2023年08月08日

今日のしんざきが宮城〜岩手に旅行に行っていた話 23/08/05

行ってきました。大変楽しかったです。

駅1.jpg 駅2.jpg

余りにも暑かったので北に行こうかという話になりました。今回、長女次女はお祖母ちゃんのところに泊りがけで遊びに行かせてもらっていて目いっぱい堪能中、一方長男は諸々忙しくってあまり隙間時間もなく、長男もどっか連れてってあげるかーという話になり、私・奥様・長男の三人パーティでの行動になりました。

ちょうど奥様が宮沢賢治童話村のライトアップに興味があったのと、東日本大震災のあと復興した街がどんな風になっているのか見てみたい、ということだったので、仙台→花巻のルートを計画しました。
大体どんな旅行だったのか、という話をします。

〇松島に行きました〜一泊目
しんざき長男は海鮮料理好き・綺麗な景色好きで、「松島で海鮮丼を食べて松島を観たい」という希望がありました。旅の目的が明確なのはとても良いことだと思います。

ということで、仙台でレンタカーを借りて松島に行きました。まあ、乗り鉄の長男は「仙石線に乗りたい」と言いまして、仙台から別行動だったんですけど松島海岸駅で合流しました。

松島1.jpg 松島4.jpg
松島2.jpg 松島3.jpg

これは松島の一例です。関係ないんですが、私seesaaブログ19年くらい使ってて、未だにseesaaで画像をアップロードする時の正解が良くわかっていません。どうすりゃいいんだろうな。

松島はとにかくまあ綺麗で、私は仙台出身なんですが地元の名所にそれほど足しげく通ったわけでもなく、大変無責任に綺麗だな感に浸ることが出来ました。平日休みだったのであまり人がいなかったのも二重丸過ぎました。

松島には五大堂というものがありまして、五大堂に行くには透橋を渡らなくてはいけません。透橋というのは隙間から下が見える構造になった橋で、本来は下を見ることで心を静めるための橋なんだそうですが、私は少しでも足元に不安定さがあると大変わくわくしてしまう方なので、残念ながらあまり心は静まりませんでした。

松島5.jpg

そして美味しいものを食べました。あら汁が大変においしかったです。長男は海鮮串焼きを食べまくっていた由。

その後、仙台市の輪王寺に寄ってから秋保温泉に行きました。輪王寺って小さい頃行ったことがあるんですが全然記憶がなく、今回行ってみたら滅茶苦茶綺麗な庭園があり、しかもお客さんが他に一人もおらず貸し切り状態。大変贅沢な環境で庭園散策が出来ました。素晴らしかった。

輪王寺1.jpg 輪王寺2.jpg

奥様の話だと「君たちはどう生きるかに出てきた庭園そっくり」らしいのですが、私はまだ未見の為観ないといけないと思いました。

あと秋保温泉の「KOMOREBI gelato」という店でジェラートを食べました。これもまた大変冷た美味しかったです。

ジェラート1.jpg ジェラート2.jpg

この後宿に行くわけですが、このすぐそばの磊々峡がすごかった。すぐそばに何の変哲もない住宅街のような街並みがあるのに、ちょっと川沿いに入ってみると巨岩奇岩の嵐。「ポリゴンのスケール設定間違ってない?」と言わんばかりの物凄いスケールでした。

一応写真を撮ってはみたのですが、スケール感が全くこれっぽっちも活かせていません。こういうの写真で表現するのってどうすればいいのでしょう?この写真だとなんか普通の川みたいに見えてしまうと思うんですが、実際にはこれに写ってる岩、通常川で想像されるような岩の10倍くらいのスケールがあります。

磊々峡1.jpg   磊々峡2.jpg

その後秋保温泉の宿で飲み食いしまくって一日目終了。

〇仙台から名取に行って花巻まで北上しました〜二泊目

二泊目。仙台から岩手は花巻へと北上するというプランは最初からあったのですが、東日本大震災のその後に触れてみたいという奥様の要望、一方昨日に引き続き海鮮を貪り食いたいという長男の欲望を折衷しまして、名取はゆりあげ港の朝市を目指し、そこから花巻へ転身するルートにしました。

皆さんよくご存知の通り、名取は震災の津波の際、最も大きな被害を受けた町の一つです。「閖上の記憶」という施設がありまして、そちらで当時の被災者の人にも貴重なお話を伺えて、改めて当時の凄まじい被害が実感出来た一方、「ああしていれば、こうしていればという後悔は尽きない」という言葉が非常に重かったなあと感じました。

ゆりあげ1.jpg ゆりあげ2.jpg

そしてゆりあげ港併設メイプル館の海鮮丼の安定感。

海鮮.jpg

その後、やはり長男は「東北本線に乗る」と言って名取で我々と別行動、今度は花巻駅で合流することになりました。久々に150キロ程車で移動しまして、花巻で長男と合流→宮沢賢治記念館→一度宿に移動してチェックイン→花巻市街で焼肉食べる→宮沢賢治童話村でライトアップ見る、のコンボルート。

賢治記念館については先日書いたのでこちらご参照ください。


宿で温泉入って、新幹線で東京に戻り、その後西荻ゲームパワーに参加して聖剣伝説の曲を吹きまくるという、なかなかのパワープレイでしたが大変楽しかったです。超充実した三日間でした。

一旦それくらいです。




posted by しんざき at 16:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月06日

宮沢賢治記念館のちょっとだけ物足りなかった点と、ますむらひろし先生がガチだったという話

色々ありまして、花巻の宮沢賢治記念館に行ってきました。


こちら、旅行自体がどんなものだったかは別途日記として書こうと思っているんですが、取り急ぎ記念館の印象と感想について書いてみたくなりました。

・常設展示室と特別展示室に分かれていまして、常設展示室では体育館程の大きなホールの周囲の壁に、賢治関連の色んな資料が展示されていました
・常設展示室は大きく「科学」「芸術」「宇宙」「宗教」「農」のエリアに分かれていまして、それぞれのテーマに沿って、資料の肉筆のノートやら手紙やらスケッチやら賢治が愛用していたセロやらが展示されていました
・特に、「法華経に傾倒していた宗教家としての賢治」「農学に注力し農村の為に尽力した賢治」の展示に大きなスペースが割かれているように思いました
・それぞれのコーナーで、賢治の文学のバックグラウンドとなる様々な思想や賢治の心象に触れられるように思いました
・これはこれで大変見ごたえがありました、あったんですが
・個人的には、「賢治の文学とその解題」というテーマの展示がもっと見たかったなあと……いわば、「文豪としての賢治」というコーナーがもう一つがつんと用意されていて、そこで賢治の表現について色々な論考が見れることを期待していたのです
・いやもちろん、賢治肉筆の原稿とか色々見れてそれはそれで眼福だったんですが
・ただこれは私的な印象なんですが、文学者としての賢治の強みってその表現、自分の思いや心象を童話のような語り口でどのように表現していて、それをどんな言葉に変換しているかという点での強烈な独自性だと思っているんですね
・つまり「賢治のバックグラウンドが、賢治の文章にはどう活きているのか」というのが滅茶苦茶知りたいしすごーーく興味ある
・そこから考えると、賢治の法華経についてがーーーっと展示した後で、「じゃあその法華経への傾倒が、賢治の作品のこういう表現にこういう影響を及ぼしています」みたいなところを見たかったんだけどそれがなかった
・作品一つ一つの解題についてももうちょっと読みたくって、「銀河鉄道の夜に出てくるジョバンニの切符は、あれは時期的に考えると法華経と関連つけて解釈するべきだよね」みたいな説についても読んでみたかったんですが、そういう作品の細かい解釈や論説についてはあまり見られなかったと思うんですよ
・例えばグスコーブドリの伝記なんかも、あれ賢治の農学に対する情熱と経験が丸々ぶち込まれている強烈な農学漫画で、作中のクーボー大博士についての講義と考課とかもっと掘り下げられそうなのでそういうのも読んでみたかった
・「なめとこ山の熊」なんかも法華経の思想ですよね
・いや別に宗教観と作品を紐づけて欲しい、という話じゃなくって、単に「文学者としての賢治展をもうちょっと見てみたかった」「農学や宗教をどうせクローズアップするなら作品の解題とそれを紐づけて欲しかった」という話です
・まあ銀河鉄道の夜の特別展で、作品が四稿に分かれていてそれぞれのバージョンの特徴はこれこれ、みたいなのもそれはそれですごく面白かったんですけどやっぱり表現の解釈とかにあんまりは踏み込んでいなかった
・そこがちょーーっとだけ物足りなかったな……
・と思っていたら、併設のイーハトーヴ館の方で、何故か無料展示でますむらひろし先生が描いた銀河鉄道の夜についての展示がやったたんですけど、そちらが「ますむらひろし先生による銀河鉄道についての論考」みたいな感じでめちゃ面白かったです
・例えば、「銀河鉄道はロングシートなのかボックスシートなのか?例えば鳥捕りの「この席に座ってよろしいですか?」みたいな発言を見るとボックスシートっぽいけど、モデルの岩手軽便鉄道はロングシートの筈で、ジョバンニとカンパネルラが窓の外を見る時の描写とかでもロングシートと解釈するべきところもある」みたいなめちゃマニアックな話を延々としている
・ますむらひろし先生すげえ
・ちなみにジョバンニの切符についてもますむらひろし先生は大変直接的な描き方をされていて、けれどその描き方をするべきだったかどうかは分からなくて、みたいな話も大変面白かった
・ということでイーハトーヴ館のますむらひろし先生の展示超楽しかったです
・全体的にとても見ごたえのある展示だったことは確かなので皆さん行ってみてください

以上です。よろしくお願いします。
今日書きたいことはそれくらいです。




posted by しんざき at 11:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月01日

人生で一番長くゲームで競った相手の名前を知らないし声も聞いたことがない

昔のゲーセンって、「名前も住所も知らず、下手すると声を聞いたことすらない相手と、物理的に同じ空間で長時間同じゲームで遊んで過ごす」というのが当たり前という、不思議な空間だったなーと思うのです。

しんざきはシューター、というよりダラ外ダー(「ダライアス外伝」を偏愛していて朝から晩までダライアス外伝を遊んでいる人の意)でして、「ダライアス外伝」を偏愛していて朝から晩までダライアス外伝で遊んでいました。ダライアス外伝の息抜きには格闘ゲームやパズルゲームで遊ぶこともありましたし、奇々怪界や中華大仙といった、当時基準ですらレトロゲームとみなされていたタイトルを遊んでいたこともありました。

ダライアス外伝は超名作横スクロールSTGなのですが、ここではその話は一旦置きます。興味がある方はこちらでも読んでみてください。

レトロゲーム万里を往く その35 〜ダライアス外伝〜

1コインクリアの為のダライアス外伝講座

多くのSTGと同様、ダライアス外伝には「得点稼ぎ」という遊びがあります。敵を倒したりボスのパーツを壊したり銀勲章とったりすると得点が稼げる。それをなるべくたくさんとった人が偉い。そんなシンプルな遊びです。先日任天堂さんが「ファミコン国民投票」の企画でも「ハイスコアといえば?」って募集したりしてましたよね。

で、ゲームとwebが不可分のものになって、スコアが全国規模で可視化されるようになった現在ではちょっと理解されにくいかも知れないんですが、昔はハイスコアって店内でしか可視化されないものだったし、一期一会のものだったんですよ。

基本、大量に得点を稼いでランキングでトップをとって、クリアした後に自分のスコアネーム(ハイスコア用に入力する名前。多くのタイトルではアルファベット+記号で3文字まででした)を入力しても、そのスコアネームは閉店時に電源を落とされたら消えるものでした。ゲーメストやベーマガに日常的にハイスコアを送っているような店なら多少事情が異なりますが、大抵「その日、その時、その店で、そのゲームのハイスコア画面を見ないと確認出来ない」ものだったんです。

ただ、だからこそ、「自分のスコアが、その日別のヤツに抜かれた」っていうイベントがものすごーーく印象に残るし、滅茶苦茶な敗北感があったんですよね。「俺よりうまいヤツがこの店にいたのか……!!!」っていう、恐ろしく印象に残る敗北感。

今でもはっきり覚えているんですが、私が良く通っていた店では、私と同様ダライアス外伝をやりこんでいる人が、少なくとも3人いました。私のスコアネームは「SSI」と言うのですが、あとの二人の内一人は本名のイニシャルのようなスコアネーム、もう一人は私と同様アルファベット3文字でした。

そのアルファベット三文字のライバルを、ここでは仮に「TAI」としましょう。

ダライアス外伝がゲーセンに現れた当初、私殆ど即座にハマりこみまして、ボスのパーツを壊す稼ぎやランク上げについても割と早い段階で情報入手して(当時「パソコン通信」をやっていたことが大きいんですが、ここではいったんおいておきます)、ハイスコア争いにも早くから参戦していたんですよ。

当時のダライアスシリーズにはゾーン分岐のシステムがあって、どのゾーンを選ぶかによってスコアがだいぶ変わるんですが、当時はどのゾーンもそこそこやり込んでいました。ハイスコア画面は大抵「SSI」で上から下まで埋めつくされることがもっぱらで、少なくともそのゲーセンの中では、ダラ外で自分に勝てるヤツはそういない、と思いこんでいたんです。先述のイニシャルっぽい人に抜かれることはちょこちょこあったんですが、大抵はその日のうちに抜き返してました。

当時は私学生でしたので、学校終わってゲーセンに直行して、数時間ダラ外をプレイしてから帰って飯食って寝る、という生活が多かったんですが、ある時余りにダラ外がやりた過ぎて、夜もそこそこ遅くなってからゲーセンに行っちゃったんですね。


ハイスコア画面、全部「TAI」でした。


しかも私が一番やり込んでいた、そのまんまのゾーン選択で。当時の自分からすれば圧倒的なスコア差で。


衝撃でした。いや、全国スコアを考えれば自分なんかより上はいくらでもいる、ってことは当時でもわかっていたんですが、ただ店内スコアってやっぱそれと別枠だったんですよ。「ここは俺のホーム」という意識ってやっぱりありまして、自分はこの井戸の中では最強の蛙だと思ってました。ただ、そんな中でも自分より遥かにデカい蛙がいた、ということに、その時ようやく気付いた。

マジかーーー、ってなりまして。

それから、「日中スコアを出してから夜にスコア確認しに行って、全部スコアを塗り替えられていて全然追いつけなくて絶望して、親にバレて怒られる」という生活がだいぶ長く続きました。

何度も通ううちにその「TAI」さんが何者かということも個別認識して、実は日中にもちょくちょくKOFやヴァンパイアで対戦したりもしていた人で、後々には私の腕も上がってその人以上のスコアが出せたり、ゲーメストにスコア応募したり、一方やがてその人がダラ外をやらなくなってしまって気が抜けてしまったりもしたんですが、

ただそんな生活の中でも、私その人と会話したこと一度もないんですよ。多分人生でもトップクラスに「同じ空間で過ごして」「同じゲームを遊んで」「同じタイトルで競い合った」仲なのに、名前も知らないし住所も当然知らない、声を交わしたことすらない。

恐らく、格ゲーなんかで同じ経験をしている人はたくさんいると思うんです。むしろ、当時はそれが普通だった。「顔は知ってるけど話したことはない」相手なんていくらでもいた。

インターネットで「名前だけは知っているけれど会ったことはない」関係の人がたくさん出来てからも、あの濃密過ぎる時間とはまたちょっと違うかもな、と、あれはあの時あの場所にしか存在しない人間関係だったのかも知れないなあ、と。

先日、こんなまとめを読みまして、

わざわざ約束しないと会えない人が多すぎる。スーパーとか喫茶店とか好きな人達もっと生活の中に組み込まれてほしい

ふと、かつて「ゲーセンに行けばいつでも会えるけど、名前も声も知らなくて、今では生存確認すら出来ない」という相手を思い出して、書き残しておきたくなったと。


そんなちょっとした話でした。


今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 20:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月16日

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム、ちまちまやってようやくクリアしたので感想を叩きつける(途中からネタバレあり)

最初にこの記事についての概略を書いてしまうと、

・超面白かった
・なによりこのゲームを完成させたということだけで開発チーム全員に最大限の経緯をささげたい
・最初は「難し過ぎん?」と思っていたけれど、やってる内に「これ難易度の上げ方の丁寧さが半端じゃないな……」と思った
・祠にせよダンジョンにせよ、「最初の方で導けた解が、次の問題で応用出来る」「試行錯誤のステップが徐々に上がっていく」というように丁寧に丁寧に作られている
・けど難しいもんは難しいと思う
・謎が綺麗に解けたときの爽快感はすさまじい(ただし、「これ、この解き方で良かったんか???」ってことの方が多い)
・それだけのゲームの懐の広さについてはもう言うまでもないんだけど、つくづくこれテストすんの正気の沙汰じゃないくらい大変だったろうなと思う
・ただ、個人的にやっぱ「暗さ」が苦手なのは間違いなくって、暗い場所は全体的にストレスが溜まりがちだった
・おかげで地底をまだあまり探索出来ていない
・神殿も暗い場所が多くて、謎解きと関係なく「視認性が悪い」というところでどうしても引っかかってしまった
・アカリバナの種何百個あっても足りなくない?(採掘装備で多少マシになるとはいえ)
・ラスボス戦がとにかく衝撃的だった
・エンディングがもう最高だった
・総括すると超面白かった
・まだ全然遊びきれていないのでちまちま遊び続けます


以上です。よろしくお願いします。

さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、あとはざっくばらんにいきましょう。ここからネタバレも入ってくるんで気を付けてください。

一応折りたたみます。








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posted by しんざき at 21:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月29日

ティアーズオブザキングダムの現況と、唯一苦手かも知れない点

「暗い場所」が多いところ。

BotWの暗闇の試練や剣の試練の暗闇ステージもそうだったのだけれど、私はどうも、「視界が悪い」ということに対して過剰なストレスを感じやすいみたいだ。
今回のゼルダは、「暗くて視界が悪い場所」が多い。「暗さ」を解決することがゲームの内に組み込まれている、「暗さ」が一つの解決すべき障害になっている、と言ってもよい。

・洞窟の中
・地底
・一部のダンジョン
・天候が悪い場合の建物の中

もちろんこの解決法も用意してあって、例えばアカリバナの種を投げるとか、光を出す装備や料理を用意するといったことも出来るのだけど、例えば投擲するものの選択肢が多くってアカリバナを投げるのに手間どったり、投げたはいいが明るくなった範囲の外に目的物があったりと、「視界の確保」に伴ってストレスがたまる部分がある。

その辺が煩わしくて、暗いとついつい探索が雑になってしまい、隅々まで世界を味わえていないような気がする。

とにかく「見えない」「細かい部分が判別できない」というのが苦手なのだ。私はもともと耳も鼻も舌もそれ程敏感な方ではない。唯一視力だけは2.0から落ちたことがなく、自分でも視力頼みの人生を送っているなーと思っているので、その辺ももしかすると関係があるのかも知れない。

ゲーム自体は滅茶苦茶楽しめているので、この「暗さの処理」だけは唯一私にとってのnot for meな部分かと思うとなかなか悔しい。どちらにせよ総合的な評価はクリアしてからだけど。

以下は現在の進捗状況。あまりネタバレに配慮していないので未プレイの方には推奨しません。

・あんまりまとまったプレイ時間がとれないんだけどだましだましやってます
・雷と炎も終わって、とりあえず四地方はクリアしました
・雷も炎もくっっっっっっっっっっっっっっっっそ難しかった
・雷は、光を使ったギミックが本当によくわからなかったのと、ボスに死ぬ程苦戦した
・階層が多かったのも苦戦要因だった
・立体的に物事を捉えるのが苦手過ぎる
・ルージュの能力を使って雷を落とすギミックはとても爽快感があって、矢を消費することも含めていいバランスだなーと思った
・ゲルドの面々も元気そうでなにより
・一方炎の方は単純にトロッコのレールの構造がめちゃ複雑で悩み通した
・ユン坊の突進を打ち上げる発想にも最初思い至らなくて、どうすんだこれと思った
・ただ、板を使って角度をつけられることに気付いてからは比較的スムーズだった
・ただ炎の神殿暗いんですよこれがまた
・橋に板を渡す時や、レールのポイントを変える時なんかも、暗くて細部が見えないので無駄に手こずり、だいぶストレスがたまった
・とはいえ解決後にみんな元通り平和に暮らし始めるカタルシスは大きい
・なんかボスが毎度モンハンみがあるというか、シェンガオレンだった
・とりあえずこの先を進める前にマスターソードが欲しいなーと思っていて、コログの森を目指します

一旦それくらいです。



posted by しんざき at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月22日

今日のしんざきのゼルダプレイ記録 23/05/21

引き続きティアーズオブキングダムです。いやーーーー大変面白い。今あんまり余裕ないのについつい遊んでしまう。

取り急ぎ備忘的に、プレイメモを残しておきます。あまりネタバレに配慮していないので未プレイの方はご注意ください。

・ゾーラの里行きました
・シドを始め、みんな元気ですげー嬉しい
・というかゾーラの里って、4つの他種族拠点の中で一番住人のキャラクターが立ってるまであるよね
・お気楽天然人妻のディーメとか、リンクのことリンリンって呼ぶコーダとか、変な歌歌ってるマルートとか、成人女性キャラクターが全員可愛い
・ディーメは今回も漁に夢中になってフーキュに怒られてるところがとても好き
・それはそうとシドが元気で、それでいて前作より里に対する責任感も増していてちゃんと次世代族長の役目も果たしていて大変良かった
・その上でヨナがとてもいい味出していた
・最初は「テンプレ物静かお嬢様系かな?」と思ったんだけど、シドのこと「らしくない!!!」って怒鳴りつけるところとか、それでシドが奮起してるところとか滅茶苦茶好きな展開でした
・シドと一緒に戦えるの楽し過ぎました
・水の神殿までの道のり、リトの方よりは多少難易度マシだったけどそれでもかなり難しかった
・泡に入って移動するのはサクナヒメを思い出しました
・水の神殿ボスは「なんでティアキンなのにスプラトゥーンやらされてるの??」って感じだった
・どっちにせよヴァ・ルッタより難しかった気がするなあ
・なんにせよ色々回復してよかったよかった
・チューリもシドもだけど、分身がちゃんと戦闘で活躍してくれて素晴らしいです。いちいち切り替えないでも常時ついてきてくれるの便利過ぎる
・イチカラ村とウオトリー村にも行きました
・サクラダいないなーと思ったらこっちにいたのかよ!ってなった
・ウオトリー村の海賊退治、井戸の中の敵と海賊船への入り方が分からなくてめちゃめちゃ悩んだ
・あと家の再建が面倒くさすぎた
・ハイラル米20本って正気の沙汰じゃないだろどうすんのって思ったけど案外あっさり集まった
・木がモンスターになってるやつ怖い
・そろそろゲルドに行くか、それとも地上絵追いかけるかどっちにしようかなーと思っています。
・あと防具強化もぼちぼちやっていきたい

一旦それくらいです。


posted by しんざき at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月18日

ズイショさんに反応いただいたので折角なので反応を返してみます

見方の違い、捉え方の違いはあれど、大筋大きく考え方が対立してるわけじゃないんじゃないかなーと思いました(別に考え方が対立していちゃいけないわけでもないんですが)


というか元増田書いたのズイショさんだったの気付かなかった。言われて読み直してみるとズイショさんの文章だった。この辺の感覚鈍ってるなあ。


僕はそもそもそういう「正義の告発」みたいなものが純粋な正義感からの発露であることはごくごく稀でみんなケースバイケースにシームレスに自分に都合のいい時は正義を振りかざすし自分に都合の悪い時はうやむやにするのが常だと考えてるんだと思います。

子供は純粋で善なんだからルールを信じるんだし大人はそれを揶揄するのはどうなんだと言われても、俺は子供はそんなに馬鹿じゃないよ恣意的にルールを運用するしそれを善性によるものだと寛大に受け止めてやったらつけあがるだけだぜ、と思う


ここについては同感で、子どもは純粋でも善でもないし、正義の告発が純粋な正義感からの発露であることは稀である、と私も思います。いわゆる「告げ口」というものが善意や正義に基づくケースはむしろ希少なのではないか、とも思います。

ただ、私について言うと、A君の行為が正義感に根差してるのかどうかはあまり言いたいことに関係がなかったというか、

どちらかというとズイショさんが書くところの

「大人だってホウレンソウを大事にしてるでしょ、それをチクリって揶揄するのはどうなのさ」

という方がメインテーマなつもりでした。

>「自分の基準で納得できない行為について先生に報告する」というのを「告げ口」とか「チクリ」とかってラベリングするのっていじめっ子の論理じゃないの?

と私は記載したのですが、これ別に正義感とか善とかというものとは関係なく、たとえ「自分に都合がいい」ものであっても、告げ口自体は自分の中での何らかの基準に抵触した時に行われるものだろう、と私は思うんですよ。この「基準」が実際の法律や校則と合致しているかどうかとか、良識や正義に基づいているかどうかというのは、それはそれで論点ですが「報告・共有」という行為自体の正否とは直接紐づかない。

私は情報共有・連携・開示というものを重要視というか、割と無条件に肯定している方ですので、極端な話「その子が認識しているルールがてんで間違っていたとしても、それは「ルール認識が間違っている」という方向で個別に修正されるべきものであって、「大人(先生)への相談」自体が否定されるべきじゃない」と思っているんです。

ただこれは、もちろん私が単純に言葉足らずなのであって、

>仮にルール自体、あるいはルールに対する認識がおかしいのであれば、そのルールや認識の在り方について議論をするべきで、むしろ報告/共有すること自体は正しいことなんだよ、と言わないといけないじゃないですか?

という記載だけでそう取っていただくのは難しいと思います。すいません。この点、「僕は簡潔にまとめるのは取りこぼしが発生するので苦手なので」というズイショさんのお言葉通りだと思います。

で、


ただ、自分はそういう風な逃げを打ってルールからの逸脱をやっておきながら、他人のことになると自分が得意で苦じゃない領域になると、そのルールから逃れようとするやつを糺弾したがる態度ってのは、それは褒められたもんじゃないよ


これについてはご指摘の通りで、私が「情報共有・情報連携についてのラベリング」という方向にこだわっていた為、あまりA君の行動自体を評価はしていなかった(というより一つ目の元増田の方が念頭にあった)という点はあるかもなーと思いました。

それとは別に、


大人だってホウレンソウを大事にしてるでしょ、それをチクリって揶揄するのはどうなのさと言われても、ホウレンソウがすごく健全に機能する環境って全体の何パーセントなのよと素直に思う

それと同じくらい側面的な正義に酔って自分の非を顧みることができないシーンもあるだろうと思っている。後者の方がわかりにくいから厄介だなとも思っている。


ここについては認識というか想定しているシーンがだいぶ違いそうだなーと思っていて、いやまあ私が想定している方が(子どもの学校という場を離れているという点で)当初の話とずれたのかも知れないですが、ホウレンソウが機能するかしないのかという点についてどういう認識を持っているのか、という点はすり合わせの余地があるのかもな、と感じました。

私、ホウレンソウが「すごく健全に」機能するかどうかはともかくとして、ホウレンソウによるデメリットってメリットよりは余程突き当たる機会が少ないだろうと思っていて、うまく受け取ってもらえないことこそあれマイナス方向に働くことってあんまりない、と思っているんですよ。だから、ホウレンソウはほぼ無条件にいいものだし、無条件にいいものだってことを子どもにも認識して欲しいなーと思ってました。この認識、あるいは信仰が、前回の記事を書いた直接的な動機になっています。

ただ、


「子供が何が正しいか混乱しちゃうから、親で意見を揃えなさい、なんならジジババも意見を揃えなさい、何が正しいかをちゃんと子供が理解できるように、色んな大人が色んな意見を言うんじゃなくて、みんな大人が同じ意見を言ってこれが正しいんだってちゃんと子供に思ってもらえるようにしましょう」みたいなやつあるじゃん、アレが俺すげえ嫌いで、大人にもろくにできてないことを子供にそう思い込ませようとするのが嫌なんだ。しんざきさんのホウレンソウに対する提言にも同じニュアンスを感じて、やっぱちょっと嫌なんだよな。


どうなのかな、「みんな大人が同じ意見を言って」とまでは思っていなかったと思うんですが……どっちかというと、あんまりその言い方好きじゃないなあという、アンチテーゼ、というよりむしろ個人的な感情の発露みたいなつもりでした。けどまあ私の意見も押し付けっていえば押し付けかも知れない。


あんまりまとまってないですが、一旦それくらいです。



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2023年05月17日

それを「小物」と名付けるのはなんかおかしくないですか

こんな記事を読みました。


今は中学生の息子が、なんというか、小物キャラというか卑怯者みたいな感じで辛い
昨年中学の合唱コンクールの後にクラスメイトがファミレスで打ち上げ会をやったみたいで
息子とあと何人かが知らされずにハブられたらしいんだけど、いやもうこの時点で悲しいというかアレなんだけど
息子はどこからか情報を手に入れて担任に注進して、打ち上げ会を台無しにさせたみたいで
あと学校にスマホを持ち込んでる生徒を一々教師に密告していたらしい



クラスではちょっと浮いている。
クラスの輪にはなかなか入れていないが先生がいるところでは杓子定規な意見を率先して述べてアピールしたがる。
誰が掃除をサボっていたとか学校の備品を乱暴に扱う遊びをしていたとかの告げ口をする。
なのでクラスの輪からはますます蚊帳の外にされる。


二つ目の記事は、恐らく一つ目の記事を受けての内容なんだと思います。
大筋、どちらの記事も、

「なんらかのルールを杓子定規にとらえて、それに反する行為を先生に伝える」

ことを「告げ口」とか「密告」という言い方で表現して、それを「小物感」という言葉でまとめている、という構成になっていると思います。まあ、後者の記事のボーイスカウトにおける「借りる/借りない」の話は、記事の通りに読んでもあんまり大物/小物関係ないような気はするんですけど。

まあ、「先生に言いつける」という行為が、子どもたちの人間関係の中で忌避されがち、というのは分かるんですよ。友達付き合いとかその後の空気とか、あるいは友人間での印象とかを考えれば、そういうことをしないで流す方がなんだかんだでいい結果を生む場合が多い、というのも分かる。

ただ、自分の中でちょっとあんまり納得いかないなあと思ったのは、

・「自分の基準で納得できない行為について先生に報告する」というのを「告げ口」とか「チクリ」とかってラベリングするのっていじめっ子の論理じゃないの?
・報告/連絡/相談/共有って基本的にいいことだし必要なことじゃないの?
・それをマイナスの方向にラベリングする「小物」という言葉に大人が、あるいは親が賛同しちゃうの?

という点なんです。

だって社会人としての我々は、ことあるごとに「きちんと上司に報告・相談しましょう」「リーガル違反を見逃すのは良くないことです」って教えるし、教えられるし、そういう合意を形成しているわけじゃないですか?

「ちょっとくらいのルール違反は、空気の為に見逃しましょう」というロジックって、例えば内部告発を抑圧する組織側の論理であって、要は権力者側の言い方じゃありませんでしたか?

仮にルール自体、あるいはルールに対する認識がおかしいのであれば、そのルールや認識の在り方について議論をするべきで、むしろ報告/共有すること自体は正しいことなんだよ、と言わないといけないじゃないですか?

なのに、例えばせめて「君のスタンスは正しい。けれど、そのルール自体ちょっとおかしいし、人間関係のことを考えてもそれは言わない方がいいかも」と言い聞かせるわけじゃなくて、「小物感」という言葉になっちゃうのかなあ、と。更にその論調にたくさんの人が同意しちゃうのかなあ、って思ったんです。

いやまあ、現実問題として友人たちから浮いているし生きにくそうということであれば、「こういう選択肢もあるんだよ」ということは伝えてあげた方がいいだろうし、書かれていない範囲では元増田(冒頭の記事を書いた人)もそれをやっているのかも知れませんが、

にしても「小物」という言葉はちょっと違うんじゃないかなあ、と。

そんな風に思った次第なんです。


今日書きたいことはそれくらいです。
posted by しんざき at 18:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月16日

今日のしんざきのゼルダプレイ記録 23/05/16

どうもしんざきです。長男と同時並行でティアーズオブキングダムをやっておりまして、順調にSwitchの奪い合いが発生しています。
いやーこうなるとSwitchが2台欲しくなりますね。普段はそこまで被らないんだけど。

以下は個人用のプレイ記録及び備忘録です。ネタバレはあまり気にしないで書くので未プレイの方はご注意ください。

現在の進捗状況のツイート(投稿画面からツイートが連携出来なくなったので大変不便)

・超たのしい
・風の神殿はクリアして、カカリコ村とハテノ村にも行きました
・前作で見覚えがあるキャラがじゃんじゃか出てきて素晴らしい。もう丸ごとBotWのファンサービスか??って感じです
・風の神殿、到着するまでもダンジョン自体もくっっっっっっっっっっそむずかしかった
・まずたどり着くまでにものすごく苦労して、ダンジョン自体も普通にヴァ・メドーよりだいぶ難しかった気がする
・ウルトラハンドを使っての謎解きが難しいんですよ
・テバやサキや子どもたちが大活躍していて大変嬉しい
・チューリの能力、空を移動している時は滅茶苦茶便利で、鳥望台からの移動距離もすげー伸びる
・それでもリーバルトルネードが恋しくなる時はある
・ハテノ村が丸ごとクソエモだった
・いやまあトコユさんとかBotWの馴染みがいるのも良いんですが、リンクの家がですね
・「ゼルダの家」って!前作から一体どういう経緯があってそうなったのか!!!!
・食器とかも二人分用意されていてDLCやってると英傑たちのウツシエとかもちゃんと飾られていてもう激エモい
・ゼルダは村で慕われていて、ゼルダの帰りを待っている子どもなんかもいて、BotW後のゼルダとリンクの生活が想像出来てもうファンサービス100%過ぎる
・まあ細かいところはご自由にご想像くださいってことなんだろうけど(井戸の中とかシングルベッドとか)
・キノコを配って回るのになぜかやたら苦労した
・村長選自体は普通にいい話だったと思います
・カカリコ村ではパーヤがとても頑張っていてほっこりした(あとココナたちも元気だった
・今回地底が広すぎる(井戸の中とかも)
・リモコン爆弾がないので、岩を壊す為に無限に武器が消費されて武器がいくつあっても足りない……
・監視台の地下からハイラル城までたどり着く過程で武器が全部壊れた
・はやくマスターソード欲しい
・祠の謎解きも普通に難しいの多くって未クリアの祠がどんどん増えていく
・ゾナウギアの上手い使い方がまだ全然わかってない
・次はルージュに会いにゲルドに行くか、シドに会いにゾーラに行くか、ウオトリー村に観光にいくか迷い中

取り急ぎそんな感じです。






posted by しんざき at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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