2026年07月25日

映画ちいかわ観に行ったので感想を書きます(若干ネタバレあり) 26/07/25

ちょうど時間があったので、次女と二人で行ってきました。大変面白かったです。
以下、ちょっと感想を書くのですが、内容に触れているため、Twitterで原作公開済みの映画とはいえ、初見の人にはお勧め出来ません。


シナリオについては、多少の追加・修正はあれどほぼ原作通りの展開で、余計な尺稼ぎみたいな部分が一切なく、本当にナガノ先生の意図や思いをそのまま表現しようというスタッフさんの想いが伝わってきましたし、一方「(元々映画化のために描かれていたとはいえ)ちゃんと原作の時点で既に映画として成立するシナリオだったんだ……」と思うと、改めてナガノ先生の筆力あまりにも尋常じゃねえなと思うばかりでした。とにかく、「ちいかわを映画化」という点でいうと、これ以上ない100点満点の回答として仕上がっていると感じました。

絵も、ちいかわの元々のシンプルな絵を映画にするってどんな感じなんだろうと思っていたら、島の背景とか海や水のシーンとかとんでもなく力が入った描写ばかりで、特に「夜の海と空」の描写は滅茶苦茶綺麗に描かれてるなーと感動しました。ちいかわたちのシンプルな絵柄も、違和感なくスクリーン上で描写されているばかりか、ちゃんと「映画仕様」というか、アクションシーンでもきちんと迫力が出るような描かれ方をしていて素晴らしい。


あと音楽、既にオリジナルサントラがSpotifyなどのサブスクでも配信されているので聴いてみていただきたいのですが、とにかくセイレーンの歌がものすごーくよくて、島のうたセイレーンverとか、歌詞は単にお祭りメニュー並べてるだけの筈なのに神秘的なまでに伸びやかなボーカルとコーラス、それだけでセイレーンという「一見コミュニケーションができそうなのに、実際話してみようとするとどういう意味でも理解不能な人外」というキャラクターが表現されているなーと。



それと、個人的に衝撃だったのが、私声優さんの声を聞き分けるのが苦手なのに、今回ラッコ(cv.内田雄馬さん)の声は何故かちゃんと「グ・ラハだ!!」って認識できまして、映画館がFF14における極セイレーン討滅戦になった気分で大変楽しめました。

以下のような共通点があるため、映画ちいかわは大体FF14です。

・内田雄馬さん(が声を当てているキャラ)が皆をまとめる立場
・内田雄馬さんの指揮で巨大な脅威に立ち向かう
・内田雄馬さんが捕まる
・タンクとアタッカーとヒーラーがいる
・脅威の討滅戦の前に料理を作る(バザーで買っても良い)
・討滅戦の曲がボーカル入りでめちゃ良い

グラハいいですよね。クルルさんとグラハが絡んでるところ好き過ぎる。

以下、思ったことを箇条書きにしてみます。

・主要キャラの内半分以上が喋らないのに、ちゃんと作劇が成立してるところ(原作通りだけど)改めてすごい
・これも原作通りだけど、解説役のハチワレとラッコがすごく忙しくて大変そう
・シーサーとくりまんじゅう、今回話の本筋にはあまり絡んでこなくて、カレー作る時以外はほぼくりまんじゅうが酒飲んで寝てる横でシーサーが和んでるだけなんですが、毎回観客の緊張感が高まった頃に二人のシーンが出てきて「あ、これ観客の感情メーターをうまくリセットしてるな?FF14でいうところのヘイト管理だな?」と思いましたやはり映画ちいかわはFF14(シーサーはヒーラー)
・モモンガの、「実はいいヤツだった、憎めないところもある、というような描写が一切なく、本当にただただ傍若無人」というところがきっちりと描写されていてすばらしい
・そのモモンガが結果的にちいかわを助けた形になった時、古本屋が「いいことすることもあるじゃん…!」みたいな顔で喜んでいたのも好き
・飴あげるときのちいかわの心底嫌そうな声好き
・島二郎めちゃめちゃ動いてた
・とにかくヒトハとフタバの関係性がひたすら映画館のスクリーン上で描写されるの、観客の感情を徹底的に削りに来ていて好き
・うさぎはとにかくもう安定してうさぎだった
・エンディングテーマいいですよね
・歌詞の意味を色々考えるんだけど、歌詞の中に色んな解釈ができるところも含めてナガノ先生の想いなのかなーと
・ただ、どうも「カメラ」とか「気づいたらもう朝(ひとりごつ)」とか「花瓶」とか、ハチワレを連想させるワードが多くて、どうもハチワレ視点の曲なのかなーと考えてしまいます
・そして公開一日前に公式が出してたカウントダウンイラスト……
・私がいった映画館では、小さなお子さんも含めて誰もスタッフロール中に席を立ちませんでした
・ただ、隣の席で幼稚園くらいの子が、セイレーンの眼が赤くなるあたりでお母さんに抱っこを求めて、その後お母さんはスタッフロール中もじーっとお子さんをぎゅっと抱き締めたままだったのが印象的でした

ということで、一言でいうと大変面白かったです。
皆さんもよかったらどうぞ!

今日書きたいことはそれくらいです。









posted by しんざき at 15:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・漫画関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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