2011年06月02日

ドミニオンのサプライ構築の時に考えたこと。

ちょっとドミニオンのお話。

もう先々月のことになってしまったが、ゆるドミでは毎度毎度スイスドロー大会を開催している。三戦やって、勝った人同士が段々同じテーブルに集まっていく、というような大会である。

最近私は専ら大会運営の方に回っていて、自分ではあんまりドミニオンをプレイしていなかったりする。ゆるドミ経緯から考えると本末転倒気味だが、まあ他にも色々面白いゲームやらせて頂いてるし、運営は運営で面白いので別にいいのだが。

で、スイスドローのサプライを構築してみたりしたのだが、この時どんなことを考えてカードを入れたのか、ざっと書き残しておいてみる。

【第10回ゆるドミ一戦目サプライ】: 民兵 漁村 秘密の部屋 男爵 交易所 執事 航海士 大使 引揚水夫 議事堂

これを組んだ時考えた基本コンセプトは三つ。

・使われなさそうなカードは入れない

・誰もが使うカードは入れない

・手番差による有利不利は出来れば小さくしたい


である。

私が考えるドミニオンの面白さは、「色んな戦法のぶつかり合い」である。皆が色んな戦術をとって、どの戦術が強いのか分からない。誰が勝つのか傍目にも分からない。私はそういうドキドキ感が好きだ。

そこから考えて、「突出して強い戦術がある」「取り敢えずこれはとっとけ、というカードがある」という状況はなるべく避けたかった。その為、成功したかどうかは分からないが、皆が「どれ取るか迷う」という選択肢を用意したいなーと思った。

後、手番はじゃんけんで決まるものであり、ドミニオンの実力とは直接関係ない。1番手の人がある程度有利になるのはもうしょうがないとしても、多少は4番手の人にも有利な要素を残したかった。私が思うに、その方法は二つ。攻撃カードを色々用意してカオス場にするか、メタカードを用意して「先の手番の人がこれを選んだから私はこれ」的な選択優位を用意するか、だ。基本後者にしようと思ったが、成功しているかどうかは分からない。

今回のサプライは、大体これくらいの戦法が考えられるんじゃないかなーと思って組んだ。

民兵一、二枚を入れたお金デッキ(いわゆる民兵ステロイド)
男爵一、二枚を入れたお金デッキ(いわゆる男爵ステロイド)
航海士一、二枚を入れたお金デッキ(いわゆる航海士ステロイド)
議事堂一、二枚を入れたお金デッキ(いわゆる議事堂ステロイド)
執事による軽圧縮
引揚水夫による軽圧縮
大使による軽圧縮
(5-2なら)初手交易所による軽圧縮
漁村 + 議事堂による引き切りデッキ
上記亜種、漁村 + 議事堂による引き切りデッキに、民兵、男爵などを加えたアクションデッキ
上記亜種、漁村 + 議事堂で大量のカードを引いて秘密の部屋でお金に変える議事堂の隠し部屋デッキ
上記亜種、漁村 + 議事堂でbuyを増やして呪いを購入、大使で配る引き切り擬似攻撃デッキ


ええい、無茶と言わば言え。戦術として成立しているかどうかなど知らぬわ。


結果的には、どのテーブルでも勝つ戦法は違っていたし、一番手、二番手が勝っているとも限らなかったので、ある程度目論見は成功したんじゃないかとは思っている。プレイした方、いかがだったろうか。


しかし、繁栄以降はそこまでやり込めてないからサプライ考えるの難しいなーとか。サプライをあーだこーだいじくるのは楽しいので、またサプライを組む為だけにたくさんやり込んだりしたい。

取り敢えず今日はこの辺で。
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2011年02月20日

今日のしんざきがゆるドミ会に参加してきた件 11/02/20

お疲れ様でした!

新年初のゆるドミ、今回は場所も変わってオサレな街代官山での開催です。正直なところアウェー感満載でした。

前回と同じく、午後からのぷちドミ風味の開催にも関わらず60人近い方の参加を頂きました。ドミニオンや色んなアナログゲームをお持ち頂いている方々、名札提供の@peranekoさん、初めての会場なのに後発組案内をお願いしてしまった@decoymakerさん、他設営・撤収にご協力頂いた皆さん、ありがとうございました!毎回楽しいゆるドミ会が開催出来ているのは皆さんのおかげです。

いつも通り、オフレポっぽいものをつらつらと書いていきたいと思います。


・午後からのお話-スイスドローまで。

会場は菅刈住区センターレクリエーションホール。綺麗な会場なのですが、テーブルを広げると思ったよりスペースがなくて配置に苦慮しました。皆さん設営のご協力ありがとうございました。

当初、受付と設営とスイスドローの準備におおわらわで、ふと気づくと14時半。今回は、「ドミニオン・繁栄」の数が何故かそろってしまうという事態が発生したので、スイスドローのサプライも繁栄入りで組んでみることになりました。

私はそこまで繁栄の経験がないので、基本ランダムで、あまりに偏った場合にちょこっとだけ手を加えるという方針。ランダマイザをご提供頂いた@re_neさんありがとうございました!魔女灯台入りを責任転嫁してすみませんでした!実際は@re_neさんのせいではなく乱数の神様のせいです!

スイスドローの結果はこちらを見て頂くとして。何故か今までゆるドミでは優勝されていなかった、絶対強者@retletさんの無敗プレイが素晴らしかったです。あと、@kabibouzuさん始め一部の人が見張りで事故りまくっていたり、前回上位だった@manameさんや@rezy_さんが何故か凄絶に順位を下げていたりしたのが面白かったです。

繁栄はまだあまりプレイされていない方もいて、3戦目は2-5スタートの人が有利過ぎたりと、次回はもうちょっと配慮したいところですね。また性格悪いサプライを組みたいです。

ふと気がつくと俺あんまりドミニオン遊んでねーな。いや、スイスドローまわすのも楽しいのでいいんですが。


・スイスドロー後。

その後は気も抜けてまったりフリープレイ。今回は、ラミィキューブ、ジャングルスピード、シャドウハンターの他、初プレイとなるイントリーゲを遊ばせて頂きました。

イントリーゲは、袖の下をやり取りして就職活動をするという、基本的には性格が悪い人が有利なゲーム。@k0ruriさんオススメのゲームは大体例外なく性格悪い人が勝つゲームなので、とても面白かったです。私は性格いいんですが何故か勝ってしまいましたので、多分性格いい人が勝つこともあるんだと思います。

シャドウハンターでは、拡張セットまで所有している@shouta0123さんが何故かナチュラルに初心者騙りをしていて、流石人狼BBS東京村出身者は格が違うな、と思いました。ハンターの映魅を引いて残念ながらシャドウ勝利。

あと今回は、メジャー度の割りに何故かゆるドミでは余り見かけない「カタンの開拓者たち」の集中卓が立っていたり、人狼が突発的に始まっていたりと、なかなか面白げなことになっていました。人狼混ざれなかったのがやや残念。

ハイパーロボットやスコットランドヤードは今回遊べなかったので、良かったらまたどなたか遊んでください!
ちなみに今回のキャベツ太郎消費量は90袋でした。ご提供の皆様、ありがとうございます。


・二次会。

中目黒までてくてく歩いて、北の家族にて二次会。個室風味の広い部屋で、非常に楽しくビールを飲みまくったり出来ました。テニスの王子様話やレトロゲームの局所的な話題で盛り上がれてとても面白かったです。飲み放題でコーラが注文出来る店はやはり違いますね!


そんなこんなで。今回も、参加の皆様のおかげでむやみやたらと楽しいゆるドミでした。

次回も4月末頃に開催すると思いますので、皆様気が向いたら是非ご参加ください。あと、多分3/19にぺらねこなうでドミニオンスイスドローのお手伝いをしたりするっぽいので、よろしければそちらでも。

posted by しんざき at 23:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

今日のしんざきが人狼バレンタイン会2011に参加してきた件 2011.02.11

行ってきましたよ。

ということで、今回は金曜日でしたが、首尾よく休むことに成功したので人狼会にお邪魔してきました。今回も主催の皆さん、また一緒に遊んで下さった皆さんのおかげで、非常に楽しく吊ったり食べられたりすることが出来ました。

ざっくりと、プレイした村の記録と感想でも。


・一村目。

雪が降る中西葛西までたどり着いて、パンを食いながら早速人狼開始ですのよ。

メンバーは、nasukenさん、こすげさん、テラさん、ゆめかさん、baku_pcさん、しゃちさん、みかげさん、でこいさん、えいべちゃん、しんざき、ふぇいさん、しこしこさん、おづきさん、つるさん、りつかさんと、初心者の方も混じりはしながらまたエラい黒っぽい面子です。

引いたカードは「村人」。まあスロースタートでいくとしますか。

展開は割りとオーソドックスな感じで、初日占いCOにでこいさん、ゆめかさん、みかげさんの三人、霊能はつるさんで確定。で、二日目に狙ったようにテラさんに黒判定を出したでこいさんが、こりゃもう絵に描いたように狂人の仕事だなーと思いながらも、まだ霊機能は生き残ってるし、誤爆の可能性もあるし、なによりテラさんだしまあいいか!!と思って吊ってみる。

このタイミングで占い機能破壊がくるかな、と予想していたが、意外にも襲撃はしゃちさん。ここでゆめかさんがしこしこさんに黒判定!あ、こっち真っぽい。粛々としこしこさん吊り、霊からは黒判定。その日の内にゆめかさんは被襲撃し、ほぼでこいさん狂人、みかげさん狼だろうなーとほぼ心象確定。

みかげさんは翌日吊り。吊られ際、「いや、まだゆめかさん狼の可能性もあるし!」「襲撃されてるんですけど」という会話の後突っ伏してしまったのが印象的でした。何やかやで私も被襲撃される。

最後はどういう訳か確定霊能のつるさん-nasukenさん-初心者のりつかさんと残り、いや、このセオリー外しは初心者さんっぽいんじゃないか?という話でりつかさんが吊られて、予想通り狼で村勝利!!初人狼潜伏狼で最終日まで残るのはナイスファイトでした!!いや、どっかで見たことがある光景ですが(でこいさんとか)

やっぱり、真占いがちゃんと狼を当てると村有利だなー、という当たり前といえば当たり前の結論。


・二村目。

折角バレンタインだし恋人村やろうぜ!という話。引いたカードは狩人。えーQPやってまなめ-みかげ辺りカップルにしたかったなー(・ω・) というか私、めっさ襲撃されやすい体質なのであんまり狩人とか引きたくないんですけど。

占いCOはこすげさん、ふぇいさん。霊能COはみかげさん一人で確定。んー、QP陣営が騙りに来なかったか、それとも狼潜伏か?占いに恋人ヒットってのはあんまり考えたくないなあ。

占い2coなら狩人は占いに張り付くべきだろ、と判断し、山勘でこすげさんに張り付き。しかし、割と引き気味に議論に参加していたのに三日目に被襲撃。ナンテコッタイ。

村自体は、恋人が吊られないままに最後の最後まで進行し、最終的に恋人PPで恋陣営勝利!!恋人は狼にゃもさん-bakuさんの百合カップル、QPは多分趣味に走ったと判断できるしゃちさんでした。狼-村恋人で恋人勝利はお見事でしたね!!


・三村目

オカルトマニア村というので神速GM立候補余裕でした!!

村をやっている間に、ふすまが派手な音を立てて外れたと思ったら、遅刻参加の@pessoさんがふすまを破壊工作していたというのが印象的な村でした(外れただけでした) 流石ナチュラルボーン破壊工作員!!

村自体は、占いにbakuさん・ぺらねこさん・タケルンバ卿がCO。オカルトマニアのくぼたさんが「bakuさんをコピーしたら人間だった」というcoをして、展開的にそれがなんとなく信用されて、bakuさんは狂人かなー?という雰囲気に。

その後、灰潜伏から二連吊りされたいたちさん・とにざぶろうさんがなんか両方狼だったという(狼陣営にとって)ひどい展開になり、占い騙っていたルンバさんがショボーンという感じで吊られ、恙無く村側勝利に。これはちょっとどうしようもありませんね!!

ガサ吊りでいたちさん吊りを主張した狩人こと妄想殿下が、黒い黒いとみんなに言われまくりながら最後まで生き残ったのが印象的でした。


・四村目

多分今回最熱戦の25人村。QP-ハムスター両方入りの多人数村という、始める前からカオス展開が約束されているかのような村でした。

引いた役職は共有者、相方はぺらねこさん。えーカオス村で共有者とか村滅ぼす予感しかしないんですけど(・ω・)

初日、占いCOがもりしさん、でこいさん、そして共有スライドを狙った相方ぺらねこさん。確定するかなーと思って霊能COを募ってみたところ、なんとteineさんとタケルンバ卿の2co。占い霊能2-2体制ってなんか久しぶりだなあ。

村が共有COしていいんじゃね?という空気になったので共有(・ω・)ノだよーとCOしてみたところ、しこしこさんがまさかの対抗共有CO。共有騙りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

同時に共有相手を指したところ、私は当然ぺらねこさん、しこしこさんは@pessoさんを指定するが見事にフられその日は順当に吊られることに。まあQPかなー?

その後、もりしさん-ルンバさん、でこいさん-teineさんラインが形成され、恋人がなかなか落ちない内に狼も一人落ち、着々と進む村展開。途中、さりげなくハムスターだったつっちーさんが占いで落ち、村は残り6人まで恋人生存のままもつれる。

最後の最後、もりしさんからnekosuzuさんに黒判定が出た直後にこすげさんが被襲撃、なんと井伏さんが後追い。最後の最後で恋人落ちました!!あと1ターン遅ければ恋人勝利になっていたところ、薄氷の村勝利。小菅-井伏カップルお見事でした!

ちなみに、「しこしこうどん野郎とはなんだったのか」と議論になっていたしこしこさんは実は狂人、でこいさんはQPだったということが後に判明。まあ、ついうっかり共有騙りしてしまうことってあるよね!あるある!!


・五村目

引き続きQP村、引いたカードは霊能。占い4co-霊能2coとなって、吊り回数7回なのにローラーに6手必要というエキセントリックな状況になったところで、私は会社でトラブルが発生→霊能ローラーでそのまま村から離脱、ゲーム終了。皆様すいませんでしたーーーっ。

状況としては、手数不足承知で役職全員ローラー、恋人は途中の狼襲撃で落ちることを祈って、最終日3人で殴り合い、くらいしか手はないんじゃないかと思ったんだけど、どうなったのかなあ。


ということで、最後まではいられなかったものの、遊んでいる間はしっかりゲームを堪能させて頂き、とても楽しかったです!主催のこのじゅさん、妄想殿下始め、皆さんありがとうございました!!



大概長くなったので、今日はこのくらいでー。
posted by しんざき at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月11日

ぺらねこさんが3/19にアナログゲームイベントをするそうですよ

ゆるドミで、スイスドローの運営などでお世話になっている@peranekoさんがイベント開催するそうで、私も普段の恩返し、ということでドミニオン運営を軽くお手伝いすることになりました。面白そうなのでこちらからリンク。

E5Gamers主催 ぺらねこなう! を開催します!

3/19に浜松町だそうです。

見た感じ、ドミニオン最強王者決定戦はかなり怖いことになりそうな気がしますが、初心者の方でも遊び方を説明してもらいながらボードゲームを遊べるスペースもあるようですし、フリースペースもあるっぽいですし、アナログゲームに興味があったり、遊ぶ機会がなかなかない、という方は行ってみるとよいのではないでしょうか。

あと、ドミニオン最強とか俺以外いないだろ、くらいの人もいくといいんじゃないかと思いますよ。

多分Twitterで@paranekoさんに話しかけたりコメントに書いたりすると参加出来るんじゃないかと思います。
posted by しんざき at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

今日のしんざきがゆるドミ会に参加してきた件 10/12/21

お疲れ様でしたですよ。

今回でゆるドミも8回目、第一回ゆるドミが昨年の12月19日だったので、丸一周年ということになります。開催動機が主催の私利私欲だったオフ会に付き合ってくださいまして、皆さん本当にありがとうございます。また遊んでください。

で、今回は午後開催ということでぷちドミ会になる筈だったのですが、なんか午前はゆるモンハン会が開催されたり、午後も結局60人近くご参加を頂いたりして、全くぷちの気配がない、いつも通りのゆるドミ会でした。

ご参加の皆様、今回は初心者の面倒を見てくださったりした@decoymakerさん、名札を提供してくださった@peranekoさん、ドミニオンセットや他のアナログゲームをお持ち下さった方、設営や撤収にご協力してくださったみなみなさま、いつもながらありがとうございました。楽しんで頂ければ幸いでございます。

とりあえず午前からのオフレポをつらつらと書いていくのです。


・午前中はモンハン会でした。

なんだかんだで、こちらも計21人のご参加を頂きました。中には午前だけ参加するぜべいべ、という人も。にゃもさんとか。

キークエを片付けていく卓と特定クエを回す卓ということで一応分けたんですが、皆さん大体まだHRが低い人のHR上げに協力してくださっていました。

途中、@yamada_titiさん、@peranekoさん、@izmktrさん、@nekosuzuさんの卓で「ぺらねこが!ぺらねこが死んでしまう!」「ぺらねこが踏み潰されて本当に何かぺらい物に!」「ああっ!ぺらねこが飛んでいった!!」などといった絶叫が頻繁に観測されたのが印象的でしたが、@peranekoさんは果たしてご無事だったのでしょうか。安否が気遣われます。

個人的には、皆さんとギルドカードを交換できたことや、@nylon_pa66さんや@ryo_nyamoさんと一緒にティガレックス亜種*2というクエに参加し、見事に一人1死で失敗できたりしたので大変楽しかったです。


で、お昼休憩を挟んで午後からはゆるドミ会。最近ドミニオンよりも他のアナログゲームの方が主体となりつつありますが、なんだかんだで今回も開催できました、伝統のスイスドロー。


・スイスドロータイム!!

今回スイスドローは私は完全に裏方で、サプライ構築とか点数集計とかやってました。いや、前回もでしたけど、回す側で頑張るのも楽しいですね。

一応、今回のサプライの意図など簡単に。

【一戦目】変成、民兵、公爵、大使、商船、弟子、執事、錬金術師、書庫、抑留

まず、三戦ともにいえることなんですが、「勝ち筋を複数用意する」「どれか一つの勝ち筋を突出させない」「メタゲーム(この戦法に対してはこの戦法で対抗すると有効、みたいな筋)を組み入れる」というコンセプトを基底方針にしています。

その上で、一戦目のコンセプトは「アクションを増やさない」「マークされるとあら大変」で考えてみました。抑留が色んな物を台無しにしているサプライともいいます。

勝ち筋としては「弟子で圧縮」「執事で軽圧縮」「民兵とお金プレイ」「書庫とお金プレイ」「錬金術師プレイ」「大使で圧縮妨害プレイ」「商船とお金プレイ」などを中心に、公爵を絡めつつ色々と考えられると思うんですが、誰か一人が突出した戦法に走りそうになるとそこに抑留トークンが置かれる、という展開を想定しました。どこに抑留トークンが置かれるかはテーブルによって全く異なっていたので、概ねその想定自体はうまくいっていたようです。錬金術師に走りかけたら速攻抑留トークン置かれた某rさんという有名プレイヤーが大変そうでした。

一応、公領にトークン置かれても公爵にいきたい人の為に変成も用意はしてみたんですが、これは正直空気でしたね。抑留改築の方がよかったかしらん。

ちなみに一戦目の1位卓のメンバー選択には恣意性は一切無いということを申し添えておきます!


【二戦目】 庭園、大広間、海賊船、使い魔、偵察員、貴族、手先、賢者の石、ブドウ園、共謀者

コンセプトは「俺オブカリビアン」「カオスを越えて終末が近付く」「呪いを破棄出来ない?なら庭園に走ればいいじゃない」「5コスカードなんておらんかったんや…」の4点です。さっぱり分かりませんね。

このサプライ、本当は最初、ランダマイザで海賊船、貴族、偵察員が出てきたので、「偵察員プレイ vs 海賊船」という展開を想定して作り始めたんです。テーマは海賊船にいかに対抗するか?

ただ、「庭園プレイや呪い場要素も混ぜたいなー」「普通にやると海賊船が強くなりすぎるんで、他の戦法に行きたくなるようなカード入れたいなー」「錬金術カードも混ぜたいなー」とか色々やっている内にひどいサプライになりました。

当初buyが増えるカードがなかったので、微妙な線ということで手先を追加。共謀者は海賊船カウンターになり得るし、使い魔や偵察員プレイと組み合わせても有効そうです。大広間・共謀者・使い魔・手先を集めまくってのブドウ園プレイ、庭園+賢者の石プレイも考えられるかなー、とか思っていました。

結果的には、海賊船に何人いったかによってパワーバランスが変わるということを前提に、海賊船と庭園のハイブリッド型プレイが頭一つ抜けていたようですが、皆さん色んなプレイをして頂けたようで、その点は意図通りだったかなあと思いました。ただ、やはり海賊船の財宝奪取能力は強すぎるようで、ポーションや賢者の石には行きにくかったみたいですね。


【三戦目】 寵臣、宝の地図、祝祭、秘密の部屋、引揚水夫、男爵、金貸し、研究所、役人、密偵

寵臣とか好きだから!!

いや、個人的に寵臣が好きなんですが、最近どうも寵臣の評価が周囲でいまいちでカッとなったので、「寵臣 vs 他の戦法」という構図になるようなサプライ、というコンセプトで考えてみました。今は反省している。

その為、「秘密の部屋 + 宝の地図」のコンボや、男爵、引揚水夫、役人辺りは対寵臣を意識していれています(男爵や金貸しは寵臣側も使えるけど)。安い仮想コインがあると寵臣が強くなりすぎるので、5コスかぶりということ祝祭も選択してみました。

優勝卓ではやはりなんだかんだで寵臣が猛威をふるっていたようですが、それ以外の展開になった卓も結構あったようです。パワーバランス的にはどうだったかなあ。

そんなこんなで、今回もなかなかのカオスとなり、いつもは何故か中位以下にいた本来実力者の筈の人が上位に食い込んできたり、そんな中でも普段安定の人は安定の成績を残したりと、運営側としても手に汗握る展開でした。皆さん楽しんで頂けたでしょうか。


・スイスドロー後。

スイスドローの後はまた色んな卓に混ぜて頂きまして。今回遊べたゲームは、ジャングルスピード、キャット&チョコレートビジネスマン編、ゴキブリポーカー、スコットランドヤード。いつもより数は少ないですが、以前から遊んでみたいなーと思っていたゲームが遊べたので個人的には大収穫でした!

特にスコットランドヤードは、以前から遊びたい遊びたいと思っていたゲームで、ついに念願叶ったという感。予想通り物凄く面白かった!

要はすごろくの様なマップをいったりきたりして犯人を捕まえる追いかけっこゲームなのですが、犯人「Mr.X」の姿は特定ターンにしか見えません。その為、「Xがどう動いたか?」を推理しながらコマを進める感が超熱い。Xをやってくださった@KosugeMamiさんは「おうちかえるー」などといじめられっ子風味でしたが、知恵比べを堪能させて頂きました!@KosugeMamiさんに感謝。次はMr.Xもやってみたい。

ジャングルスピードは定番の反射神経ゲーム。ここでは、最初は「こういうゲーム苦手」といっていた@Ni_njaさんの強さが冴えました。あと、こういうゲーム大好きのくせにからきしダメだったしんざきのヘタレっぷりがよくわかりますね!

キャット&チョコレートも以前面白そうだと思っていた「へりくつ捻出ゲーム」なのですが、なかなか頭を使って楽しく遊べました。ここでは岩手のやり手営業マンたる@eibeちゃんが強かったですね。

あと、今回はモンハン組が常時後ろの方でモンハンしていたり、キャベツ太郎が一瞬でなくなったり、途中@ohmomoさんと@turu_craneさんが襲撃してくださったりとなかなかカオスでしたね。次回はハイパーロボットやスクラブルにも混ざりたいので混ぜてください。


あと、個人的な課題なんですが、やはり知らない方とゲームを囲むのは気軽にやりにくいかと思われまして、結構空き時間が出来てしまった人もいたように思いました。もっと気軽に卓を立てて参加してー、という流れも作れればなーと思っております。


・二次会の経緯。

くいもの屋わん。特に一部のクラスタの方がコーラに不自由しなかったのは大変良いことだと思います。


今回はあまりレトロゲームの話が出来なかったとはいえ、色んな方と色んなお話が出来て大変楽しかったです。また遊んでください!

飲み会の席で人狼?狼と狂人の二連引き?なんのことかわからんなあ!!


ということで、大概長くなったので今回はこの辺で。ゆるドミ会は、最近ドミニオン以外のアナログゲームを遊んでいる人もたくさんいる、というか全然ドミニオンやらない人も多いので、ドミニオンにそこまで興味がないけどアナログゲームやってみたい、という人もお気軽にどうぞ。次回は多分2月くらいの予定です。
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2010年10月11日

今日のしんざきがゆるドミ会に参加してきた件について 10/10/11

お疲れ様でしたですよ。

ということで、多分7回目くらいになるゆるドミニオン会でした。今回も60人くらいのご参加を頂き、主催者が一番楽しんでるんじゃないかというくらい楽しかったのですが、皆さんお楽しみ頂けたでしょうか。

当日のレポートをざっくりと書いてみますですよ。長文なのでお暇な時に。

・午前中。

今回はゆるドミ会には珍しく小雨交じりの天気でした。特に気にせず自由が丘まで自転車でざかーーっと行くと、既にアナログゲームやる気満々の人々が10数人群れている。例によって@decoymakerさんに後続をお願いして、第一陣はさくっと会場へ。

今回は会場が午前中和室、午後いつもの会議室と分かれており、これが為にお昼の会場移動のタイミングで混乱や待機時間を発生させてしまい大変申し訳なかったわけですが、ともあれテーブルを配置してイベントスタート。最初は25人くらいから徐々に会場到着の人が増えていく感じで、さくっとドミニオンを始める方、いきなり違うゲームを始める方など様々でしたが、私も午前中からごきぶりサラダやscrable、DIXIT、などを遊ばせて頂いておりました。

ごきぶりサラダは定番ゲームのごきぶりポーカーの続編的ゲームで、「カードを引くと同時にそのカード名を言うのだけど、段々それが制限されていく」という反射神経ゲーム。@k0ruri さんにインストして頂いたのですが、この手のゲームは割と得意なので、すんなり慣れてなんだか勝つことが出来た気がします。

スクラブルは、クロスワードパズル作成ゲームのような風情の古典ゲーム。盤上に単語が出来るような形で文字を並べていって得点を競います。使いにくい文字を使った方が得点が高く、既存の文字と整合性もとれていなければいけないのでパズルゲーム的で大変面白い。@eibeさんにインストしてもらい、すげー楽しませていただきました。確か2位くらいだった気がする。

一方DIXITはいわずとしれたイメージ当てゲームなわけですが、ここで@KosugeMamiさんの強さが炸裂。殆どのターンで誰のカードかを正確に言い当て、2位の@den_kさんを引き離してぶっちぎりのトップでした。なんでしょう、これは職業柄なんでしょうか。あと、途中@eibeちゃんが「ドキドキ」というタイトルで出したカードが、「擬人化樹木が花束を抱えている」という構図で、どう見てもドキドキしてないじゃねーかとか、いやこれはときめいているとか、あなたにはときめきが足りないわとか、非常に激しい議論が盛り上がったのも印象的でした。

また午前中、ゆるドミ会では最も安定した強さを見せているプレイヤー@re_neさんが講義用サプライを用意し、ドミニオンステップアップ講座などをされており、盛り上がりました。この辺、イベント内イベントを開催して頂けるのも主催としてとてもありがたいです。

その後、押し捲りの会場移動を経て午後。スイスドロー戦です。

・スイスドローの顛末。

今回は景品を持ち込んでくださった方がたくさんいまして、後某大会上位常連のルなんとかさんという人が男の娘本を持ち込んでくださったりして大盛り上がりでしたね!皆さんありがとうございます!

スイスドローのカード配置や詳しい結果などはこちらを参照して頂くとして。私自身の結果としては、3位、2位、1位というなんだか煮え切らない結果でした。

今回は三戦とも@manameさんのサプライ提供。一戦目は地下貯蔵庫、願いの井戸、鉄工所、共謀者、公爵、交易場、密輸人、島、航海士、商船と、HAHAHA公爵入りで私が勝てるわけがないじゃないか、みんなおおげさだなあ。

同卓は@enehikoさん、@4NYさん、@kobubuさん。鉄工所で島をとってひたすら圧縮しつつ、願いの井戸あたりを絡めてなんとか公領を確保していこうという作戦をとったのですが、鉄工所島に3人がいく中公領を買い遅れ、貫禄の3位でした。1位は@enehikoさん。しょっぱなからこの躓き具合だよ!!

二戦目は堀、工房、民兵、玉座の間、研究所、執事、橋、原住民の村、漁村、海の妖婆。同卓は@siro_xxさん、@kumojinさん、@nasukenさん。原住民の橋に気付いたのが6ターン目だったとはいえ、海の妖婆がいる以上これは罠だろうと判断。漁村執事でドロー・圧縮を試みつつ、海の妖婆で呪いをまいていこうという作戦でした。結構うまい具合に呪いの圧縮には成功し、これはなんとかいけるかなと思ったんですが、確か民兵をとられた@kumojinさんに一歩及ばず、二位。だめげですね(・ω・)

三戦目は祝祭、銅細工士、停泊所、大使、隊商、引揚水夫、巾着切り、薬師、錬金術師、ゴーレム。うーん、これは錬金いくかどうか微妙なところじゃね?大使で銅貨をくばりつつ巾着を切っていくプレイが速いんじゃないだろうか。
同卓は@_maceu_さん、@Qkkuriさんに、まさかの2位連射をしている@re_neさん。ちょっとなんでルネさんこんなところにいるんですか初心者狩りやめてください、とか言いつつプレイ開始。

とはいえ、当初のデザイン通りにプレイを進める。たまに巾着切りと大使が被ったりしつつ、圧縮を進めながら購買力を上げていると、妙に早いタイミングで@re_neさんが公領を買い始めて脳内アラート。ん?屋敷と三山切れ狙い?あとどこで山を切らすのだ、と思っていたら、なんと大使で停泊所を配り始める@re_neさん。その発想はなかった!さすがのアイディアだ、と思いつつ、まだ三山切れにはもう少し時間がかかる筈、と引揚水夫を購入、ドーピングしつつ属州買いを急ぐ。

結果的には三山切れる前になんやかんやで属州を5枚確保し、際どく1位。これで今回のスイスドローは目標達成ということにした∩( ・ω・)∩ @re_neさんは惜しくも2位でした。停泊所がもう少し早く切れてたら分からなかったですね。あと、隣の卓では@kiri44477さんがわざわざ呪いを買って大使で配っていたらしく、このサプライで-2点とか悲鳴があがっていました。ゴールドリーガー怖い。

ということで3位、2位、1位、いつも通り決勝卓には到底残れない程度の安定の詰めの甘さ。皆さん遊んでくれてありがとうございます。


・夕方。

その後は色々とゲームを遊ばせていただきつつ。やったゲームは、クオ・ヴァディスワードバスケットモダンアートブラフおじゃまもの。定番のワードバスケット以外は初体験だったのですが、どのゲームもすげー黒くて楽しかったですよ。

クオ・ヴァディスは条件つきすごろくのようなゲームで、自分のコマを進めるのに他プレイヤーの同意が必要という交渉ゲー。こまを進める以外に得点チップのやり取りもあり、得点チップや次回の協力などを交渉材料にした虚々実々の交渉が繰り広げられます。「んーー、ちょっとそれは俺のメリットが少ないんじゃねーのー?」といった悪徳プレイや、「あれー、俺さっき協力するなんていったけー?」というような裏切りもアリのアリアリ、超黒くて楽しい。5人いないとプレイできないのがちょっと重たい点ですね。勝ったのはインスト主でもある@k0ruriさんでした。

ブラフはちょっと説明が長くなりそうなルールなのですが、要は推理と理詰めとはったりのゲーム。確率が絡んでくるとはいえ、中盤以降どんどん理詰めの必要性が増していき、一対一のブラフの掛け合いは超熱い。これももっとやりこんでみたいなーと思ったゲームです。

モダンアートはオークションゲー。自分の手札の絵を高く売りつつ、後々値上がりしそうな絵を安くかっていくという、商才が問われるゲームです。このゲームも、自分の絵をオークションに流す際の口上や乗せ方が結構命の部分があるので、交渉が求められる部分がかなりある。途中まではかなり上手く立ち回った気だったのですが、途中で二、三ミスをしたっぽく、最後は@izmktrさんが貫禄の勝利でした。コツが分かってきたらもっと面白そうだと思った。

一方のおじゃまものは、水道管ゲームの様な要領で皆で協力しながら金塊を目指しつつ、中に数人のお邪魔プレイヤーも混じっているという、人狼テイストの超私好みなゲーム。ただ、実際やってみると結構素のバランスだと鉱夫側有利だなーと思ったりも。おじゃまものが勝てなかったのと、一回しかおじゃまものカードが引けなかったのが残念でした。またやってみたい。


・そして二次会へ。

自由が丘土風呂。今回はあまり皆さんをお待たせしないで済んでなによりでした。

二次会からが本当のゆるドミですの言葉もあるとおり、アナログゲームの話で盛り上がったり、レトロゲームの話で盛り上がったり、なんだか良く分からない話で盛り上がったり、個人的にも大変楽しませて頂きました。皆さんありがとうございました。誰かバンゲリングベイの話しようぜ。



ということでこの辺で。次回はまた冬開催となる予定ですが、細かい期日が決まったら告知しますので皆さんよろしければ。
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2010年08月04日

ゲーム会のようなオフ会を開く際、気にするとよさそうな幾つかのTIPSとか。

メモ的に。

飲み会とかコンサートのようなものなら大学の頃からちょくちょく開催していたが、最近アナログゲームをテーマにしたオフ会をTwitter経由で開催する機会が割と多い。こういうの。

自分でやってみてつくづく思ったのは、「参加してみたいオフは自分で開くのが一番手っ取り早い」こと。案外大変じゃないものですよ、ええ。

で、何回かオフを開催している内に、手順みたいなものも固定化してきたので、軽く書き残してみようと思った。「オフ会開催とか興味はあるけど大変そうだしよくわかんないし」みたいな人がいたら、是非ドミニオンオフを開催して頂いて私にも声をかけて頂ければいいと思いますね!ええ!


私に関する限り、オフ開催までの手順は以下のような感じ。

1.動機を固める。
2.軽く声をあげてオフに来たそうな人がいるかどうかをリサーチする。
3.必要な場合、協力してくれそうな人を募る。
4.日程を決める。
5.会場を確保する。
6.告知ページを作って告知する。
7.何回かリマインダを流す。
8.二次会をやる場合、二次会参加についても募ってお店を予約する。
9.当日を迎える。



で、上記に関わるTIPSはこんな感じ。

・とにかく、自分ひとりでなんでもやろうとしない。お願い出来るところは出来る人にお願いする。
・会場は公共施設マジオススメ。
・わかんないことは知ってそうな人に聞く。
・名簿の管理だけは気をつける。
・リマインダは出した方がいい気がする。
・お金についてはきっちり「いくら必要か」明示して、出来れば最初に集める。



以下、順番に補足してみる。

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posted by しんざき at 17:25 | Comment(1) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

今日のしんざきがゆるドミ会に参加してきた件について 10/07/28

お疲れ様でしたですよ。

ということで、去る7月24日、6回目か7回目くらいになるゆるドミ会を開催してまいりました。今回も50人ちょっとの方においで頂きまして、主催自身一次会から二次会までひっくるめて大変楽しませて頂きました。皆様、改めましてありがとうございます。

当日のレポートなどざっくりと書いてみようかな、と。

・午前中。

朝からびっくりするくらい暑かった。ちょっと油断するとミイラ化とかマミー化とかしておうごんのつめを持った人を襲い始めるんじゃないかっつうくらい。ただ、ミイラってアレ包帯ぐるぐる巻きで本人は暑くないのかしらん。

いつも通り8時45分に自由が丘駅に集合し、今日もアナゲ三昧の一日が始まる!三部隊に分かれて会場へ移動、って何故か第二陣を静岡の@orangewindさんが率いてくれてたりするんですがどういうなれ具合でしょうか。@decoymakerさんはいつもありがとうございます。

スイスドローの集計用紙を忘れていて一度おうちに帰ったりしつつ、午前中はまったりドミニオンで大変楽しかったです。特に岩手からの使者、@eibeさんと卓を囲めたのは大変満足。また是非遊んでください。

キャベツ太郎を貪り食いながら昼休憩も過ぎて、13時からはいよいよ@peranekoさんにご登場頂きスイスドロー開始。


・午後。

スイスドローのカード配置や詳しい結果などはこちらを参照して頂くとして。私自身の結果としては、1位、4位、1位というなんとも浮き沈みの激しい内容でした。

1戦目は@kabibouzuさんの提供デッキ。策士秘密の部屋・銅細工師か、祝祭図書館か辺りが強そうかなーと感じ、幽霊船と民兵にいく人が多かったらやや図書館デッキ有利か、というところ。個人的に策士デッキが大好きなので初手3-4から銀貨銅細工を経て策士に向かう。民兵を選択した人が一人二人いてやや予定が狂ったが、最後にはなんとか1位。

2戦目は、まなめさん提供の4コス単デッキ。メンバーがなんというか色々と鬼門で、@retletさん、@kiri44477さんの「いつか中野で叩き落された気がするコンビ」に加えて、人狼面子からは@teracoさんですとッ。

といいつつも、今回は抑留改築にいった自分の完全なプレイミスというか。普段改築ゲー苦手なのですが、そういえば昔@pessoさんが抑留改築やってて楽しそうだったなーと軽い気持ちで選択してみたら、最初に抑留トークンを金貨じゃなくて属州におくわ、手番は徹底的に遅れるわで散々の4位でした。改築苦手デスーーッ。
ということで、近年記憶にない徹底負けで4位。さようなら上位卓。ちなみに、抑留改築じゃなかったら多分男爵にいってたと思う。

3戦目は、@ynakataさん提供、「手が止まるようでいつの間にか進んでるデッキ」。まあこれは貴族拷問人ゲーかなー、と思いながら貴族を集めていたら、最終的に魔女・拷問人二回うち引ききりデッキが完成してしまい、なんだかいつの間にか勝ってました。貴族玉座の間つよいですね!ええ!

ということで、スイスドロー自体は「決勝卓に残らなければ女装する」フラグを力づくで叩き負った@re_neさんの圧勝。おめでとうございました。次回フラグもよろしくお願いします。
スイスドローについてはまた色々工夫してみたいですなー。


・夜まで。

気がついたら夕方という感じで、いつも通り大変時間の流れが速かったですが、その後はアナログゲーム三昧でした。今回遊んだゲームをあげれば、ラミィキューブ、EKIDEN、ゴキブリポーカー、Who Would Win?、DIXIT、シャドウハンター、ハリガリX、もっとホイップを!どれもこれも大変に面白いゲームばかりでしたが、特にえいべ先生に遊ばせてもらったDIXITは超絶楽しかったですよ。

DIXIT

端的にいえば、親が決めたお題を元に各自イラストが書いたカードを出していって、親が出したカードはどれかを当てるゲーム。各人の性格や方向性も読む感じで、深読みが超楽しい。確かえいべさんやいためしさんのほか、@turu_craneさんや@siro_xxさん、@chirollさんたちと同卓で、この人はこういう考え方っぽいなーとか色々想像しながらプレイしてた気が。つるさんの「志村」が深く印象に残っております。

シャドウハンターではアリーを引き当て、完全に空気になって最後まで生き残ることに成功したり、ハリガリXでは反射神経のみで無理矢理勝ちしたりしていました。いやー楽しかったですね。今度は誰かパンデミックも遊んでやってください。


・二次会では。

居酒屋一休。ちょっと騒がしかったのが申し訳なかったですが、部屋自体はテーブルが幾つか余っている広い部屋で、なかなか過ごしやすかったと思います。一部でドミニオンやゴキブリポーカーまで展開してたよ!なにアレ!といいつつ私は人狼やってみたら相方狼が@manameさんで顔上げた瞬間に(ノ∀`)タハーってなったりしましたけれども。ええ、ランダム負けしました。

あと、色んなテーブルをふらふらして色んな人とお話したり、なんか飲み過ぎてぶっ倒れたりしていた@rezy_さんにつるさんがお絞りを投げつけるのを見物したり、@decomakerさんから誕生日プレゼントを頂いたり、とにかく楽しい二次会でした!皆さんまた飲みましょう!


ということで、今回はこれくらいで。良かったら次回も是非。


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(7/29 21:09 追記)
文中「飲み過ぎてぶっ倒れたりしていた@rezy_さんにつるさんがお絞りを投げつける」という表現がありましたが、因果関係に正確を期するとすれば「その前に@rezy_さんが特に何の脈絡もなくつるさんにお絞りを投げつけていた」という記述が必要でした。つるさんの行動は正当防衛です。表現が正確でなかったことをお詫び申し上げます。

posted by しんざき at 02:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月30日

ドミニオンにおけるドラフト戦のお話。

すいません、ドミニオン知らない人にはサパーリなお話です。知らない人は以下を参考に。
ドミニオン

最近、ドミニオンでドラフト戦というものをやったり開催したりする機会が何度かあった。

一般的に言うドラフト戦の定義は様々かも知れないが、ドミニオンにおけるドラフト戦というのは、アクションカードを選択するものだと私は認識している。場にどんなアクションカードがあるかによって、ドミニオンというゲームは激変する。それを選ぶ。

以前中野のドミニオン会で初体験し、その後ゆるドミ会でも真似してやってみた。大会の決勝としてのドラフト戦では、こういう形式にしてみた。

ランダムで一枚→一位の人が一枚選ぶ→二位の人が一枚選ぶ→三位の人が一枚選ぶ→四位の人が二枚選ぶ→三位の人が一枚選ぶ→二位の人が一枚選ぶ一位の人が一枚選ぶ→ランダムで一枚

順番については改良の余地があるかも知れない。実際のところ、どういうバランスが最適なのか、私にはまだよく分かってない。


ともあれ、ドミニオンというゲームにおいて、この「ドラフト戦」という遊び方はとても面白い。各アクションカードの相性をある程度把握していないと有利に立ち回れないから、練習にもいい様な気がする。

このドラフト戦を遊ぶ際、自分が考えていたことについてちょっと書いてみたいと思う。


・アクションカードを選択するということには、二つの意味がある。そのゲームをどういうゲームにしたいか、という側面と、自分はどんな戦法で戦いたいか、という側面である。

・まずゲームメイクの話。運が左右するゲームにしたければ、運が左右するカードを選ぶ。乱戦にしたければ、乱戦になりそうなカードを選ぶ。突出して有利な戦法が存在しない実力勝負のゲームにしたければ、他の人が選んだキーカードのカウンターとなるカードを選ぶ。ギャラリーが盛り上がりそうなゲームにしたければ願いの井戸を選ぶ。

・これは、周りの面子を見てカードを選択する、という点も重要な気がする。ほかの人が皆自分より強そうだなーとか、理論派な人が揃ってるなーとか。例えば詐欺師や魔女を入れたら殴り合いの乱戦になる傾向が強く、乱戦が得意な人には有利だろう。宝の地図が入ったら運ゲーに傾くかも知れない。礼拝堂を入れたらまず間違いなく圧縮ゲーになる。

・一方、そういった強力なカードに対して、カウンターになるカードを選べば天秤は戻る。例えば民兵や幽霊船には書庫がある程度カウンターになりそう。礼拝堂には詐欺師や仮面舞踏会か。一方、詐欺師は秘密の部屋があればある程度威力を減殺できる。

・こうして、他の人が選んだカードを見ながら天秤を調整していくことで、自分の得意な戦法を通す。

・そういう意味で、後からカードを選べる人の方が有利ではある。上の順番にはそういう意味がある。

・また、上記の順番では手番も一位の人が最初だったので、手番が早いことによる有利さが顕著なカードを選ぶと、一位の人がより有利になる。例えば攻撃カード?海賊船?

・ランダム選択のカードで全てがぶち壊しになる可能性も当然ある。あれこれ考えてカードを選択した末、最後の最後に礼拝堂や魔女が出た時の絶望感は異常。


以下は実際にドラフト戦を数戦やったことを元にしたシミュレーション。

ケース1.最初の人が海賊船を選んだあとの選択。

海賊船によって通貨が圧縮される。海賊船に乗ることを考えてアクションが増えるカードを選択するか、海賊船にカウンターすることを考えるか、単純に海賊船があってもそれ以上に速いカードを導入するか。

選択肢は幾つかある。

・自分も海賊船戦法を選択するとすれば、原住民の村、漁村、貧民街など、低コストでアクションが増えるカードを選択するという手が有力?
・海賊船にカウンターするとすれば、共謀者、祝祭など、通貨がなくても仮想コインで戦えるカードを選択?特に共謀者デッキは海賊船に対する有力なカウンターデッキ(ただし村辺りが欲しい)。
・単純に海賊船よりも早く属州が買えそうな戦法で突っ走る、という手もある。公使?鍛冶屋?
・抑留改築などで、海賊船が仮想コインをそろえた時には属州に抑留トークンが乗っている、という状況を作る手もある。

ケース2.最初の人が拷問人を選択したあとの選択。

拷問人を選択ということは、攻撃場にすることを想定しているのだと考える。アクションを増やすカードを追加して拷問人を打ちまくってくるか?あるいは拷問人の枚数は1,2枚に抑えて後はお金プレイを選択してくるか?

こちらの選択肢はどうだろう。

・自分も拷問人に乗ることを考えて漁村や祝宴(なるべく早く拷問人を手に入れる為)を入れる。
・書庫や寵臣を入れて拷問人にカウンターをすることを考える。
・大使を入れて呪いをカウンターすることを画策する。
・デッキの枚数が少なくなっても戦えるよう、秘密の部屋と公爵を選択する。
・無視して好きなカードを入れる。

他にも色々ありそうだ。次の人が海の妖婆を選んで、さらにその次の人が見張りを選択、とかなると色々と熱い。

ケース3.最初の人が公爵を選択したあとの選択。

公爵は場の展開を強制する力が非常に強い。ほっとくと物凄い点数取られて置いていかれる。対抗するか、自分も乗るか。色々選択肢がありそうだが、私なら公爵ゲー超苦手なのでカウンターの方法を考えるかも知れない。

・単純に速度を上げて属州を買う為、中庭や公使などを選択する。
・礼拝堂で更に強力な圧縮強制をかける。
・抑留を選択して速攻公領に抑留トークンを置く。
・詐欺師で公領を落とすことを狙う。

公爵ゲーで勝った記憶が!無い!



とか。ことほど左様に、ドラフト戦を想定して、「あるカードにどんなカードをぶつけるか」ということをあれこれ考えるのは楽しいし練習になるので、皆さんもドラフト戦を遊んでみるといいですよ、という話でした。

今日はこの辺で。

参照:
今日のしんざきが中野ドミ会にいってきた件について・決勝編。 10/05/19
posted by しんざき at 12:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月19日

今日のしんざきが中野ドミ会にいってきた件について・決勝編。 10/05/19

ということでなんだか決勝戦に残ってしまった展開ですよ。

決勝戦はドラフト戦といって、参加者が1枚1枚使いたいカードを選んでいくことに。1位の人→2位の人→3位の人→4位の人が二枚→3位の人→2位の人→1位の人と選んで、あと2枚はランダム。既にこの時点で心理戦。

私のコンセプト。
・周りが超強い人ばかりなので多少乱戦要素を入れたい。勝ち筋は多い方がいい。
・けど出来れば予選で出なかったカード使った方が楽しいよね。
・おい今日まだ寵臣出てねえぞどうなってんだ。
・っていうか俺が好きなカードをいれよう。

以上を踏まえて、最初に1位のルネさんが中庭を選択した後、私が選んだカードは「拷問人」。ほらやっぱ乱戦要素がちょっとは欲しいし!周囲が警戒してくれるかも知れないし!いや別にそんなに攻撃カード好きじゃないんですけどね!

以下、れとさん庭園→pitさん書庫(多分拷問人メタ)→pitさん役人(多分庭園用)→れとさん公爵と進む。なるほど、なるべく勝ち筋を増やす方針か。多少迷ったけれど、勝ち筋を増やすという方向にも合致するし、庭園公爵がある以上使うかわかんないけれど寵臣を選択することに。最後のルネさんは漁村、ランダムで地下貯蔵庫、秘密の部屋。

最終的なサプライはこうなりました。
中庭 拷問人 庭園 書庫 役人 公爵 寵臣 漁村 地下貯蔵庫 秘密の部屋
このサプライを見た時点で私が考えたコンセプト。

1.庭園、公爵、漁村書庫、漁村拷問人、寵臣、中庭ステロと、勝ち筋は山ほどある。つまりある程度戦法は分散する筈。
2.そこでうまいこと漁夫の利を狙う。
3.庭園、公領は切れる可能性が高い。+buyがないとはいえ、他に2金カードがあるということは、三山切れはかなり早いかも知れない。属州は多分切れない。
4.つまり、得点カードは買える時に最大効率で買わなければいけない。あと、庭園よりは公爵の方が強いかも(デッキ枚数が30枚越えるかどうか微妙なので)。

以上を頭に入れた上で、ほかの人の出方を見ながらどの戦略にいくかを決めようと判断。

最初のターンで、ルネさんが中庭漁村、私は役人漁村、れとさん銀貨役人、pitさんが漁村役人を選択。これは庭園公爵が二人以上いる。つまり、寵臣は多分速度的に間に合わない。寵臣が回るようになるまでの間で大差がつくだろー。一応漁村をとった時点ではまだ寵臣も視野に入れてたんだけど、泣く泣く諦めることに。

そこで、秘密の部屋・漁村・役人で稼いだ銀貨を合わせて、公領プレイに再挑戦してみようと決定。選択した戦法は、pittrapさん庭園、れとれとさん公爵、ルネさん中庭ステロイド。

以下はダイジェストでお送りします。

・キーカードは今回も秘密の部屋です。秘密の部屋と銀貨があれば毎回公領なり庭園が買える。つまり、役人と秘密の部屋は、公爵プレイに極めて相性がいい。
・pittrapさんとれとさんは当然秘密の部屋装備なので、これは役人をあまり使いすぎるのは考えものかも。と当時思ったのだが、もしかするともっとがんがん役人使うべきだったかも知れない(結果的に5金揃うターンが減った)
・途中、pittrapさんの庭園が誰にも邪魔されずに走りすぎている気がしたので、4金しか出なかった時に二枚くらい庭園買って邪魔してみたりした。
・上記3番と4番の条件が頭にあったので、序盤〜中盤、9金揃った時公領じゃなくて属州を買ってしまった。これが判断ミスだったのかどうかは正直まだ分かってない。
・拷問人は見せ札にするつもりだったけど、漁村が2枚あったので一枚買ってしまった。結果的に言うとそれなりに回った。

というような感じで。最終的には、公爵プレイに徹したれとれとさんが32点、私が31点、るねさんが30点、pittrapさんが28点という超僅差の勝負に敗れ、れとれとさん二連覇。残り一点とか驚きの詰めの甘さですねHAHAHA。敗因自体はれとれとさんに公領買われ過ぎたことだと思うんですが、役人の頻度を増やしてれば私ももっと公領買えたのかなあ。この辺、このサプライではまた遊んでみたいです。それにしてもれとれとさんは流石としか。


まあなにはともあれ出来過ぎの結果には違いないですし、大変楽しめたのでよいよいという感じです。皆さんまた遊んでください。

ゆるドミ会は7月辺りにまたやるつもりですのでよろしければ。

posted by しんざき at 12:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のしんざきが中野ドミ会にいってきた件について・予選編。 10/05/19

いってきましたよ。

運営の皆さん、遊んで下さった皆さん、どうもありがとうございました。大変楽しくドミれました。

なんだか過去最高に出来がよく、実力不相応な結果を残すことが出来ました。余りに実力不相応で、今書いておかないとこの先二度と自己顕示欲求を満たす機会がなくなりそうな気がしたので、レポートを書いてみます。長文なので折りたたむ。
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posted by しんざき at 10:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

今日のしんざきがゆるドミニオン会に参加してきた話 10/04/05

超楽しかった。

ということで、何だか恒例になりつつあるゆるゆるドミニオン会兼キャベツ太郎品評会、9時21時でぶっつづけドミニオンの一体どこがゆるいんだこのタコスケと関係各所から暖かいメッセージを頂きつつ、今回も無事終了。なんとのべ57人くらいもの物凄い人数の参加を頂きました。皆さん、参加&お手伝い本当にありがとうございました。あと、キャベツ太郎たくさん食べられておいし嬉しかったです。4分の1くらいは私が食った気もしますが、毎回キャベツ太郎提供ありがとうございます!!

上記リンク先でも挙げましたが、スイスドロー運営を殆どお任せしっぱなしにしてしまった@peranekoさん、事後処理を毎回手伝ってくださる@decoymakerさん、はるばる岩手から一瞬だけ現れて三代杉を置いてなんだか風のように去っていった@eibeさん、また色々なお手伝いをしてくださった皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。というかえいべさんの出現には本当にKyougakuしたんですけど。

ということで、取り敢えずいつも通り、スイスドロー戦の顛末でも。アクションカードについてなどは上記リンクからご参照いただけます。

・スイスドロー戦の顛末・一戦目

対戦相手はkotobukiyaさん、a24さん、ゆだいさん。場には個人的最強カードとして名高い前哨地が燦然と輝いていましたが一枚も取らず、初手巾着切り→銀貨を採用。島で適宜圧縮をしつつ、機を見て貴族→拷問人か貴族→書庫に移行しようとしたのですが、思うようにデッキが回らずa24さんの後塵を拝し、2位。巾着切りなら巾着切りのみに集中した方が良かったかなあ。

・スイスドロー戦の顛末・二戦目

対戦相手はりゅーかさん、sylpheed13さん、Feleanさん。りゅーかさんが怖いです。またしても書庫、巾着切り、それに見張りや策士辺りが目につく。策士銅細工師コンボが頭をよぎるが、どうもドミニオンGUI相手に策士銅細工の勝率がよくなかったので見張り→巾着切りを選択。今回は第一戦よりは上手いこと回ったが、書庫選択のりゅーかさんに追いつけず、またしてもの二位。書庫つええ!

・スイスドロー戦の顛末・三戦目

対戦相手ははくしさん、なじさん、4nyさん。またしてもガチな感じの人が揃ったよ!書庫 vs 男爵 vs 海賊船の三つ巴戦、という風情。地下貯蔵庫→書庫か、原住民の村→海賊船か、勝手に圧縮が進むと見て原住民男爵か。どれにいくか迷ったのだが、幸い四番手だったので、海賊船選択が一人だけだったら海賊船にいこうと決定。お一人が鍛冶屋、一人が男爵にいったのでこれはいける!と判断。原住民の村と海賊船をひたすら買い漁るプレイに。
結果からいうとこれが図に辺り、海賊コインを6枚溜めるのに成功。あとはとにかく買える限り属州を買って、なんとか滑り込みの1位でした。

ということで、2位→2位→1位と、それなりに出来すぎな感じの結果で総合10位でした。けど10点組の中では一番勝利点低いから私は黒くないよ!ないよ!


・他にやったゲームとか。

自前で持っていったごきぶりポーカーと、でこいさんが持ってきてくださったキャッスルパニック。どちらも大変熱かったです!キャッスルパニックはpessoさんに負けてくやしいので、是非リベンジさせて頂きたい!ちなみに後ろの方では、同じく私がもってったタブラで人狼卓もたってたりしたんですが、残念ながらそちらには混ざれず。今度は私も混ぜてください。

あと、サルミアッキというとても独特な味のお菓子があるのですが、つるさん、orangewindさん、れじーさん、私というメンバーで「負けた人がサルミアッキを食う」という恐怖のロシアンドミニオンをやったりもしました。私は一戦で運営の為抜けてしまったわけですが、いや運営の為ですよ、勝ち逃げしたわけじゃありませんよハイ。取り敢えずサルミアッキが大量消費されたそうです。お疲れ様でした。

今回は皆割りと、最後まであまりわき道にそれずがっつりドミっていたなあという印象。君はドミニオンをやっても良いし、他のアナログゲームに浮気しても良い。


・二次会のお話とか。

撤収後、自由が丘土風呂で二次会。日曜の21時過ぎだというのに30人もの参加というこれまた男気のある人々の集団で飲みまして非常に楽しかったです。開始だいぶお待たせしちゃったのが申し訳なかったですが。
ドミニオンの話とか他のアナログゲームの話とかなんだかよく分からない話とかとても楽しかったんですが、今回はあまりレトロゲームTLにならなかったので今度はどなたかレトロゲーム話もしましょう。


というような感じのオフ会でした。皆さんよろしければまたっ。
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2010年03月28日

最近流行りのドミニオンアクションカード採点を私もやってみましたよ。

ちょっとドミニオンのお話。今回は完全に、ドミニオンをある程度知っている人用の記事となっていますので、知らない方はこちらの記事などを。面白いですよ、ドミニオン。
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posted by しんざき at 22:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月01日

今日のしんざきが新年ゆるドミ会に行ってきた件について。 10/02/01

「あれは本当にゆるドミ会なのか。ガチドミ会と呼称しては駄目なのか」「幹事の地理感覚が緩いのでゆるドミ会と呼称しても問題はないと考えている」


ということで、今回もお陰様で大盛況でした新年ゆるドミニオン会。参加人数は当初の予定を遥かに上回って、計48人!今回ご都合悪くて来れなかった方も、次回は是非よろしければー。って、これ以上人増えて大丈夫なのか、という気も若干しますが。

で、今回も@peranekoさんのご協力を得てスイスドロー戦を開催しましたので、まずはそのレポートでも。順位表その他はこちらに書いてあります。

・スイスドロー戦の顛末・一戦目

一戦目、対戦相手は@teracoさん、@okiyamaさん、@orangewindさん。人狼なら個人的グレースケール中最黒に位置している@teracoさん、ドミは初心者だそうですが何故かとても初心者という気配ではありません。@okiyamaさんは当然の如くベテラン、@orangewindさんは前回から遠征してきていただいています。

カードセットは祝宴、金貸し、手先、仮面舞踏会、執事、共謀者、拷問人、ハーレム、巾着切り、商船。目につく作戦は、執事や仮面舞踏会、金貸しで圧縮しながら軽圧縮プレイか、拷問人ステロイドか、商船ステロイドというところでしょうか。巾着切りも強力そう。手先からの共謀者プレイも楽しそうだけど回る気が全くしない…っ!!

ということでごく順当に銀貨-仮面舞踏会でのスタート。仮面舞踏会がいる時には即呪いを回せるので拷問人はそれ程怖くない、と思ったが執事選択(確か)の@okiyamaさんに追いつけずの二位。中盤まで誰もハーレムの存在に気付かなかったのが印象的でした。


・スイスドロー戦の顛末・ニ戦目

対戦相手は@retletさん、@kamome77さん、@makimotoさん。うぎゃあ@retletさん怖いよ@retletさん。木曜ドミニオン会では勝てた記憶が一度たりともありません。

カードセットは木こり、密偵、役人、玉座の間、偵察員、寵臣、貢物、漁村、宝の地図、隊商。スーパー木こりタイム!!(誰も木こり買いませんでした)。デッキコントロール系のカードがないので宝の地図はちょっとしんどいか。まあ漁村-役人で銀貨を増やしつつ購買力を増すデッキにしようかと思ったら、まさかの2-5スタート。2金カードねえよ!

ここで敢えて一手目寵臣を選択。圧縮がない場だから寵臣は微妙、となれば意外と見逃してもらえるかも、と思ったのが図に当たり、七枚の寵臣確保に成功。時折事故りながらも、なんとか属州の買いきりに成功、ギリギリでの一位。圧縮していない寵臣プレイは非常に心臓に悪いよ!悪いよ!

・スイスドロー戦の顛末・三戦目

対戦相手は@ryushiさん、 @decoymakerさん、@takenamiさん。ここまでくるとなんかもう怖い人しかいない。

カードセットは工房、玉座の間、研究所、仮面舞踏会、公爵、破壊工作員、貴族、倉庫、漁村、見張り。また2金のカードがない。どーしよこれ。まあ漁村-仮面舞踏会辺りで緩く購買力を上げつつ、機を見て公爵プレイに遷移しようかなーと思ったら、まさかのニ連続2金スタート。どうすんだコレ。

やむを得ず研究所を購入、銀貨を絡めつつ研究所プレイに移行。微妙に研究所の取り合いをしつつ、ある程度銀貨がたまったところで予定通り公爵プレイに、と思いきや公爵に移るのが遅くって結局二枚しか買えず。33点3位でショボーン。これはタイミングミスだと思った。

ちなみに、三戦目のトップ卓では@okiyamaさんの破壊工作員が大暴れして超カオスなことになっていたそうです。玉座+破壊工作員が発動したりして、属州が計7枚破壊されたとかなんとか。多分三連続一位のpittrapさんの合計勝利点が低いのはそれが原因。


というような感じで、結果だけ見ると2位-1位-3位ということで、それなりの結果ではあったのではないかと思っております。


・その他遊んだアナログゲームについてとか。

噂のパンデミックを初めて遊んでみた。世界地図にわさわさと沸きまくる4色のウィルスを、4人で協力して退治しつつ、特効薬を作っていくというゲーム。すげー面白かったんですが、エピデミック連続発動とかで二回人類滅亡させました。なにアレ厳しい。けどまたやってみたい。

野良ドミニオンでは策士+宝物庫+秘密の部屋コンボ(宝物庫をたくさん使っておいて、策士で次ターンに全部ひいて、いらない大量のカードは秘密の部屋でお金に変える)を試して快勝できたり、今回も共謀者コンボに失敗して負けたり出来たので大変満足です。唯一原住民の村 + 橋コンボというのを試してみたかったけれどまあまた次回に。

あとは、@pantherheadさん + @pantherhead息子さん(6歳)を交えて教育に悪そうなゴキブリポーカーを遊んだり、かけひきが深そうな魔法にかかったみたいを遊ばせて頂いたり、とても楽しいアナゲ三昧をさせて頂きました。皆さん遊んで下さってありがとうございました。


・二次会についてとか。

自由が丘鳥てつ。一部のアルファブロガーな人とかがコーラを飲みまくっていてなんかお店の人との早撃ち対決みたいなことになっていましたがよく分かりません。


取り敢えず楽しかったので皆さんまた飲んでください。



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2009年12月29日

今日のしんざきとドミニオン納会の顛末 09/12/29

27日は突発ドミニオン納会でした。諦めが悪いことに関しては定評のあるしんざきです。

本当に突発の募集に皆さんおいでくださってありがとうございました。超絶楽しかったです。後、カタンは全然ダメでしたがシャドウハンターも楽しそうでした。今度はラミィキューブ買って持っていきたいなあ。

一応午後一にプレイしたスイスドロー戦の顛末。カード配置や結果については上記リンク先に書いてあります。

一戦目。面子はちこさん、殿下、私、かもめさん。

貢物ゲーでした。たまに書庫や宝物庫が絡みながらも、そりゃもう毎ターン毎ターン全員貢物。
灯台がある場だと民兵があまり機能しないんですね。けど貢物はアタック効果ではないので灯台でも防げない。こりゃつえーってことで+2金+4金祭り。

結果的にはちこさんが勝ち抜けて、私は僅かに及ばず2位。

二戦目。ジャンケンに負けてトップ卓にはいっちまったあ!と思ったら二位卓もルネさんやれとれとさん、まなめさんやタケルンバ卿など怖い卓に。こちらはちこさんてらしまさんはくしさん私と、なんだ怖い卓しかないんじゃねえかコレ。

場は礼拝堂、寵臣、泥棒、巾着切り、商船辺りが目につく。礼拝堂圧縮は泥棒が怖い。しかし、泥棒が礼拝堂のメタになるということは、泥棒撃たれても圧縮されるだけで痛くない寵臣プレイが強そう、ということで寵臣プレイにいくことに大決定。

初手のみ礼拝堂にいって最初のみ圧縮し、たまに共謀者も混ぜつつひたすら寵臣を買い捲るプレイ。結果的にはこれが図に当たって、最後の方では寵臣→寵臣→共謀者→寵臣という感じで寵臣回りまくりで勝利でした。いやー寵臣楽しいですね。

三戦目。面子はルネさん、れとれとさん、ちこさんともはや怖い人しかいない。アクションカードはまた礼拝堂がある。後は策士、男爵辺りが強そうな感じだなあ。

れとれとさんと圧縮のスピードで勝負出来る気が全くしなかったので、前回使えなかった初手男爵を選択、あとはコインプレイ気味に頑張ってみよう、と方針決定。途中まではかなり上手く機能したのだが、やはり男爵が足りなくなってくる辺りで次の手の策士が回りきらず、三位。残念無念。

ということで、今回のスイスドロー戦は首位ルネさん・準優勝てらしまさんという結果でした。ルネさんは前回に続いて二連覇!!すばらしいですね!!かなり黒いので人狼会では皆さんルネさんを吊りましょう!

スイスドロー戦の後は宝の地図無双をしたり、公爵ゲーに初挑戦してみたりと、大変楽しくドミニオンが出来ました。皆さんとてもお疲れ様でした。

で、多分近々海辺のカードについてもうちょっと細かく考えてみる。海辺のカードって強いカードが多いけど、寵臣とか庭園みたいに、「○○戦法」って名前がつくようなデッキ作れるのかな?策士や宝の地図、海賊船とか。
posted by しんざき at 13:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

今日のしんざきとドミニオン会の顛末 09/12/21

お疲れ様でして。

19日はキャベツ太郎品評会のついでにドミニオンとかアナログゲームを皆でゆるゆると遊びましょうの会、みたいなことをやってきました。

Twitterオフを自分で開催するのはそういえば初だなーと思いつつ、最初はオフというかお知り合い数人と遊ぶつもりだったのですが、あれよあれよという間に参加人数が30人近くに。全般的に超楽しかったです。

ドミニオンについては私もまだ遊び始めたばっかりの素人に近いのですが、以下のページなんかが参考になるのではないかと思います。興味をもたれた方はご参照を。とても楽しいカードゲームです。

ドミニオン
ドミニオン攻略Wiki -カードリスト(日本語)

で、ドミニオン会の方では、ゆるゆると遊ぶ筈が結構12時間程がっつりと遊ぶことになりまして、途中スイスドロー形式(1ゲームごとに順位で得点をつけて、同じくらいの得点の人同士で次のゲームを遊ぶ形式)の大会などもやってしまいました。ちょっとこちらの大会について軽くレポートしてみようかと思います。

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posted by しんざき at 11:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

自分用メモ:ドミニオンステップアップ計画

1.アクションカードの働きと、相互の相性を覚える
2.アクションカードの配置から、成立し得る「勝つまでの大雑把な計画」を複数組み立てられるようになる
3.アクションカードの分布によって、どの計画が強いのかをある程度判断出来る様になる
4.「今誰が有利な状況なのか」を、購買力、勝利点の観点からある程度把握できるようになる
5.「今誰がどの計画で勝とうとしているのか」を判断出来る様になり、それによってプレイングを微調整出来るようになる


取り敢えず上のような感じで目標を立ててみることにする。妥当なのかどうかはよく分からないのでご意見を頂けるととても嬉しいです。


14日、川越人狼会で初めて「ドミニオン」というゲームをやってみたですよ。超面白かった。

こちらの人狼会についてはまたレポートを書くと思いますが、取り急ぎドミニオンというゲームについて自分用メモ。

・ドミニオンというゲーム自体についてはこちらを参照されるといいのではないかと。
・ビギナーズラックも手伝って、5,6戦?中2回勝てた。ただ、どちらも私と同様不慣れな人が過半数だった回だった記憶。
・最終戦はめるりさん、私、タケルンバさん、ぺらねこさんで指導ドミニオンという感。庭園プレイを初体験してめるりさん勝利。私はそもそも作戦を立てられずに右往左往していた状況で、中途半端はよくないんだなーと実感。
・勝てたプレイは、片方は金貸し(実質「銅貨を銀貨に変える」能力)・鉱山(銅貨を銀貨、銀貨を金貨に変える能力)・村・研究所によるアクションが繋がって、手持ちの財宝の価値を高めることが出来たプレイが1回。泥棒がいた為に礼拝堂による圧縮を諦め、祝祭と市場を買い漁って銀貨と仮想通貨合わせた属州買いに成功したプレイが1回。タケルンバさんが書かれた勝ち筋で言うと、前者がコイン戦法、後者がアクション戦法になるだろうか。勝ち筋は他にも色々ありそう。
・ということで、当面はアクションカードと勝ち筋についてあれこれ考えてみようと思うですよ。
・継続して何か書くかも。「アナログゲーム」カテゴリーを作ろうかなあ。
posted by しんざき at 02:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナログゲームいろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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