言ってるな」ってことが分かってしまいます。「え?」「そう?」といった声が複数上がったら即仲間外れ確定です。

だから、「食べ物だよね」「子どもが好きそう」「カロリー高め」といった、分かるようなわからないような、といった微妙な話題から始めて、徐々に周囲と自分の情報のズレを(周囲には悟られないように)確認していきつつ、自分が多数派か少数派か、少数派だとしたら多数派は何について話しているのか、ということを推理していくわけです。


会話を軸にした「ステルス」と「推理」。すげー面白そうじゃありませんか?

・自分が出す情報の粒度、確度をコントロールすること
・他の人が出してくる情報から、何について話しているのかを推理すること
・自分が少数派なのかどうかを推理すること

これを全部平行してやらないといけない訳です。めっちゃ頭使いそう。けど、推理ゲームとしては物凄い楽しそうだし、ちょっとコツを掴めば子供でもプレイ出来るんじゃないでしょうか。


一点注意しないといけないのは、人狼もそうなんですが、「特定されるのを怖がって喋らないでいると、自分も周囲も全然楽しめない」ということですね。このゲームは、下手すると人狼以上に、とにかくたくさん話さないとといけない。

あと、ゲームマスターとしては、結構ワードの選択を慎重にしないといけない、という注意点もありそうです。例えば、「そば」に対して「うどん」のようにあまりに素直な対立ワードだと、対立陣営のワードを簡単に推理して、それに合わせて会話することが出来てしまいます。微妙な線を狙うのが結構難しそう。


もうちょっと突き詰めれば、ルールをアレンジして楽しむことも出来そうです。取りあえず一遍遊んでみたい。しんざき家5人で試しにやってみようかしら。

今度のゆるドミででも実地で遊んでみたいと思いますので、気になる方は一緒に遊んでみましょー。


今日書きたいことはそれくらいです。

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2017年02月11日

今日のしんざきがゆるドミを開催してきて超楽しかった件 17/02/11

皆さんご参加ありがとうございましたーー!!


ライブやらなにやらでしばらく開催出来ていなかったゆるドミ。久々過ぎて「俺いつもどんな準備してたっけ?」という状態だったので、手際その他結構心配だったのですが、皆さまのご協力のおかげで今回も大変楽しませて頂きました。まことにありがとうございました。

家庭の事情で今回2次会を開催出来なかったのですが、一部の方は帰り際に飲んでいた由。今度は私も混ざりたい。

長男9歳も連れていったのですが、今回はお子様組も長男含めて4人いまして、子ども同士遊んだり大人の皆さまに遊んで頂いたり、超絶楽しかったようです。「学校だとこんなに遊べないから、一日でこんなたくさんゲーム出来てしあわせ!!」とか言ってました。遊んで頂いた皆さま、重ねてありがとうございます。

ちなみに下記は、平均年齢推定9歳のちびっこ卓におけるドミニオンサプライ。

平均年齢推定10歳の子供四人ドミニオン卓が立ったんですが、そのカードセットがこちらになります

うんなにこれ。宮廷破壊工作員とか飛び交って、「植民地2枚破壊されたーーーー!!!」「破壊工作員を破壊せざるを得ない」とかよくわかんない声が飛び交ってました。大変でしたね。

他、長男は「ピクテル」というゲームが痛くお気に入りだったようで、周囲の人々を巻き込んでヘビロテしてました。すげー面白いゲームでした。


「お題を決めて、そのお題に沿った絵を組み合わせて周囲の人に当ててもらう」という、一言で言うとそんなゲームなんですが、絵を組み合わせるのが小学生の好みにクリティカルヒットした模様。「ピクテル買ってーー!」とねだられています。

他、今日遊んだ主なゲームは以下のような感じです。



長男が以前から遊びたがっていた電車ゲーム。今回遊ばせて頂きました。長男、やはり電車テーマということでおおはしゃぎだったんですが、若干言っていることがマニアックで周囲を置いてけぼりにしていなかったか心配。貨物列車を見て「これ金太郎だね」とか言われても誰も分からないと思います。。。

面白いだろうと予想はしていたんですが、やはり「ひもの長さ」という物理的な要素をゲームに使うアイディアは秀逸の一言。見ていて感心しきりでした。


こちらは私が楽しかったゲーム。自分では見えない自分の手札を、周囲の情報を頼りに当てていくゲームなんですが、駆け引き要素みたいなのもあって非常に楽しい。読みあいゲーム好き。


ペンギンをおはじき的に弾いて追いかけっこをするゲーム。これも最近評判になっていたようで、非常に面白かったです。アイディア勝負の一作。ちょっと場所はとるんですが、子どもにもキャッチーでやたらと受けていたので今回のお勧めゲームでした。自分で買うかも。



いつもの。いややっぱなんだかんだで面白いんですよねブラフ。ゆるドミ基準ブラフは第一ターンでダイスが5個吹っ飛んで即死するのが割と普通なんですが、本来はそういうゲームじゃないらしいです。




これも定番。自分の手札などの情報から、相手の手札の中身を当てていくゲームです。いつもは長男と2人で遊んでいるんですが、今日は初めて3人プレイもしてみました。勘当てゲームから理詰めゲームに変わる瞬間がなんともいえないですね。



あと、私自分では遊ばなかったんですが、国王が死ぬまでに自分がピラミッドを完成させないと死ぬゲームがなんか面白そうでした。なんでしょうかアレ。バカゲー感とパズル要素が絶妙に融合している感がすごかったです。


なにはともあれ、今日はそんな感じです。皆さんまた遊んでください!!

posted by しんざき at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

カードゲーム「レシピ」で遊んでみた・レビューと感想

遊んでみました。


昔書いた通り、長男は5歳の頃から「ドミニオン」を遊んでいまして、おかげでだいぶ計算に強くなったような気がします。


別にその為にということでもないんですが、4歳になる双子の長女次女にもぼちぼちカードゲームを遊ばせてあげたいなーと思っていたら、良さそうなカードゲームを見つけました。具材を集めてお料理を作るカードゲーム、「レシピ」です。

見た目もキャッチー、推奨年齢も4歳からになっていて、これは面白そうだなーと思ってぽちってみました。長女次女は見事に食いついた他、意外に長男もハマってしまいましたので、ちょっとレビューしてみます。


「レシピ」は、プレイヤーごとに一種類のメニューを指定されて、そのメニューの具材を集めることを目的としたゲームです。


これがメニューカードです。一人一枚引きます。誰がどのメニューを引いたのかは、他の人にはわからない非公開情報です。

DSC_1362.jpg


カレーとか、チーズハンバーグとか、酢豚とか、餃子とか、天丼などがあります。「レシピ」には8種類しかメニューがないんですが、「ワールドレシピ」とか「和食レシピ」といった拡張セットを買うともっと増えるみたいです。

それぞれのメニューカードには、6種類の「必要具材」が記載されています。例えばカレーライスを作るには、牛肉、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、カレールー、ごはんが必要といった具合です。酢豚の必要具材にパイナップルが入っている点については若干の議論を招くかもしれませんが、おおむね子どもの料理教室でも参考になりそうなスタンダードな内容。

一方、これが具材カードです。いとこんにゃくの「こくさん」表示が芸コマ。

DSC_1363.jpg

ゲームの流れは下記のような感じになります。


1.各自、メニューカードを1枚引く。

2.具材カードを6枚配られる。

3.要らない具材カードを1枚シンク(捨て札)において、新しい具材カードを1枚山札から引く。

4.必要な具材カードが5枚揃ったら「ごはんですよ!」と宣言。

5.6枚揃ったら出来上がりで、その人の勝利。


これだけだと単なるカード交換絵合わせゲームなのですが、「レシピ」にはもう一つの「レシピシステム」があります。


・他の人が捨てた具材が、自分の欲しい具材であった場合、「レシピ」と宣言してその札を取り、自分のキッチンカウンター(場)におくことが出来る。
・誰かがレシピをした場合、間の人はスキップされ、その人から新たな手番が回る
・手札とキッチンカウンターの札は、併せて必要具材として計算することが出来る
・レシピをしたターンは札を引かないため、自分の札(手札 + 場においた札)は常に6枚になる


麻雀が分かる人ならピンとくると思うんですが、要するに「鳴ける」んですね。ポンとかチーとかカンとかのアレです。

具材カードの中には「一枚しかないカード」もあるので、必要な具材をそろえる為には、レシピを積極的に宣言してカードを集めていかなくてはいけません。しかし、レシピをすればするほど、他の人に自分の狙いがバレてしまい、自分の必要具材が捨てられにくくなってしまいます。


この辺の、「相手のメニューカードの読みあい」がゲームの中核要素になっているのがこのゲームの特徴です。「プレイヤーごとに違う上がり役を最初に指定されているプチ麻雀」と認識すれば、大体間違いはないと思います。

「ごはんですよ」がかかっている、つまり「リーチがかかっている」状態で、その人が最後に欲しい具材を捨ててしまうと、当然負けてしまいます。そういう状況を防ぐ為に、例えば相手の料理が特定できる具材を早めに切っていって、相手のメニューを特定次第必要な具材を止めたり、逆に相手に安いカード(枚数が多い具材カード)をレシピさせて自分の欲しい具材カードを捨てさせたり、といった駆け引きが意外に熱い。子ども向けとは言いつつ、習熟してくると麻雀と同じ性質の読みあいが発生してくると思います。


メニューには「強いメニュー」つまり特定されにくいメニューと、「弱いメニュー」つまり特定されやすいメニューがあります。例えば餃子は、必要具材の内「餃子の皮・にら・ねぎ・にんにく」を他のメニューで使わないので、その辺をレシピしてしまうとすぐに狙いがバレてしまいます。一方、カレーが必要とする「じゃがいも・にんじん・たまねぎ・ご飯」辺りは他のメニューでも使われるので、なかなか特定されません。

そういう「メニューの強弱」がある辺りは若干好みが分かれるかもしれません。拡張セット買えば解決するかも知れないけど。


しんざき家の話で言うと、長男は上記のような駆け引きにすっかりハマってしまいました。ゴールデンウィークの旅行に「レシピ」をもっていったのですが、室内にいるとすぐ「レシピ!レシピやろう!」と言い出しまして、特に祖母は相当突き合わされていたようです。見た目のキャッチーさも含め、6〜8歳児はストライクゾーンと言っていいのではないかと。

一方、長女次女(4歳)も当然のごとく飛びついたのですが、細かいルールや要る具材・要らない具材の区別にはまだちょっと慣れが必要な由。そもそもあまりカード自体を扱ったことがないので、山から引いたり手札をそろえたりといった動作もいささかあやふやです。

とはいえ、「長女ちゃんもやる!」「次女ちゃんもやる!」とぴょんぴょん食いついてきたり、メニューカードを熱心に読んで「た・ま・ね・ぎ。これたまねぎいるね!」と研究していたりと、多少練習すればハマりそうな感じではあります。

当然のことながら、「各メニューの必要具材」を覚えれば覚える程有利になる訳でして、私は元々料理に対する知識が極めて欠如しているので酢豚の具材を知らなかったりするところ、長男は結構いろんな料理の材料を知っているので、思わぬところで腕前と知識のバランスがとれていい勝負になったりもしました。「メニューの具材を覚える」という目的でも、小さい子(あと私)にとって非常に有益ではないかと。


なにはともあれ、旅行中は結構遊び倒すことが出来ましたので、子どもに遊ばせるようのカードゲームとしては、後悔しないチョイスだったのではないかと。

カードゲームは頭の体操にもなりますし、雨の日の遊びとしてもなかなかいい感じだと思いますので、長男・長女・次女の3人で遊べるところを目標に、今後ちょこちょこ教えこんでいこうと思う次第です。


今日書きたいことはそれくらい。



posted by しんざき at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月25日

5歳児に「ドミニオン」を教えた経緯と現状とかいろいろ

ドミニオン

自宅に、以前@decoymakerさんに譲って頂いた「ドミニオン」「ドミニオン陰謀」「ドミニオン海辺」が置いてあった。

「ミイラのたからもの」や「ネコノス」以降アナログゲームづいている息子さんは、ドミニオンの箱の中にカードがたくさん入っているのを見て大興奮して、「パパやりたいー教えてーー」といい始めた。ドミニオンの対象年齢は8歳以上。大丈夫なんかいな、と思わないでもなかったが、まあ本人がやりたがるなら、ということで教えてみることにした。

以下は、ドミニオンに触れ始めるようになってから現在までの、息子さんレベルアップの記録である。


・取り敢えず基本セットをやらせてみた

「firstgame」をやらせてあげようと思ったのだが、どんなサプライだったか私がよく覚えていなかったので適当。

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セットは「礼拝堂、地下貯蔵庫、村、鍛冶屋、改築、民兵、鉱山、研究所、市場、祝祭」。

最初は本当に基本的なルールだけ教えた。

「数字が書いてある茶色いカードがお金カード。それ引いてきた分だけお金が使える」「お金を使ってお買いものが出来る。お金カード自体もお買いもので買ってこれる」「前に並んでるのはアクションカード。使うと色んないいことが起きる」「最後は緑色のカードに書いてある数字が多い人が勝ち。8円あるとこの一番いい「属州」というカードが買える」「けど、緑色のカードは何も仕事しないから、買い過ぎるとお邪魔になる」それくらいだったかと思う。あと各アクションカードの効果とか。

この時点で、息子さんはドミニオンのことを「お買いものゲーム」と認識したようだった。

で、私は基本どんなゲームでも子供に対して手加減というものをしないのだが、流石に初プレイの五歳児相手に鍛冶屋ステロ(鍛冶屋一、二枚挿しのお金プレイ)組むのもなーと思い、村とか研究所とか、アクションカードの効果を説明しながらてきとーに進めたら、

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一点差で負けた。息子さん超大はしゃぎ。アクションカードの説明しながらですし!!(震え声)

息子さんはこの時点では、ターミナルアクションを入れすぎたり、折角礼拝堂を使っても勿体ながって屋敷を廃棄しなかったりしたのだが、「一点差で勝った」という成功体験は大きかったらしく、この後妙に点数に辛くなった。ある程度カードゲームを知っている人がドミニオンに触れると、「アクションカードを買い過ぎる」という問題が発生すると聞いたことがあったが、息子さんにはその後もその傾向が全くない。

ちなみに、息子さん初手で有無をいわさず民兵をとっていた。何この子攻撃カード好きなの?


・二戦目、三戦目ダイジェスト

二戦目は同じく基本セット。私は金貸しステロで進めた。泥棒で金貨を盗めた息子さんは、味をしめて「泥棒強いねーー!!」「パパも泥棒買えばいいのに!」などといっていたがこの回は普通に私勝利。公使と議事堂両方買ってダブらせたりしていたので、+アクションがないカードの買いすぎは勿体無いよ、と教えた。

三戦目は特殊勝利点と三山切れの説明をする為に庭園入り。「堀 村 庭園 金貸し 役人 玉座の間 鍛冶屋 民兵 鉱山 市場」がサプライ。この回はちょっとびっくりした。役人と市場を主体に庭園プレイに走り、まあガチではないとはいえそこまで手加減した訳ではなかったのだが、堀と玉座の間が最初から手札に重なってくるし、3-3-1できっちり手札に鉱山があるし、息子さんのビギナーズラックが凄い。

最終的に、

r600x600_2.jpg

なんと一点差で負けた。息子さん「すごいでしょーー!!」の連呼。落ち着け。

この時点での息子さんの特徴。

・「一点差で勝った」という成功体験が非常に大きいらしく、勝利点に非常に辛いプレイをするようになった。屋敷の圧縮を「勿体無い」と感じているようだ。圧縮の強さも教えてあげないとなあ。後公領買い始めるのちょっと早すぎ。

・ターミナルアクションを入れすぎると勿体ない、というのは一応教えたが、まだいまいち実感出来ていなかったっぽい。アクションカードは使えば使うほど強い、使えないと勿体ない、というのはこの時点で多分まだわかってない。

ということで、やはり「勝てると面白い」というのが子供にとっての真実なのか、かなりドミニオンにはまったっぽい。この後も、ちょっとでも時間が空くと「パパドミニオンやろうよー」とねだってくるようになった。


・陰謀、海辺環境での息子さんの進捗

陰謀、海辺まで入れて何戦かやった。ガチでやっている訳ではない為、3回に1回くらい息子さん勝ちになる感じ。この3回に1回くらいという勝利機会は結構絶妙であるらしく、熱がいっこうに冷めない。

以下、最近の動向箇条書き。

・海辺の持続カードの概念は、思ったよりスムーズに習得した。それに伴って、漁村を絡めてアクションカードをたくさん使ってみたくなっているようだ。コンボの萌芽かも。

・勝利点カードの重要性は分かっているようだが、まだ「どうやってゲームを終わらせるか」「ゲームが終わった時点で自分が勝っている状態を作るにはどうすればいいか」までは考えが及んでない。

・呪いカードを「物凄く嫌なもの」として認識しており、サプライに魔女や海の妖婆があると「パパそれ入れないで!!」と嫌がる。荒れ場も経験させてやらないとなー、と思うのだが。

・ステロとかコンボといった戦法は当然ながらまだ身についてない。ただ、この前「仮面舞踏会ステロ」「鍛冶屋ステロ」については、こんな感じでやると強いよーという感じで一応実演してみせた。

・拷問人については、「パパはごうもんにん買わないでね!ぼく買うから!」とナチュラルにジャイアン理論をふりかざすので今度容赦なく拷問人ロックを決めようと思います。

・最近は宝の地図に大はまり。倉庫宝の地図は教えたが、揃える為のカードがないと微妙、というのも薄々わかってきたっぽい。シナジー理解の萌芽になるかどうか。

・公領を買い始めるタイミングが相変わらず早い。うっかりすると金貨や属州を1枚も買ってないのに公領を買おうとし始める。ここについては、ちゃんと目安を教えるべきか、好きなようにさせておいて勝手に気づくのを待つべきか、若干迷う部分がある。

・まあ基本的には自分で気づくのを待とうと思う。

・夜寝る時、「パパあくしょんカードの話して!」などと言うことが発生するようになった。繁栄以降の、まだ彼が使ったことがないアクションカードの効果の話などすると喜ぶ。寝物語にドミニオン。

・で、繁栄をねだられている。「9円のおかね使ってみたい」らしい。

・「総武線のそうちゃん」という私のてきとー創作物語も相変わらず聞きたがる為、両立させる為に、ついに先日は「そうちゃんがドミニオンをする話」が導入された。


・今後の展望

・カード同士のシナジーについてはおいおい実例を教えていきたい。策士秘密の部屋、祝祭書庫、役人公爵など。

・三山切れによるゲーム終了など、「ゲーム終了タイミングをどうデザインするか」ということについてもおいおい教えてあげようと思う。

・基本的には、口で説明するよりも自分で気づくのを待ってあげたくはある。飽きない範囲での話だが、たくさんドミニオンしてあげないとなあ。

・けど新しく買ってあげたサッカーボールにもはまっているので雨の日とかにやります。

・まだ手が小さくてシャッフルが出来ないのと、二桁の計算が出来ないのは追って練習させてあげたい。

・その内下の双子も加えて家族でドミニオン出来るといいなあ。


今日はこれくらい。
posted by しんざき at 18:30 | Comment(3) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月03日

ブラフに関する戦略論

「ブラフ」というとても面白いゲームがあります。

皆で数個ずつサイコロを振りあって、場にどの目のサイコロが何個でているか、ということを皆で賭けていく、というゲームです。

詳細はこの辺をご参照ください。

Wikipedia:ブラフ(ゲーム)
ゲーム紹介: ブラフ / Bluff

ブラフはダイスを使ったゲームですので、勿論運が絡むゲームではあります。とはいえ、ゲームの進め方次第で、運のある/なしをフォローすることがかなりの範囲、可能です。

この記事では、しんざきが考える「ブラフ」というゲームのコツ的なものを書いてみようかと思います。飽くまで私の考えなので、実際にこのコツが妥当なのかどうかは保証しませんし、需要がなくても気にしません。

この記事の対象者は、「ブラフ」のルールを既にご存知で、出来れば既に遊んだことがある方で、どんな風にゲームを進めれば有利なのかなー?ということがまだよく分からない、というくらいの人を想定しています。


・しんざきの考えるブラフのコツ

ブラフは生き残りゲーム、つまり「敗北条件を最後まで満たさなければ勝ち」というゲームです。そして、敗北条件は「自分の手元のダイスが全てなくなること」です。

ということは、ブラフの戦略論は「いかに自分のダイスを守り、相手のダイスを減らすか」ということに終始する筈です。

そしてブラフは、序盤と終盤でゲームが変わります

ここでいう「序盤」というのは、まだ5人、6人が多くのダイスを保持した状態で生き残っている時点。「終盤」というのは、生き残りが2,3人になっている時点、という定義になります。


序盤、まだダイスの数が多い内はダイス目の振れ幅が非常に多い為、期待値も確率もあまりアテに出来ません。また、自分に見えている情報の比率が低い(最初のターンで自分に見えている情報は、5/30で6分の1)為、確度が高いブラフを決めることも出来ません。

その為、重要になってくるのは「いかに自分の関係ないところでダメージを与えあってもらうか」という防御的思考になります。

ポイントは二つです。

・自分はなるべくブラフをかけたくない
・また、なるべくブラフをかけられたくもない

自分の次の手番の人が、掛け目を吊りあげたくなるくらいの数がいくらか?かつ、自分に再度回ってこないくらいの数がいくらか?ということを判断すれば良い。

ということで、極端に言ってしまうと、序盤のブラフは「自分の次の手番の人がブラフをかけないギリギリのライン」を見定めるゲームです。

勿論自分の次の手番の人の手持ちのダイスや性格によるので、その辺勘案しながら数値を考えてみましょう。当然、「どう考えてもこの目は出ていないだろうし、次の手番の人も見逃さないだろう」と思ったらブラフをかけるべきであり、そのラインをどこに置くかは人それぞれです。


で、終盤になるとどうなるか、という話ですが。


・しんざきが考える終盤のブラフのコツ

終盤になってくると、全体のダイスが減ってくる為、ダメージが少ない人が持つ情報の、全体に占める割合が増えます。つまり、「自信をもったブラフ」がかかりやすくなります。

この時重要になってくるのは、「いかに情報を誤認させるか」だと私は考えています。ここに至って、本来の意味での「ブラフ」が重要になってきます。

例えば、生きのこった人が二人で、お互いにサイコロを三つずつ持っているとしたら。自分が占める情報量は全体の半分です。そして、相手が何の目を出しているかを推理することで、「ブラフのライン」がどこにあるかを見定めることが出来ます。

この推理にノイズを突っ込むのが終盤のブラフです。自分が全然持っていない目を賭ける、あり得なさそうで実は本当の目を賭ける、ありそうで実は嘘の目をかける、虚虚実実の手段を駆使して相手の「勘違い」を誘いましょう。その上で、相手を引っ張り出してこちらがブラフをかける、ないし相手にブラフをかけさせる。押し/引きのラインを考えることが重要になります。


ブラフの特徴として、終盤になればなるほど、「ダメージが少ない人が極端に有利」になります。生きのこりが二人で、ダイスが4対2などという状況になってしまえば、それだけで不利な側が勝つのは至難の業になります。終盤で有利になる為にも、序盤でのダメージを抑えるよう意を払うのがよろしいのではないかと思います。



取り敢えずこの辺で。



posted by しんざき at 13:29 | Comment(0) | TrackBack(1) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月04日

今日のしんざきがゆる惨劇会やドミニオンフレンドリーマッチに参加してきた件 12/06/04

行ってきましたよ。

かなりのアナログゲーム連荘具合でしたが大変楽しかったのでレポートでも書いておこうかと。

まずはゆる惨劇会から。


・ゆるドミじゃないだと!?よし、ガチドミやろうぜ!!

皆様ご参加ありがとうございました。

惨劇Rooperという、謎解きと心理戦と詰将棋が組み合わさったような超楽しいゲームが遊びたかったので開催してみました。そしたら製作者さんまで参加してくださいました。

初心者さんにはインスト卓でプレイして頂き、中級者卓ありド玄人卓あり、最大で同時に8卓惨劇Rooperが立っていたという、なかなか壮観なことになっていました。みなさんお楽しみ頂けたでしょうか。

私は2プレイさせて頂いたんですが、特に印象に残っているのが@irihoさん作成、@re_neさん脚本家のシナリオ「ヤンデレな彼女」。事件発生予定欄にずらっと並ぶ「自殺」の二文字(たまに不安拡大)。なにかにつけて自殺しようとするキーパーソン。いやー面白かった。結局2ループ目で殆ど情報出せなくて負けたんですが。

私についていえば、惨劇Rooperも楽しく遊ばせて頂いたんですが、ゆるドミでドミニオンしない勢代表として超久々にドミニオンが出来たのでその点でも満足です。

他、以下のゲームを遊ばせて頂きました。

ファブ・フィブ藪の中ミイラのたからもの秘密の貿易船くるりんパニックみならいゆうしゃとまほうつかいクイズいいセン行きまSHOW!

この中では、@peranekoさんが持ってきてくださった、いわゆる「電動おもちゃ」であるくるりんパニックが意外過ぎる伏兵で、ギャラリーを取り込みまくって大盛り上がりしてました。自宅にも置こうかしらん。超面白いので是非リンク先のご参照を。

ファブ・フィブは@decoymakerさんに教えて頂いた、みんな大好きブラフ系ゲーム。藪の中は駆け引きアリの推理系ゲームなんですが、わたしがやった時は@izmktrさんと一騎打ちで、なんか私が勘を当てまくって推理あんまり関係ないゲーと化してしまいました。ミイラのたからものは子供も遊べそうなパズル要素ありのダイス系ゲーム、秘密の貿易船は人狼ライクな点数稼ぎゲーム。みならいゆうしゃとまほうつかいは、一見神経衰弱ですが、実際はかなりの運ゲー感。定番のいいセンも合わせて、どれも超絶面白かったですよ。


あと、終了間際に人狼超高速村をやったのですが、9人・狩人なし・狼2狂人1という後から考えると妙に人狼有利な編成の村で、ウェルカムボードがなかったので同票の吊り決めをジャンケンでやることにしたら偉いカオスになりました。

中盤、@bluevonさん・@decoymakerさん・@unjyoukairouさんの3人が吊り候補に挙がったら、ジャンケンで@decoymakerさんが負けて、残った二人は二人とも狼だったりとか、結局その二人が生き残ったまま5人になって、狂人が生き残っていることを確信した@bluevonさんが狼COしてパワープレイしようとしたら何故か@unjyoukairouさんに仲間切りされて(多分狂人が生きているかの確信がなかった為)吊られていったりとか、最後の最後に@nekosuzuさん・実は狂人だった@sippooooさん・人狼の@unjyoukairouさんの3人が残ったらまたしても一票ずつでジャンケンになって、最終的に@unjyoukairouさんがジャンケン負けして村勝ちになったりとか、なにこの村怖い。

人狼って実はジャンケン大会だったんだね!というこの村がゆる惨劇会最後のゲームでした。確かに惨劇だったといえるでしょう。

ちなみに飲み会では、@No6・@orangewind・@pes_so・@megane_jp・私の5人でマリオカート大会が開かれていました。一回勝ちましたが訳が分かりませんでした。お疲れ様です。


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・その後のルネさんドミニオン大会のお話。

なんだかわかりませんが40人中予選3位、決勝4位でした。謎です。


いや、この「謎です」って割と本気で言ってまして、最近結構いろんな方にドミニオンの腕前をご評価頂いてるんですが、自分で全然ピンときてないというか、私あんまり確信しながらドミニオンをプレイ出来てないんですよ。

見てて思うことなんですが、強い人は、分厚いプレイ歴とか十分な考察というバックボーンの元、凄く「確信をもって」戦略を選択して、勝利に必要な点数を見定めて、ブレずにその点数を目指す、って動いてるように見えるんですね。きちんとした根拠があって、勝つべくして勝つ。それが強い人だと思います。

私はあんまりその根拠をもっていない。いや、無意識下には根拠があるのかも知れないですが、自分の中でそれが明確になっていないので、自分からすると勘や運でプレイして偶然勝っている気がしてならない。昔、囲碁や将棋でも似たようなことやってました。

なんか結果だけ見ると成績よかったんでどうなんだという話ではありますが、「何故自分が決勝卓にいるのか」というのは本心から言っています。なので、今後ドミニオンをステップアップするとすれば、自分の中での「明確な根拠作り」ということをしなくちゃいけないんじゃないかなあ、と思いました。

ただ、大会になると調子が良くなるというのはどうも事実らしいので今後とも大会の時だけ調子いい勢として頑張っていきたいと思います。

以下はサプライごとのプレイ記録。シャッフルは大体隣の人に「お願いします」してました。

■1回戦サプライ
秘密の部屋/薬草商/詐欺師/泥棒/庭園/改良/ぶどう園/薬師/錬金術師/賢者の石


どういう訳か同卓にisorotopic世界二位のいおりさんがいる。何これどういうことなの。

いきなりの3番手で絶望に包まれる。泥棒庭園秘密の部屋か、改良属州か、ポーションから錬金術師でぶどう園にもタッチするか、辺りが強いかと思いましたが、どの戦法も詐欺師が刺さったらさようなら感が強いので、開き直って初手詐欺師-銀貨を選択。改良を加えて属州を目指しつつ、飛び交う詐欺師で殴り合いましたが、3手くらい及ばず三位。しょぼーん。



■2回戦サプライ
地下貯蔵庫/中庭/男爵/労働者の村/司教/投機/造幣所/大衆/隠し財産/拡張(白金貨・植民地あり)


今度は超木ドミ勢の@taroimo999さんや@minasedさんと同卓。やめてください死んでしまいます。

これ男爵ゲーだろと思っていたら、なんと戦慄の4番手、おまけに2-5スタート。どうすんだこれ。中庭男爵?それで4番手追いつけるの?@taroimo999さんなんて隠し財産から屋敷まで足してるよ?

と思ったので急きょ大衆ロックデッキを作ることに路線変更。労働者の村と大衆、あと地下貯蔵庫や拡張を積んで、投機も絡めつつデッキ構築。そしたら大衆3枚くらいでこれが回り始めてくれまして、周囲の人を足止めしつつ植民地を買えるデッキがなんとか完成。間に合ったー。57点で1位でした。


■3回戦サプライ
堀/移動動物園/魔女娘/民兵/玉座の間/改築/収穫/改良/豊穣の角笛/品評会 災いカード:村

おいこれのどこがフレンドリーなサプライだ。

魔女娘と民兵がいい笑顔でこちらを見ている。いやあこれは初手魔女娘いく手でしょう、村掘と移動動物園絡めてコンボデッキ作ればいいんじゃないですか、と思ったらまたしても2-5スタート。隣の人のシャッフルがいやがらせ過ぎます!!

仕方ないので改良-掘で入って、屋敷は全部村にしつつ、とにかく呪い撒きに負けないよう話を進めます。移動動物園と村は切れるだろうと思ったらしまいには堀まで切れて、堀が仕事してくれて大部分の呪いを防げた私がかろうじての1位。え、これなんで勝てたの?(素で)



■4回戦サプライ
岐路/神託/開発/鍛冶屋/偵察員/義賊/市場/宿屋/貢物/貴族

このサプライで4番手2-5スタート。おい2-5勢自重しろ。

もはやここまで来ると対戦相手も化け物級の人しかいない訳ですが、いおりさん、@itameshi_yutoriくん、@megane_jpくん相手にいったい何をしろというのか。

まだ5-2スタートなら宿屋も考えたんですが、2-5なので岐路-市場から入ります。開発とか入れている暇がなく、ひたすら岐路でアクション増やしてドロー、鍛冶屋でドロー、市場でドローというデッキを作っていたら、何故か岐路がガンガン回って、てっぺいくんに続いてかろうじての2位。いやこれ運デッキだろ。


■決勝戦サプライ
神託/願いの井戸/密輸人/司教/偵察員/役人/改良/収穫/研究所/ハーレム

メンバーは@megane_jpくん、@yuuna_tuさん、@manameさん、私。レッツ勘弁。

まなめさんにシャッフルしてもらったら爽やかな笑顔で2-5。何回2-5くるんだよ!!!確率的に間違ってるだろ!!!

勿論このサプライなら司教を取りたいわけなのですが、初手2-5なんで改良にいって、後から司教を足す戦略ですが@megane_jpくんに追いつける訳もなく安心の4位。最終的には皆研究所2,3枚・金貨銀貨数枚・司教というデッキでぶんぶん引き切ってました。司教場怖い。

最後の最後にゆるさを見せつけることが出来たので出来過ぎな大会ではありましたが、決勝卓は改良以外に何か選択あったかなーとは考えております。神託とかワンチャンあったかなー。


何はともあれ、主催の@re_neさんありがとうございました!大変楽しくドミらせて頂きました!


ちなみに日曜日はトラブル対処で深夜コース。みなさんお疲れ様でした。

posted by しんざき at 16:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月27日

ドミニオンマニアックスが無事校了したそうです。

ゲームマーケットでの頒布予定ということですが、既に同人ショップでの予約も始まっているようで。

ドミニオンマニアックス - ドミニオン木曜会 -

ドミニオンが好きな人たちが、ドミニオンに対する全てを込めた物凄い本になっているようです。

一応私もネタ記事で片隅を汚させて頂いてはいるのですが、なんか周辺記事が凄すぎて「寄稿しました」なんて恥ずかしくてとてもいえたもんじゃありません。

ドミニオンに興味がある方は是非お買い求めになるとよいのではないかと思います。損はしないと思います。

なにはともあれ、木ドミのみなさんお疲れ様でした。ごゆっくりお休みください。
posted by しんざき at 18:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月26日

ドミニオンマニアックスという本が出るらしい

そして私も寄稿しているらしい。

ドミニオンマニアックス【ドミニオン木曜会】

ドミニオン木曜会、通称木ドミというのは、世界チャンピオンの@re_neさんとか、その@re_neさんとも平然と凄絶な勝負を繰り広げる@retletさんを始め、たくさんの怖い人たちがドミニオンを繰り広げている怖い会らしいですよ。多分ゆるドミの65535倍くらい怖いと思います。怖いですね。

で、そんな木ドミの人たちがドミニオンについて同人誌を出すらしいです。

私も一応「なんかブクマがつきそうな記事書いてー」「いいよー」というやり取りをしたので先日寄稿して参りましたが、私のネタ記事が完全に浮まくるくらいドミニオンについて色々書いてあって超面白くて濃い同人誌になると思うので皆さん買うといいと思います。ゲームマーケットで売られたり、同人誌ショップに委託されたりするみたいです。

興味のある方はこちらとか監視されるといいと思います。

今日はそれくらいで。
posted by しんざき at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月12日

今日のしんざきが木ドミ第三回ミニトーナメントに出場してきた件について 12/02/12

ほぼドミの一人回し経験だけで、大会に出ようと思った。(蛍の墓風に)

@retletさん主催のドミニオンミニトーナメント、第一回にも以前お邪魔しましたが、今日も奥様のチョコマフィンを届けついでにゆるドミ勢代表としてお邪魔してきました。改めまして、木ドミ会の皆様、娘さんたちの出産祝いありがとうございます。

ということで、いつもはゆるドミで運営をやっている関係上、ドミニオンは基本指をくわえて見ている勢だったのですが、今回は混ぜてもらって何のまぐれか思ったよりも結果がよかったので、自慢する為に結果を書き残しておきますですよ。

ちなみに、大会形式はスイスドロー、得点は1位6点・2位3点・3位1点・4位0点でした。

今回のテーマは一つ。錬金術のカードには手を出さない。

・一戦目
岐路、地下貯蔵庫、薬師、願いの井戸、見張り、遊牧民の野営地、シルクロード、労働者の村、大衆、探検家 プラチナ・コロニーなし


対戦相手は@asozan_daifunkaさん、@nova_kmtさん。3人卓です。やったね父さん最下位でも1点だっ。

れとれとさんが事前に「調整した」と言っていたので、恐らくコンボが強いのだろうと思ったこのセット。岐路は手札に勝利点があふれる程基本パワーアップするので、まずは岐路-シルクロードが目につきます。buyとactionは労働者の村でダダ余る。見張り、願いの井戸は大衆メタになるかどうか。
探検家-労働者の村-岐路辺りを挿してシルクロードゲーを目指すか、大衆ロックを狙うかを考えたのですが、シルクロード経験が薄かったので岐路から大衆ロックに行くことに、と思ったら@asozan_daifunkaさんと丸被りですとっ。当初見張りで回していた@nova_kmtさんも後から大衆を入れたりして、1ターンコンボ開始が遅れたばかりに私の大衆が全く機能せず。反対に@asozan_daifunkaさんの大衆は私に刺さりまくり。いやー全然ダメでしたね。

勝利点は20点で余裕の3位。ゆるドミ勢として貫禄のゆるさを見せ付けることが出来ましたよ!やりましたね!!


・二戦目
ぶどう園、村落、神托、移動動物園、護符、司教、泥棒、策士、禁制品、拡張 プラチナ・コロニーあり


引き続き三人卓で、対戦相手は@itameshi_yutoriくん、@nasukenさん。ちょっと何この上位っぽい面子やめてくださいよ。

護符は明らかに「村落や移動動物園を買い捲ってぶどう園ゲーしてね!」のメッセージ。策士はあるものの策士ループは無理そう。一人でもぶどう園に行ったら拡張に手を出している暇は無いと見た。単純な村落-移動動物園コンボも機能しそうですね。

現在のしんざきは「錬金術のカードに手を出すと負ける」というステータス持ちなので、ぶどう園はガン無視することが最初から決定しています。とはいえ、護符-村落-神託-移動動物園まで安いアクションが溢れていれば、ぶどう園に手を出したくなるのが人情というもの。もし@itameshi_yutoriくん、@nasukenさんが二人ともぶどう園に行くのであれば、コロニー狙いで漁夫の利を狙う隙があるかな、と思っていました。

狙いは図に当たり、@itameshi_yutoriくん、@nasukenさんは護符スタート。ここは司教からプラチナ狙いに行くしかない!ということで私は司教-神託を選択。神託がかなり大暴れしていました。あっという間に村落、神託が切れかかる中、途中策士でコロニーを二枚買いすることに成功。

最終ターン、動物園切れ、村落切れ、神託残り一枚、ぶどう園二枚というターンで私の手番。私は31点あるということが自分で分かっていたのですが、ぶどう園10枚売れてるのかー、6枚持ちだとすれば多分ぎりぎりだなー、どうしようかなー、などなど散々悩んだ末、神託を買ってゲームを終わらせ、かろうじていためしくんに三点差での一位でした。いやー、ぶどう園ゲーとか相手の点数殆ど分からないので怖いですねー。


三戦目
中庭、魔女娘、庭園、航海士、交易人、民兵、埋蔵金、市場、農地、品評会 災い:密輸人 プラチナ・コロニーなし


対戦相手は@minasedさん、@nk377_nkさん、@izmktrさん。ちょっとまたベテラン勢じゃないですかーいやだー、と思ったんですが、よく考えると回り中ほぼ100%の純度でベテラン勢ばかりでしたね。

肝心のセットはというと。まずは、埋蔵金-市場-密輸人-庭園の庭園プレイが目につきます。品評会は強そうだけど使ったことないから正直よく分からない。中庭ステロ、民兵ステロ、航海士ステロ、魔女娘ステロも有力そうですね。ただ、交易人-密輸人の存在を考えると魔女娘は入らないかも知れない。

ここは慣れてる戦法で行こう、と民兵-中庭スタート。細かいことは気にせず、購買力を高めて属州勝負を狙います。

途中、minasedさんが「埋蔵金で受け取る銅貨を交易人で銀貨に変換」とやるのは目から鱗。そうかー、交易人さして、購買力を下げないよう考えながら庭園プレイいけばよかったのかー。などと考えつつも、民兵は急に止まれない。結局のところ、属州プレイのいずみさんには1点、庭園プレイのみなせさんには3点及ばずの3位でした。流石のゆるさですね!

四戦目
錬金術師、岐路、抑留、大使館、造幣所、密偵、泥棒、宝の地図、望楼 プラコロあり


今回は@retletさんの調整入らず、完全ランダムのサプライです。戦略的には、錬金術師固め、大使館ステロがやはり他を一歩リードしているように見え、望楼や岐路を挿すかどうか、密偵を絡めるかどうかで微妙な差異が生じそうです。後は宝の地図で1チャンスあるか。泥棒にも妙な存在感がありますね。

対戦相手は@nasukenさん、@nova_kmtさん、@irihoさん。もはや強敵以外存在しない系。幸い手番は1番手をとれました。

錬金術師とか存在が見えないので、最有力なのはやはり大使館だろう、と判断し、初手銀貨-望楼で、4ターン目に金貨をとった後はひたすら大使館ゲーでプラチナ-コロニーを狙いにいきます。@irihoさんは錬金術師+宝の地図ゲー。@nova_kmtさんは密偵-錬金術師。@nasukenさんは私と同じく大使館ゲー。抑留で錬金術師を潰しにかかります。

何故か@irihoさんの泥棒が全弾密偵に撃墜されまくるとか、@nasukenさんの大使館が落ちまくるという惨劇が繰り広げられる中、どういう訳か私の大使館はめきめき回り。途中銀貨-銅貨*3を造幣所で廃棄するなんてことも絡めつつ、なんとか植民地4枚-属州3枚を買って68点で1位がとれました。いやー手番ゲーって怖いですね。

結果的には、大使館で銀貨が撒かれて手札が薄まる分、錬金術師よりも大使館の方が強かったんじゃねえか、という結論に。勝つには勝ちましたが、なんか運の要素が強かった気がします。人間力ということにしておこう。


そんなこんなで、3位-1位-3位-1位という非常に浮き沈みの激しいドミニオンで、総合5位でした。ゆるい割りに上出来だと思います。


@retletさん始め、遊んでくれた皆様、ありがとうございましたー。良かったらまたゆるドミなどで。

posted by しんざき at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月10日

今日のしんざきが第13回ゆるドミ会に参加してきた件について

お疲れ様でしたよ。

3年目に突入したゆるドミですが、今回もたくさんの人にご来場頂きまして、前日まで参加人数が増え続けるというよくわからない事態になりました。

参加総勢、午前中のみ参加の方も含めると多分67名。いつもアナログゲームを持ってきてくださる皆様、参加して下さる皆様、改めましてありがとうございます。楽しいゆるドミになっているのは皆様のおかげです。

初参加の方も結構いらっしゃいまして、知らない人に混じってアナログゲームを遊ぶのが大変じゃないかなーと心配しつつ卓を立てたりしていたのですが、皆さん楽しめたでしょうか?私はブラフが楽しかったんで次回はゆるブラフ会としてゆるドミジャックするわ。


今回もざっくりとしたオフレポを書きたいと思います。

・一日の流れと反省点について。

09:00 〜 12:00 フリープレイ
12:00 〜 13:00 昼休み
13:00 〜 16:00 ドミニオンスイスドロー大会(参加自由)
16:00 〜 20:30 フリープレイ
20:30 撤収
21:00 二次会開始

というタイムスケジュールだった訳ですが。

会場準備及び撤収については、既に会場に慣れきって頂いている皆様のご協力のおかげで、いつも暴力的なまでにスムーズに済んでおります。ありがとうございます。ありがとうございます。私がほとんど何も口出ししなくても見る見る内に片付けられていく会場を見ると感動的ですらあります。

ただ今回、運営として二点反省点がありまして、

1.スイスドローに提供して頂いている賞品の管理

今回、提供して頂いた賞品の中に、本来賞品として意図されていなかったものが混じってしまうことがありました。ここ最近のゆるドミにおいて、私も知らない内に机に賞品を置いておいて頂いていることが専らで、細かくチェックをしていなかったことは大変申し訳なかったと思います。

皆さんのご厚意で提供して頂いている賞品で、こちらとしても大事に扱いたいので、今後、賞品を提供して頂く際、受付の時にでもチェックさせて頂けると幸いです。


2.二次会開始までの不手際

今回二次会の店を事前に下見をする余裕がなかった為、二次会の店にたどり着くまでに道に迷ってしまったばかりか、二次会の店に入ってみたらエレベーターが狭くてなかなか全員が店に入れず、階段で登ってみたら三階止まりという憂き目にあってしまったりしました。皆様寒い思いをさせてしまって大変申し訳ございません。今後厳に注意致しますのでご容赦を。


上記は上記として、その他は実にいつも通りのゆるドミで、前の方でゆるふわドミニオンが7,8卓展開される中、後ろの方では好き勝手なアナログゲーム卓が乱立し、終盤はなぜか22名くらいで人狼卓まで開催され、一部ではモンハン勢がアグナコトルを狩っている姿が目撃出来るという、大変安定した展開でした。皆さんお疲れ様です。

私自身が遊んだ・遊ばせていただいたゲームは、

ハイパーロボットブラフ薔薇と髑髏STREAMSスクラブル、ゴキブリポーカー

といったところ。

初経験のゲームはSTREAMSで、詳細はリンク先を参照して頂ければと思いますが、順番に並ぶカードが「どの位置にくるか?」を予想するのが大変楽しく、味のあるゲームでした。

ブラフとハイパーロボットは、私が余りに気に入ったので勢い余って自分で買ってしまったという、主催がドミニオンを自力入手していないのに何故そっちだけ買っているんだという本末転倒さが売り。特にブラフは、今後ゆるブラフ会にしてしまおうかと思うくらい素敵なゲームなので是非皆さんも遊んでみてください。

スクラブルは、英語版を今回初体験。やはり英語で文字ぴったんというのはなかなか難しいものもあり、「CD」とか「TNT」とかそれはどうなんだ的単語も飛び交ったりもしましたが楽しかったです。二点差で二位。


・ドミニオンスイスドローの話ですが。

結果自体はこちらをご参照していただければ。アルファブロガーな人初優勝おめでとうございます。

サプライについてですが、今回は三戦とも、ランダマイザを元に自前でいろいろいじくり、という経緯をたどっています。一戦目、二戦目はプラチナ・コロニー無し。基本的なコンセプトとしては、いつも通り「いろいろな選択肢があった方がいいよね」ということを基準に考えています。

【一戦目】中庭、漁村、鍛冶屋、石切場、投機、大衆、バザー、鉱山、大市場、銀行

「中庭ステロ対その他」という構図を想定して作ったサプライ。あり得る戦術としては、漁村大衆大市場石切り場バザーを軸としたコンボ勢と、大衆ロック、中庭ステロイド、鍛冶屋ステロイド、漁村鍛冶屋、鉱山プレイ、中庭投機、投機固めなどを構想していました。

ただ、プラチナ・コロニーを抜いた分、中庭プレイが一歩他をぬきんでたかな、という感があります。プラチナコロニーは最後まで迷ったのですが、このサプライについては三戦目に回してプラチナコロニー入りでやってもよかったかなあ、と。戦術的には結構ばらける卓が多かったようなので、その点は良かったと思うのですが。

ちなみに、私が自分でやったら大衆ロックに手を出して中庭に追いつけずに自滅するパターン。多分。


【二戦目】見張り、望楼、仮面舞踏会、巾着切り、男爵、策士、弟子、魔女、都市、禁制品

「2-5対3-4」「2コスなんてなかった」がコンセプト。というか、5コスカード中心の戦術と、3-4コスカード中心の戦術がそれぞれメタになるようなサプライにしてみようかな、と考えました。成功してるかどうかは謎です。

仮面舞踏会がキーカードになると思っていたのですが、卓自体は策士ループに行く人あり、魔女に特攻する人あり、見張り男爵に走る人あり、呪い切れを見越して都市を買っておく人あり、禁制品を二枚買ってしまったがばかりに金貨と属州を封印されて悶絶する人ありと、バラエティに富んだ展開にはなったようです。最終的には仮面二枚が一番勝率高いんじゃないかな、という気もしますが、卓を見ていると意外と仮面以外の人も勝っている印象。見張りも強いですね。



【三戦目】大広間、護符、泥棒、隊商、書庫、保管庫、隠し財産、貴族、ならず者、拡張

プラチナ・コロニー入り。コンセプトは「護符が強いサプライ」として考えていまして、隊商は護符とのコンボを意識して入れました。他、隠し財産-大広間-貴族を考えたり、隠し財産やプラチナのカウンターに泥棒を入れたり、ならず者-保管庫のメタに書庫を入れたり

その為、護符-隊商プレイで疑似引き切りを作っていたまなめさんが勝ったのは得心がいきました。拡張は「大広間を貴族に拡張する人とかいるんじゃね?」とかちょっと思ったんですが一人しかやっている人は見かけませんでした。すいません。(あと隠し財産で金貨とってプラチナに替えたりとか)


【決勝】中庭、占い師、借金、移動動物園、共謀者、馬商人、都市、不正利得、使い魔、ゴーレム

不正利得がありとあらゆる要素を押し流した感がありますが私は感知しません。


・まとめ

キャベツ太郎貯蔵庫の方でも書いたんですが、今回はスイスドローで「一回戦から上位卓を設ける」という形式をとらせて頂きました。この件については、いろいろと改善の余地もあると思いますし、今後も一番楽しめる方法を模索していきたいと思いますので、皆様ご意見などいただけると大変幸いです。


・二次会の顛末

コーラが大量殺戮されたりハイパーロボットが突如展開したりしてました。いつも通りです。



尚、鍵をなくされた某氏については、無事某氏の衣類から鍵が発見されたとのこと、この場を借りてご報告致します。探してくださった皆さん、どうもありがとうございました。


取りあえずこの辺で。

posted by しんざき at 20:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月12日

最近のしんざきが第十二回ゆるドミに参加してきたこと 11/10/12

皆さん色々お疲れ様でした。

9月に仕事の余裕が若干出来たので、先月今月はいろんなイベントに参加してきましたですよ。順番に、レポート的に書いていきたいと思います。

まずはゆるドミについて。


・第十二回ゆるドミ参加の顛末

主催してきましたよ。

ゆるドミも、初めて開催した2009年12月19日からもう丸二年近く経つのだと考えると感慨しきり。

当初「ドミニオンもってないけどドミニオン遊んでみたい→イベント開催すれば誰か持ってきてくれるんじゃね?」という私利私欲絶頂の動機から主催したことを考えると、最近はやや当初の目的からずれてきているとはいえ、こんなに楽しませて頂いているのはありがたい限りでございます。改めまして、皆様いつもご参加、ゲーム持ち込みありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

で、ゆるドミ。

今回は、何だか久々な感のある一日がっつりゆるドミでして、スイスドローもがつっと開催出来ました。参加人数、驚きの67人。聊か大げさな規模になってしまいましたが、初参加の方、楽しんで頂けましたでしょうか?

今回個人的に遊ばせて頂いたゲームは以下の通り。

ブラフジャングルスピード禁書目録ポーカー?ハイパーロボットボナンザ薔薇と髑髏Conquest of Nerath(D&Dのボードゲーム)タブラの人狼

遊んだことのあるゲームの方が多かったのですが、どのゲームもすげえ楽しかったですよ。

特に今回はブラフが出色で、確率論的にかなり間違ったことをやってしまったような記憶があるのですが、是非ブラフ買いたくなりました。このゲーム面白いです。あ、ゲーム内容の詳細は上記リンクをご参照ください。取り敢えず、「ダイス20個のうち3が14個」はマジありえないと思いましたし、@Damegakuseiくんとの一騎打ちは大変に熱かったですね!あと@rezy_さん人間力が強過ぎて出目がおかしいです。

ハイパーロボットは、「ロボットが何手で目的地にたどり着けるか?」を当てるパズルゲーム。これも遊ぶのは二度目ながら、大変熱いゲームを楽しむことが出来ました。ルールを覚えれば頭の柔らかい子供も楽しめるかも知れませんし、これも是非買ってみたいです。

あと、意外といったら失礼ですが、思った以上に面白かったのが禁書目録ポーカー。最初は単に「トランプのカードが禁書目録のキャラクター」なだけのポーカーかと思ったのですが、一枚一枚のカードがいろんな能力を持っていて、能力を駆使して手役を作っていくゲーム。これもじっくり遊んでみたいゲームだなあ、と思いました。

薔薇と髑髏は、人狼にも通じる一面がある心理戦ゲーム。いかに相手に髑髏を引かせるか、の駆け引きがアツイ。後半かなり警戒されまくっていましたが、そんなに髑髏仕込んでばっかりじゃありませんよ!ありませんよ!

Conquest of Nerathは、@den_kさんに遊ばせて頂いた、D&D世界観の陣地取りボードゲーム。自分のユニットを進軍させて領土を奪い合うという、戦略シミュレーションそのままのゲームでした。ダンジョン攻略あり、宝物ありドラゴンありと、非常に多彩な展開が魅力で、じっくりやればすげえ楽しそうだったのですが、やや時間不足だったのが残念至極。@den_k - @popopoonspopoon同盟と、@shinzaki - @kosugeMami同盟で、かろうじて@shinzaki - @kosugeMami同盟の勝利でした。面白かった!

タブラの人狼は番外編というか、飲み会席で突如立った人狼卓。東京村ではいつもの光景でしたが、ゆるドミではやったりやらなかったりですね。展開についてはこちらをご参照ください。@syuhさんの潜伏がお見事で、@kosugeMamiさんが最後ズバリの推理をしていたのですが、一手届かずという感じでした。

次回はラミィキューブとか久々にやりたいので誰か遊ばせてください(真顔)


・スイスドローの顛末。

今回はがっつりスイスドローでした!

といっても結果はキャベツ太郎貯蔵庫の方で既に発表済みなので、こちらではカードサプライについてのことなどを。一戦目は@manameさんからの投稿サプライで、二戦目、三戦目が私ビルドでした。

【二戦目】秘密の部屋、漁村、大広間、仮面舞踏会、鍛冶屋、巾着切り、島、策士、寵臣、破壊工作員

こちらは、策士-秘密の部屋ループを軸として、3-4コスにも有力なカードを集めることによってなるべく初手コストの有利不利を減らしたいというのと、後は様々な戦術が拮抗する展開になればなあ、と意図して組んだサプライです。破壊工作員はとる人ととらない人で全く卓の展開が変わるだろうなあ、と想定していれたカードです。

ルートとしては、策士部屋ループ・仮面舞踏会ステロ・鍛冶屋ステロ・巾着ステロ・寵臣プレイ・漁村鍛冶屋・漁村仮面・策士ステロなど、色々な戦略が考えられると思います。やはり策士-秘密の部屋ループが完成した人は強かったですが、仮面ステロや寵臣、鍛冶屋が勝った卓も結構あったようです。

なお、一位卓では破壊工作員が乱れ飛びまくる展開になり、属州が落ちまくって阿鼻叫喚。@manameさんが「このサプライを作ったのは誰だあ!」とか絶叫されていましたが、そこまで阿鼻叫喚な展開になったのは一位卓だけだったことは申し添えておきます。勝者は流石の@re_neさんでした。


【三戦目】見張り、願いの井戸、密輸人、航海士、隊商、庭園、市場、貢物、貴族、冒険者

コンセプトは「私が普段組まないサプライ」だったのですが、出来上がったサプライを見てもなんだかよくわかりません。航海士ステロが最有力じゃろうか…あるいは見張り軽圧縮、隊商固め、市場-庭園プレイ?貢物は安定しなさそうですね。

ここでは、やはり一位卓で@kabibouzuさんの見張りが恐ろしい勢いで事故りまくっていたことが大変印象的でした。それでも総合6位になっているあたり、@kabibouzuさんの底力には感嘆ものですね。


決勝卓のメンバーは@retletさん、@re_neさん、@luckymanganさん、@megane_jpさんと、ドミニオン日本大会の決勝メンバー三人が揃う結果に。やはり強い人は強いんだなあ、と納得させられる展開に、@megane_jpさんの健闘が光りました。
スイスドロー予選では@retletさんが三連覇を飾り、一方決勝卓では@luckymanganさんが意地を見せ@retletさんの完全優勝を阻止。@luckymanganさんが優勝となる結果でした。おめでとうございます!



ということで、今回も皆様のおかげで、無事ゆるドミを開催することが出来ました。次回は一応1/8開催予定なのですが、都合によって私自身が参加出来ない可能性もあったりなかったり。詳細はこちらでご確認ください。


それではこの辺で。
posted by しんざき at 12:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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