2026年06月28日

ジャンプ+のカーレース漫画、「HAL FOMULA」第二話までで既にかなり面白かったし頑張って欲しい

「HAL FOMULA」を読みました。率直に、かなり面白いし、描写が超うまいし、カーレースってジャンプでは逆境かも知れないけど頑張って欲しいし応援したいと思いました。

少年ジャンプ+「HAL FOMULA」

世界的に知られる「F1」から見ると入門的な立ち位置になる「F4」、そのF4の舞台で戦う涼風満春(すずかぜみはる)が主人公のカーレース漫画。
現時点で二話まで読めるのですが、感想を箇条書きにしますと、

・まず、とにかくレースの描写がやたらうまい
・F4のマシンってかなり特徴的なフォルムなので、レース場面を破綻なく描くの結構難しいと思うんだけど、どのシーンも丁寧に書き込みつつのド迫力
・特に1話の「すぐ前で事故があったところで逆にアクセルを踏む」というシーンと、二話の「追い抜きのルートが見える」というシーンすげーかっこよかった
・そこに限らず、「カーレースの迫力をちゃんと出しつつ、どのコマでも「今何が起きているのか」がちゃんとわかりやすい、という時点で描写力・画力がすごいと思う
・主人公の覚醒が、「死の恐怖を感じることに対する生存本能がぶっ壊れてしまった」という点がとても危うく、かつカーレースとの相性が最高ですばらしい
・主人公の苦戦をしつこく描かず、覚醒までの展開がスピーディなのが今風だなーと
・そこの解説役の京極さん、実績があるレーサーが「自分と同じ」という点で涼風を評価しているのが気持ち良い
・京極さんの「主人公の強さの説明」がやたら分かりやすい
・主人公の涼風が素直でひたむきで好感度高い
・ハルカがかわいい
・「モータースポーツに興味がない女性記者」「冷静で冷たいようだけど主人公のことを評価してもおり、クビ回避のために尽力してくれた有能女性ディレクター」「もっさりした感じだけどちょこまか可愛くて、主人公に好意を抱いているらしい眼鏡マネージャー」「友人枠っぽい、ちょっとがさつな口調の女性メカニック」と、二話の時点で女性キャラの配役がツボを抑え過ぎている
・これかなり優秀な編集さんがついてそう
・東場さんの、「優勝おめでとう、待ったわ」って言うコマがイケメン過ぎて超かっこよくて好き

というような感じです。

というか作者の寺坂研人さん、どこかで見たお名前だなーと思ったら、同じジャンプのゴルフ漫画「グリーングリーングリーンズ」の方ですね。「ROBOT×LASERBEAM」の例を挙げるまでもなく、「ゴルフ」というのはジャンプでも不遇of不遇のジャンルでして、グリーングリーングリーンズも残念ながら比較的短期で終わってしまったわけですが、ゴルフに限らずジャンプって「野球・サッカー・バスケ(あとギリギリでテニス)」以外のスポーツ漫画が基本的に苦戦する印象です(その中で「アメフト」とかいう国内ではマイナーなスポーツでヒット作になったアイシールド21は特異点中の特異点)

カーレースの漫画も、ジャンプでは恐らく「サーキットの狼(1975年)」と「よろしくメカドック(1982年)」以降、連載では人気作が出ていないはず(よろしくメカドックですらアニメ化前に一度連載中断してる)で、そこに切り込むのは相当なチャレンジだなーと。

二話まで読んだ感じはかなり好みの感触で、「ジャンプにおけるレース漫画」というチャレンジを含めて人気出て欲しいなーと思うので、今後も楽しみにしていきたい次第です。

今日書きたいことはそれくらいです。










posted by しんざき at 17:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・漫画関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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